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グリコヘモグロビン(HbA1c)とグリコアルブミン(GA)を比較。
こんにちは。

今回の記事は、
グリコヘモグロビン(HbA1c)とグリコアルブミン(GA)を比較してみます。

HbA1c:4.9%~6.0%未満が基準値
GA:11.6%~16.4%が基準値

<GAとHbA1cのそれぞれの意義>

HbA1cは赤血球の寿命が120日であるため4ヵ月前から採血時まで、
一般には、過去2ヶ月の平均血糖値を反映します。
GAはアルブミンの半減期が17日であるため17日前から採血時まで、
一般には、過去2週間の平均血糖値を反映します。
HbA1cとGAは、どちらか一つを、健康保険で、月に一回検査できます。
HbA1cとGAを、同一月に同時に、健康保険で検査することはできません。

高雄病院の糖質制限・糖尿病学校(14日間入院)では、
HbA1cに変えて、退院時のGAを検査することがあります。
スーパー糖質制限食実践で、
必ず退院時GAが改善しますので患者さんに説明しやすいのです。
HbA1cは2週間では、血糖コントロール良好でも変化はありません。


<GAとHbA1cの測定原理と食後高血糖の反映度合い>

HbA1cとグリコアルブミン(GA)は、血液中のヘモグロビンとアルブミンが、
それぞれ血糖と結合して変化したものの割合を示す検査値で、原理は同じです。

血液中のブドウ糖は、いろんなものにへばり付く性質があり、
ヘモグロビン(赤血球の中にあるタンパク質)にくっついて変化したものがHbA1cで、
アルブミンという血清中のタンパク質にくっついて変化したものが、
グリコアルブミン(GA)ということです。

そして、同じ HbA1C値の糖尿病患者さんでも、食後高血糖が頻回にある患者さんの方が、
グリコアルブミンが高くなりやすいことが分かりました。

アルブミンが血糖と結合してグリコアルブミンになるスピードは、
ヘモグロビンが血糖と結合して HbA1Cになるスピードより、
9倍くらい速いと推測されています。


そのため、ごく短時間だけ現れる高血糖に対しては、
グリコアルブミン値の方が HbA1C値より敏感に反応しやすいと考えられます。
ごく短時間だけ現れる高血糖は、通常は糖質摂取後の高血糖です。
これが、「グリコアルブミン検査は食後高血糖の評価に適している」とされる理由です。


<糖質制限食なら、GAがHbA1cより相対的に良い>

ある年の江部康二の検査データ
HbA1c:5.8%(基準値4.9%~6.0%未満) 
グリコアルブミン(GA):13.5%(基準値11.6%~16.4%)


上記、江部康二の検査データだと、両方とも基準値内ですが、
グリコアルブミンのほうが、HbA1cより、相対的に良い数値です。
つまりHbA1cは基準値の上限に近いのに対して
GAは基準値の下限の方に近いです。
これはスーパー糖質制限食実践なので、食後高血糖が極めて少ないことを示しています。

一方、
ある60代男性糖尿人Aさんの検査では
HbA1c:5.8%
グリコアルブミン(GA):18.0%

でした。

江部康二とAさんと、HbA1cは全く同じです。
一方AさんのGAも20%未満と、コントロール良好ではあるのですが、
私のデータと比べるとGAは18.0%とかなり高値です。
つまりAさんは、私に比べると食後高血糖が一定あったこととなります。

よくよくAさんに聞いてみると
「麺類が好きで時々食べていました」
ということでした。

麺類を止めて貰ったら、GAも16.0%をきるようになりました。
すなわち、食後高血糖のない質の良いHbA1cと、食後高血糖のある質の悪いHbA1cとを、
GAを検査することで一定評価できるということになります。
一方、HbA1cは、短時間の食後高血糖を見逃してしまう欠陥のある検査なのです。

GAとHbA1cは同じ月には保険請求できませんので、
時々、GAも検査すれば良いと思います。

食後高血糖をよく反映するので、臨床的にはHbA1cより有用なので、
グリコアルブミン検査は今後、もっと普及して欲しいと思います。
なお、献血したときは、GAが検査して貰えます。



江部康二
コメント
専門組織「日本糖尿病学会」の被害者として、言いたいのは!!
都内河北 鈴木です。

HbA1cとGAの同時・検査不能とは、
治療指す患者には、今更ながら、何か疑問を感じます!!

ですが江部先生の言われる通りならば、有用性があるとしても、
GA検査は、時々にするしかないかと考えます!!

日本医療界の改善・皆無の治療・知識の担当医だと、考えるだけで、改善皆無の指導では、
現在も改善は未定かなと考えます!!

私は、「糖質制限理論」理解把握で、実践できたのも、
会席調理師として30年以上、働いてきて、「糖尿病発症」しましたが、
当時は江部先生「糖質制限理論」は存在していませんでしたから、
致し方ないとあきらめ切れますが、
*2004年、ADA「血糖上昇は、糖質のみ」発表!!
*2005年、江部康二医師「糖質制限理論」発表!!
の以降の現在は、違うだろと言いたいです!!!

私は、江部先生「糖質制限理論」で、
「生還、覚醒、再覚醒、」している9年目現在に
、健康に更なる「覚醒、再覚醒、」しているからです!!

この事実を認めずに、改善皆無の講義を現在もしている
「糖尿病・専門医」として講義している奴等が、
現在も存在がしている事が疑問です??!!

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」出来、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具

2020/03/08(Sun) 22:34 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
健康診断でなぜGAが使われないのか?
>HbA1cは、
>短時間の食後高血糖を見逃してしまう
>欠陥のある検査なのです。

私らこ の55年間の健康診断で「HbA1cは常に正常」で糖尿病合併症バンバンでした。

◎健康診断でなぜ GA が使われないのか?

費用が桁違いに高いのですか???
2020/03/09(Mon) 15:13 | URL | らこ | 【編集
Re: 健康診断でなぜGAが使われないのか?
らこ さん

長い間、日本でも欧米でも、糖尿病コントロールの指標として、
習慣的に『HbA1c』が、検査されてきました。

糖尿病関連の医学論文においても、ほとんどHbA1cが、使用されてきました。
従って、過去との比較や他の論文との比較という側面において
HbA1c以外の選択肢がないというのが医学界の現状と思います。


2020/03/09(Mon) 18:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
患者は慎重に選択して生きてゆく時代!!太郎さんに賛同です!!
都内河北 鈴木です。

太郎さんの言葉、「患者は慎重に選択して生きてゆく時代」!!

ネット時代です!!
私も痛感していた、言葉です!!

私の所属していた「会席料理界もそう感じている現代です!!」

懐石料理も同様です!!
只見た目だけの、栄養素など皆無の金銭だけの接待料理でしたから!!

太郎さんの感想意見に、賛同です!!

<だがこの「日本国の医療界は、
 いつになっても思考・改善皆無の無知のままの情けない現状です!!」>

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/03/10(Tue) 00:03 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
変な投稿が恥ずかしくて削除してしまいました
昨日、ステロイドの関節注射を打たれてしまいかなりショックで、変な投稿をしてしましました。恥ずかしくて削除しました。

糖質を、1gから2gになるようにして夕食を摂ったところ、120台まで上がったのみで落ち着いていました。リブレなので実際は140以上なのでしょうが、正月の時のようになりませんでした。実は前の晩は肩の痛みで一睡もしていなかったのに、昨夜は脳内が興奮して眠れず、これは絶対に副作用という状態なのに、血糖は上がらないで過ごせたことに感謝です。糖質を調整出来るから、安心して対応出来ました。

江部先生、本当に変な投稿してごめんなさい。私が慎重に主治医に糖尿病だと伝えた上で注射を決めればよかったと思います.患者が自己決定する前に、患者としての意見を判るように伝えないとと思いました。

都内河北の鈴木さん、本当に患者は、この命先生に預けるわじゃダメなんですよね。それに今は、先生もパソコンの画面ばかり見てるので、大事なことは、はっきり伝えないとと思いました。

鈴木さんは、懐石料理を専門にされていたのですね。実は私は訳あって、付き合いで懐石料理、主に京懐石やコース料理を食べる回数が多くて、夕食みたいに行くので相当なカロリー相当な糖質、それで太ってしまったと自分では思っています。
だけど、懐石料理は素晴らしい文化だと思うのです。糖質制限の懐石料理は可能でしょうか。そういうお店があったらいいなと思います。
また、いつも江部先生の理論について書かれていらっしゃいますが、私は江部先生の沢山の出版物の一部を読んだだけなので、鈴木さんの示すものがわかるまでには行ってませんでした。昨夜眠れなかったので検索しましたら、今更ながらですが、江部先生の診療所を見つけました。そこに糖質制限理論の参考図書が出てました。今までレシピ本ばかりだったことに気づき、早速注文しました。情報を頂きありがとうございます。


2020/03/10(Tue) 07:53 | URL | 太郎 | 【編集
太郎さんの料理の質問へ!!
都内河北 鈴木です。

江部先生のブログですが、私への質問ですので可能な限りに返答させてください!!

太郎さん、懐石料理の中でも、京懐石、関東ではコース料理を会席料理という様です!!

太郎さん同様に、都内宮内庁御用の店で10年程、景気の良いバブル期でしたから関東焚き煮と申して、面取りなしで、煮汁なしに炊き上げる南京などは
ビタミンが多いと、試食時には他の食材も以上に食べ、酒、煙草、はやらないので、食べまくり、挙句38歳時、体重114Kg、「糖尿病・発症」しました!!

太郎さん質問の「懐石料理の今後」ですが、文化としては良いかと考えますが、
私自身が体験証明した「糖尿病」が、現在は世界で話題のこれほど怖い病気である事が、
江部先生「糖質制限理論」理解把握実践で、
21年間の「糖尿病・重症化(右眼眼圧破裂・失明、脳梗塞・発症)」する、
インスリン増量投与者が、
3か月足らずで、薬不要で、食生活改善で、
「生還、覚醒、再覚醒、」している9年目現在があります事で理解しました!!
<江部先生により解明された「糖質は、必要以上は害毒」です!!>

懐石料理の今後ですが、「必ず改善は有ります!!!」
しかし「糖質・害毒」を認めない改善皆無の「日本医療界」が、問題ですが!!


<そして既成概念打破は、容易くないという事です!!>

只の文化でなく、「脚気・高木兼寛医師」以降140年後の日本の医療界を見て、何と思うのかです!!

<今年のインドネシアの国策「糖質制限理論」実践での言葉、
 「国民浸透には時間はかかる」です!!
 時代進化・解明した食生活の改善だからです!!>

現在の日本も「食品表記」が、今年4月より変わることは以前伝えましたが、
明らかな「糖質制限理論」を意識しての
「炭水化物(糖質、繊維質、)の表記です!!」

太郎さんが感じている「日本医療界」信奉医への思いは、
「既存の時代進化・改善・皆無の日本医療界の疑問通り」かなと考えます!!

だが食品会社は、「糖質対応」しているかと、考えられる日増しの
「糖質対応の現状です!!」

私は現在は、疑問理解します、御節料理、餅、御土産物、和菓子、等々は、
何故食べてきたのかなと、悔やまれますが、
「日本医療界」は、
*2004年、ADA「血糖上昇は。糖質のみ」発表!!
*2005年、江部先生「糖質制限理論」発表!!
をいまだに患者には、指導皆無で、公表していません!!

専門医「日本糖尿病学会」信奉医は、現在も疑問山積みの
「脳の栄養素は、糖質=御飯だから、改定しても50~60%食べましょうと講義をしている現実!!」

「改定50%も、「糖質制限理論」の影響ありだと考える事は、明白です!!」

私は、江部先生「糖質制限理論」で、
「生還、覚醒、再覚醒、」でき、
現在も「覚醒、」継続している事は、
通院診療時に院長より説明で、確信しています!!
(改善・医療デ~タは全て存在してます!!)

太郎さんの理解力なら、「糖質は、繊維質摂取時以外は必要最低限」で、
食生活を楽しめば、必ず健康な未来は、明るい事は確かですね!!
御互い頑張りましょう!!

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」出来、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2020/03/10(Tue) 15:59 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
江部先生のブログで、懐石料理について書かれていました。
都内河北の鈴木さん  コメントありがとうございます。
懐石料理については、いつも作ってくれる方に相談して、工夫してみようと思います。

江部先生 本日、江部先生のブログ内で、懐石料理についての記事を見つけました。また、ネットで、江部先生の召し上がられた糖質制限の懐石料理も拝見しました。

日本病態栄養学会年次学術集会のご報告。京懐石は糖質制限食!
糖尿病
2015/01/1112:34 10 -

勉強になりました。
お店の方と相談して、糖質の少ないメニューに変更してもらおうと思います。

2020/03/10(Tue) 21:34 | URL | 太郎 | 【編集
GA は費用的には?
>従って、過去との比較や他の論文との比較という側面において
>HbA1c以外の選択肢がないというのが医学界の現状と思います。

何事も「新しい面を照らすには新しい方法」が必要です。

◎食後高血糖有無 > 以前の論文と照合

11年前に大書店で全ての「糖尿病本」に目を通した時、江部先生本3冊と釜池先生本1冊だけが

『糖質を食べるから食後高血糖が上がり糖尿病になる』

を明記していました。それ以外の全ての本は「カロリーオーバーが原因で糖尿病になる」と書かれていました。

それらの「愚書」「愚論」と比較して、江部本を評価した人はいない、と思います。

>心筋梗塞の合併率は、
>糖尿病とそんなに変わらないくらいありますので、
>充分危険です。

この危険を日本全国の人に徹底周知させることが大切なのです。
繰り返してお尋ねします。

◎GA は費用的には高くは無いですか?
2020/03/11(Wed) 18:01 | URL | らこ | 【編集
父がアルツハイマー型認知症で骨折直後の書き込み
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1341.html

10年も前のことなので、記憶に残っていませんでしたが、正確に記録されていました。

◎日本糖尿病学会標準の「糖尿病投薬パターン」 → 全く効果なくアルツハイマー型認知症進行 → 赤信号認識できず車に撥ねられ骨折

こんな状況が、未来永劫続くのは、止めにしてほしいです。

◎食後高血糖 = 糖尿病

です。私らこ のように1時間値が200超すなら。
2020/03/11(Wed) 20:20 | URL | らこ | 【編集
姉が死んだ時のコメントへの江部先生のブログ
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1512.html

食後高血糖タイプで、「死への直行便」食らってる 私らこ 家系です(泣

9年前から「食後高血糖タイプを糖尿病診断するように健康診断でして欲しい」旨書いてますね。姉死んでるし。私らこ も死にかかったし。
2020/03/11(Wed) 20:46 | URL | らこ | 【編集
Re: GA は費用的には?
らこ さん

GAも健康保険に通っている検査ですし、安価です。
しかし「HbA1c」「GA」は、同一月には、どちらか一つしか保険で検査できません。

1型糖尿病の場合は、同一月に、両方を検査できます。
2020/03/12(Thu) 07:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
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