2019年12月16日 (月)
こんばんは。
糖尿病患者が、がんになりやすいことに関しては、以前からエビデンスがあります。
高血糖に発がんリスクのエビデンスがあるので、
糖尿病患者にがんが多いことは想定範囲と言えます。
高血糖があると活性酸素が発生して、酸化ストレスリスクとなるのです。
さらに高血糖があると、ブドウ糖がSODなどの抗酸化酵素にへばりついて
その作用を邪魔するため、酸化ストレスリスクが増すのです。
さらに、2014年に、「糖尿病患者は発がん後の死亡率も高い」ということが、
信頼度の高いデンマークの研究により認識されました。
(Diabetologia 2014; 57: 927-934)
(1) 非糖尿病(糖尿病ではない人)
(2) 無投薬糖尿病(糖尿病ではあるが薬物療法を受けていない人)
(3) 経口薬糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬を内服している
もののインスリン注射はしていない人)
(4) インスリン糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬の併用の有
無を問わずインスリン注射をしている人
の4つのグループの分けての研究です。
大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がん、膀胱がんで、
3つの糖尿病群全てで、糖尿病者の死亡率が非糖尿病者より高くなっていました。
また、インスリン糖尿病では、
それらに加え、直腸がん、肺がん、前立腺がんでの死亡率も高くなっていました。
70歳でがんと診断された2年の糖尿病罹病歴を持つ患者での生存率を
モデル計算してみると、がん診断後2年での生存率は、
男性では
(1) 非糖尿病70%
(2) 非インスリン糖尿病(無投薬糖尿病,経口薬糖尿病)60%
(3) インスリン糖尿病20%
女性では
(1) 非糖尿病80%
(2) 非インスリン糖尿病70%
(3) インスリン糖尿病30%
発がん後の死亡率とモデル計算の生存率を検討してみると、
インスリン糖尿病が突出して予後が悪いです。
高インスリン血症そのものに、発がんリスクのエビデンスがあるのですが、
これほど顕著とは、げにインスリン恐るべしです。
また高インスリン血症は、活性酸素を発生させ酸化ストレスリスクとなります。
近年の研究で、
高インスリン血症や高血糖による
酸化ストレス(生体において酸化反応が抗酸化反応を上まわっている状態)が、
発がん、老化、動脈硬化、アルツハイマー病、パーキンソン病などの
リスクとなるとされています。
今回のデンマークの研究で、高インスリン血症の発がんリスクが、
鮮明に証明されたと言えます。
いつも述べていますが、
「インスリンは人体の生存に必要不可欠であるが、その量は少なく
て済む程、身体には優しい」
ということを改めて強調したいと思います。
スーパー糖質制限食なら、インスリンは必要最低限で済むので、
大きな利点と言えます。
スーパー糖質制限食なら、正常人においても、糖尿人においても、
「高血糖」「高インスリン血症」という発がんリスクを著明に減らしますので、
発がん予防できる可能性も高いのです。
インスリン注射をしている糖尿人においても、高糖質食に比べれば、
スーパー糖質制限食実践で、その単位を1/3以下に減らせるので、
発がんリスクや発がん後の死亡リスクも減らす可能性が高いです。
今回のデンマークの研究も、当然普通に糖質を摂取してのデータです。
日本においても従来の糖尿病食(高糖質・低脂質食)を摂取すれば、
「糖尿病患者はがんになりやすいだけでなく、発がん後の死亡率も高い」
ということになるのは想像に難くありません。
スーパー糖質制限食なら、それが防げる可能性が高いのです。
江部康二
糖尿病患者が、がんになりやすいことに関しては、以前からエビデンスがあります。
高血糖に発がんリスクのエビデンスがあるので、
糖尿病患者にがんが多いことは想定範囲と言えます。
高血糖があると活性酸素が発生して、酸化ストレスリスクとなるのです。
さらに高血糖があると、ブドウ糖がSODなどの抗酸化酵素にへばりついて
その作用を邪魔するため、酸化ストレスリスクが増すのです。
さらに、2014年に、「糖尿病患者は発がん後の死亡率も高い」ということが、
信頼度の高いデンマークの研究により認識されました。
(Diabetologia 2014; 57: 927-934)
(1) 非糖尿病(糖尿病ではない人)
(2) 無投薬糖尿病(糖尿病ではあるが薬物療法を受けていない人)
(3) 経口薬糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬を内服している
もののインスリン注射はしていない人)
(4) インスリン糖尿病(糖尿病であって経口血糖降下薬の併用の有
無を問わずインスリン注射をしている人
の4つのグループの分けての研究です。
大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がん、膀胱がんで、
3つの糖尿病群全てで、糖尿病者の死亡率が非糖尿病者より高くなっていました。
また、インスリン糖尿病では、
それらに加え、直腸がん、肺がん、前立腺がんでの死亡率も高くなっていました。
70歳でがんと診断された2年の糖尿病罹病歴を持つ患者での生存率を
モデル計算してみると、がん診断後2年での生存率は、
男性では
(1) 非糖尿病70%
(2) 非インスリン糖尿病(無投薬糖尿病,経口薬糖尿病)60%
(3) インスリン糖尿病20%
女性では
(1) 非糖尿病80%
(2) 非インスリン糖尿病70%
(3) インスリン糖尿病30%
発がん後の死亡率とモデル計算の生存率を検討してみると、
インスリン糖尿病が突出して予後が悪いです。
高インスリン血症そのものに、発がんリスクのエビデンスがあるのですが、
これほど顕著とは、げにインスリン恐るべしです。
また高インスリン血症は、活性酸素を発生させ酸化ストレスリスクとなります。
近年の研究で、
高インスリン血症や高血糖による
酸化ストレス(生体において酸化反応が抗酸化反応を上まわっている状態)が、
発がん、老化、動脈硬化、アルツハイマー病、パーキンソン病などの
リスクとなるとされています。
今回のデンマークの研究で、高インスリン血症の発がんリスクが、
鮮明に証明されたと言えます。
いつも述べていますが、
「インスリンは人体の生存に必要不可欠であるが、その量は少なく
て済む程、身体には優しい」
ということを改めて強調したいと思います。
スーパー糖質制限食なら、インスリンは必要最低限で済むので、
大きな利点と言えます。
スーパー糖質制限食なら、正常人においても、糖尿人においても、
「高血糖」「高インスリン血症」という発がんリスクを著明に減らしますので、
発がん予防できる可能性も高いのです。
インスリン注射をしている糖尿人においても、高糖質食に比べれば、
スーパー糖質制限食実践で、その単位を1/3以下に減らせるので、
発がんリスクや発がん後の死亡リスクも減らす可能性が高いです。
今回のデンマークの研究も、当然普通に糖質を摂取してのデータです。
日本においても従来の糖尿病食(高糖質・低脂質食)を摂取すれば、
「糖尿病患者はがんになりやすいだけでなく、発がん後の死亡率も高い」
ということになるのは想像に難くありません。
スーパー糖質制限食なら、それが防げる可能性が高いのです。
江部康二
インスリン糖尿病ガン発症後2年生存率=20%
8割死ぬのか、、、
糖尿病進行してもインスリン投与は「死への近道」ですね!!!
8割死ぬのか、、、
糖尿病進行してもインスリン投与は「死への近道」ですね!!!
2019/12/17(Tue) 12:28 | URL | らこ | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日ブログの説明も時代進化解明・皆無で、
薬増量の診察診療でした事から考えれば!!
当然ですね「既得権益・医療者」の
「日本糖尿病学会」信奉・医療組織ではね!!
と被害者として発言できます!!
私は、「糖尿病」悪化の重症化する21年間、
3か月半余りインスリン投与増量していましたが、改善皆無でした!!
江部先生「糖質制限理論」理解把握実践で、
3か月足らずでインスリン自主離脱でき、
以降9年目現在までに後遺症「眼、脳梗塞、」が、
「覚醒、再覚醒、」していることから
「糖質制限理論」の真理の凄さを、日々感謝を感じている事を、
江部先生にはお伝えしておきます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日ブログの説明も時代進化解明・皆無で、
薬増量の診察診療でした事から考えれば!!
当然ですね「既得権益・医療者」の
「日本糖尿病学会」信奉・医療組織ではね!!
と被害者として発言できます!!
私は、「糖尿病」悪化の重症化する21年間、
3か月半余りインスリン投与増量していましたが、改善皆無でした!!
江部先生「糖質制限理論」理解把握実践で、
3か月足らずでインスリン自主離脱でき、
以降9年目現在までに後遺症「眼、脳梗塞、」が、
「覚醒、再覚醒、」していることから
「糖質制限理論」の真理の凄さを、日々感謝を感じている事を、
江部先生にはお伝えしておきます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/12/17(Tue) 19:35 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
「3か月半余りインスリン投与増量していましたが、改善皆無でした!!」
が、
「3年半余り」に訂正してください!!
本日「ガン」発症の記事を読み、日々のニュ~スでもほぼ毎日
「ガン発症で、死去」のニュ~スは必ずと言ってよいほどあります!!
「生還、覚醒、再覚醒、」して9年目現在考えても、余りにも時代進化解明した害毒食材「糖質」だと自身の改善をもって、
江部先生「糖質制限理論」を、証明します!!
インドネシアは、国が国民へ「糖質排除を提案」しているというのに、
日本医療の程度は??と考えます!!
<医療デ~タ全て存在しています!!>
<糖尿病・専門医と称する、医療者の無知の書付も存在します!!>
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます!!
敬具
「3か月半余りインスリン投与増量していましたが、改善皆無でした!!」
が、
「3年半余り」に訂正してください!!
本日「ガン」発症の記事を読み、日々のニュ~スでもほぼ毎日
「ガン発症で、死去」のニュ~スは必ずと言ってよいほどあります!!
「生還、覚醒、再覚醒、」して9年目現在考えても、余りにも時代進化解明した害毒食材「糖質」だと自身の改善をもって、
江部先生「糖質制限理論」を、証明します!!
インドネシアは、国が国民へ「糖質排除を提案」しているというのに、
日本医療の程度は??と考えます!!
<医療デ~タ全て存在しています!!>
<糖尿病・専門医と称する、医療者の無知の書付も存在します!!>
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます!!
敬具
2019/12/18(Wed) 16:13 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
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