2020年03月16日 (月)
こんにちは。
2020年3月15日
ヤフーニュースhttps://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20200315-00167830/
に、
『コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表』
という記事が載りました。
フランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏が、
コロナウイルスに関して、
『イブプロフェンを服用しないほうがよい』と勧告したのです。
フランスの厚生大臣Olivier Veran氏は神経科医で39歳という若さです。
厚生大臣は、自身のツイッターで、
「!新型コロナウイルス:感染者が(イブプロフェンやコルチゾンなどの)抗炎症薬を服用すると、
感染を悪化させる要因になる可能性があります。
熱がある場合は、パラセタモール(別名:アセトアミノフェン)を服用してください」
と述べています。
<アセトアミノフェンとNSAIDs>
イブプロフェンは、非ステロイド性の抗炎症薬(NSAID)に属していますが、
勧告がでるということは、フランスでも、ウィルス感染の発熱に対して
NSAIDを処方する医師がいるのでしょうね。
日本では、近年、風邪などウィルス感染の発熱に対して、
NSAIDsを処方する医師は激減して、
ほとんどが『アセトアミノフェン』を処方するようになっています。
昔は、ロキソニンやボルタレンなどのNSAIDsが、安易に使用されていたので、
これはとても良い変化と思います。
例えばインフルエンザに罹患した患者さんで高熱がでれば、
私も解熱剤を処方することがあります。
このときに「使ってもいい解熱剤はアセトアミノフェンだけ」ということです。
商品名はアセトアミノフェン、カロナール、コカール、アンヒバなどです。
それ以外の、ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、セレコッックス、
イブプロフェン、アスピリン・・・
これらの一般的なNSAIDsはインフルエンザ脳症のリスクがあるので
全て使用してはいけません。
インフルエンザ以外にも各種ウィルス、細菌、原虫などの
感染症が存在しての発熱には、NSAIDsは使用してはいけません。
こちらもアセトアミノフェンだけが使用OKです。
<NSAIDとプロスタグランジン>
この薬(NSAIDs)は、プロスタグランジンという物質の産生を抑えるために
腎臓への血液の流れが悪くなり、急性腎不全を起こすことがあります。
結構頻度が高く、薬を飲んだ後に尿量が減るようでしたら、要注意です。
特に高齢者の腰痛などに
ロキソニン(60)3錠/日 分×3 食後 7日間投与。
とかは、腎障害リスクがとても高くなるので危険です。
プロスタグランジンは全身の様々な組織や器官の細胞に存在します。
結局、NSAIDsは単純に熱を下げるだけではなく、全身の細胞において、
プロスタグランジンという物質の生合成を抑制するのです。
プロスタグランジンは、血圧低下作用や筋肉の収縮作用、黄体退行作用、
血管拡張作用など色々な役割をもつホルモンです。
NSAIDsは、プロスタグランジンの生合成を抑制するのですから、
様々な副作用が出て当たり前なのです。
さらに、痛みや炎症や、解熱の目的で長期に飲み続けると、
胃炎や胃潰瘍の副作用が起こることがあります。
NSAIDsは痛みの元となる物質を作り出す酵素(シクロオキシゲナーゼ:COX:コックス)
の働きを妨げて、解熱や鎮痛、抗炎症作用を発揮する薬です。
COXには2つの種類があり、COX-1は胃粘膜や血管にあって生体の恒常性の維持に、
COX-2は主に刺激があった時に作られ、痛みや炎症に関係しています。
NSAIDsは、COX-2の働きを抑えて、解熱、鎮痛、抗炎症作用を示しますが、
ほとんどのNSAIDsは、COX-2だけでなく、COX-1の働きも抑えるため、
胃酸の分泌が増えたり、胃粘膜の血流が悪くなったりして、
胃炎や胃潰瘍を起こす原因になるのです。
ロキソニン1~2錠/日とか頓用は、リウマチなど、症例により、
やむをえず投与することもあると思います。
私は、アセトアミノフェンが効かない時に、
生理痛とか、頭痛に頓用でなら、許容範囲と思って、処方することもあります。
<アセトアミノフェンの作用機序、使用量など>
結局、
比較的安全に使用できる、解熱剤、鎮痛剤は、アセトアミノフェンだけということです。
アセトアミノフェンは鎮痛・解熱作用を有しており、
NSAIDsと同様にCOXを阻害しますが、
その作用は弱く抗炎症作用はほとんどありません。
そのためアセトアミノフェンはNSAIDsには分類されていません。
アセトアミノフェンの作用機序は、中枢神経におけるCOX阻害と考えられていますが、
詳細な機序は未だに解明されていません。
発熱には、アセトアミノフェンを、
成人なら、1回に300~500~600mg、1日2回なら安全です。
年齢、症状により適宜増減で、原則として1日最大1,500mgです。
なお、本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し、
1日総量1,500mgを超す高用量で長期投与する場合には、
定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与することも必要です。
腰痛や生理痛なら、 成人はアセトアミノフェンとして、
1回300~1000mgを経口服用し、服用間隔は4~6時間以上とし、
年齢、症状により適宜増減しますが、1日総量として4000mgが限度です。
禁忌として以下があります。
消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
重篤な心機能不全のある患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息
しかし、アセトアミノフェン禁忌の患者において、
通常のNSAIDsは、勿論禁忌です。
あと、痛みが強いときは、
トラムセット(トラマドール+アセトアミノフェン)が有効です。
トラマドールは非麻薬性オピオイド受容体刺激薬です。
トラムセットには、NSAIDsのような副作用はありませんが、
吐き気がすることがあります。
それで、初期の1~2週間は、吐き気止めと一緒に内服します。
江部康二
2020年3月15日
ヤフーニュースhttps://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20200315-00167830/
に、
『コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表』
という記事が載りました。
フランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏が、
コロナウイルスに関して、
『イブプロフェンを服用しないほうがよい』と勧告したのです。
フランスの厚生大臣Olivier Veran氏は神経科医で39歳という若さです。
厚生大臣は、自身のツイッターで、
「!新型コロナウイルス:感染者が(イブプロフェンやコルチゾンなどの)抗炎症薬を服用すると、
感染を悪化させる要因になる可能性があります。
熱がある場合は、パラセタモール(別名:アセトアミノフェン)を服用してください」
と述べています。
<アセトアミノフェンとNSAIDs>
イブプロフェンは、非ステロイド性の抗炎症薬(NSAID)に属していますが、
勧告がでるということは、フランスでも、ウィルス感染の発熱に対して
NSAIDを処方する医師がいるのでしょうね。
日本では、近年、風邪などウィルス感染の発熱に対して、
NSAIDsを処方する医師は激減して、
ほとんどが『アセトアミノフェン』を処方するようになっています。
昔は、ロキソニンやボルタレンなどのNSAIDsが、安易に使用されていたので、
これはとても良い変化と思います。
例えばインフルエンザに罹患した患者さんで高熱がでれば、
私も解熱剤を処方することがあります。
このときに「使ってもいい解熱剤はアセトアミノフェンだけ」ということです。
商品名はアセトアミノフェン、カロナール、コカール、アンヒバなどです。
それ以外の、ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、セレコッックス、
イブプロフェン、アスピリン・・・
これらの一般的なNSAIDsはインフルエンザ脳症のリスクがあるので
全て使用してはいけません。
インフルエンザ以外にも各種ウィルス、細菌、原虫などの
感染症が存在しての発熱には、NSAIDsは使用してはいけません。
こちらもアセトアミノフェンだけが使用OKです。
<NSAIDとプロスタグランジン>
この薬(NSAIDs)は、プロスタグランジンという物質の産生を抑えるために
腎臓への血液の流れが悪くなり、急性腎不全を起こすことがあります。
結構頻度が高く、薬を飲んだ後に尿量が減るようでしたら、要注意です。
特に高齢者の腰痛などに
ロキソニン(60)3錠/日 分×3 食後 7日間投与。
とかは、腎障害リスクがとても高くなるので危険です。
プロスタグランジンは全身の様々な組織や器官の細胞に存在します。
結局、NSAIDsは単純に熱を下げるだけではなく、全身の細胞において、
プロスタグランジンという物質の生合成を抑制するのです。
プロスタグランジンは、血圧低下作用や筋肉の収縮作用、黄体退行作用、
血管拡張作用など色々な役割をもつホルモンです。
NSAIDsは、プロスタグランジンの生合成を抑制するのですから、
様々な副作用が出て当たり前なのです。
さらに、痛みや炎症や、解熱の目的で長期に飲み続けると、
胃炎や胃潰瘍の副作用が起こることがあります。
NSAIDsは痛みの元となる物質を作り出す酵素(シクロオキシゲナーゼ:COX:コックス)
の働きを妨げて、解熱や鎮痛、抗炎症作用を発揮する薬です。
COXには2つの種類があり、COX-1は胃粘膜や血管にあって生体の恒常性の維持に、
COX-2は主に刺激があった時に作られ、痛みや炎症に関係しています。
NSAIDsは、COX-2の働きを抑えて、解熱、鎮痛、抗炎症作用を示しますが、
ほとんどのNSAIDsは、COX-2だけでなく、COX-1の働きも抑えるため、
胃酸の分泌が増えたり、胃粘膜の血流が悪くなったりして、
胃炎や胃潰瘍を起こす原因になるのです。
ロキソニン1~2錠/日とか頓用は、リウマチなど、症例により、
やむをえず投与することもあると思います。
私は、アセトアミノフェンが効かない時に、
生理痛とか、頭痛に頓用でなら、許容範囲と思って、処方することもあります。
<アセトアミノフェンの作用機序、使用量など>
結局、
比較的安全に使用できる、解熱剤、鎮痛剤は、アセトアミノフェンだけということです。
アセトアミノフェンは鎮痛・解熱作用を有しており、
NSAIDsと同様にCOXを阻害しますが、
その作用は弱く抗炎症作用はほとんどありません。
そのためアセトアミノフェンはNSAIDsには分類されていません。
アセトアミノフェンの作用機序は、中枢神経におけるCOX阻害と考えられていますが、
詳細な機序は未だに解明されていません。
発熱には、アセトアミノフェンを、
成人なら、1回に300~500~600mg、1日2回なら安全です。
年齢、症状により適宜増減で、原則として1日最大1,500mgです。
なお、本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し、
1日総量1,500mgを超す高用量で長期投与する場合には、
定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与することも必要です。
腰痛や生理痛なら、 成人はアセトアミノフェンとして、
1回300~1000mgを経口服用し、服用間隔は4~6時間以上とし、
年齢、症状により適宜増減しますが、1日総量として4000mgが限度です。
禁忌として以下があります。
消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
重篤な心機能不全のある患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息
しかし、アセトアミノフェン禁忌の患者において、
通常のNSAIDsは、勿論禁忌です。
あと、痛みが強いときは、
トラムセット(トラマドール+アセトアミノフェン)が有効です。
トラマドールは非麻薬性オピオイド受容体刺激薬です。
トラムセットには、NSAIDsのような副作用はありませんが、
吐き気がすることがあります。
それで、初期の1~2週間は、吐き気止めと一緒に内服します。
江部康二
低下した耐糖能は良くなる事は無いか?との質問に私は、ずっと、疲れた膵臓が喜ぶ事(炭水化物を少なめに摂取する(糖質制限)、有酸素運動する)をしていたら、微妙にかもしれないが多少は回復して行く・・・と回答していましたが、最近、糖質制限(ローカーボ)すると耐糖能が悪化すると聞きました。どちらが正しいのでしょうか?
2020/03/16(Mon) 18:52 | URL | 山崎雪子 | 【編集】
山崎雪子 さん
下記の本ブログ記事をご参照頂ければ幸いです。
『糖質制限食と耐糖能』に関しての考察。
2019年11月02日 (土)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5055.html
下記の本ブログ記事をご参照頂ければ幸いです。
『糖質制限食と耐糖能』に関しての考察。
2019年11月02日 (土)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5055.html
2020/03/16(Mon) 19:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生こんばんわ
ドクターシミズの独り言の清水先生もかなり前に新型コロナウイルスに対して解熱剤を使わないように警告していましたね
http://promea2014.com/blog/?p=11556
サイトカインストームというのが起きる可能性があるそうですね。
ドクターシミズの独り言の清水先生もかなり前に新型コロナウイルスに対して解熱剤を使わないように警告していましたね
http://promea2014.com/blog/?p=11556
サイトカインストームというのが起きる可能性があるそうですね。
2020/03/16(Mon) 20:03 | URL | コロナ早く消えろ! | 【編集】
腰痛持ちさん
できれば、主治医に相談して、アセトアミノフェンに切り替えて貰いましょう。
ロキソニンは、アセトアミノフェンが効かないときに限り、一日に1回、或いは2回までとしたほうが安全です。
できれば、主治医に相談して、アセトアミノフェンに切り替えて貰いましょう。
ロキソニンは、アセトアミノフェンが効かないときに限り、一日に1回、或いは2回までとしたほうが安全です。
2020/03/16(Mon) 21:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日ブログ記事の「コロナウイルス服用薬禁止!!」情報は、
大変ありがたいと事だと思います!!
先日のMRI画像は、コメントアップと共に通院医療院長眼科、歯科、国政に関わっていた方々には配布しました!!
脳神経外科院長も前回、今回の頭蓋骨内部の変化改善には驚いていた事には、
私も「糖質制限理論」の「糖質排除の改善効果に驚いています!!」
何度見ても、私の脳内血管の状況が理解できる状況だと思いますので、
今回の改善ですが、こんな「血管状況」だと理解できます!!
感謝の御礼として送付しますので、御覧ください!!
本日のコメント欄の江部先生返答コメントの2番目コメントにも、私の体験も記載されていますね!!
しかし「日本国医療界は、何故、糖質=御飯が、頭の栄養素だと現在も抜かしているのか、
私は、不思議でなりません??!!」
「日本糖尿病学会」に、殺されかけた私は、
面識書きむ、利害関係皆無の1患者が、
江部先生「糖質制限理論」で「生還、覚醒、再覚醒、」でき、
更なる改善している事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日ブログ記事の「コロナウイルス服用薬禁止!!」情報は、
大変ありがたいと事だと思います!!
先日のMRI画像は、コメントアップと共に通院医療院長眼科、歯科、国政に関わっていた方々には配布しました!!
脳神経外科院長も前回、今回の頭蓋骨内部の変化改善には驚いていた事には、
私も「糖質制限理論」の「糖質排除の改善効果に驚いています!!」
何度見ても、私の脳内血管の状況が理解できる状況だと思いますので、
今回の改善ですが、こんな「血管状況」だと理解できます!!
感謝の御礼として送付しますので、御覧ください!!
本日のコメント欄の江部先生返答コメントの2番目コメントにも、私の体験も記載されていますね!!
しかし「日本国医療界は、何故、糖質=御飯が、頭の栄養素だと現在も抜かしているのか、
私は、不思議でなりません??!!」
「日本糖尿病学会」に、殺されかけた私は、
面識書きむ、利害関係皆無の1患者が、
江部先生「糖質制限理論」で「生還、覚醒、再覚醒、」でき、
更なる改善している事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/03/16(Mon) 21:30 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
江部先生 ロキソニンを飲むと、体が浮腫むのはそういう理由なのかと思いました。腎臓は悪くないけれど、ロキソニン飲むと浮腫んで、お医者さんからは、効いてる証拠と言われましたが、気持ち悪いので最近はカロナール500を1日3回飲んでいます。
しかし、湿布はなぜかロキソニンテープ。
この時期、コロナに罹ったかな?という時、湿布薬も注意したほうが良いでしょうか。
しかし、湿布はなぜかロキソニンテープ。
この時期、コロナに罹ったかな?という時、湿布薬も注意したほうが良いでしょうか。
2020/03/17(Tue) 12:36 | URL | 太郎 | 【編集】
太郎 さん
ロキソニン内服で浮腫むのは、腎臓の血流が3割減少するためです。
健常者で3割減少ですから、高齢者ではもっと減少かもしれません。
その点カロナールなら安全です。
ロキソニンの湿布は、まず大丈夫です。
少しは体内に吸収されると思いますが、腎臓の血流を減らすほどではないと思います。
私も、モーラステープやロキソニンテープなど、湿布は処方します。
ロキソニン内服で浮腫むのは、腎臓の血流が3割減少するためです。
健常者で3割減少ですから、高齢者ではもっと減少かもしれません。
その点カロナールなら安全です。
ロキソニンの湿布は、まず大丈夫です。
少しは体内に吸収されると思いますが、腎臓の血流を減らすほどではないと思います。
私も、モーラステープやロキソニンテープなど、湿布は処方します。
2020/03/17(Tue) 14:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
コメントを誤って消してしまい、大変失礼致しました。
ロキソニンを1日3回処方されてたので、相談してみます。
ありがとうございました。
ロキソニンを1日3回処方されてたので、相談してみます。
ありがとうございました。
江部先生、お世話になります。
「『糖質制限食と耐糖能』に関しての考察。」
読ませていただきました。
特にコメント欄のロカボに関する点、
>1.糖尿病発症者はスーパー糖質制限食実行
>2.境界人ならば、穏やかな糖質制限食でも効果あり
私としてはかなりショックです。
合併症の恐怖から逃げるには、スーパー糖質制限食しかないでしょうか?。
かかりつけ病院の管理栄養士が、山田悟先生のロカボを推薦されていて、その管理栄養士から、栄養バランス的に「フルグラ糖質カット」は引き続き食べてくださいね、と言われてしまっています。
栄養バランスを考えた食事って、ほんと~に難しいですね。
プリントアウトしましたので、何度も読み返したいと思います。
「『糖質制限食と耐糖能』に関しての考察。」
読ませていただきました。
特にコメント欄のロカボに関する点、
>1.糖尿病発症者はスーパー糖質制限食実行
>2.境界人ならば、穏やかな糖質制限食でも効果あり
私としてはかなりショックです。
合併症の恐怖から逃げるには、スーパー糖質制限食しかないでしょうか?。
かかりつけ病院の管理栄養士が、山田悟先生のロカボを推薦されていて、その管理栄養士から、栄養バランス的に「フルグラ糖質カット」は引き続き食べてくださいね、と言われてしまっています。
栄養バランスを考えた食事って、ほんと~に難しいですね。
プリントアウトしましたので、何度も読み返したいと思います。
2020/03/17(Tue) 19:52 | URL | れいくたうん | 【編集】
お世話になっております。
現在放送中のテレ朝番組。
新型コロナで重症化しやすい人として糖尿病名医と紹介される医師が糖尿病がある人と発言。
これは正しいのですが対処法は、医師の指示にしたがって薬を飲む、とのこと。
どの専門家も首を捻る発言ばかりですが、もうこれは。まあそれが専門医という存在ですね。
以上速報でした。
現在放送中のテレ朝番組。
新型コロナで重症化しやすい人として糖尿病名医と紹介される医師が糖尿病がある人と発言。
これは正しいのですが対処法は、医師の指示にしたがって薬を飲む、とのこと。
どの専門家も首を捻る発言ばかりですが、もうこれは。まあそれが専門医という存在ですね。
以上速報でした。
2020/03/17(Tue) 21:50 | URL | プーさん | 【編集】
れいくたうん さん
>1.糖尿病発症者はスーパー糖質制限食実行
糖尿病と診断された人は、緩やかな糖質制限だと食後血糖値が、160mg/dl、180mg/dlを超えて上昇するので
合併症が防げません。1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。30gの糖質なら、ピーク90mg上昇で、40gの糖質ならピーク120mgの上昇です。
>2.境界人ならば、穏やかな糖質制限食でも効果あり
新潟労災病院消化器内科部長前川智先生の論文
「耐糖能異常に対する低炭水化物食の効果に関する後ろ向き研究」
において報告されています。
>1.糖尿病発症者はスーパー糖質制限食実行
糖尿病と診断された人は、緩やかな糖質制限だと食後血糖値が、160mg/dl、180mg/dlを超えて上昇するので
合併症が防げません。1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。30gの糖質なら、ピーク90mg上昇で、40gの糖質ならピーク120mgの上昇です。
>2.境界人ならば、穏やかな糖質制限食でも効果あり
新潟労災病院消化器内科部長前川智先生の論文
「耐糖能異常に対する低炭水化物食の効果に関する後ろ向き研究」
において報告されています。
2020/03/18(Wed) 08:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
プーさん
現時点で、新型コロナに有効な薬剤はオルベスコですが、手に入りにくいです。
基本的には自分自身の免疫力が最も肝要です。
糖尿病でも、血糖コントロールが正常人と同レベル(HbA1c6.0%未満など)なら、
リスクも同年齢の正常人と同じです。
ただ、年齢は高齢になるほど明らかにリスクとなります。
一方、糖質セイゲニストは、同年齢の糖質摂取している人に比べると
糖化からくる老化は、あるていど予防できていると思います。
現時点で、新型コロナに有効な薬剤はオルベスコですが、手に入りにくいです。
基本的には自分自身の免疫力が最も肝要です。
糖尿病でも、血糖コントロールが正常人と同レベル(HbA1c6.0%未満など)なら、
リスクも同年齢の正常人と同じです。
ただ、年齢は高齢になるほど明らかにリスクとなります。
一方、糖質セイゲニストは、同年齢の糖質摂取している人に比べると
糖化からくる老化は、あるていど予防できていると思います。
2020/03/18(Wed) 08:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日コメント欄を読んでいて、思うのは、
江部先生ブログへコメント能力があり、するのなら
何故、「糖質は、害毒だとして、極力食する事を排除する事が出来ないのか、
疑問で、不思議です??!!」
やはり「日本医療界」が、
「糖質・信奉だからで、未だに無知だから??」かなと、
私は21年間「日本糖尿病学会」信奉の病院、担当医に、殺されかけた1患者が、
江部先生「糖質制限理論」を理解把握し、実践で、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる改善している9年目現在があるのですが!!
(改善・医療デ~タ存在しています!!)
私は江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる改善している事へ、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日コメント欄を読んでいて、思うのは、
江部先生ブログへコメント能力があり、するのなら
何故、「糖質は、害毒だとして、極力食する事を排除する事が出来ないのか、
疑問で、不思議です??!!」
やはり「日本医療界」が、
「糖質・信奉だからで、未だに無知だから??」かなと、
私は21年間「日本糖尿病学会」信奉の病院、担当医に、殺されかけた1患者が、
江部先生「糖質制限理論」を理解把握し、実践で、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる改善している9年目現在があるのですが!!
(改善・医療デ~タ存在しています!!)
私は江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、更なる改善している事へ、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/03/18(Wed) 12:43 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
江部先生コメントありがとうございました。
ロキソニンテープも100mgとか書いてあるので心配でした。でも複数枚貼っても、むくみを感じた事はありませんでした。今回、先生が交代するとかで、そのうち治るとの見込みで、痛み止めも湿布もどっさり処方されましたので、コロナ対策中使えなかったらどうしようと思ってました。
これで、安心して使えます。
ロキソニンテープも100mgとか書いてあるので心配でした。でも複数枚貼っても、むくみを感じた事はありませんでした。今回、先生が交代するとかで、そのうち治るとの見込みで、痛み止めも湿布もどっさり処方されましたので、コロナ対策中使えなかったらどうしようと思ってました。
これで、安心して使えます。
2020/03/18(Wed) 12:44 | URL | 太郎 | 【編集】
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