世界を救う?昆虫食 価値観の壁を越えれば
https://mainichi.jp/articles/20200705/ddm/014/040/014000c
斎藤幸平の分岐点ニッポン資本主義の先へ
世界を救う?昆虫食 価値観の壁を越えれば
毎日新聞2020年7月5日
こんにちは。
上記の興味深い記事が、毎日新聞に掲載されました。
詳しくは毎日新聞のウェブサイトを見て頂ければ幸いです。
斉藤幸平大阪市立大学准教授が、
昆虫食のプロである、近畿大3年の清水和輝さんを取材して記事にしておられます。
清水さんは奈良のレストランのシェフ、川辺瞬さんの協力を得て日夜、
レシピ開発に励んでいます。
この日、のニューは、コオロギパスタ、コオロギだしのカレー、コオロギパウダーのスコーンと、コオロギのフルコースでした。
昆虫食レシピを紹介するかずきさんの動画は
「昆TUBEちゃんねる」(https://kontube.work/)
で配信中です。
日本では、2020年5月に「無印良品」を展開する良品計画がコオロギせんべいを発売し、即日売り切れて話題になったそうです。
せんべいの材料となるコオロギ養殖場が徳島にあると聞き、
6月下旬に鳴門へ向かわれました。
昆虫科学を専門とし、
国内で食用コオロギの養殖に成功した徳島大の渡辺崇人助教(35)の養殖場です。
渡辺助教が「コオロギ食が地球を救う」というその理由は「高い飼料効率」です。
たとえば牛は体重1kgを増やすのに、
約10kgの穀物と2万2000Lもの水が必要となります。
一方、コオロギ1kgは1.7kgの穀物とわずか4Lの水で済みます。
高たんぱく質で低糖質、健康にいい不飽和脂肪酸も豊富です。
しかも、牛と違って、飼育面積は非常にコンパクトで、
森林伐採などはまったく必要ありません。
また、餌におからやふすまのような食品残渣(ざんさ)を使えば、
ゴミを減らしながら、植物性の炭水化物を動物性たんぱく質に変えることができます。
虫の糞(ふん)は、肥料として農業に使えます。
2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が
「人類の将来の食糧危機を解決するのは昆虫食だ」
という報告書を出しています。
「人口増加や温暖化への対策として、昆虫が従来の家畜に代わる新食材になる。」
とのことです。
<FAO2013報告書のポイント>
「なぜ昆虫食なのか」
1=自然環境に優しい
2=健康に優しい
3=人の暮らしに優しい
うーむ。FAO、素晴らしいです。天晴れです。(^-^)v(^-^)v
全世界の糖質セイゲニストの皆さん、
人類の未来のため、食糧危機回避のため昆虫食に注目です。
少ない餌で育つ昆虫はたんぱく質が豊富で、
牛のげっぷに含まれるメタンガスの排出もありません。
欧州連合(EU)も2018年に食品として認めました。
実は糖質セイゲニスト的には、昆虫食って、完全無欠の糖質制限食なのです。
私は好き嫌い、ほとんどなくて何でも食べるキャラなのでいいとして、(^^)
読者の紳士淑女の皆さんのなかには
「昆虫なんて、嫌やー!!!」┗(●゚∀゚)┛
と絶叫される方もあるでしょう。
でも、そこの貴方、まあそう叫ばずに、人類の未来のために一緒に考えてみましょう。
◇実は、自然と口に
米国食料医薬品庁は
「ピーナツバター100グラム当たり昆虫断片50個」
「缶詰トマト500グラム中に果実バエ卵10個」
までは、許容範囲としています。
これは、衝撃のデータですね。
ほとんどの紳士淑女の皆さんが、
実は日常的に昆虫や蝿の卵を食べていたということですね。ヾ(゜▽゜)
◇食糧危機そこまで
夏井先生も、ご自身のブログで昆虫食に言及しておられます。
特に糖質セイゲニストが世に溢れてきたら、
FAO予想以上に動物性タンパク質が不足する可能性があります。
我々糖質セイゲニストは、必然的に昆虫食を検討・研究せざるをえない流れとなります。
◇どう養殖するか
安全性は勿論大切ですが、効率よく養殖できる昆虫を探すことが肝要です。
夏井先生は、「理論的にはウジ虫がいいかも」と述べておられました。
確かに、とても育てやすいし、清潔な環境を保ちやすいし、安いし、栄養豊富だし、
美味だし・・・有力候補の一つであることは間違いないですね。(ノ´▽`)ノ
今回の、コオロギもとても有力です。
大量生産できて安くなればいいですね。
◇抵抗感、やっぱり
心理的な壁を乗り越えるのは容易ではないので、
まずは虫の種類をラテン語の学名とかで正々堂々?と表示して、
市販のハンバーグに何気なく混ぜるとかいう戦略もありかなと
密かに企んでいる私です。(∵)?
例えばマゴットハンバーグなんて、
可愛くて美味しそうなメニューですよね。 (⌒o⌒)v
江部康二
斎藤幸平の分岐点ニッポン資本主義の先へ
世界を救う?昆虫食 価値観の壁を越えれば
毎日新聞2020年7月5日
こんにちは。
上記の興味深い記事が、毎日新聞に掲載されました。
詳しくは毎日新聞のウェブサイトを見て頂ければ幸いです。
斉藤幸平大阪市立大学准教授が、
昆虫食のプロである、近畿大3年の清水和輝さんを取材して記事にしておられます。
清水さんは奈良のレストランのシェフ、川辺瞬さんの協力を得て日夜、
レシピ開発に励んでいます。
この日、のニューは、コオロギパスタ、コオロギだしのカレー、コオロギパウダーのスコーンと、コオロギのフルコースでした。
昆虫食レシピを紹介するかずきさんの動画は
「昆TUBEちゃんねる」(https://kontube.work/)
で配信中です。
日本では、2020年5月に「無印良品」を展開する良品計画がコオロギせんべいを発売し、即日売り切れて話題になったそうです。
せんべいの材料となるコオロギ養殖場が徳島にあると聞き、
6月下旬に鳴門へ向かわれました。
昆虫科学を専門とし、
国内で食用コオロギの養殖に成功した徳島大の渡辺崇人助教(35)の養殖場です。
渡辺助教が「コオロギ食が地球を救う」というその理由は「高い飼料効率」です。
たとえば牛は体重1kgを増やすのに、
約10kgの穀物と2万2000Lもの水が必要となります。
一方、コオロギ1kgは1.7kgの穀物とわずか4Lの水で済みます。
高たんぱく質で低糖質、健康にいい不飽和脂肪酸も豊富です。
しかも、牛と違って、飼育面積は非常にコンパクトで、
森林伐採などはまったく必要ありません。
また、餌におからやふすまのような食品残渣(ざんさ)を使えば、
ゴミを減らしながら、植物性の炭水化物を動物性たんぱく質に変えることができます。
虫の糞(ふん)は、肥料として農業に使えます。
2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が
「人類の将来の食糧危機を解決するのは昆虫食だ」
という報告書を出しています。
「人口増加や温暖化への対策として、昆虫が従来の家畜に代わる新食材になる。」
とのことです。
<FAO2013報告書のポイント>
「なぜ昆虫食なのか」
1=自然環境に優しい
2=健康に優しい
3=人の暮らしに優しい
うーむ。FAO、素晴らしいです。天晴れです。(^-^)v(^-^)v
全世界の糖質セイゲニストの皆さん、
人類の未来のため、食糧危機回避のため昆虫食に注目です。
少ない餌で育つ昆虫はたんぱく質が豊富で、
牛のげっぷに含まれるメタンガスの排出もありません。
欧州連合(EU)も2018年に食品として認めました。
実は糖質セイゲニスト的には、昆虫食って、完全無欠の糖質制限食なのです。
私は好き嫌い、ほとんどなくて何でも食べるキャラなのでいいとして、(^^)
読者の紳士淑女の皆さんのなかには
「昆虫なんて、嫌やー!!!」┗(●゚∀゚)┛
と絶叫される方もあるでしょう。
でも、そこの貴方、まあそう叫ばずに、人類の未来のために一緒に考えてみましょう。
◇実は、自然と口に
米国食料医薬品庁は
「ピーナツバター100グラム当たり昆虫断片50個」
「缶詰トマト500グラム中に果実バエ卵10個」
までは、許容範囲としています。
これは、衝撃のデータですね。
ほとんどの紳士淑女の皆さんが、
実は日常的に昆虫や蝿の卵を食べていたということですね。ヾ(゜▽゜)
◇食糧危機そこまで
夏井先生も、ご自身のブログで昆虫食に言及しておられます。
特に糖質セイゲニストが世に溢れてきたら、
FAO予想以上に動物性タンパク質が不足する可能性があります。
我々糖質セイゲニストは、必然的に昆虫食を検討・研究せざるをえない流れとなります。
◇どう養殖するか
安全性は勿論大切ですが、効率よく養殖できる昆虫を探すことが肝要です。
夏井先生は、「理論的にはウジ虫がいいかも」と述べておられました。
確かに、とても育てやすいし、清潔な環境を保ちやすいし、安いし、栄養豊富だし、
美味だし・・・有力候補の一つであることは間違いないですね。(ノ´▽`)ノ
今回の、コオロギもとても有力です。
大量生産できて安くなればいいですね。
◇抵抗感、やっぱり
心理的な壁を乗り越えるのは容易ではないので、
まずは虫の種類をラテン語の学名とかで正々堂々?と表示して、
市販のハンバーグに何気なく混ぜるとかいう戦略もありかなと
密かに企んでいる私です。(∵)?
例えばマゴットハンバーグなんて、
可愛くて美味しそうなメニューですよね。 (⌒o⌒)v
江部康二