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南半球でインフルエンザになる人がビックリするほど少なかった。ウィルス干渉?
【希望?】この冬の南半球で、インフルエンザになる人がビックリするほど少なかったことが判明
市川衛 | 医療の「翻訳家」2020/9/11(金)

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

こんにちは。
2020/9/11(金)のヤフーニュースに、
上記の記事が掲載されました。

オーストラリアや南アフリカなど南半球の国々で、
この冬、インフルエンザの流行が記録的に少なかったということです。

オーストラリア保健省は、新型コロナ対策の、
・適切なマスク着用
・3密を避ける
・帰宅時などに手を洗う

の励行が、インフルエンザの発症予防に役立った可能性を指摘しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

グラフをみれば明らかなように、
2019年のオーストラリアのインフルエンザの流行は7月にピークがあり、
ほぼ例年通りの感染者数であったと思われます。、
これに対して2020年は、ピークどころか、
4月からほとんど感染者数ゼロが続いています。
インフルエンザの検査は多く行われているのに、
ほとんど検出されていないわけですから、
流行は本当に起きていない可能性が高いです。

私も新型コロナ対策が一定ていど奏功した可能性はあると思います。
しかし新型コロナウィルスに感染している人はそこそこいるわけですから
インフルエンザだけが感染ゼロというのは、
コロナ対策奏功だけでは説明がつかないと思います。

さて、ウィルス間の干渉という現象があります。(☆)
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象です。
あくまでも仮説ですが、今回の新型コロナ流行とインフルエンザ激減に関して、
端的に言ってこのウィルス間の干渉が生じた可能性があります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

A)2020年7月中旬から8月初旬にかけて
オーストラリアの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

B)2020年7月初旬から8月初旬にかけて
南アフリカの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

C)2020年5月初旬から8月初旬にかけて
チリの新型コロナが流行した。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。


国民性からみて、少なくとも、南アフリカやチリの人々が、
「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行したとは、考えにくいです。
また、オーストラリアも、
日本ほど「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行しているとは思えません。

さらに日本においても、
D)2019年から2020年度のインフルエンザ感染者数が、例年に比べて激減した。
 この現象も新型コロナウィルスによるウィルス干渉のためと考えられる。

 インフルエンザ感染者数は、1月の第4週あたりがピークですが
 2020年度の患者数は例年の1/4~1/6です。
 新型コロナの日本初の感染者報告は、2020年1月16日ですが、症状がないか軽い人が8割ですから、
 もう少し前から日本に上陸していた可能性が高いです。
 従って、今冬のインフルエンザ激減に関しても、
 ウィルス間の干渉によって説明できると思います。

<結論>
A)B)C)D)を考慮すると、新型コロナが流行している限りは、
日本において、2020年11月~2011年3月のインフルエンザ流行は
ほとんど生じない可能性が高いと思います。


(☆)ウィキペディア
ウイルス学における干渉(かんしょう、interference)とは
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象。
干渉の機構として、一方のウイルスが吸着に必要なレセプターを占領あるいは破壊してしまうために
他方のウイルスが吸着することができなくなる、
増殖に必要な成分が一方に利用され、他方が利用できない、
一方が他方の増殖を阻害する因子を放出するなどの異種ウイルス間の干渉現象のほか、
同種ウイルス間で欠陥干渉粒子(DI粒子)による増殖の阻害、
インターフェロンによる増殖の抑制がある。


江部康二


コメント
本日検診のご報告です
お世話になります、糖質制限初心者のボーンと申します。
スーパー糖質制限を始め、ひと月半経過した本日、8週ぶりの検診日でした。主な結果は
食後1時間血糖値:125
HbA1c:5.9(前回値6.1)
ケトン体:2+(前回値-)
中性脂肪:157(前回値57)
HDLコレステロール:54(前回値60)
LDLコレステロール:255(前回値110)
体重:6kg減
でした。
HbA1cに関しては前回値6.1はインスリン打っての6.1なので江部先生仰るところの質の悪いA1c、最大3ヶ月の平均と考えると次回検診結果が正真正銘の質の良いA1cと言う事になりますね。
そして医師からは
「コレステロールが高い」と想定内の指摘がありましたが江部先生の過去記事で勉強させて戴いていたので
ハイハイと聞き流し、スーパー糖質制限を始めて、インスリンも薬の服用もやめてる事を伝えました。

すると糖質制限否定派の医師の様で、長期の糖質制限は危険だの米を食べないと植物性タンパク質が摂れないだの言われましたがそこは聞き流し、次回検診まで続ける事で取り敢えず合意。
糖尿病との闘いより否定派医師との闘いの方が面倒になって来ました。

そして支払いの段になって拍子抜け。いつも診察料と薬局代で2万円だったのが2千円で済みました。

取り急ぎ先生にご報告とお礼が言いたくて書き込んでしまいました。

先生、いつも情報発信をありがとうございます。本日の記事も大変興味深いです。

それでは長文失礼しました。
2020/09/14(Mon) 17:57 | URL | ボーン | 【編集
結果的にコロナは救世主
江部先生。

お話が正しければ、
コロナでインフル犠牲者が減り、
結果的に人々を救うのでは・・

(;´д`)

究極的にはコロナ対策を○める
のが正解ということに?

え!(;´д`)
2020/09/14(Mon) 19:58 | URL | イナガキ | 【編集
糖質制限理論*否定派医師との闘い!!
都内河北 鈴木です。

ボ~ンさんの『糖質制限理論*否定派医師との闘い』は、
私は『改善*結果』を出した8年前より、
都内S区最大病院、都内S区区役所、で現在も是か非かの闘いをしています!!

明らかに、『改善*結果』出した私が、『有利、優性』ですが、
この事から、江部先生のブログ発信には、感謝尽きません!!

ボ~ンさんの様に、医療費の減額は勿論ですが、
「日本糖尿病学会」の無知*医療規定によりの後遺症『眼、脳梗塞、』が、
『覚醒、再覚醒、』は、
江部先生『糖質制限理論』の御陰ですと、
明言できます!!

江部先生『糖質制限理論』による改善者は、皆考えることは、一緒ですね!!!

江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
更なる脳梗塞が『覚醒、』継続している事には、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/09/15(Tue) 00:07 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
次回流行期のインフルエンザは多い、少ない?
>南半球の国々で、この冬、インフルエンザの流行が記録的に少なかった

日本のインフルエンザもかなり少なかったと思います。
マスクや消毒などのコロナ対策が功を奏したのかウィルス間の干渉は分かりませんが、少なかったことは事実です。

今年の冬にインフルエンザと新型コロナの「同時流行」のような情報を流すメディアや専門家(単なるコメンテーター?)もいるようですが、何を根拠にしているのか不思議です。
このままコロナ対策が続いていれば、次回の流行期も感染が抑えられると考えるのが自然ではないでしょうか。
2020/09/15(Tue) 06:56 | URL | 西村典彦 | 【編集
Re: 本日検診のご報告です
ボーン  さん

スーパー糖質制限を始めて、インスリンも薬の服用もやめて
HbA1cが6.1%⇒5.9% とは素晴らしいです。

体重:6kg減 年齢、身長、体重、性別は如何でしょう。

そして支払いの段になって拍子抜け。いつも診察料と薬局代で2万円だったのが2千円で済みました。
インスリン注射をしていると、
◆在宅自己注射指導管理料・・・750点
◆注射針加算・・・・・・・・・200点
◆血糖自己測定加算・・・・・・580点
が算定されます。
それが無くなったので、2万円から2000円となったのでしょう。
2020/09/15(Tue) 10:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 結果的にコロナは救世主
イナガキ  さん

日本においてはここ数年インフルエンザで1000~3000人以上亡くなられています。
それは、激減すると思われます。

一方、新型コロナで、2020/9/14時点で、1442名死亡されています。

従って、差し引きすると、日本の年間死亡者数への影響は、あまり無いように思われます。

2020/09/15(Tue) 10:18 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 次回流行期のインフルエンザは多い、少ない?
西村典彦 さん

そうですね。
ご指摘通り、
日本のインフルエンザも南半球のインフルエンザも事実として、激減しています。

「コロナ対策」、「ウィルス間干渉」
これらが同様とすれば、日本の来たる冬のインフルエンザは、激減の可能性が高いですね。
2020/09/15(Tue) 12:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生、基本データが抜けており失礼しました。
当方、男性、55歳、168cm
体重が8/1の69.6kgから今朝の63.3kg、現在BMIが22.4でございます。
2020/09/15(Tue) 12:18 | URL | ボーン | 【編集
上久保説
昨年12月の日本国内インフルエンザ感染者はものすごく少なかったです。
上久保先生の説では、この時点で既に弱毒型の新型コロナが日本に持ち込まれ相当蔓延しており、ウイルス干渉でインフルエンザ感染が減ったとのことです。
このおかげで日本人の新型コロナの重症者死者数が西欧諸国と比べて少ない、というのが上久保説です。
コロナへの抵抗力はおもに細胞性免疫のため液性免疫を測る抗体価とは比例していないとのことです。
細胞性免疫が落ちている糖尿病患者で重症化が多かったのも納得です。
2020/09/15(Tue) 17:28 | URL | ネコ太郎 | 【編集
Re: 本日検診のご報告です
ボーン さん

体重が8/1の69.6kgから今朝の63.3kg、現在BMIが22.4
なら、絶好調ですね。

食後1時間血糖値:125
HbA1c:5.9(前回値6.1)
ケトン体:2+(前回値-)
中性脂肪:157(前回値57)
HDLコレステロール:54(前回値60)
LDLコレステロール:255(前回値110)


次回は、早朝空腹時の検査をしてみましょう。
それで、
中性脂肪値が60~80mg/dl以下
HDLコレステロールが60mg/dl以上

を目指しましょう。

そうなれば、LDLコレステロールは、ほとんどが
標準の大きさの善玉であり、
悪玉の小粒子LDLコレステロールや酸化LDLコレステロールは
ほとんどないことになります。
2020/09/15(Tue) 17:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 上久保説
ネコ太郎 さん

情報をありがとうございます。
上久保先生のユーチューブは見ました。
説得力があるので、本ブログ記事にもしました。


京都大学大学院研究科特定教授・上久保靖彦氏。集団免疫説。 
2020年08月17日 (月)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5342.html
2020/09/15(Tue) 17:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生、コメントありがとうございます。

コメントの
次回は、早朝空腹時の検査をしてみましょう。
それで、
中性脂肪値が60~80mg/dl以下
HDLコレステロールが60mg/dl以上
を目指しましょう。

の部分で疑問が沸き検索してみたところ2017年3月10日の記事に回答がありました。

因みに10時間以上の絶食後であれば、午後イチの検査でも同じでしょうか?
それとも午前中活動してしますと数字に変化が出るのでしょうか?
次回検診が午後イチになっています。

江部先生、何度もすみませんがよろしくお願いいたします。
2020/09/16(Wed) 10:07 | URL | ボーン | 【編集
Re: タイトルなし
ボーン さん

朝食抜きであれば、10時間以上の絶食で、
午後イチの採血で、大丈夫です。
2020/09/16(Wed) 11:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生
午後でもOKとの事、ありがとうございました。
2020/09/17(Thu) 08:01 | URL | ボーン | 【編集
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