2020年08月02日 (日)
【http://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/22811
「癌ケトン食治療コンソーシアム」研究成果
進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果
~国際科学雑誌Nutrientsで発表~
国立大学法人 大阪大学(総長:西尾 章治郎)、明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長:川村 和夫)および日清オイリオグループ株式会社(代表取締役社長:久野 貴久)の協働ユニット「癌ケトン食治療コンソーシアム」(代表研究者:大阪大学 大学院医学系研究科 先進融合医学 特任教授(常勤)萩原 圭祐)は、
癌治療に有効なケトン食※1による食事療法を確立することを目的として、
エビデンス構築のための臨床研究、基礎研究を推進しています。
このたび、進行性のがん患者を対象とした臨床研究において、
中鎖脂肪酸油※2(MCT)を含むフォーミュラ食品※3を使用した新しいケトン食療法によって、有望な結果が得られました。
本研究成果は、2020年5月19日に国際科学雑誌Nutrientsのオンライン速報版で公開されました。
■論文タイトル:
Promising Effect of a New Ketogenic Diet Regimen in Patients with Advanced Cancer(進行性がん患者における新しいケトン食療法の有望な効果)
■概要:
近年の研究によって、ケトン食(低炭水化物・高脂肪の食事)を用いた食事療法は、癌患者にとって有力な支持療法になりうると期待されていますが、炭水化物の制限等、具体的な食事の摂り方については明らかになっていません。今回、癌ケトン食治療コンソーシアムで癌治療に有効なケトン食療法を開発し、様々な癌腫の患者(ステージIV)を対象に症例研究を実施しました。研究に参加した55人の患者のうち、3か月間ケトン食療法を実施した37人の患者のデータを分析しました。その結果、食事に関連する重篤な有害事象は観察されませんでした。PET-CTの診断の結果、開始3か月の時点で5名の患者が部分奏効を示しました。また開始1年後には、3人の患者が完全奏効し、7人の患者が部分奏効でした。生存期間の中央値は32.2(最大:80.1)か月で、3年生存率は44.5%でした。また、ケトン食療法の開始3か月後における、血清Alb値、血糖値、CRPによる評点(ABCスコア)を使用して、患者を層別化すると生存率が有意に異なることが明らかになりました。今回の結果から、大阪大学で開発したケトン食療法は、様々な種類の進行がん患者に対して、有望な支持療法になる可能性が示されました。】
こんにちは。
「癌ケトン食治療コンソーシアム」研究成果として、
『進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果』
と題して、国際科学雑誌Nutrientsで発表がなされました。
代表研究者の
大阪大学 大学院医学系研究科 先進融合医学 特任教授(常勤)
萩原圭祐先生は、私の漢方関係の古くからの知り合いです。
「ケトン食とがん」、萩原先生により、
このように素晴らしい発展をとげたことは嬉しい限りです。
癌腫の患者(ステージIV)55人の患者のうち、3か月間ケトン食療法を実施した37人の患者のデータを分析した結果、開始1年後には、3人の患者が完全奏効し、7人の患者が部分奏効です。
研究参加者は全て癌腫ステージⅣの患者さんなので、素晴らしい成果と思います。
実は、「ケトン食とがん」に関する研究は、
当初、私が萩原先生にお願いして、
2013年2月から阪大で開始されたものが、最初です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2644.html
非小細胞肺がんⅣ期の患者さんとケトン食、臨床研究のお知らせ。
2013年08月22日 (木)
非小細胞肺がんⅣ期の患者さんに絞って、研究がなされました。
非小細胞肺がんⅣ期の場合、極めて予後不良なので、
ケトン食が有効なら、結果がでやすいと考え、対象を絞ったのです。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3579.html
肺癌患者におけるケトン食の有用性と安全性についての検討
2015年11月04日 (水)
2015年10月29日から31日に京都(国立京都国際会館)で行われた
第53回日本癌治療学会学術州会において、29日木曜日に、
「肺癌患者におけるケトン食の有用性と安全性についての検討」
と題して、大阪大学大学院医学系研究科漢方医学寄附講座、
萩原 圭祐教授らの発表がありました。
研究に参加された5症例いずれも、
ケトン食同意のインフォームド・コンセント時は、肺腺癌Ⅳ期でした。
以下は、2013年2月から研究開始で、
2015年10月29日の癌学会での発表時点でのデータです。
肺がんⅣ期の症例で、ケトン食を導入して症例1と症例4は、
1年後に寛解して、その後も経過良好で、
それぞれ974日間生存中、617日間生存中で、ケトン食を継続中です。
症例3は、がん胸膜播種がありますが、792日後も生存で、ケトン食継続中です。
症例2と症例5はケトン食を継続せずにいずれも死亡されています。
症例が少ないので、断定的なことは言えませんが、
2例は寛解(がんが消えること)して、
Ⅳ期と診断後974日間、617日間の比較的長期の生存ですから、
ケトン食には肺癌Ⅳ期の患者さんに対して、
一定の延命効果がある可能性が示されたと思います。
Ⅳ期肺癌の生存中央値が、8~10ヶ月ですので、
ケトン食継続中の3名の、32ヶ月、26ヶ月、20ヶ月というのは、
なかなかの数字と思います。
上述のように、ケトン体はがんに対しても、一定の効果が期待できるようです。
がんに対する効果以外にも
ケトン体の一種であるBHBは心不全患者の心機能を改善し、
認知機能を向上させることが、ヒトを対象とした小規模な臨床試験で実証されています。
実験室での実験では、BHBは2型糖尿病に対する効果が期待でき、
有害な炎症を抑制することが示されています。
血中ケトン体の上昇は、重度の呼吸器感染症で発生する低酸素関連の組織損傷に対して
広く保護することが示されています。
ケトン体高値により、心臓・腎臓・脳保護作用が期待できます。
ケトン体、これからもいろんな人体に有用な作用が、
研究され証明されていくと思います。
江部康二
「癌ケトン食治療コンソーシアム」研究成果
進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果
~国際科学雑誌Nutrientsで発表~
国立大学法人 大阪大学(総長:西尾 章治郎)、明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長:川村 和夫)および日清オイリオグループ株式会社(代表取締役社長:久野 貴久)の協働ユニット「癌ケトン食治療コンソーシアム」(代表研究者:大阪大学 大学院医学系研究科 先進融合医学 特任教授(常勤)萩原 圭祐)は、
癌治療に有効なケトン食※1による食事療法を確立することを目的として、
エビデンス構築のための臨床研究、基礎研究を推進しています。
このたび、進行性のがん患者を対象とした臨床研究において、
中鎖脂肪酸油※2(MCT)を含むフォーミュラ食品※3を使用した新しいケトン食療法によって、有望な結果が得られました。
本研究成果は、2020年5月19日に国際科学雑誌Nutrientsのオンライン速報版で公開されました。
■論文タイトル:
Promising Effect of a New Ketogenic Diet Regimen in Patients with Advanced Cancer(進行性がん患者における新しいケトン食療法の有望な効果)
■概要:
近年の研究によって、ケトン食(低炭水化物・高脂肪の食事)を用いた食事療法は、癌患者にとって有力な支持療法になりうると期待されていますが、炭水化物の制限等、具体的な食事の摂り方については明らかになっていません。今回、癌ケトン食治療コンソーシアムで癌治療に有効なケトン食療法を開発し、様々な癌腫の患者(ステージIV)を対象に症例研究を実施しました。研究に参加した55人の患者のうち、3か月間ケトン食療法を実施した37人の患者のデータを分析しました。その結果、食事に関連する重篤な有害事象は観察されませんでした。PET-CTの診断の結果、開始3か月の時点で5名の患者が部分奏効を示しました。また開始1年後には、3人の患者が完全奏効し、7人の患者が部分奏効でした。生存期間の中央値は32.2(最大:80.1)か月で、3年生存率は44.5%でした。また、ケトン食療法の開始3か月後における、血清Alb値、血糖値、CRPによる評点(ABCスコア)を使用して、患者を層別化すると生存率が有意に異なることが明らかになりました。今回の結果から、大阪大学で開発したケトン食療法は、様々な種類の進行がん患者に対して、有望な支持療法になる可能性が示されました。】
こんにちは。
「癌ケトン食治療コンソーシアム」研究成果として、
『進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果』
と題して、国際科学雑誌Nutrientsで発表がなされました。
代表研究者の
大阪大学 大学院医学系研究科 先進融合医学 特任教授(常勤)
萩原圭祐先生は、私の漢方関係の古くからの知り合いです。
「ケトン食とがん」、萩原先生により、
このように素晴らしい発展をとげたことは嬉しい限りです。
癌腫の患者(ステージIV)55人の患者のうち、3か月間ケトン食療法を実施した37人の患者のデータを分析した結果、開始1年後には、3人の患者が完全奏効し、7人の患者が部分奏効です。
研究参加者は全て癌腫ステージⅣの患者さんなので、素晴らしい成果と思います。
実は、「ケトン食とがん」に関する研究は、
当初、私が萩原先生にお願いして、
2013年2月から阪大で開始されたものが、最初です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2644.html
非小細胞肺がんⅣ期の患者さんとケトン食、臨床研究のお知らせ。
2013年08月22日 (木)
非小細胞肺がんⅣ期の患者さんに絞って、研究がなされました。
非小細胞肺がんⅣ期の場合、極めて予後不良なので、
ケトン食が有効なら、結果がでやすいと考え、対象を絞ったのです。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3579.html
肺癌患者におけるケトン食の有用性と安全性についての検討
2015年11月04日 (水)
2015年10月29日から31日に京都(国立京都国際会館)で行われた
第53回日本癌治療学会学術州会において、29日木曜日に、
「肺癌患者におけるケトン食の有用性と安全性についての検討」
と題して、大阪大学大学院医学系研究科漢方医学寄附講座、
萩原 圭祐教授らの発表がありました。
研究に参加された5症例いずれも、
ケトン食同意のインフォームド・コンセント時は、肺腺癌Ⅳ期でした。
以下は、2013年2月から研究開始で、
2015年10月29日の癌学会での発表時点でのデータです。
肺がんⅣ期の症例で、ケトン食を導入して症例1と症例4は、
1年後に寛解して、その後も経過良好で、
それぞれ974日間生存中、617日間生存中で、ケトン食を継続中です。
症例3は、がん胸膜播種がありますが、792日後も生存で、ケトン食継続中です。
症例2と症例5はケトン食を継続せずにいずれも死亡されています。
症例が少ないので、断定的なことは言えませんが、
2例は寛解(がんが消えること)して、
Ⅳ期と診断後974日間、617日間の比較的長期の生存ですから、
ケトン食には肺癌Ⅳ期の患者さんに対して、
一定の延命効果がある可能性が示されたと思います。
Ⅳ期肺癌の生存中央値が、8~10ヶ月ですので、
ケトン食継続中の3名の、32ヶ月、26ヶ月、20ヶ月というのは、
なかなかの数字と思います。
上述のように、ケトン体はがんに対しても、一定の効果が期待できるようです。
がんに対する効果以外にも
ケトン体の一種であるBHBは心不全患者の心機能を改善し、
認知機能を向上させることが、ヒトを対象とした小規模な臨床試験で実証されています。
実験室での実験では、BHBは2型糖尿病に対する効果が期待でき、
有害な炎症を抑制することが示されています。
血中ケトン体の上昇は、重度の呼吸器感染症で発生する低酸素関連の組織損傷に対して
広く保護することが示されています。
ケトン体高値により、心臓・腎臓・脳保護作用が期待できます。
ケトン体、これからもいろんな人体に有用な作用が、
研究され証明されていくと思います。
江部康二
都内河北 鈴木です。
『ケトン食』で、ガンの病態が改善するのなら、
医学の進化を感じます!!
現在の情報・通信機器の発達目覚ましい現代には、
何であれ時代進化していると、考えて良いかなと考えます!!
また進化皆無なら、何故無いかを追求しなければならない時代です!!
それが可能な時代だなと感じます!!
本日記事も、『ガン、予防、改善』には、『糖質・排除』の『ケトン食』は、
必須だなと思いました!!
本日も健康生活には、有益内容に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
『ケトン食』で、ガンの病態が改善するのなら、
医学の進化を感じます!!
現在の情報・通信機器の発達目覚ましい現代には、
何であれ時代進化していると、考えて良いかなと考えます!!
また進化皆無なら、何故無いかを追求しなければならない時代です!!
それが可能な時代だなと感じます!!
本日記事も、『ガン、予防、改善』には、『糖質・排除』の『ケトン食』は、
必須だなと思いました!!
本日も健康生活には、有益内容に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/08/02(Sun) 20:47 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
東京都のデータ出ました。
50歳代以下の死亡率は0・5%。
なぜ、年齢によって死亡率変わるのでしょうか?免疫力の差でしょうか?
80・90代感染者の3割超死亡、死者平均年齢79・3歳…都分析
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca37c24622b572c11e1bfa7dc0dc9b2cecf0ccd
50歳代以下の死亡率は0・5%。
なぜ、年齢によって死亡率変わるのでしょうか?免疫力の差でしょうか?
80・90代感染者の3割超死亡、死者平均年齢79・3歳…都分析
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca37c24622b572c11e1bfa7dc0dc9b2cecf0ccd
2020/08/02(Sun) 21:23 | URL | 久堀 | 【編集】
江部先生、こんばんは
やはりガンには、ケトン食が効果あるのですね。
以前、私がガンになったら手術は嫌なので、ケトン食にしたいと書込みした事がありましたが、嬉しいニュースです。
しかも「ケトン食とがん」に関する研究を阪大に提案されたのは、江部先生でしたのですね!
それで阪大がケトン食をガン治療にを取り入れた理由が、分かりました。
私も当時新聞で、阪大が肺がん等一部のガンに限られるが、ケトン食単独ではないが、手術や抗がん剤治療や放射線治療等との併用で、治験の為に患者を募集するという記事を見ました。
途中からケトン食単独でも治療されていたのですね。それもステージⅣで数名寛解されているとは驚きです。やはりケトン体は頼もしい奴なのですね。
それでいきますと、江部先生が推奨されている、スーパー糖質制限食でもケトン値が高値になりますから、ガン抑制効果やその他にも期待できますね。
やはりガンには、ケトン食が効果あるのですね。
以前、私がガンになったら手術は嫌なので、ケトン食にしたいと書込みした事がありましたが、嬉しいニュースです。
しかも「ケトン食とがん」に関する研究を阪大に提案されたのは、江部先生でしたのですね!
それで阪大がケトン食をガン治療にを取り入れた理由が、分かりました。
私も当時新聞で、阪大が肺がん等一部のガンに限られるが、ケトン食単独ではないが、手術や抗がん剤治療や放射線治療等との併用で、治験の為に患者を募集するという記事を見ました。
途中からケトン食単独でも治療されていたのですね。それもステージⅣで数名寛解されているとは驚きです。やはりケトン体は頼もしい奴なのですね。
それでいきますと、江部先生が推奨されている、スーパー糖質制限食でもケトン値が高値になりますから、ガン抑制効果やその他にも期待できますね。
2020/08/02(Sun) 22:19 | URL | モン吉 | 【編集】
SGLT2阻害薬の効果は血糖降下に限らず、腎臓、心臓等など多方面に良い影響をもたらすことが報告されています。
これは、糖を尿に排泄し、ケトーシスを誘導する事が関係していると思われます(まだ、研究段階かもしれませんが)。
私もスーパー糖質制限+スーグラ微量(12.5mg)でβヒドロキシ酪酸が5000μmol/Lを超えた事もあり、ケトン食と同等のケトーシスを呈します。
まだ、SGLT2阻害薬をガン治療に用いた研究は見たことがありませんが、有効性は研究されていないのでしょうか。
もし有効なら少しでも食事の選択肢が増え、腸内環境にも優しいのではないでしょうか。
これは、糖を尿に排泄し、ケトーシスを誘導する事が関係していると思われます(まだ、研究段階かもしれませんが)。
私もスーパー糖質制限+スーグラ微量(12.5mg)でβヒドロキシ酪酸が5000μmol/Lを超えた事もあり、ケトン食と同等のケトーシスを呈します。
まだ、SGLT2阻害薬をガン治療に用いた研究は見たことがありませんが、有効性は研究されていないのでしょうか。
もし有効なら少しでも食事の選択肢が増え、腸内環境にも優しいのではないでしょうか。
2020/08/03(Mon) 07:01 | URL | 西村典彦 | 【編集】
久堀 さん
免疫老化という現象があります。
年齢によって死亡率変わるのは、この影響と思います。
免疫老化という現象があります。
年齢によって死亡率変わるのは、この影響と思います。
2020/08/03(Mon) 07:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
モン吉 さん
スーパー糖質制限食でもケトン値が高値になりますから、ガン抑制効果を始めとして
記事に書いたような様々な効果が期待できると思います。
スーパー糖質制限食でもケトン値が高値になりますから、ガン抑制効果を始めとして
記事に書いたような様々な効果が期待できると思います。
2020/08/03(Mon) 07:39 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私は腎不全でタンパク制限があり、これで糖質制限を行うには、脂質を大量に摂るしか方法がありませんでした。
ケトン食の本は少なくて、宗田先生の本と下記が見つかりました。
『ケトン食がガンを消す』古川健司著 光文社
2015年1月からステージⅣの患者を対象にしてケトン食治療を開始し、途中からビタミンDを併用することにより、格段の治療効果を上げています。
私はガンになったらこの方法にしようと決めています。
ケトン食の本は少なくて、宗田先生の本と下記が見つかりました。
『ケトン食がガンを消す』古川健司著 光文社
2015年1月からステージⅣの患者を対象にしてケトン食治療を開始し、途中からビタミンDを併用することにより、格段の治療効果を上げています。
私はガンになったらこの方法にしようと決めています。
西村典彦 さん
心臓と腎臓に関しては、しっかり研究が進んでいます。
ガン治療に関しては、私も見たことがありません。
<スーパー糖質制限食+SGLT2阻害薬>で血中ケトン体がかなり高値となるので
理論的には、ガン治療の選択肢の一つになると思います。
心臓と腎臓に関しては、しっかり研究が進んでいます。
ガン治療に関しては、私も見たことがありません。
<スーパー糖質制限食+SGLT2阻害薬>で血中ケトン体がかなり高値となるので
理論的には、ガン治療の選択肢の一つになると思います。
2020/08/03(Mon) 14:07 | URL | ドクター江部 | 【編集】
タカハシカズノリさん
ケトン食の基礎から実践まで 改訂第2版
藤井 達哉、 永井 利三郎 | 2018/4/25 診断と治療社
この本が、一番詳しいです。
ケトン食の基礎から実践まで 改訂第2版
藤井 達哉、 永井 利三郎 | 2018/4/25 診断と治療社
この本が、一番詳しいです。
2020/08/03(Mon) 14:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿病診断されないと全額自己負担になるのですか?
2020/09/23(Wed) 13:39 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
SGLT2阻害薬は<糖尿病>という診断がつかないと保険適応となりません。
SGLT2阻害薬は<糖尿病>という診断がつかないと保険適応となりません。
2020/09/23(Wed) 14:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私らこ母は、発見時肺癌4期で、入院3ヶ月6日で死亡しました。
私らこ も癌罹患確率は、尊属に癌患者いない人より、遥かに高いと思います。
1. 将来癌罹患してしまったら
2. スーパー糖質制限食を中断し
3. 血糖値を 126mg/dl & HbA1c > 6.5
の必要があるのですね。
若年性アルツハイマー型認知症再発直後でも、HbA1c 正常値なんです(涙
どうすれば、健康保険適用で投薬できるのでしょうか?
ご教示お願い致します。
私らこ も癌罹患確率は、尊属に癌患者いない人より、遥かに高いと思います。
1. 将来癌罹患してしまったら
2. スーパー糖質制限食を中断し
3. 血糖値を 126mg/dl & HbA1c > 6.5
の必要があるのですね。
若年性アルツハイマー型認知症再発直後でも、HbA1c 正常値なんです(涙
どうすれば、健康保険適用で投薬できるのでしょうか?
ご教示お願い致します。
2020/09/23(Wed) 15:22 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
一度「75g経口ブドウ糖負荷試験」をしてみましょう。
それで、糖尿病か否かが、はっきりすると思います。
一度「75g経口ブドウ糖負荷試験」をしてみましょう。
それで、糖尿病か否かが、はっきりすると思います。
2020/09/23(Wed) 19:07 | URL | ドクター江部 | 【編集】
75g経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病合併症の若年性アルツハイマー型認知症発症直後にしました。
◎1時間値は 200mg/dl 越え だが
◎2時間値は 140mg/dl 未満
で、測定した医院では、糖尿病診断されませんでした。
◎「食後高血糖タイプだけの糖尿病患者」は 75g投与だと2時間値は「日本糖尿病学会定義の糖尿病にはならない」
です。
「ミニスパイク」でさえ悪いのに、「200mg/dl 越え」は充分に健康悪化で糖尿病合併症だらけです。
◎1時間値は 200mg/dl 越え だが
◎2時間値は 140mg/dl 未満
で、測定した医院では、糖尿病診断されませんでした。
◎「食後高血糖タイプだけの糖尿病患者」は 75g投与だと2時間値は「日本糖尿病学会定義の糖尿病にはならない」
です。
「ミニスパイク」でさえ悪いのに、「200mg/dl 越え」は充分に健康悪化で糖尿病合併症だらけです。
2020/09/24(Thu) 11:44 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
75g経口ブドウ糖負荷試験
◎1時間値は 200mg/dl 越え
◎2時間値は 140mg/dl 未満色付きの文字
以前にもコメントしたと思いますが、
2時間値が140mg未満なので、診断基準的には正常型です。
しかし1時間値が180mg/dlを超えた人は、将来糖尿病になる確率が高いので注意が必要です。
このことは、糖尿病学会も指摘しています。
75g経口ブドウ糖負荷試験
◎1時間値は 200mg/dl 越え
◎2時間値は 140mg/dl 未満色付きの文字
以前にもコメントしたと思いますが、
2時間値が140mg未満なので、診断基準的には正常型です。
しかし1時間値が180mg/dlを超えた人は、将来糖尿病になる確率が高いので注意が必要です。
このことは、糖尿病学会も指摘しています。
2020/09/24(Thu) 18:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
1時間値が 180mg/dl 越えの患者に、SGLT2阻害薬を健康保険で投薬すると、健康保険医の違反になりますか?
2020/09/26(Sat) 13:16 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
「1時間値が 180mg/dl 越えの患者に、SGLT2阻害薬を健康保険で投薬すると、健康保険医の違反になりますか?」
違反となります。
糖尿病の診断があって、初めて、SGLT2阻害薬を健康保険内で処方することが可能となります。
「1時間値が 180mg/dl 越えの患者に、SGLT2阻害薬を健康保険で投薬すると、健康保険医の違反になりますか?」
違反となります。
糖尿病の診断があって、初めて、SGLT2阻害薬を健康保険内で処方することが可能となります。
2020/09/26(Sat) 13:43 | URL | ドクター江部 | 【編集】
日本糖尿病学会は
◎食後高血糖タイプの糖尿病合併症は、投薬拒絶でドンドン悪化させろ
ということですね。
空腹時血糖値=64
HbA1c=5.1
若年性アルツハイマー型認知症再発後の値です。
癌罹患したら、どうしよう???
◎食後高血糖タイプの糖尿病合併症は、投薬拒絶でドンドン悪化させろ
ということですね。
空腹時血糖値=64
HbA1c=5.1
若年性アルツハイマー型認知症再発後の値です。
癌罹患したら、どうしよう???
2020/09/26(Sat) 14:38 | URL | らこ | 【編集】
こんにちわ
フラクトオリゴ糖の粉末を購入しました
純度97%と記載されています
血糖値に影響しないとも言われているのですが…
どうも大さじ1〜2杯食後とると
血糖値が通常より上がります
20ほどでしょうか
朝も簡単にいつもより高め、10~20あがります
これは取る量が多いのでしょうか?
それともフラクトオリゴ糖粉末と言えども
私の場合は血糖値に影響するのでしょうか?
ちなみに糖尿病とは診断されてはいないてすが
毎朝、そして食後はたまにはかっています
よくわからずにいます
宜しくお願いします
フラクトオリゴ糖の粉末を購入しました
純度97%と記載されています
血糖値に影響しないとも言われているのですが…
どうも大さじ1〜2杯食後とると
血糖値が通常より上がります
20ほどでしょうか
朝も簡単にいつもより高め、10~20あがります
これは取る量が多いのでしょうか?
それともフラクトオリゴ糖粉末と言えども
私の場合は血糖値に影響するのでしょうか?
ちなみに糖尿病とは診断されてはいないてすが
毎朝、そして食後はたまにはかっています
よくわからずにいます
宜しくお願いします
2021/03/14(Sun) 09:34 | URL | ひかり | 【編集】
ひかり さん
フラクトオリゴ糖は、摂取しても、血糖値を上昇させず、インスリンの分泌も促しません。
消化酵素によって消化されにくいため、体内に吸収されることもほとんどなく低カロリーです。
血糖値は上げませんが、腸内細菌の餌となり、短鎖脂肪酸を作ると思われ、
エネルギー換算係数は約1.6~2.2kcal/g です。
血糖値が上昇するなら、フラクトオリゴ糖以外の物質が関与していると思われます。
フラクトオリゴ糖は、摂取しても、血糖値を上昇させず、インスリンの分泌も促しません。
消化酵素によって消化されにくいため、体内に吸収されることもほとんどなく低カロリーです。
血糖値は上げませんが、腸内細菌の餌となり、短鎖脂肪酸を作ると思われ、
エネルギー換算係数は約1.6~2.2kcal/g です。
血糖値が上昇するなら、フラクトオリゴ糖以外の物質が関与していると思われます。
2021/03/14(Sun) 13:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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