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アニサキス症とアニサキスアレルギー①
【20/06/25 プーさん
アニサキスアレルギー
アニサキスアレルギー、私も数年前発症しました。以下は自身の体験談です。

夜シメサバを食し、9時間後の真夜中に上半身全体に及ぶ蕁麻疹、猛烈なかゆみに襲われ、あやうくアナフィラキシーか、救急車を呼ぶかとまで考えました。
真冬のベランダで上半身裸になったところ、かゆみがある程度落ち着いたので明朝に受診。その日は薬をもらい、後日検査でアレルギーが判明しました。

(未だに身体を暖めるべきか冷ますべきかは分かりませんので、お読みの方はまねしないでください。)

医師からは、アニサキスが潜伏していた可能性がある魚(鯖、鮭、鰯、鰹、秋刀魚など。北洋の魚)は今後食べないようにと指導され、ついでに、あなたは一生治らない、とも宣告されました。

医師は一生食べるなと簡単に仰いますが、どうしても魚欲が抜けず、翌年の検査で完治することを祈っていたところ、翌年の抗体検査ではさらに悪化しているという数値が出てしまいました。

専門医によると、最近の検査ではアニサキスアレルギーが急増しており、魚アレルギー、ヒスタミン中毒を凌駕して、サバでアレルギーがでたら、またアニサキスだろう、という感覚とのことでした。

また、症状が軽い場合、自分がアレルギーであることを認識していない人が多い、比較的新しいアレルギーとのことのようです。

調べたところ、アニサキスがいる魚はオキアミ(オキアミ等の中にアニサキスがいる)等を餌とする魚で、煮たり焼いたり冷凍してアニサキスを殺しても、または目視でアニサキス自体を除去しても、アニサキスのアレルゲンタンパク質が食べる所の身などに残っていたら、このアレルギーは発症してしまうということのようです。

魚好きの自分からしたら苦痛ですが、基本的に養殖モノはオキアミを使わずアニサキスがいないようで、こうした大丈夫とされる魚ばかりを食べております。例えば、鮭と書いてあると、国産かどうかなど必ずチェックします。
(秋刀魚、鯖、鰯・・・・これからの季節、焼き物が食べられないのは堪えます。)

遠洋の鮪等では、最近は冷凍技術が進み、釣ってすぐ冷凍しているそうです。瞬間冷凍により内臓からアニサキスが逃げる暇が無いため、遠洋の魚でもまず発症しません。

おそらくかなり前にアニサキス症(アニサキスに消化管を刺される)を発症(アニサキスアレルギーは必ずアニサキス症発症後に発症)したのでしょうが、その後にこのアレルギーに悩まされることになるとは思ってもみませんでした。

このアレルギーにも重い方と軽い方がおられるようで、また、アニサキス症となってもアニサキスアレルギーとならない方もおられるようです。

症状が重い人は煮汁も練り物も全部NGとなるほど食生活全般に及ぶ大変なアレルギーです。

私としては、花粉症等他のアレルギー反応と同様に、糖質制限で軽減・消失する日が来ましたら、またご連絡できたらと思います。

(糖質制限で花粉症が消失したのは、私も含め多くの方が自覚できることですが、魚での実験となると完全に自己責任の人体実験ですね。失敗すると次は救急車を呼ぶ事態になることが怖いですが。)

N=1ですが参考になりましたら。】


こんばんは。
アニサキス症とアニサキスアレルギーに関して
プーさんから、貴重な体験報告をコメント頂きました。
ありがとうございます。

プーさんがご指摘のように、まず最初にアニサキス症となり、
その後アニサキスアレルギーを発症する人もいれば発症しない人もいます。

<アニサキスとアニサキス症>
アニサキスの幼虫(白くて2~3mm×0.5mm)が寄生している魚を
人が生で食べてアニサキス症を発症します。
アニサキスの本来の寄生宿主は、クジラ、イルカ、アザラシなどで、
これらの胃に寄生して卵を産みます。
この卵が海中に糞便とともに排泄され、それをオキアミなどが取りこみ、
そこで幼虫になります。
幼虫の感染しているオキアミを魚が食べると、
魚の内臓に幼虫のまま寄生します。
オキアミは地球の海洋生態系のエンジンを動かす燃料のようなもので、
いろんな魚がオキアミを食べます。

そして、アニサキスが寄生している魚をヒトが食べると、アニサキス症を発症します。
アニサキスにとっては、ヒトの胃は、本来の寄生環境ではないので、
胃壁に頭を突っ込んで(刺入して)、脱出しようとします。
胃壁に頭を突っ込まれたら痛そうですが、実は胃の粘膜を生検しても痛みはなく、
胃粘膜そのものには疼痛センサーはありませんので、これだけでは痛みません。
しかし、アニサキスアレルギーがあると、刺入によりアレルギー反応が出現し
疼痛物質が作られるので痛むのです。
治療は胃カメラでアニサキスを取り出すことです。
胃、腸、腸管外にアニサキスが刺入しますが、9割は胃アニサキス症です。

なお、故森繁久彌さんは、昭和62年に名古屋で公演中に
腹部の激痛を訴えて緊急手術を受けました。
サバの押しずしを食べて腸管アニサキス症を発症したのです。

アニサキスは、魚の内臓に寄生していますが、
魚が死ぬとすぐに筋肉に移行します。
その筋肉を食べてアニサキス症になるわけなので、
速やかに内臓を処理した魚なら、安全です。

アニサキス症の元となる魚は、
サバ、イワシ、アジ、カツオ、キンメダイ、タラ、ホッケ、サケ、イカなどですが、
一番多いのはサバです。
養殖魚では冷凍オキアミなどを食料として使用するので、
養殖魚にはアニサキスの寄生は大変少ないです。

以下は、
厚生労働省のサイトhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html
より引用です

消費者の皆さまへ
◆ 魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 内臓を生で食べないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。

※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

事業者の皆さまへ
◆ 新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 魚の内臓を生で提供しないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
◆ 冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍)
◆ 加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)


※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

続く。

江部康二
コメント
取り上げていただきありがとうございます。
アニサキスアレルギーの方は食ライターのさとなお氏、フリーアナウンサーの西村綾子氏など多くの体験談が公開されています。

私自身はアニサキスを気にしつつも、煮汁まで気にすると何も食べられなくなりますので、アレルギー薬をお守りとして持ち歩いて対処しています。

昔よくいっていた地物、鮮魚を売りにする居酒屋には行けなくなりましたが。 

以外と多くの方が気づいていないだけでアレルギーとなっている可能性がありますので、心当たりがある方は一度検査してみることをおすすめします。
2020/06/26(Fri) 22:32 | URL | プーさん | 【編集
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