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夏に多い『魚のうそアレルギー』とは?ヒスタミンの影響。
こんにちは。

夏に多い『魚のうそアレルギー』とは?
https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20200623-00184543/  
アレルギー専門医堀向健太医師解説
日本アレルギー学会専門医・指導医。
日本小児科学会指導医。


ヤフーニュース2020/6/23(火)に掲載された、
上記の興味深い記事を参考にして、本日のブログ記事を作成しました。
堀向健太先生、ありがとうございます。

<魚の細菌性食中毒>

夏は、まずは魚の食中毒(腸炎ビブリオ)に要注意です。
腸炎ビブリオは、海水や海産の「魚介類」などに生息している細菌です。
4℃以下だと、ほぼ増殖しないので、夏場で刺身などを購入した時は、
氷や保冷剤を用いて、低温を維持して持ち帰りましょう。

<本当の魚アレルギーは、青身魚より白身魚の方が多い>
魚アレルギーを起こしやすいのは、
魚の筋肉に含まれた『パルブアルブミン』という蛋白質です。
パルブアルブミンは、青身魚よりも白身魚のほうが多く含まれていることがわかっています。従って抗原抗体反応による、魚アレルギーは白身魚のほうが多いのです。
青身魚のサバのアレルギー(☆☆☆)が有名なので目立ちますが、
トータルには白身魚のアレルギ-のほうが多いということですね。

<魚のうそのアレルギーとは⇒ヒスタミンによる食中毒>
一方、魚アレルギーとは別のものである、
ヒスタミン(☆)という化学物質による症状のことを
『魚のうそのアレルギー』と呼んで注意喚起しておられます。
魚のうそのアレルギーとは、
魚肉に直接含まれるヒスタミンによる症状を指しています。
医学的には抗原抗体反応は無関係であり、アレルギー反応ではないので、
仮性アルルゲンなどと呼ばれます。
厚生労働省は、『ヒスタミンによる食中毒』(☆☆)として解説しています。

青身の魚の筋肉には『ヒスチジン』というアミノ酸が多く含まれています。
そして、青身の魚の筋肉にいる細菌の作用で、『ヒスタミン』に変わってきます。
ヒスチジンが多く含まれる食品(魚肉など)を常温に放置したりすると、
食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスチジンからヒスタミンがどんどん生成されて、
蓄積していきます。
ヒスタミンは加熱しても安定であり、一旦できたものは消えないので
ヒスタミンによる食中毒を生じてしまうのです。
夏の魚による食中毒症状を起こす原因として、
上述のビブリオ菌よりも、ヒスタミンによる中毒のほうが多いという
統計結果もあるくらいですので要注意です。
低温管理と、冷蔵庫からだしたら、速やかに食べるということですね。

<ヒスタミンによる中毒の症状と経過>
ヒスタミンによる中毒の症状としては、
原因となる魚を食べてから10分から90分以内に、
顔が赤くなったり、蕁麻疹、動悸、頭痛、めまいなどを起こします。
ほとんどは3~36時間以内に良くなりますが、
まれにショックを起こすこともあります。
症状としてはアレルギーとそっくりです。

(☆)
ヒスタミン

種々の動植物組織に存在し生理機能に作用を及ぼす物質です。
動物体内でこれが過剰に遊離するとアレルギーを起こします。
花粉症のくしゃみ・鼻水もヒスタミンのせいです。



(☆☆)ヒスタミンによる食中毒について - 厚生労働省
ヒスタミンによる食中毒とは?
ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより発症する、アレルギー様の食中毒です。
ヒスタミンは、食品中に含まれるヒスチジン(タンパク質を構成する20種類のアミノ酸の一種)にヒスタミン産生菌(例、Morganella morganii)の酵素が作用し、ヒスタミンに変換されることにより生成します。
そのため、ヒスチジンが多く含まれる食品を常温に放置する等の不適切な管理をすることで、食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。
ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工工程で除去できないため、
一度生成されると食中毒を防ぐことはできません。


(☆☆☆)鯖などの青魚を食べて起きるアレルギー
①魚自体のアレルギー  
②ヒスタミンによる“アレルギー様食中毒”または“ヒスタミン食中毒”  
③アニサキスアレルギー 
の3つがある。
このうち一番多いのが③アニサキスアレルギーである。



江部康二
コメント
本日ネットニュ~スで!!
都内河北 鈴木です。

本日ネットヤフ~ニュ~スで、
『糖質制限中にオススメのコンビニ食は?
 焼き鳥の糖質量も比べてみた 【医師監修】

6,23、(火) 20:10配信 FASHION BOX

【医師監修】とありますが、どこの医師かなと、全文読んで納得しました!!
最後に
(抜粋)
『名医が考えた認知症にならない最強の食事術』
著者・江部康二

とありましたので、でなければ
『糖質・害毒』をここ迄、指摘し注意出来るわけは無いかなと考えたからです!!

しかしこのニュ~スが『当然至極』かなと、考えます!!
何故か安心したニュ~スだなと、心安らぎました!!

「日本医師界」の糖尿病専門組織「日本糖尿病学会」は、
何故、時代進化しないのか、
不思議でなりません??!!

私は江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
更なる2度の『改善、』している8年目に、
体調快調に成りながら生活できている事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具

2020/06/24(Wed) 01:36 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
鯖のアレルギー
鯖のアレルギーにはアニサキス・アレルギー症によるものが含まれているので多いはないでしょうか。
私も何年か前にアニサキスで強烈な胃痛を経験しました。蕁麻疹は出ませんでしたが、エコー検査では、アレルギー反応で胃壁が倍くらいの厚みに腫れあがっていました。

アニサキスは元々、鯨の腸内に生息する回虫のようなものだそうです。
その糞便を餌とする魚が感染し、それを人が食べることによって感染する経路のようです。

したがって、新鮮な内はサバなどの内臓に存在しているので、内臓をきれいに除去すれば感染リスクは少なくなりますが、少し古いと内臓から身の方に移動していくため、発見や除去が難しくなります。
したがって、鮮度が落ちたので酢でしめると言う調理方法、食べ方が最も危険という事になります。
私もしめ鯖で感染しました。胃酸でも死なないアニサキスは酢でしめたくらいでは死なないそうです。
マイナス20度で24時間以上冷凍すれば死滅するそうです。
2020/06/24(Wed) 06:52 | URL | 西村典彦 | 【編集
Re: 本日ネットニュ~スで!!
都内河北 鈴木 さん

ヤフ~ニュ~スで、
『糖質制限中にオススメのコンビニ食は?
 焼き鳥の糖質量も比べてみた 【医師監修】

『名医が考えた認知症にならない最強の食事術』
著者・江部康二

情報をありがとうございます。
2020/06/24(Wed) 08:00 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 鯖のアレルギー
西村典彦 さん

鯖のアレルギー情報をありがとうございます。
以下の青字のように整理できますね。
しめ鯖で「アニサキス・アレルギー」とは大変でした。
その後、青身魚、白身魚は食べることはできるのでしょうか?
あるいは、かなり食べられない魚が多いのでしょうか?

青魚を食べて起きるアレルギーは、
①魚自体のアレルギー  
②ヒスタミンによる“アレルギー様食中毒”または“ヒスタミン食中毒”  
③アニサキスアレルギー 

の3つがある。
このうち一番多いのが③アニサキスアレルギーである。
2020/06/24(Wed) 08:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re:鯖のアレルギー
アニサキス・アレルギーで魚自体への拒絶反応はないようで、何でも食べられます。甲殻類アレルギーもないので魚介類全般になんでもOKです。

ただ、息子に不思議なアレルギーがあるのですが、何が原因かよくわかっていません。
ある時急に、エビを食べるとのどがイガイガするようになり、甲殻類アレルギーかと思ったのですが、症状が出るのは生のアカエビだけで、火を通せば食べられるし、甘えびなら生でも症状は出ません。このようなアレルギーをご存じでしょうか。
アカエビはアルゼンチン産がほとんどで、消毒液につけられているらしく、それが影響しているのかとも思っています。
2020/06/24(Wed) 12:31 | URL | 西村 典彦 | 【編集
Re: Re: Re:鯖のアレルギー
西村 典彦 さん

魚介類全般になんでもOKとは良かったです。
最近は魚からアニアサキスを除去する工程がしっかりしているのでしょうね。

息子さんのアカエビアレルギーですが、エビの主要アレルゲンはトロポミオシンとされています。
トロポミオシンは、各種甲殻類の主要アレルゲンです。
トロポミオシンは、エビ同士でも種類によって、少しずつ異なっているようです。
それで、アカエビが駄目で、甘エビOKである可能性があります。
下記の太字のサイトが詳しいです。
詳しすぎて難しいので、適宜、拾い読みしてください。私もそうしました。


http://www.mac.or.jp/mail/110301/01.shtml  
食品分析開発センター
2020/06/24(Wed) 13:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
西村さんへ
横からすみません、山梨女です。
私の夫は57歳ですが、昔から生の伊勢海老アレルギーを持っています。他の生エビや蒸したエビは大丈夫です。
1度アレルギーが出たところを見ましたが、顔、体に赤い湿疹ができて、目の白目まで赤くなっていました。本人は体と耳の中が痒かったそうです。
因みに原因不明のアナフィラキシーも年に数回なっていて、今まで2回救急車で運ばれたことがあります(>_<)

2020/06/24(Wed) 13:35 | URL | 山梨女 | 【編集
アニサキスアレルギー
アニサキスアレルギー、私も数年前発症しました。以下は自身の体験談です。
 
夜シメサバを食し、9時間後の真夜中に上半身全体に及ぶ蕁麻疹、猛烈なかゆみに襲われ、あやうくアナフィラキシーか、救急車を呼ぶかとまで考えました。
真冬のベランダで上半身裸になったところ、かゆみがある程度落ち着いたので明朝に受診。その日は薬をもらい、後日検査でアレルギーが判明しました。

(未だに身体を暖めるべきか冷ますべきかは分かりませんので、お読みの方はまねしないでください。)
 
医師からは、アニサキスが潜伏していた可能性がある魚(鯖、鮭、鰯、鰹、秋刀魚など。北洋の魚)は今後食べないようにと指導され、ついでに、あなたは一生治らない、とも宣告されました。

医師は一生食べるなと簡単に仰いますが、どうしても魚欲が抜けず、翌年の検査で完治することを祈っていたところ、翌年の抗体検査ではさらに悪化しているという数値が出てしまいました。
 
専門医によると、最近の検査ではアニサキスアレルギーが急増しており、魚アレルギー、ヒスタミン中毒を凌駕して、サバでアレルギーがでたら、またアニサキスだろう、という感覚とのことでした。

また、症状が軽い場合、自分がアレルギーであることを認識していない人が多い、比較的新しいアレルギーとのことのようです。
 
調べたところ、アニサキスがいる魚はオキアミ(オキアミ等の中にアニサキスがいる)等を餌とする魚で、煮たり焼いたり冷凍してアニサキスを殺しても、または目視でアニサキス自体を除去しても、アニサキスのアレルゲンタンパク質が食べる所の身などに残っていたら、このアレルギーは発症してしまうということのようです。
 
魚好きの自分からしたら苦痛ですが、基本的に養殖モノはオキアミを使わずアニサキスがいないようで、こうした大丈夫とされる魚ばかりを食べております。例えば、鮭と書いてあると、国産かどうかなど必ずチェックします。
(秋刀魚、鯖、鰯・・・・これからの季節、焼き物が食べられないのは堪えます。)

遠洋の鮪等では、最近は冷凍技術が進み、釣ってすぐ冷凍しているそうです。瞬間冷凍により内臓からアニサキスが逃げる暇が無いため、遠洋の魚でもまず発症しません。
 
おそらくかなり前にアニサキス症(アニサキスに消化管を刺される)を発症(アニサキスアレルギーは必ずアニサキス症発症後に発症)したのでしょうが、その後にこのアレルギーに悩まされることになるとは思ってもみませんでした。

このアレルギーにも重い方と軽い方がおられるようで、また、アニサキス症となってもアニサキスアレルギーとならない方もおられるようです。

症状が重い人は煮汁も練り物も全部NGとなるほど食生活全般に及ぶ大変なアレルギーです。
 
私としては、花粉症等他のアレルギー反応と同様に、糖質制限で軽減・消失する日が来ましたら、またご連絡できたらと思います。

(糖質制限で花粉症が消失したのは、私も含め多くの方が自覚できることですが、魚での実験となると完全に自己責任の人体実験ですね。失敗すると次は救急車を呼ぶ事態になることが怖いですが。)
 
N=1ですが参考になりましたら。
2020/06/25(Thu) 19:20 | URL | プーさん | 【編集
追伸
以前イカエビアレルギーについて考察したことがあります。

経験上エビカニアレルギーは小学校低学年よりも高学年の方が多い傾向です。

おそらくは素手でエビカニをさわった際、手指等の傷口からアレルゲンが侵入したから発症したのではないかと考えております。
(それ以前は親が剥いてくれていた)

そう考えるとすべてのアレルギーにもこの考えが適用できます。
なぜアトピー等肌が弱い子ほど食物アレルギーが多いかなどこの考えで府に落ちます。

まさに体は蜂に刺された時と同じ反応をしているものと考察します
以上一般人の浅はかな考えですが。
2020/06/25(Thu) 19:49 | URL | プーさん | 【編集
Re: アニサキスアレルギー
プーさん

とても参考になります。
ありがとうございます。
2020/06/26(Fri) 12:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
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