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糖質をたくさん摂っても痩せている人は?その1
こんにちは。

全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人も一定います。
この人たちはなぜ太らないのでしょうか?
まず基本のおさらいです。

<摂取エネルギーと消費エネルギー>
<基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>


1)摂取エネルギー > 消費エネルギー  → 体重増加
 摂取エネルギー = 消費エネルギー  → 体重不変
 摂取エネルギー < 消費エネルギー  → 体重減少


2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら
「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発
熱産生(DIT)」

3)糖質制限食なら、
高糖質食の時には無い
「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加 」

が認められる。

1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少し
やすいことは明白です。

それでは
「全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人」
は、いったいどういうメカニズムいなっているのでしょう。

まず基礎代謝が高い人が、そうなります。
かくいう私も30代までは、炭水化物をいくら食べても太りませんでした。
ラーメンもうどんもご飯もパンもおかずもしっかり食べてましたが体重は不変でした。
医学部で野球部だったので、6年間はかなり運動していて、細身でもそれなりの筋肉量があって、
基礎代謝が高かったのだと思います。
いくら食べても体重は学生時代と同じ56~57kgでした。

しかし40代になって、徐々にお腹がでてきて太りはじめました。
これは、十数年間学生時代と同じ体重であっても、運動してないので、
現実には筋肉量が徐々に減り続けて、脂肪が徐々に増え続けて
見かけ上の体重だけが一緒だったのだと思われます。
結局筋肉量が減って基礎代謝が減ったので、同じ摂取カロリーでも、
消費カロリーを上回るようになり太り始めたのだと思います。
このパターンが所謂中年太りの本態と思われます。

もう一つのパターンは、インスリンが曲者と思います。
インスリンの分泌が多ければ太ります。
基礎分泌インスリンも追加分泌インスリンも一緒のことで、その分泌量が多いほど太ります。
インスリンが肥満ホルモンたる所以です。

私見で仮説ですが、インスリンは基礎代謝を減らしている可能性があります。
インスリンは同化ホルモンであり、脂肪の分解(異化)を邪魔します
ので、基礎代謝が減る可能性があるのです。

常々言ってますように、糖質こそが肥満の元凶です。
それは、糖質だけが血糖値を上昇させ、インスリンを大量に分泌させるからです。
脂質は、単独ではインスリンを全く分泌させませんし、血糖値も上げません。

それでは、『炭水化物をしっかり食べても太らない人』とは、
基礎代謝が高いタイプ以外にはどんなパターンがあるのでしょうか?

次回に続きます。

江部康二
コメント
ケトン体2+
江部先生の毎日のブログ更新を楽しみに、勉強させて頂いている20年糖尿人です。いつも有難うございます。恐縮ですがこの場をお借りしてお伺いします。
朝食は日々きっちり糖質20g以内で食していますが、昼食や夕食は糖質30gから50g超えに緩んでしまいがちで、ここ1年は遂にHbA1c7.9前後が続いてきていました。そこで昨年12月からジャヌビアに代えてSGLT2阻害薬カナグル錠を処方して頂き、併せて就寝前のSMBG値140以上の時は基礎インシュリン3単位を注射してきました。そしたらA1cが7.6 →7.4→7.0とグングン下がってきました。
ここで改めて質問させて頂きたいのは、他の医師から「ケトン体2+になってるので、糖質を摂らないと体に良くない」
と言われたので、このケトン体2+は良くないのか?どうなのかな?と。
さらに、「カナグル錠をジャヌビアに戻して、注射単位を減らしても食事の度に即効型インシュリンを打っていった方が良い」との事でした。
どんなものでしょうか?
小生としては、
「赤ちゃんはケトン体ですよね」
みたいなことを医師に申し上げたのですが、
「大人にはある程度の糖質が必要です」と、言われましたので教えてください。江部先生のご指導賜りたく宜しくお願い申し上げます。

魚田フラント拝
2020/03/26(Thu) 20:05 | URL | 魚田フラント | 【編集
本日記事に納得、多数です!!
都内河北 鈴木です。

本日記事、「その1」ですが、「糖質制限理論」で、
「生還、覚醒、再覚醒、」して、
更なる2度の「改善、」している現在から考えても、
*基礎代謝!!
*糖質こそが、肥満の元凶!!
この2つの説明は、私の「医療デ~タ」の過去の写真を観ても
「説明」その通りだと理解できます!!

私の通院21年間の「日本糖尿病学会」信奉の病院、担当医は、
本日記事内容などは、診療時、説明皆無!!
又は改善へのチラシなども、配布などは、皆無でした!!

当然、反省、学習などは、皆無です!!
<病院・担当医の書付で、確証可能です!!>

《本日の記事内容などは、現実の「日本医療社会」は、
 説明もできないかと考えます!!》
《何故なら、思考が無策だから!!》

《私は可能な限り江部先生「糖質制限理論」で、当然ですが、
 更なる改善を目指します!!》

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、
更なる2度の「改善、」しています!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具




2020/03/26(Thu) 21:17 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: ケトン体2+
魚田フラント さん


カナグル単独でも尿中に数十グラムブドウ糖を排泄させるので、血中ケトン体は基準値より高値となります。

またスーパー糖質制限食なら、血中ケトン体は高値となります。

20g+40+40・・・合計100g/日の糖質摂取ならあまり血中ケトン体は高値にはなりません。

①だけでも、尿中ケトン体が陽性になることはあります。
ケトン体は、ご指摘通り、インスリン作用があるならば、極めて安全な物質です。
他の医師は、<糖尿病ケトアシドーシス>を心配して、ケトン体を恐れているのだと思いますが、
魚田フランとさんは、2型糖尿病で自分自身の内因性インスリン分泌は確保されているので心配ないです。

「SGLT2阻害薬カナグル錠+就寝前のSMBG値140以上の時は基礎インシュリン3単位を注射」
これで良いと思います。
糖質制限食でも、食物繊維とビタミンC確保のために野菜を摂取しますが、野菜にも糖質は含まれています。
それで、スーパー糖質制限食でも、一食に<10~20g>の糖質が含まれることとなります。

必須アミノ酸と必須脂肪酸はありますが、必須糖質はありません。
必須糖質はありませんが、糖質制限食でも野菜や海草や茸の分の糖質は摂取することとなります。
2020/03/27(Fri) 08:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
本日記事説明を、何故「日本医療界」は、言えないのか??!!
都内河北 鈴木です。

私の「所持している病院経営者、責任者・担当医の2か所の書付」を見ても、
日本の病院の権威肩書は、「改善した事への反省学習皆無」で、
疑問しか出ません??!!

日本の医療は何故、江部先生「糖質制限理論」により時代進化・解明された
「害毒・糖質」を食べる事に、こだわるのか、
理解不能です??!!

江部先生「糖質制限理論」理解把握して、実践で、
インスリン投与増量の3年半余りの
「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる改善している、8年目の私は、
「日本医療は、自国民を治療しようとは考えていないのか??」と、
日増しに、怒り増して、考えます!!

《何しろ現状の「日本医療は、狂っているとしか言えません!!!」》

敬具


意味不明です!!



2020/03/27(Fri) 08:53 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
江部先生にお尋ねします。
糖質制限で血糖値のコントロールを行っています。
後鼻漏の症状があり、竹じょ温胆湯という漢方薬をしばらく服用予定なのですが、この薬は血糖を上げる心配はないでしょうか。
2020/03/27(Fri) 09:16 | URL | かおり | 【編集
ケトン体2+
江部先生
早速のご指導有難う存じます。
お陰様で小生の心のモヤモヤが一気に晴天に‼️
蛇足ながら、小生の住む県の糖質制限推進の医師達今だ少なく、更に其々数年通院するも、お忙しいのか受診時なかなか互いの意思疎通難しく致し方なく3/26に地元の糖尿専門内科に、ついに堪らず転院した次第です。
4月から保険適用になると言われた
「テルモ社のグルコースモニタシステム、Dexcom G4 PLATINAM」を1週間後に装着しに再度、当該医院に受診のため通院します。
その時、
「ジャヌビア服用で、糖質を摂って速効インスリンを打って、治療していきましょう」
と、言われた医師に、
「弱虫なので、インスリン打ちは、針怖いし、痛いし、面倒くさいし、今までの血液検査の値で血糖値以外特に問題ないでしょう?カナグル錠に戻して頂けますか?」
とお話して、受け入れて頂けたら通院し続ける事に致します。
ご指導有難うございました。
魚田フラント
2020/03/27(Fri) 09:41 | URL | 魚田フラント | 【編集
Re: タイトルなし
かおり さん

漢方薬エキスは、竹茹温胆湯でも葛根湯でも、乳糖が約7割含まれています。
7.5gなら、5.25gが乳糖です。乳糖は血糖をあげます。
しかし一回分2.5gなら、1.75gの乳糖ですから、あまり気にしなくていいと思います。
2020/03/27(Fri) 17:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ケトン体2+
魚田フラント さん

インスリン注射には弊害があります。
がんリスクが2倍、アルツハイマー病リスクが4倍です。
医師や薬剤師は、インスリンの弊害をあまり知りません。


「SGLT2阻害薬カナグル錠+就寝前のSMBG値140以上の時は基礎インシュリン3単位を注射」
この治療で、インスリンは最小限にするのが、安全です。
2020/03/27(Fri) 17:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
インスリン注射には、弊害が、、、!!
都内河北 鈴木です。

「インスリンの弊害」は、有っておかしくはないですが、
無価値な害毒「糖質」を食べ、インスリンの弊害有る事を承知で、
無用なインスリン投与は、無用だと考えます!!

2005年以降に「糖質の害毒」を説明しないのですから、
「日本糖尿学会」信奉・病院、担当医は、無知だから!!

私は21年間の「糖尿病重症化」から、
後半3年半余りは、「インスリン増量投与」していました!!

それが、江部先生「糖質制限理論」理解把握実践で、
3か月足らずで「ヘモグロビン正常化」し、
「インスリン自主離脱」出来ました!!!

この事から、自身の体験からも、私は、
《「糖質は、害毒」だと、何度でも発言します!!》

現在8年目は、「糖尿病・重症化」から、
江部先生「糖質制限理論」で、インスリン自主離脱出来、
「生還、」し、
後遺症「眼、脳梗塞、」が、「覚醒、再覚醒、」し、
更なる「改善、」しています!!
《改善医療デ~タ、存在してます!!》

「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医、では、
薬・大量投与され、悪化一途で、殺されかけたのだから、
何等かの改善・皆無では、『不可能な事です!!』

当時の「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医、に言われるがまま、
「インスリン増量投与」していたら、
現在の「生還、覚醒、再覚醒、」して、体調快調な日は、
有り得なかったことは、
明白です!!!

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる2度の「改善、」でき、
感謝尽きません!!
ありがとうごいざいます。
敬具





2020/03/27(Fri) 20:14 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
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