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身体組成について検討してみました。
身体組成(しんたいそせい)
e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-089.html    
【身体組成(しんたいそせい)身体の成分組成のことで、
体脂肪と骨と除脂肪軟組織の三要素に分類される。
体組成とも呼ばれる。
身体は「水分・たんぱく質・脂質・ミネラル」の4つの主要成分で組成され、
「脂肪・骨・除脂肪軟組織」の3要素に分類できます。
これらのバランスが崩れていると
肥満・浮腫・栄養失調・骨粗鬆症などの生活習慣病や
慢性疾患症状が現れてくる可能性があります。
近年では脂肪・骨・除脂肪軟組織などの構成比を
手軽に測定出来る「体組成計」と呼ばれる機械が市販されており、
これらの中には体重や体脂肪だけでなく
基礎代謝や内臓脂肪・筋肉量なども測定出来るものや
各部位毎に測定出来るものなど、
目的に応じて色々なレベルの機種があります。
身体組成を継続的に測定することにより、
より効果的な健康管理ができます。
また様々なエクササイズの成果を数値化し管理することも可能になります。】



こんにちは。
今回は身体組成について、検討してみました。

厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、
身体は「水分・たんぱく質・脂質・ミネラル」の4つの主要成分で組成され、
「脂肪・骨・除脂肪軟組織」の3要素に分類できます。

このように、e-ヘルスネッの記載においては、
身体組成の成分には糖質が含まれていません。
実際には、身体組成の成分としての糖質は、1%以下と思われます。
具体的には体重が60kgの男性で、固形成分として、
肝臓のグリコーゲン(約100g)、筋肉のグリコーゲン(約300g)がありますが、
体組成の成分としては、微々たるものですね。
なお、液体成分中のブドウ糖は、
細胞内液のブドウ糖(約40g)と細胞外液のブドウ糖(約20g)があります。

女子栄養大の教科書(パワーポイントスライド)をみても、
糖質は体組成の成分としては無視してあります。

女子栄養大学
解剖・栄養生理学
序論
~解剖・生理学とは~
香川雅春
教科書:第1、3&4章
男性 水分:55~65% 脂肪:15~20% ミネラル:5.8~6.0% タンパク質:16~18%
女性 水分:55~65% 脂肪:20~30% ミネラル:5.5~6.0% タンパク質:14~16%

このように、人体の構成成分を検討してみると、
糖質はほとんど関与していないことが明らかです。
これなら、必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維
食材から摂取することが必要ですが、必須糖質はないというのも納得がいきます。
実際、理論的には必須糖質はゼロです。
国際食事エネルギーコンサルテーショングループの報告でも、
「炭水化物(この場合は糖質とほぼ同義)の理論的な最小必要量はゼロである」(☆)
と明記されています。


次に体組成の中でも、脳の組成を検討してみます。
脳は乾燥重量の約6割弱が脂質、約4割弱が蛋白質、数%がミネラルであり、
体組成に対して、脂質の割合がとても多いです。
神経細胞やグリア細胞の細胞膜成分の割合が大きいので、
結果としてコレステロールやリン脂質が多くなるのです。
リン脂質を構成する脂肪酸の中でも、
脳にはドコサヘキサエン酸(DHA)やアラキドン酸などの多価不飽和脂肪酸(PUFA)が
多く含まれています。

そのため、これらの PUFAs は適切な脳形成に必須の栄養素であると考えられています。

アラキドン酸が多く含まれる食材はまずは「母乳」です。
乳幼児の脳の発達に必須な成分がDHAやアラキドン酸ですが、
さすが母乳ですね。母乳にはDHAも含まれています。
アラキドン酸が多い食材はレバーや肉類、魚類、卵です。
魚には、DHAも多いです。

糖質制限食なら、肉類、魚類、卵をしっかり摂取するので、
乳幼児の脳の発達のためにも、質の良い母乳のためにも好ましい
ですね。


(☆)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10365996
Eur J Clin Nutr. 1999 Apr;53 Suppl 1:S177-8.
Report of the IDECG Working Group on lower and upper limits
of carbohydrate and fat intake. International Dietary Energy
Consultative Group.
Bier DM, Brosnan JT, Flatt JP, Hanson RW, Heird W, Hellerste
in MK, Jequier E, Kalhan S, Koletzko B, Macdonald I, Owen O,
Uauy R.


江部康二

コメント
平均血糖値の換算式
このブログで下記の式がよく登場します。平均血糖値というのは過去2ケ月間の就寝時を含めた数値になるのでしょうか。

<HbA1c×28.7>-46.7=平均血糖値
2020/03/01(Sun) 19:26 | URL | たみ | 【編集
人体組成について、、、納得です!!
都内河北鈴木です。

本日記事内容「人体組成について検討してみました。」を読んで、
一切疑問なく、だから私は江部先生「糖質制限理論」理解把握した事で、
必要エネルギ~摂取して、
「生還、覚醒、再覚醒、」している現在9年目があるのだなと、
「納得しかありませんでした!!」

eーヘルスネット、女子栄養大学、方々は、
組織的に「事実しか表記できないでしょう!!」

しかし何故、私が参加拒否されている、
「日本医療界」の専門組織「日本糖尿病学会」は、
偉そうに改善が有り得ない「医療・講義」をしている事が、
不思議です???!!!

<<【命に係わる事ですから、「日本糖尿病学会」信奉医の専門医に
   講義・学習して、質問したいのですが!!】>>

脳梗塞の影響か「覚醒、再覚醒、」していますが、記憶が乏しいので、
本日記事内容を
今後は何度でも、笑いと共に学習します、です!!

江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/03/01(Sun) 19:38 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: 平均血糖値の換算式
たみ さん

米国のADAG研究によって
HbA1cと平均血糖値の相関が示されました。
この研究に基づき
<平均血糖値(mg/dL)=(28.7×HbA1c)-46.7(r2=0.84)>
という計算式が設定されました。


HbA1cは、過去1~2ヶ月間の空腹時も食後も睡眠時も含めた、平均血糖値を示す指標です。

より詳しく分析すると、HbA1c値の約50%は過去1ヶ月間の間に作られ、
約25%が過去2ヶ月、残りの約25%が過去3、4ヶ月で作られます。

従いまして、HbA1cの値は通常は、
過去1、2ヶ月の平均血糖値を反映していると考えればよいことになります。
2020/03/03(Tue) 09:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
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