2020年08月25日 (火)
こんばんは。
職場の健康診断では、
糖尿病チェックのため、早朝空腹時の血糖値とHbA1cを検査します。
これは普通の企業は勿論のこと、医療機関でも同様です。
<空腹時血糖値>
・110mg/dl未満 : 正常型
・110~125 : 境界型
・126以上 : 糖尿病型
<75g経口ブドウ糖負荷試験・食後2時間血糖値>
・140未満 : 正常型
・140~199 : 境界型
・200以上 : 糖尿病型
正常型、境界型、糖尿病型は、上記のように定義されています。
しかし、食後の高血糖が数年間続いてから、
はじめて空腹時血糖値が境界領域に悪化してくることがほとんどです。
従って、今の健康診断のシステムでは、
初期の糖尿病を見逃してしまう可能性が極めて高いのです。
食後の血糖値を測定すれば、境界型や初期の糖尿病をチェックできるのですが、
現実には行われていません。
私も、高雄病院という医療機関に1978年から勤務しているのですが、
年一回の職場健診は早朝空腹時の採血でした。
1997年には107、1998年には115、1999年には112mg/dlでした。
両親ともに糖尿病なので
「境界領域か。そろそろ糖尿病やばいかな?」くらい軽くとらえていたのです。
今から思えば、この時点で充分食後高血糖だったのです。
そして2002年、たまたま主食(糖質)摂取後1時間の血糖値を測定したら250mg/dlあり、HbA1cは6.7%で、
糖尿人確定となったのです。
胚芽米の炊いたご飯を一人前食べた結果です。
念のため玄米の炊いたご飯を一人前食べたときは、228mg/dlくらいでした。
確かに玄米のほうが胚芽米より食後血糖値は低めですが、
所詮は200mg/dl以上であり、合併症予防という点で、臨床的には無意味です。
現在、糖尿病でない患者さんにも、主食(糖質)摂取後、
1時間あるいは2時間の血糖値測定を勧めて、
糖尿病の早期発見を目指しています。
食後1時間値が、180mg/dlを超えていれば、食後2時間値が140mg/dlの正常型でも、
将来糖尿病になりやすいので注意が必要です。
正確なデータが必要なときは、75g経口ブドウ糖負荷試験を実施します。
しかしそれは、検査代もいるし、2時間以上時間がかかるし面倒くさいです。
普通に糖質のある食事(ご飯とかパンなどとおかず)をしたら、
ほとんどの場合1回の食事の糖質量は70~80gあるので、
それで充分代わりになります。
午前8時に食べ始めたら、午前9時が食後1時間で、午前10時が食後2時間です。
さらに簡便には、ドラッグストアで尿糖試験紙を購入して
食後1時間~2時間の尿糖を測定したらいいです。
これなら医療機関に行く必要もないので安価ですね。
尿糖が陽性なら、食後血糖値が180mg/dlを超えている可能性が高いので、
医療機関で精査が必要です。
江部康二
職場の健康診断では、
糖尿病チェックのため、早朝空腹時の血糖値とHbA1cを検査します。
これは普通の企業は勿論のこと、医療機関でも同様です。
<空腹時血糖値>
・110mg/dl未満 : 正常型
・110~125 : 境界型
・126以上 : 糖尿病型
<75g経口ブドウ糖負荷試験・食後2時間血糖値>
・140未満 : 正常型
・140~199 : 境界型
・200以上 : 糖尿病型
正常型、境界型、糖尿病型は、上記のように定義されています。
しかし、食後の高血糖が数年間続いてから、
はじめて空腹時血糖値が境界領域に悪化してくることがほとんどです。
従って、今の健康診断のシステムでは、
初期の糖尿病を見逃してしまう可能性が極めて高いのです。
食後の血糖値を測定すれば、境界型や初期の糖尿病をチェックできるのですが、
現実には行われていません。
私も、高雄病院という医療機関に1978年から勤務しているのですが、
年一回の職場健診は早朝空腹時の採血でした。
1997年には107、1998年には115、1999年には112mg/dlでした。
両親ともに糖尿病なので
「境界領域か。そろそろ糖尿病やばいかな?」くらい軽くとらえていたのです。
今から思えば、この時点で充分食後高血糖だったのです。
そして2002年、たまたま主食(糖質)摂取後1時間の血糖値を測定したら250mg/dlあり、HbA1cは6.7%で、
糖尿人確定となったのです。
胚芽米の炊いたご飯を一人前食べた結果です。
念のため玄米の炊いたご飯を一人前食べたときは、228mg/dlくらいでした。
確かに玄米のほうが胚芽米より食後血糖値は低めですが、
所詮は200mg/dl以上であり、合併症予防という点で、臨床的には無意味です。
現在、糖尿病でない患者さんにも、主食(糖質)摂取後、
1時間あるいは2時間の血糖値測定を勧めて、
糖尿病の早期発見を目指しています。
食後1時間値が、180mg/dlを超えていれば、食後2時間値が140mg/dlの正常型でも、
将来糖尿病になりやすいので注意が必要です。
正確なデータが必要なときは、75g経口ブドウ糖負荷試験を実施します。
しかしそれは、検査代もいるし、2時間以上時間がかかるし面倒くさいです。
普通に糖質のある食事(ご飯とかパンなどとおかず)をしたら、
ほとんどの場合1回の食事の糖質量は70~80gあるので、
それで充分代わりになります。
午前8時に食べ始めたら、午前9時が食後1時間で、午前10時が食後2時間です。
さらに簡便には、ドラッグストアで尿糖試験紙を購入して
食後1時間~2時間の尿糖を測定したらいいです。
これなら医療機関に行く必要もないので安価ですね。
尿糖が陽性なら、食後血糖値が180mg/dlを超えている可能性が高いので、
医療機関で精査が必要です。
江部康二
都内河北 鈴木です。
<本日記事は、言われなければ、気付かない重大だな事だなと考えます!!>
『空腹血糖値より、食後血糖値が大事。』!!
私は21年間、後半7年間は「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医に、
時代進化・解明した医療世界情報を隠蔽されて
薬大量投与で、病態悪化一途で
『右目眼圧破裂失明、緑内障発症、脳梗塞発症・救急搬送、』
この病態から脱出できたのは、
<江部先生『糖質制限理論』>をタマタマ知り、
*脚気・高木兼寛医師!!
*世界大戦ガダルカナル帰還兵の父親の食生活!!
などから自身が会席調理師をしていたことから、
江部先生の『理論説明は全てウナヅケル事ばかりでした!!!』
2012年10月1日値より実践で、3ヵ月足らずで、
インスリン・ヒュ~マリン増量投与3年半余り、
最終投与時は、
1日(8・6・6)投与でした!!!
だが『江部先生『糖質制限理論』実践で、
『3ヵ月足らずでインスリン自主離脱し、ヘモグロビン正常化!!』
できた事は忘れられない事実です!!!』
以降8年目の今年3月には、後遺症『脳梗塞、』が、
4度目の『改善・覚醒、』している脳神経内科・院長驚愕の事実です!!!
<<反論できるか!!
糖尿病・専門組織「日本糖尿病学会」!!>>
江部先生『糖質制限理論』により世界解明され、
スウェ~デン2008年、イギリス2011年、アメリカ2013年10月、
が受容している世界の医学知識を無視している
『日本医学界の糖尿病・専門組織「糖尿病学会」治療』で、
悪化一途で、殺されかけた患者の気持ちが理解できるかと発言したい!!!
*『糖質』が、時代進化・解明され『害毒』だと解明されたのなら
『告知は、必須だと考えます!!!』
【そして検査方法も進化しなければ、ならないかなと考えます!!】
本日記事内容は、日本国民には、糖尿病を甘く考えないためにも、
記憶しておくことは、
重要だなと考えます!!
本日記事には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
<本日記事は、言われなければ、気付かない重大だな事だなと考えます!!>
『空腹血糖値より、食後血糖値が大事。』!!
私は21年間、後半7年間は「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医に、
時代進化・解明した医療世界情報を隠蔽されて
薬大量投与で、病態悪化一途で
『右目眼圧破裂失明、緑内障発症、脳梗塞発症・救急搬送、』
この病態から脱出できたのは、
<江部先生『糖質制限理論』>をタマタマ知り、
*脚気・高木兼寛医師!!
*世界大戦ガダルカナル帰還兵の父親の食生活!!
などから自身が会席調理師をしていたことから、
江部先生の『理論説明は全てウナヅケル事ばかりでした!!!』
2012年10月1日値より実践で、3ヵ月足らずで、
インスリン・ヒュ~マリン増量投与3年半余り、
最終投与時は、
1日(8・6・6)投与でした!!!
だが『江部先生『糖質制限理論』実践で、
『3ヵ月足らずでインスリン自主離脱し、ヘモグロビン正常化!!』
できた事は忘れられない事実です!!!』
以降8年目の今年3月には、後遺症『脳梗塞、』が、
4度目の『改善・覚醒、』している脳神経内科・院長驚愕の事実です!!!
<<反論できるか!!
糖尿病・専門組織「日本糖尿病学会」!!>>
江部先生『糖質制限理論』により世界解明され、
スウェ~デン2008年、イギリス2011年、アメリカ2013年10月、
が受容している世界の医学知識を無視している
『日本医学界の糖尿病・専門組織「糖尿病学会」治療』で、
悪化一途で、殺されかけた患者の気持ちが理解できるかと発言したい!!!
*『糖質』が、時代進化・解明され『害毒』だと解明されたのなら
『告知は、必須だと考えます!!!』
【そして検査方法も進化しなければ、ならないかなと考えます!!】
本日記事内容は、日本国民には、糖尿病を甘く考えないためにも、
記憶しておくことは、
重要だなと考えます!!
本日記事には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/08/26(Wed) 09:48 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
>食後の血糖値を測定すれば、境界型や初期の糖尿病をチェックできるのですが、現実には行われていません。
これは是非とも健康診断に取り入れていただきたいと強く思います。他の検査もあるので1日では難しい面もありますが、工夫次第でできるのではないでしょうか。
健康診断で空腹時血糖値が正常値を外れていれば、その時点でかなり進んでいるものと思いますが、私もそうでしたが、ちょっとくらい超えてもいずれ下がるだろうくらいに軽く考えてしまいます。
この点は、空腹時血糖値がどういうものなのかの啓蒙も含め、ぜひ食後血糖値を重視すべきことをもっと広く知ってもらいたいです。
日本糖尿病学会もこの点をもっと重視して血糖値スパイクをなくす方法を啓蒙してもらいたいものです。
折角、健康診断で赤信号が出てもそれを理解する知識がなければ何のための健康診断か分かりませんし、もったいないです。私自身もそうだったので人の事は言えませんが。
これは是非とも健康診断に取り入れていただきたいと強く思います。他の検査もあるので1日では難しい面もありますが、工夫次第でできるのではないでしょうか。
健康診断で空腹時血糖値が正常値を外れていれば、その時点でかなり進んでいるものと思いますが、私もそうでしたが、ちょっとくらい超えてもいずれ下がるだろうくらいに軽く考えてしまいます。
この点は、空腹時血糖値がどういうものなのかの啓蒙も含め、ぜひ食後血糖値を重視すべきことをもっと広く知ってもらいたいです。
日本糖尿病学会もこの点をもっと重視して血糖値スパイクをなくす方法を啓蒙してもらいたいものです。
折角、健康診断で赤信号が出てもそれを理解する知識がなければ何のための健康診断か分かりませんし、もったいないです。私自身もそうだったので人の事は言えませんが。
2020/08/26(Wed) 13:04 | URL | 西村 典彦 | 【編集】
西村 典彦 さん
ご指摘通りと思います。
これからも『食後血糖値測定の重要性性』を、繰り返し、発信していこうと思います。
ご指摘通りと思います。
これからも『食後血糖値測定の重要性性』を、繰り返し、発信していこうと思います。
2020/08/26(Wed) 13:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
なぜ人間は本当は糖質を必要としない(糖質は体に害を及ぼすしかない)のに細胞は糖質をエネルギー源とするのですか?
昔の狩猟民族の時は穀物がなかったため動物の細胞は糖質ではなくてタンパク質、脂質をエネルギーとしていたのですか?
教えて下さい。
昔の狩猟民族の時は穀物がなかったため動物の細胞は糖質ではなくてタンパク質、脂質をエネルギーとしていたのですか?
教えて下さい。
都内河北 鈴木です。
naochabinさん、質問の更なる知識学習の為に、
顧問・夏井睦医師『炭水化物が人類を滅ぼす』を
1読することを、お勧めします!!
<<ベストセラ~ですから!!>>
江部先生の回答が、楽しみです!!
更なる学習を致します!!
江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
naochabinさん、質問の更なる知識学習の為に、
顧問・夏井睦医師『炭水化物が人類を滅ぼす』を
1読することを、お勧めします!!
<<ベストセラ~ですから!!>>
江部先生の回答が、楽しみです!!
更なる学習を致します!!
江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/08/26(Wed) 19:17 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
先生のブログで勉強している読者です(62歳、女性)。毎日ありがとうございます。私は、2018年10月に「原発性アルドステロン症」という高血圧の確定診断のために、検査入院を1週間しました。結果は「確定」で、一生涯の服薬継続の身となりました。知らずに放置となって高血圧で血管がボロボロになるよりは、たぶん健康寿命が多少は伸びるのではないかな…との意味で「めでたい」出来事でした。糖質制限は、血糖値スパイク防止&老化と認知症予防を目的に、この検査入院の1年前から始めており、もちろん現在も継続中です。前置きが長くなりましたが、ずっと気になっていたことを質問させてください。
この検査入院の時にたくさんの検査をしたのですが、その中に「75g経口ブドウ糖負荷試験」もありました。評価としては「正常型」なのですが、途中経過の数値が気になりました。
PG/IRI
0分 96/4.12
30分 118/195.2
60分 76/20.77
90分 108/24.77
120分 118/40.62
気になったのは、血糖値が 60分で「76」に下がっていることです。そして、いったん下がった後に、また上がっていることです。(これは「低血糖」ということなのでしょうか?) 120分後の数値では私は「正常型」ですが、この60分後に「76」に下がってまた上がるという経過も「正常型」、と考えて大丈夫なのでしょうか?
入院時に複数の医師に聞いたところ内分泌の教授にも確認してくださったのですが、教授も「知らない」そうでした。だったら気にしすぎなのだろうとは思って現在に至っていますが、ちょうどこの日のブログを読み、思い出しました。思い切って質問させてください。よろしくお願いいたします。
この検査入院の時にたくさんの検査をしたのですが、その中に「75g経口ブドウ糖負荷試験」もありました。評価としては「正常型」なのですが、途中経過の数値が気になりました。
PG/IRI
0分 96/4.12
30分 118/195.2
60分 76/20.77
90分 108/24.77
120分 118/40.62
気になったのは、血糖値が 60分で「76」に下がっていることです。そして、いったん下がった後に、また上がっていることです。(これは「低血糖」ということなのでしょうか?) 120分後の数値では私は「正常型」ですが、この60分後に「76」に下がってまた上がるという経過も「正常型」、と考えて大丈夫なのでしょうか?
入院時に複数の医師に聞いたところ内分泌の教授にも確認してくださったのですが、教授も「知らない」そうでした。だったら気にしすぎなのだろうとは思って現在に至っていますが、ちょうどこの日のブログを読み、思い出しました。思い切って質問させてください。よろしくお願いいたします。
2020/08/27(Thu) 16:57 | URL | 金谷りえ | 【編集】
金谷りえ さん
①
原発性アルドステロン症は、高血圧の約10%とされ、思ったより頻度の多い疾患です。
推定患者数は200万~400万人とされています。
仰る通り、確定診断で、適切な薬が処方されて、良かったです。
②
「75g経口ブドウ糖負荷試験」
正常型ですが、30分で195.2とかなり多めのインスリンが分泌されています。
それに反応して、60分血糖値が76mgまで下がっています。
インスリン分泌指数:8.68
インスリン分泌指数が0.4以下は糖尿病、または境界型でも将来糖尿病になりやすいとされています。
金谷さんは、0.5以上で正常なのですが、8.68とかなり高いです。
このタイプは、糖質摂取で「機能性低血糖」を生じやすいです。
糖質制限食なら機能性低血糖を起こさないので、安全です。
①
原発性アルドステロン症は、高血圧の約10%とされ、思ったより頻度の多い疾患です。
推定患者数は200万~400万人とされています。
仰る通り、確定診断で、適切な薬が処方されて、良かったです。
②
「75g経口ブドウ糖負荷試験」
正常型ですが、30分で195.2とかなり多めのインスリンが分泌されています。
それに反応して、60分血糖値が76mgまで下がっています。
インスリン分泌指数:8.68
インスリン分泌指数が0.4以下は糖尿病、または境界型でも将来糖尿病になりやすいとされています。
金谷さんは、0.5以上で正常なのですが、8.68とかなり高いです。
このタイプは、糖質摂取で「機能性低血糖」を生じやすいです。
糖質制限食なら機能性低血糖を起こさないので、安全です。
2020/08/28(Fri) 07:55 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、お返事ありがとうございました。
これまでの「謎」が解けました! 糖質を普通に食べていた若いころから謎の不調(強烈な眠気、だるさ、動悸など)があり、不思議に、恐怖に、思ってきましたが、それは機能性低血糖の症状だったのですね。でも私はたぶん診察室では「気にしすぎ、神経質で厄介な患者」など思われてきたと思います。私の心の底には、わかってもらえなかった悲しみが檻のようにたまっています。でもやはり、きちんとした(科学的な?)根拠のあることだったのですね!
どうも私は、この症状の絶対的な予防法である糖質制限を、本能的・直感的に始めていたような気がします。先生の説を初めて知った時に、糖尿病の家系ではないし自分の検査データが悪いわけでもなかったけれど、なぜかとても惹かれ、慎重なタイプの人間なので私としては珍しいことでしたが、すぐに実践しました。するとすぐにその効果のほどを身をもって確認することができ、ごく自然に、糖質制限は自分の人生の一部に、すんなりと移行しました(夫も同時に巻き込みました)。それにしても、検査入院した大きな病院(地域の中核病院)のドクターの「知らない」にはビックリ!です。先生、これからの時代は、「機能性低血糖の予防のためにも、糖質制限!」ですね!
ところで、どうして私のインスリン分泌指数はこれほど高く、低血糖の症状を引き起こしてしまうのでしょうか。
もちろん糖質制限は絶対ですが、その他に、何か、改善すればよいことや気をつけることはあるのでしょうか。
たぶん世の中にはたくさん隠れているのだろう、私のような「隠れ機能性低血糖症」の女性のために、こちらのブログでの情報発信を、どうぞよろしくお願いいたします。私も引き続き勉強させていただきます。
これまでの「謎」が解けました! 糖質を普通に食べていた若いころから謎の不調(強烈な眠気、だるさ、動悸など)があり、不思議に、恐怖に、思ってきましたが、それは機能性低血糖の症状だったのですね。でも私はたぶん診察室では「気にしすぎ、神経質で厄介な患者」など思われてきたと思います。私の心の底には、わかってもらえなかった悲しみが檻のようにたまっています。でもやはり、きちんとした(科学的な?)根拠のあることだったのですね!
どうも私は、この症状の絶対的な予防法である糖質制限を、本能的・直感的に始めていたような気がします。先生の説を初めて知った時に、糖尿病の家系ではないし自分の検査データが悪いわけでもなかったけれど、なぜかとても惹かれ、慎重なタイプの人間なので私としては珍しいことでしたが、すぐに実践しました。するとすぐにその効果のほどを身をもって確認することができ、ごく自然に、糖質制限は自分の人生の一部に、すんなりと移行しました(夫も同時に巻き込みました)。それにしても、検査入院した大きな病院(地域の中核病院)のドクターの「知らない」にはビックリ!です。先生、これからの時代は、「機能性低血糖の予防のためにも、糖質制限!」ですね!
ところで、どうして私のインスリン分泌指数はこれほど高く、低血糖の症状を引き起こしてしまうのでしょうか。
もちろん糖質制限は絶対ですが、その他に、何か、改善すればよいことや気をつけることはあるのでしょうか。
たぶん世の中にはたくさん隠れているのだろう、私のような「隠れ機能性低血糖症」の女性のために、こちらのブログでの情報発信を、どうぞよろしくお願いいたします。私も引き続き勉強させていただきます。
2020/08/29(Sat) 07:04 | URL | 金谷りえ | 【編集】
金谷りえ さん
なるほど。
機能性低血糖の症状があったのですね。
機能性低血糖症は、欧米では、一定の認知度がある疾患ですが、
日本ではあまり知られていません。
しっかり、問診してみると、「隠れ機能性低血糖症」の女性や男性は、時々おられます。
機能性低血糖の症状の予防は、糖質制限食で必要充分です。
「どうして私のインスリン分泌指数はこれほど高く、低血糖の症状を引き起こしてしまうのでしょうか。」
これは体質ですね。
機能性低血糖症の方は、インスリンが出過ぎるタイプなのだと思います。
なるほど。
機能性低血糖の症状があったのですね。
機能性低血糖症は、欧米では、一定の認知度がある疾患ですが、
日本ではあまり知られていません。
しっかり、問診してみると、「隠れ機能性低血糖症」の女性や男性は、時々おられます。
機能性低血糖の症状の予防は、糖質制限食で必要充分です。
「どうして私のインスリン分泌指数はこれほど高く、低血糖の症状を引き起こしてしまうのでしょうか。」
これは体質ですね。
機能性低血糖症の方は、インスリンが出過ぎるタイプなのだと思います。
2020/08/29(Sat) 08:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、私の「体質」、なんですね。
そうでしたら、病気として克服や回復を目指すというよりは、自分を知ってつきあっていくことが一番、でしょうか。
何か、これからの生き方の指針を得たようです。ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
そうでしたら、病気として克服や回復を目指すというよりは、自分を知ってつきあっていくことが一番、でしょうか。
何か、これからの生き方の指針を得たようです。ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2020/08/29(Sat) 10:02 | URL | 金谷りえ | 【編集】
金谷りえ さん
「病気として克服や回復を目指すというよりは、自分を知ってつきあっていくことが一番」
病気というよりも、インスリンの分泌が非常に良い体質ということですね。
穀物がない時代であれば、普通に生活できていたと思います。
糖質制限食なら、機能性低血糖の症状もでないし、
AGEsの蓄積も最小限で済むので、「糖化 → 老化」もかなり予防できると思います。
「病気として克服や回復を目指すというよりは、自分を知ってつきあっていくことが一番」
病気というよりも、インスリンの分泌が非常に良い体質ということですね。
穀物がない時代であれば、普通に生活できていたと思います。
糖質制限食なら、機能性低血糖の症状もでないし、
AGEsの蓄積も最小限で済むので、「糖化 → 老化」もかなり予防できると思います。
2020/08/29(Sat) 13:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
金谷様
195.2 (誤)
19.52 (正)
ではありませんか? ご確認ください。
195.2 (誤)
19.52 (正)
ではありませんか? ご確認ください。
2020/08/29(Sat) 19:45 | URL | K | 【編集】
Kさま
ご質問の件、病院からもらった書類を確認しましたが、書類上はやはり「195.2」の記載になっています。
ご質問の件、病院からもらった書類を確認しましたが、書類上はやはり「195.2」の記載になっています。
2020/08/29(Sat) 21:51 | URL | 金谷りえ | 【編集】
おはようございます。
金谷りえさん
先生に、ご相談されて良かったですね。
検査数値の点の打ち間違い、実は
私も よく やるので、流れのままに気がつかず、また気になりませんでした。 笑
ところで、
ご自身の検査数値の明記、参考に
なりましたし、また、機能性低血糖の事も りえさんの具体的なコメント内容と、先生とのやり取りから、よく理解出来ました。
先生、 金谷りえさん
ありがとうございます。
金谷りえさん
先生に、ご相談されて良かったですね。
検査数値の点の打ち間違い、実は
私も よく やるので、流れのままに気がつかず、また気になりませんでした。 笑
ところで、
ご自身の検査数値の明記、参考に
なりましたし、また、機能性低血糖の事も りえさんの具体的なコメント内容と、先生とのやり取りから、よく理解出来ました。
先生、 金谷りえさん
ありがとうございます。
2020/08/30(Sun) 06:58 | URL | ほたる | 【編集】
ほたるさま
私にとっては長年の大きな問題だったので、思わず長文コメントで連投してしまい反省していましたが、参考になったと言っていただけて、ホッとしました。ほたるさまも糖質制限を実践されているお仲間でしょうか。これからも、有意義な生き方を応援してくれる、江部先生のこのブログでつながっていけると嬉しいです。温かいコメント、ありがとうございました。
私にとっては長年の大きな問題だったので、思わず長文コメントで連投してしまい反省していましたが、参考になったと言っていただけて、ホッとしました。ほたるさまも糖質制限を実践されているお仲間でしょうか。これからも、有意義な生き方を応援してくれる、江部先生のこのブログでつながっていけると嬉しいです。温かいコメント、ありがとうございました。
2020/08/30(Sun) 10:42 | URL | 金谷りえ | 【編集】
k さん
追加分泌インスリンが、
ピークで、100とか150とか190μU/mLとか出る人は時々おられます。
このようにインスリンが多くでるタイプは、機能性低血糖症になりやすいので
糖質制限食で予防するのが安全です。
追加分泌インスリンが、
ピークで、100とか150とか190μU/mLとか出る人は時々おられます。
このようにインスリンが多くでるタイプは、機能性低血糖症になりやすいので
糖質制限食で予防するのが安全です。
2020/08/30(Sun) 10:55 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生 金谷りえさんのコメントから 機能性低血糖の人の場合、時に こんな数値になるということは、ちょっとびっくりです。
金谷さん 先のコメント
私こそ 早とちりで、申し訳ありませんでした。
このプログは、糖質制限学びの場です。金谷さんはじめ皆様の真摯な姿勢と共に これかも、学んで行けたらと思います。金谷さん 返信ありがとうございました。
金谷さん 先のコメント
私こそ 早とちりで、申し訳ありませんでした。
このプログは、糖質制限学びの場です。金谷さんはじめ皆様の真摯な姿勢と共に これかも、学んで行けたらと思います。金谷さん 返信ありがとうございました。
2020/08/30(Sun) 12:54 | URL | ほたる | 【編集】
江別先生
金谷様
ご返信ありがとうございます。
いろいろ勉強になりました。
金谷様
ご返信ありがとうございます。
いろいろ勉強になりました。
2020/08/30(Sun) 19:38 | URL | K | 【編集】
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