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「ケトン体」が腎臓病を予防 滋賀医大チーム
こんばんは

「ケトン体」が腎臓病を予防 糖尿病急性合併症の原因物質 安全な濃度究明へ 
滋賀医大チーム /滋賀毎日新聞2020年7月29日 地方版滋賀県 
https://mainichi.jp/articles/20200729/ddl/k25/040/164000c


毎日新聞朝刊に、上記記事が掲載されました。
「ケトン体が糖尿病急性合併症の原因物質」とこの記事では断定していますが、
これは、勘違いです。
インスリン作用があるていど確保されていれば、
糖尿病急性合併症(糖尿病ケトアシドーシス)は起こりません。

<糖尿病ケトアシドーシスの発症機序>
「インスリン作用の不足→拮抗ホルモンの過剰→全身の代謝障害→糖利用の低下・脂肪分解の亢進→高血糖・高遊離脂肪酸血症→ケトン体の産生亢進→ケトアシドーシス」
即ち、ケトン体高値は、始まり(原因)ではなくあくまでも結果なのです。

インスリン作用が確保されていれば、血中総ケトン体(基準値28~120μmol/L )が
4000~6000になっても、ケトアシドーシスにはなりません。
例えば難治性てんかんの治療食である「ケトン食」を実践すると、血中ケトン体値は、
4000~6000になりますが、インスリン作用が確保されているのでアシドーシスにはなりません。

ともあれ、日本では長い間、悪者扱いされ、ほとんどの医師に忌み嫌われてきたケトン体が、
腎臓障害を予防する働きがある
と発表された滋賀医大チーム、good jobです。
ケトン体大好きおじさんの私としては、嬉しい限りです。

<記事内容の要約>
滋賀医科大の前川聡教授(糖尿病内分泌・腎臓内科)は
「(腎臓への障害が進むと必要になる)人工透析治療の導入を減らすことにつながる、
画期的な発見」と期待しておられます。
7月28日付の米科学誌「セル・メタボリズム」電子版に論文が掲載されました。
セルメタボリズムはインパクトファクター15.95と信頼度の高い学術雑誌です。
研究チームは、腎臓からブドウ糖を排出して血糖値を低下させる糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」が、
患者のケトン体濃度を高めながら、強い腎臓保護効果があることに着目しました。
マウスを使った実験で、ケトン体が不足すると腎臓病の原因となり、
適切な濃度のケトン体供給が腎臓保護につながることを、世界で初めて証明しました。
更に、糖尿病性腎臓病を引き起こす原因の一つ、たんぱく質「mTORC1(エムトークワン)」の暴走についても、
ケトン体が抑制することを発見しました。
 前川教授は
「今後はヒトに近いカニクイザルで検証し、腎臓保護に有効かつ安全なケトン体濃度を見いだしていきたい」
と話されました。



江部康二
コメント
支離滅裂・理論??!!
都内河北 鈴木です。

本日ブログでの理論を世界へ発表した教授は、
余りにも「社会医療・情報・無知」かなと考えます!!

そして『支離滅裂かなと考えます!!』

私は会席調理師をしていて、「糖尿病」発症して21年間が、
江部先生『糖質制限理論』を知り、理解把握して、実践で、
3ヵ月足らずで『ヘモグロビン正常化!!』して、インスリン自主離脱して
『生還、』できました!!

8年目現在『覚醒、再覚醒、』している事を、無知なのかなと考えます!!

*脳梗塞は、今年3月には、『4度目、覚醒、』している事実です!!

私は、ケトン数値は、高くないと現在通院の内科担当医は、
常々発言ありますが、改善は、目覚ましかなと考えます!!

私の『改善・生還、』事実は、2005年転院通院していた
都内『K病院経営者』へ確認すれば、一目瞭然かなと考えます!!!
【*医療世界・情報を現在も『隠蔽している病院ですが!!』】

*本日記事の全ては、
『本ブログ内で江部先生の言葉通りだなと考えます!!』

江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』出来、
更なる2度の『改善・覚醒』している8年目に、
体調快調に成りながら、生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2020/07/31(Fri) 13:17 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
γGTPとHDL
江部先生、いつもブログでお世話になっています。私は朝食だけパンを食べて、後の食事はおかずだけにしています。健診は今回は再検査はなかったです。
ただγGTPが23になってしまいました。
基準値は50以下になっていましたが、女性はもっと低いのでしょうか?
ここ何年かの数値を見ると、16から20を行き来していました。23は初めてで。
たまに外食に行った時や家でワインを飲むので、飲み過ぎかと量を思い控えなければと思うのですが。
ただ外食やたまに食べる糖質の時に、経験的にアルコールを摂ると私は血糖値が下がる事が分かっているので、このまま飲めなくなったらと思うと怖いです。元々ワインは好きですし。糖質も制限している上にアルコールも全く飲めなくなるのは避けたいので。
ちなみにγGTPはいくつまでなら大体大丈夫など、ありますか?
それと今回、HDLコレステロールが初めて122になりました。
LDLは77です。普段のHDLは106位です。HDLが多いのは大丈夫ですか?
先生にこのような質問をすみません。
妊娠糖尿病に13年前になってから、先生のブログや本を自分なりに調べて頑張ってきました。
どうかご教授お願い致します。
2020/07/31(Fri) 13:36 | URL | ゆい | 【編集
Re: γGTPとHDL
ゆい さん


拙著のご購入、ありがとうございます。
γGTPが「16~20」が、23なら許容範囲と思います。

まあ、30以上にγGTPが増えない程度の酒量が望ましいですね。
糖質制限食で、HDLコレスレロールが増加したのなら、望ましい変化です。
2020/07/31(Fri) 15:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
阪大でも研究発表
2020/07/31(Fri) 16:47 | URL |  | 【編集
Re: 阪大でも研究発表

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kanpou/keto/news/images/newsrelease_0730.pdf

このサイトに飛べません。

記事の表題をご教示頂ければ助かります。
2020/07/31(Fri) 18:12 | URL | ドクター江部 | 【編集
癌ケトン食治療コンソーシアム
2020/08/01(Sat) 12:22 | URL |  | 【編集
Re: 癌ケトン食治療コンソーシアム
情報をありがとうございます

代表研究者の「大阪大学 大学院医学系研究科 先進融合医学 特任教授(常勤)」萩原 圭祐先生は
私の漢方関係の知り合いです。
実はこの研究、私が萩原先生にお願いして開始されたもので、有望な結果がでて、とても嬉しいです。
2020/08/01(Sat) 14:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
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