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糖質制限食とお酒。
こんにちは。
本日は、糖質制限食とお酒に関する考察です。
糖質制限食実践において、お酒は飲んでも良いのですが、
OKのものと、NGのものがあります。

まずは、OKのお酒ですが、蒸留酒があります。
蒸留酒には糖質は、ほぼ含まれていません。
原料が麦でも芋でも米でも黒糖でもOKで、
ウィスキー、焼酎、ウオッカ、ジンなどがあります。

醸造酒には糖質が含まれているので、原則的にはNGです。
ビールや日本酒や紹興酒はNGです。
その中で、糖質ゼロ発泡酒は、大丈夫です。
ワインも、日本食品標準成分表では、糖質含有量は
100mlあたり、白ワインは2g、赤ワインは1.5gとなっていますが、
辛口であればもっと少ないので、2~3杯(200~300ml)はokです。

私の場合夕食後は晩酌で、
焼酎の水割り2~3杯か、赤ワインをボトル半分くらいです。
適量より、やや多めですが、肝機能など全て正常です。
赤ワインは、最近はピノノワール単独が多いです。
チリワインが、比較的安くて美味しいです。
おつまみは、チーズ、焼き海苔、糖質の少ないナッツなどです。

あと、カクテルって毎日飲むわけではないですが、
たまに洒落た店やホテルのバーというシチュエーションで、
「バーテンさん、芋焼酎水割り!」
ではさすがに芸がないので、時に飲みたいお酒ですね。

<糖質制限食OKのカクテル>
昔読んだ、レイモンド・チャンドラーの名作「長いお別れ」の中で、
私立探偵フィリップ・マーロウが好むカクテルがギムレットです。
「プレイバック」のフィリップ・マーロウの決めセリフ
「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない」
(生島次郎訳)

(If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.)
かっこいいですね。
人生で一回ぐらい言ってみたいです。

結局、糖質制限OKカクテルは
ジンベースかウオッカベースが多いです。
ジンベース
ギムレット、ジンライム、ジンリッキー、マティーニ

ウオッカベース

ブラディーメアリー、ウォッカマティーニ

糖尿人のご同輩、たまには洒落たホテルのバーでカクテルを・・・
よきパートナーと共に・・・

<アルコールと血糖低下作用>
アルコールには、血糖低下作用があります。
しかし、個人差が大きいので、(A)gのアルコールが血糖値を(B)mg、
低下させるというように一律にはいきません。

エネルギー源としては、[アルコール→糖質→脂質→タンパク質]の順で利用されます。
焼酎、ウィスキーなど蒸留酒には糖質は含まれていないので、
血糖は全く上昇しません。
しかし、アルコールを摂取すると、人体に対する毒物とみなされて、
優先的に肝臓で分解されますので、
その間、同じ補酵素を使う糖新生がブロックされてしまいます。
従って、アルコールを摂取すると結果として、
肝臓の糖新生を抑制することとなります。
血中アルコール濃度が上昇している間は、糖新生はブロックされるので、
個人差が大きいと思いますが、酒を飲んでいる最中は、
血糖値が下がる人もいると思います。

また、一定量以上のアルコールを摂取すれば、肝臓の夜間糖新生はブロックされ、
翌朝の早朝空腹時血糖値は、下がる可能性が高いです。
アルコールの血糖低下作用については個人差が大きいので、ご注意ください。

なお、SU剤内服中の糖尿人やインスリン注射中の糖尿人は、
過度のアルコール摂取により糖新生が阻害されると
低血糖になりやすいので要注意です。
正常人でも、空きっ腹で大量のアルコールを摂取すれば、
低血糖になる可能性もあります。

<アルコールの適量>
世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。

米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)なら600ml
ワイン(15%)なら200ml
ウイスキー(43%)なら70ml
焼酎(25%)なら120ml
糖質ゼロ発泡酒(4%)なら750ml

に相当します。

<アルコールのリスク>
世界がん研究基金の2007年の勧告で、アルコール摂取は、
「口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん」の確実なリスクであり、
「肝臓がん、大腸がん(女性)」 のリスクとなるので要注意です。 (→ο←)
それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。


江部康二
コメント
お酒も、時代進化しています!!
都内河北 鈴木です。

私の知人は、『糖質対応ビ~ルは、味が悪い』と聴いていましたが、
食品業界も努力して現在は、だいぶ落ち着いたようです!!
後しばらくかなの時代だなと考えます!!

江部先生『糖質制限理論』理解把握したら、
食生活は、既存の『高糖質・食生活』でのままではいけないなと考えます!!

理解把握して実践する者には、
以降の『健康は確約できるかな』と、考えます!!

何故なら私は、21年間の「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医に、
『殺されかけた私が江部先生『糖質制限理論』理解把握・実践で、
インスリン増量3年半余りの患者が、
3か月足らずでインスリン自主離脱して
『ヘモグロビン正常化!!』して、
『生還、覚醒、再覚醒、』している現在8年目があるからの
 証言だからです!!』

【改善・改善医療デ~タ全て、存在してます!!】

『糖質制限理論』を理解把握して実践不可能な人には、私が思う言葉、
狼は、生きろ!!
豚は、死ね!!

特にこの言葉は、「日本医療界」の糖尿病専門組織「日本糖尿病学会」へ、
伝えたいです!!

江部先生には、益々の時代進化・解明した『医療・真理・説明』を
告知下さる様に願いします!!

感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具





2020/05/30(Sat) 20:33 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
江部先生、夏井先生の死因はアルコール、と夏井先生が予言w
お2人とも「適量では収まらない」酒量www
血糖降下作用の大きさは不明なんですよね。

◎スーパー糖質制限食実行は死因にならない
◎糖尿病合併症は起こり得ない

不死身の生物はいないから、いずれは死ぬwww
2020/05/31(Sun) 00:05 | URL | らこ | 【編集
最近は血糖値よりも肝機能を気にしてます。診察日が近いのでドクターに何を言われるか結構気にしてます🙄
2020/05/31(Sun) 08:50 | URL | Yuki yoshi | 【編集
おはようございます
先生、今朝(日曜)なのですが、ラジオで京大のウイルスの先生だと思います。 
ウイルスの話をしていました。
女性の胎盤もウイルスの作用を人間が取り入れたという話と、がんを攻撃するレトロウイルスの話もされてました。
新型に恐怖することなく、付き合って行こうという姿勢を感じることができました。
私も賛成ですし、人間も自然の一部ですからね。
しかし、スウェーデンの獲得免疫の方法は、やはり乱暴なように思えます。
代償が高くつき過ぎてるように感じます。
とはいえ、早く安全な形で獲得したいものです。
2020/05/31(Sun) 09:46 | URL | 猫 | 【編集
Re: おはようございます
猫さん

哺乳類の胎盤形成に、太古のレトロウィルスが関与しているという話題で、
京大の宮沢孝幸先生でしょうか?


生命誌ジャーナル
https://www.brh.co.jp/publication/journal/081/research_1.html
胎盤の多様化と古代ウイルス - エンベロープタンパク質が結ぶ母と子の絆 -
宮沢 孝幸 京都大学
2020/05/31(Sun) 12:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
ご回答ありがとうざいます
おそらくその方だと思います。
ウイルスに対するネガティブなイメージが、かなり緩和されました。

ありがとうございました。
2020/05/31(Sun) 12:40 | URL | 猫 | 【編集
カクテルいろいろ、ビールは甘い
ギムレットのオリジナルレシピ―は、ジンとローズ社のコーディアルライムジュース(保存用に砂糖を加えたライムジュースで日本では入手不可)で作られていたため、今でもライムジュースと小さじ1杯程度のシロップを加えるバーテンダーもいます。ライムジュースと合わせて糖質は3g程度でしょうか。許容範囲と思いますが念のため。

同じ糖質3g程度のカクテルなら、テキーラベースのマルガリータ、テキーラをジンに変えればホワイトレディ―、ラムに変えればZ・Y・Z(エクス・ワイ・ジィ)、寒い時にはラムのお湯割りにレモンを入れて浮かべたバターを溶かしながら飲むホットバタードラム(砂糖抜き)を頂きます。体が温まり、風邪気味の時にお勧めです。
カクテルは、ベースになるアルコールが基本的に蒸留酒なので、そこに加える割り材に気を付ければ、いろいろとバリエーションをたのしめますね。

食事と一緒に飲むのは糖質ゼロビールが多いですですが、これをずっと飲んでいると、普通のビール(特にスーパードライ)がすごく甘い事に気づきました。
スーパードライはその名の通り、切れが良い事を売りにしていると思うのですが、私には甘すぎて飲めない(飲みませんがw)くらいに甘く感じます。とても不思議です。
2020/05/31(Sun) 17:56 | URL | 西村典彦 | 【編集
Re: カクテルいろいろ、ビールは甘い
西村典彦 さん

「ギムレットのオリジナルレシピ―は、ジンとローズ社のコーディアルライムジュース(保存用に砂糖を加えたライムジュースで日本では入手不可)で作られていたため、今でもライムジュースと小さじ1杯程度のシロップを加えるバーテンダーもいます。」

アドバイスありがとうございます。
そうするとライムジュースではなくて、果物のままのライムを搾って貰うのが
いいですね。

「寒い時にはラムのお湯割りにレモンを入れて浮かべたバターを溶かしながら飲むホットバタードラム(砂糖抜き)を頂きます。」

これも寒い日には、とても美味しそうですね。
2020/05/31(Sun) 19:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re:Re:カクテル色々、ビールは甘いの事へ!!
都内河北 鈴木です。

この西村さんと江部先生の、質疑応答に言えるのは、
『糖質・害毒』を弁えない前時代の飲食物の副産物ではないかなと考えます!!

以前にもコメントに有った
『糖質食材は、過去の副産物』であり、
現在は江部先生により解明された世界が認める『糖質・害毒』だと理解して食べれば、
以降に何が起きるかを考えれば、
『世界1の糖尿病、ガン、認知症は、回避できるのですが!!』

日本では、「日本医師界」の専門組織「日本糖尿病学会」を過信しては、
『私の確証有る「生還、覚醒、再覚醒、」のコメントを読んでいただければ、
理解できるかなと考えます!!』

江部先生の返答説明そのものです!!
シロップより、『果物のままのライムを搾ってもらうのがいいですね。』

シロップを使うのは、『糖質・害毒』無知な
前時代の味覚だけの産物だなと考えます!!

『食生活は、美味しいだけの味覚だけで摂取しては、駄目だなと、
自身の『生還、覚醒、再覚醒、』している現状を見ても、
明らかに『糖質・害毒』は、理解把握して、
摂取しない様にしない事だなと考えます!!

江部先生、有益学習出来、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/05/31(Sun) 21:50 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
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