2019年11月21日 (木)
【19/11/20 川端治
スーパー糖質制限は死亡率が1.3倍になる
20日のNHKあさイチ!でアメリカのエビデンスで1年以上極端な糖質制限をした人の死亡率が標準な人より1.3倍になると出ていました。先生は、どう思われますか?】
【19/11/21 ギー
朝イチの特集について
先生、毎日お疲れ様です。久々にコメントさせていただきました。朝イチの特集で糖質制限を長年続ける人は死亡率が高いと特集をしていて否定的な先生の話だけで肯定的な先生方の意見もなく番組にがっかりしてしまいました。先生はこの特集御覧になられましたか?もし御覧になられなくともどう思われますか?】
おはようございます。
11月20日『NHKあさイチ!』で、糖質制限食に批判的な内容が放映されたとのことです。
川端治さんとギーさんからコメントと質問を頂きました。
NHKに出演した医師の根拠は、コホート研究に基づくものでした。
そして、実はコホート研究はエビデンスレベルは、レベル2と低いのです。
また、
コホート研究でも糖質制限食に有利な結論の論文もあります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5062.html
糖質制限食に肯定的な信頼度の高いエビデンスあり、否定派論文にはなし。
2019年11月10日 (日)
今回は、糖質制限食に肯定的なエビデンスとなる信頼度の高い論文を
取り上げてみました。
まずは、エビデンスレベルのもっとも高い
「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」
の論文で、糖質制限食の有効性を示すものを列挙してみました。
集めてみると、こんなにたくさんあるのですね。
一方、糖質制限食に否定的な、
「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」の論文は皆無です。
この時点で、「糖質制限食是非論争」に
エビデンスレベルで、明白な決着がついたと言えます。
さらに追加で
<米国糖尿病学会と糖質制限食。その変遷。>
について、記載しました。
<RCT(ランダム化比較試験)レベル1+>
①Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)2009年
体重減少、中性脂肪減少、HDL-C増加は低炭水化物食が低脂質・低カロリー食に比し有効。13の電子データベースの2000年1月~2007年3月の低炭水化物食と低脂質食比較RCTをメタ解析。
Systematic review of randomized controlled trials of low-carbohydrate vs. low-fat/low-calorie diets in the management of obesity and its comorbidities M. Hession,et all
Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)
Volume 10, Issue 1, pages 36–50, January 2009
②Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)2012年
23レポートのメタ解析によって
研究期間にかかわらず糖質制限食が体重,脂質,血糖,血圧を改善させる。
Obes Rev 2012; 13: 1048-1066Systematic review and meta-analysis of clinical trialsof the effects of low carbohydrate diets oncardiovascular risk factorsobr_1021
③システマティック・レビュー/53RCTのメタアナリシス。ランセット。
1)低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果が高い。
2)低脂肪食は他の高脂肪食との比較で減量効果に有意差なし。
3)低脂肪食は普通食との比較でのみ、体重減少効果があった。
4)低脂肪食は、長期的な減量効果についての科学的裏付けがない。
Effect of Low-Fat Diet Interventions Versus Other Diet Interventions on Long-Term Weight Change in Adults:
A Systematic Review and Meta-Analysis Lancet Diabetes Endocrinol 2015 Dec 01;3(12)968-979,
DK Tobias, M Chen, JE Manson, DS Ludwig, W Willett, FB Hu
<RCT(ランダム化比較試験)レベル1>
①低糖質食 vs. 低脂質食。低糖質食の圧勝
低糖質食 vs. 低脂質食、減量や脂質データなどCVD(心血管疾患)リスク低減で、
低糖質食の圧勝。148人の肥満者を、1年間研究。
低糖質食は40g/日未満。
Effects of low-carbohydrate and low-fat diets: a randomized trial.
Bazzano LA et all
Ann Intern Med. 2014 Sep 2;161(5):309-18
②DIRECT低炭水化物食で一番体重減少・ HDL-C増加
脂肪制限食(カロリー制限)、
地中海食(カロリー制限)、
低炭水化物食(カロリー無制限)の3群
低炭水化物群のみカロリー無制限のハンディがあったが、結局3群全て同じだけのカロリーが減少。満足度と満腹度。
当初糖質20g/日以下。3ヶ月後から120g/日以下を目指すも、結局女性150g/日、男性180g/日で40%の糖質。
糖質約50%の低脂肪食群、地中海食群(高糖質群)
DIRECT(Dietary Intervention Randomized Controlled Trial)
322人を3群に分けて、2年間の研究。
Iris Shai,et all:Weight Loss with a Low-Carbohydrate,Mediterranean,or Low-Fat Diet. NENGLJ MED JULY17,2008、VOL359.NO.3 229-241
③DIRECTのフォローアップ研究。合計6年間。
地中海食、低炭水化物食の2群は、6年後も 体重減少に有意差あり。
Four-Year Follow-up after Two-Year Dietary Interventions
N Engl J Med 2012; 367:1373-1374October 4, 2012
④低糖質地中海食(LCMD)。HbA1cレベルの大きな減少。
低糖質地中海食(LCMD)。8年間RCT研究論文。
糖質50%未満のLCMD群(108人)と低脂肪群(107人)の比較。女性は1500kcal/日。男性は1800kcal/日。
新たに診断された2型糖尿病患者では、LCMDは低脂肪食と比較して、HbA1cレベルの大きな減少、糖尿病の寛解率が高く、糖尿病治療薬の導入を遅らせた。
Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1824-30.
The effects of a Mediterranean diet on the need for diabetes drugs and remission of newly diagnosed type 2 diabetes: follow-up of a randomized trial.
⑤低炭水化物食が、肥満・HDL-C・TGを改善。
JAMA 2007年3月 A TO Z 体重減少研究
アトキンス、ゾーン、ラーン、オーニッシュダイエットのそれぞれの1年間の体重減少効果などをみた。311人の女性を上記4グループに分けて追跡。これら4種のダイエット法は、いずれも米国でポピュラーなものである。
アトキンスは低炭水化物食(スーパー糖質制限食)、ラーンとオーニッシュは高炭水化物、低脂肪食、ゾーンは炭水化物40%
低炭水化物食が体重を最も減少させて、HDL-CとTGを改善。
Comparison of the Atkins, Zone, Ornish, and LEARN Diets for Change in Weight and Related Risk Factors Among Overweight Premenopausal Women
The A TO Z Weight Loss Study: A Randomized Trial ,JAMA297:969-977
エビデンスレベル 「糖尿病診療ガイドライン2016」
レベル1 + 質の高いランダム化比較試験(RCT)および
それらのメタアナリシス(MA)/システマティック・ レビュー(SR)
レベル1 それ以外のRCTおよびそれらのMA/SR
レベル2 前向きコホート研究およびそれらのMA/SR
(事前に定めた)RCTサブ解析
レベル3 非ランダム化比較試験 前後比較試験
後ろ向きコホート研究
ケースコントロール研究およびそれらのMA/SR
RCT後付けサブ解析
レベル4 横断研究
症例集積
*質の高いRCTとは①多数例②二重盲検、独立判定③高追跡率④ランダム割り付け法が明確などをさす。
<米国糖尿病学会と糖質制限食。
その変遷。>
1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」(ガイドライン)を
2008年以来5年ぶりに改訂しました。
そして適切な三大栄養素比率は確立されていないことを示し、
全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しないと明言しました。
そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
そして患者ごとに個別に様々な食事パターン
〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限 食,低脂質食,高血圧食〕が
受容可能としました。
5)米国糖尿病学会は、2019年4月、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサスレポートにおいて、
『糖質制限食(Low-carbohydrate eating patterns)が、血糖コントロールに関してエビデンスが最も豊富である』
と明言しました。
江部康二
スーパー糖質制限は死亡率が1.3倍になる
20日のNHKあさイチ!でアメリカのエビデンスで1年以上極端な糖質制限をした人の死亡率が標準な人より1.3倍になると出ていました。先生は、どう思われますか?】
【19/11/21 ギー
朝イチの特集について
先生、毎日お疲れ様です。久々にコメントさせていただきました。朝イチの特集で糖質制限を長年続ける人は死亡率が高いと特集をしていて否定的な先生の話だけで肯定的な先生方の意見もなく番組にがっかりしてしまいました。先生はこの特集御覧になられましたか?もし御覧になられなくともどう思われますか?】
おはようございます。
11月20日『NHKあさイチ!』で、糖質制限食に批判的な内容が放映されたとのことです。
川端治さんとギーさんからコメントと質問を頂きました。
NHKに出演した医師の根拠は、コホート研究に基づくものでした。
そして、実はコホート研究はエビデンスレベルは、レベル2と低いのです。
また、
コホート研究でも糖質制限食に有利な結論の論文もあります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5062.html
糖質制限食に肯定的な信頼度の高いエビデンスあり、否定派論文にはなし。
2019年11月10日 (日)
今回は、糖質制限食に肯定的なエビデンスとなる信頼度の高い論文を
取り上げてみました。
まずは、エビデンスレベルのもっとも高い
「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」
の論文で、糖質制限食の有効性を示すものを列挙してみました。
集めてみると、こんなにたくさんあるのですね。
一方、糖質制限食に否定的な、
「エビデンスレベル1+」と「エビデンスレベル1」の論文は皆無です。
この時点で、「糖質制限食是非論争」に
エビデンスレベルで、明白な決着がついたと言えます。
さらに追加で
<米国糖尿病学会と糖質制限食。その変遷。>
について、記載しました。
<RCT(ランダム化比較試験)レベル1+>
①Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)2009年
体重減少、中性脂肪減少、HDL-C増加は低炭水化物食が低脂質・低カロリー食に比し有効。13の電子データベースの2000年1月~2007年3月の低炭水化物食と低脂質食比較RCTをメタ解析。
Systematic review of randomized controlled trials of low-carbohydrate vs. low-fat/low-calorie diets in the management of obesity and its comorbidities M. Hession,et all
Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)
Volume 10, Issue 1, pages 36–50, January 2009
②Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)2012年
23レポートのメタ解析によって
研究期間にかかわらず糖質制限食が体重,脂質,血糖,血圧を改善させる。
Obes Rev 2012; 13: 1048-1066Systematic review and meta-analysis of clinical trialsof the effects of low carbohydrate diets oncardiovascular risk factorsobr_1021
③システマティック・レビュー/53RCTのメタアナリシス。ランセット。
1)低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果が高い。
2)低脂肪食は他の高脂肪食との比較で減量効果に有意差なし。
3)低脂肪食は普通食との比較でのみ、体重減少効果があった。
4)低脂肪食は、長期的な減量効果についての科学的裏付けがない。
Effect of Low-Fat Diet Interventions Versus Other Diet Interventions on Long-Term Weight Change in Adults:
A Systematic Review and Meta-Analysis Lancet Diabetes Endocrinol 2015 Dec 01;3(12)968-979,
DK Tobias, M Chen, JE Manson, DS Ludwig, W Willett, FB Hu
<RCT(ランダム化比較試験)レベル1>
①低糖質食 vs. 低脂質食。低糖質食の圧勝
低糖質食 vs. 低脂質食、減量や脂質データなどCVD(心血管疾患)リスク低減で、
低糖質食の圧勝。148人の肥満者を、1年間研究。
低糖質食は40g/日未満。
Effects of low-carbohydrate and low-fat diets: a randomized trial.
Bazzano LA et all
Ann Intern Med. 2014 Sep 2;161(5):309-18
②DIRECT低炭水化物食で一番体重減少・ HDL-C増加
脂肪制限食(カロリー制限)、
地中海食(カロリー制限)、
低炭水化物食(カロリー無制限)の3群
低炭水化物群のみカロリー無制限のハンディがあったが、結局3群全て同じだけのカロリーが減少。満足度と満腹度。
当初糖質20g/日以下。3ヶ月後から120g/日以下を目指すも、結局女性150g/日、男性180g/日で40%の糖質。
糖質約50%の低脂肪食群、地中海食群(高糖質群)
DIRECT(Dietary Intervention Randomized Controlled Trial)
322人を3群に分けて、2年間の研究。
Iris Shai,et all:Weight Loss with a Low-Carbohydrate,Mediterranean,or Low-Fat Diet. NENGLJ MED JULY17,2008、VOL359.NO.3 229-241
③DIRECTのフォローアップ研究。合計6年間。
地中海食、低炭水化物食の2群は、6年後も 体重減少に有意差あり。
Four-Year Follow-up after Two-Year Dietary Interventions
N Engl J Med 2012; 367:1373-1374October 4, 2012
④低糖質地中海食(LCMD)。HbA1cレベルの大きな減少。
低糖質地中海食(LCMD)。8年間RCT研究論文。
糖質50%未満のLCMD群(108人)と低脂肪群(107人)の比較。女性は1500kcal/日。男性は1800kcal/日。
新たに診断された2型糖尿病患者では、LCMDは低脂肪食と比較して、HbA1cレベルの大きな減少、糖尿病の寛解率が高く、糖尿病治療薬の導入を遅らせた。
Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1824-30.
The effects of a Mediterranean diet on the need for diabetes drugs and remission of newly diagnosed type 2 diabetes: follow-up of a randomized trial.
⑤低炭水化物食が、肥満・HDL-C・TGを改善。
JAMA 2007年3月 A TO Z 体重減少研究
アトキンス、ゾーン、ラーン、オーニッシュダイエットのそれぞれの1年間の体重減少効果などをみた。311人の女性を上記4グループに分けて追跡。これら4種のダイエット法は、いずれも米国でポピュラーなものである。
アトキンスは低炭水化物食(スーパー糖質制限食)、ラーンとオーニッシュは高炭水化物、低脂肪食、ゾーンは炭水化物40%
低炭水化物食が体重を最も減少させて、HDL-CとTGを改善。
Comparison of the Atkins, Zone, Ornish, and LEARN Diets for Change in Weight and Related Risk Factors Among Overweight Premenopausal Women
The A TO Z Weight Loss Study: A Randomized Trial ,JAMA297:969-977
エビデンスレベル 「糖尿病診療ガイドライン2016」
レベル1 + 質の高いランダム化比較試験(RCT)および
それらのメタアナリシス(MA)/システマティック・ レビュー(SR)
レベル1 それ以外のRCTおよびそれらのMA/SR
レベル2 前向きコホート研究およびそれらのMA/SR
(事前に定めた)RCTサブ解析
レベル3 非ランダム化比較試験 前後比較試験
後ろ向きコホート研究
ケースコントロール研究およびそれらのMA/SR
RCT後付けサブ解析
レベル4 横断研究
症例集積
*質の高いRCTとは①多数例②二重盲検、独立判定③高追跡率④ランダム割り付け法が明確などをさす。
<米国糖尿病学会と糖質制限食。
その変遷。>
1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」(ガイドライン)を
2008年以来5年ぶりに改訂しました。
そして適切な三大栄養素比率は確立されていないことを示し、
全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しないと明言しました。
そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
そして患者ごとに個別に様々な食事パターン
〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限 食,低脂質食,高血圧食〕が
受容可能としました。
5)米国糖尿病学会は、2019年4月、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサスレポートにおいて、
『糖質制限食(Low-carbohydrate eating patterns)が、血糖コントロールに関してエビデンスが最も豊富である』
と明言しました。
江部康二
昨日放送したあさイチ!の内容はこちらに紹介されています
理想の食とは!? 糖質の新常識SP
専門家ゲスト:伊藤裕さん(慶應義塾大学医学部教授
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
金曜放送予定も同じ伊藤教授ですのであさイチ!とほぼ同じ内容になるかと思います
先どり きょうの健康「食欲の秋!食と健康SP “糖質”ってどうなの?」
NHK総合 11/22(金) 10:40~10:55
Eテレ 11/25(月) 20:30~20:45
理想の食とは!? 糖質の新常識SP
専門家ゲスト:伊藤裕さん(慶應義塾大学医学部教授
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
金曜放送予定も同じ伊藤教授ですのであさイチ!とほぼ同じ内容になるかと思います
先どり きょうの健康「食欲の秋!食と健康SP “糖質”ってどうなの?」
NHK総合 11/22(金) 10:40~10:55
Eテレ 11/25(月) 20:30~20:45
2019/11/21(Thu) 11:40 | URL | 貧乏知識 | 【編集】
最初にポテサラはNG 食後高血糖抑える飲み方の鉄則
お酒と血糖値(下)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO51222700R21C19A0000000?type=my#AwAUAgAAMzc5MzQyMw
お酒と血糖値(下)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO51222700R21C19A0000000?type=my#AwAUAgAAMzc5MzQyMw
2019/11/21(Thu) 12:06 | URL | yanosono | 【編集】
「糖質制限で死亡率1・3倍以上!」
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
私がこのコメント欄で以前に糖質制限で寿命が縮まると言うランセット論文を主導したのはハーバード大のウォルター・ウィレット教授だと書きましたが、このコホート研究を行ったアメリカのシモンズ大学のテレサ・ファン教授はハーバード大学公衆衛生大学院で非常勤教授もしている「ウォルター・ウィレット教授の一派」です。ランセットの論文と同様、このいい加減なコホート論文も、怪しいFFQを4年ごとに行っただけで、お決まりの結論を導いてます。でもNHKは「いま世界各国から、極端な糖質制限には健康に大きなリスクがあるという研究報告が上がっています。」と何か新しい事実が解ったような言い方しておきながら、なぜ10年位前の低レベルのコホート論文を持ち出して糖質制限批判の番組を作ったんでしょうか?前にNHKは「血糖値スパイクの危険」を番組で取り上げて医療関係や食品業界から怒られたんでしょうか?でもあれも最後の結論が朝食を抜かないとか、食べる順番が重要とかでズッコケさせてくれましたが(笑)、で、今回は最初から糖質制限批判のための内容だったようですね、何が背景なんでしょうね。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2989112/
https://www.simmons.edu/academics/faculty/teresa-fung
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
私がこのコメント欄で以前に糖質制限で寿命が縮まると言うランセット論文を主導したのはハーバード大のウォルター・ウィレット教授だと書きましたが、このコホート研究を行ったアメリカのシモンズ大学のテレサ・ファン教授はハーバード大学公衆衛生大学院で非常勤教授もしている「ウォルター・ウィレット教授の一派」です。ランセットの論文と同様、このいい加減なコホート論文も、怪しいFFQを4年ごとに行っただけで、お決まりの結論を導いてます。でもNHKは「いま世界各国から、極端な糖質制限には健康に大きなリスクがあるという研究報告が上がっています。」と何か新しい事実が解ったような言い方しておきながら、なぜ10年位前の低レベルのコホート論文を持ち出して糖質制限批判の番組を作ったんでしょうか?前にNHKは「血糖値スパイクの危険」を番組で取り上げて医療関係や食品業界から怒られたんでしょうか?でもあれも最後の結論が朝食を抜かないとか、食べる順番が重要とかでズッコケさせてくれましたが(笑)、で、今回は最初から糖質制限批判のための内容だったようですね、何が背景なんでしょうね。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2989112/
https://www.simmons.edu/academics/faculty/teresa-fung
yanosono さん
情報をありがとうございます。
山田悟医師のお話ですね。
情報をありがとうございます。
山田悟医師のお話ですね。
2019/11/21(Thu) 16:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
駐在君
いつも適切なコメントをありがとうございます。
とても参考になります。
いつも適切なコメントをありがとうございます。
とても参考になります。
2019/11/21(Thu) 16:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
大変お世話になっております。
NHKあさイチ、要点は、糖質制限は糖尿とその予備軍の人、肥満の人で1年に限って、という内容でした。
先日の夏井先生ご出演の討論番組でも、反対派の方がダイエットや糖尿病患者に対する糖質制限の有効性を否定せず(むしろほぼ完全に肯定)、しかしながら長期的なエビデンスがない、危険な恐れもあるという主張で終わっていましたので、ここに至って、糖質制限の(完全)否定論者はもういなくなったということなのでしょう。もう今後、賛成派、反対派の討論番組を行うことはないと思います(反対派が論破されるので誰も出たがらない)。
NHK出演医師は1年という単位を出してしまってますが、これは日本では初耳です。とりあえず長期でないから1年間としてしまったのでしょう。では1年1ヶ月では、2年ならダメなのかとか、2年やって体に良いなら期間の制限に意味はあるのかということになって、これは科学的、論理的に考えるとおかしな話です。ぴったり1年という期間は全く無根拠であるということにいつか気づかれることでしょう。もっというと、糖尿とその予備軍の人と肥満の人の体には良くて、その他の人にはなぜ悪いの?その科学的根拠は?となるはずです(たしかに糖尿とその予備軍の人と肥満の人しかやろうとは考えませんが。)。
糖尿病患者は1年で薬に戻れ、と言っているに等しいのですが、そうした非科学的な主張は逆に無責任かつ危険であることに(医師としても)気づかないのでしょうか。過去の食の常識とエビデンスレベルが低い統計をむりやり繋げ、思い込みによる結論ありきで論理破綻していると感じます。やはり実践者でないと見えないものがあるのですね。
NHKいつのまにやら、高糖質は危険でありこれが世の中の常識、となっているようです。これらのことは(日本糖尿病学会はさておき)日本の世論、趨勢は米糖尿病学会でいうところの2段階目にさしかかったことを意味しています。ということは、もう米国で起こった変化と同様の変化が止めようがない流れとなったということです。
これらのマスコミの影響力(特にNHK)は高齢世代ほど強く、今後の糖尿病の(少なくとも)新患患者では多くの方が糖質制限を選択肢として意識せざるを得ないことになると考えます(どうしても糖質が食べたい人は必ず一部いて、その人たちは最初から薬を選択するのでしょうが。)。患者から問われたらどう対応されるのでしょう。1年間だけ糖質制限OKとか指導する医師がまさか出てきたりするのでしょうか(まあ患者はその後も続けることを選びますが)。
糖尿でない人の長期の糖質制限が世の中に浸透するのは相当期間を要することでしょう。思い出すのは、今世紀の始め辺りまでインターネットが危険だとマスコミが散々あおっていたことです。今になっては老若男女、ネットは当たり前のものになり誰もそんなことに触れなくなりました。当時、危険と主張していた人もいつの間にやら当時から主張していないような顔で平然としています。
私も経験があり、4年程前、知り合いに痩せた原因を質問され糖質制限の説明をしたところ、「そんなのはやめろ。米を食わないなんてありえない」と突然キレだし、あげくに結構な時間小馬鹿にされ全面否定されたことがあります(相手に勧めてもいません)。先月その彼に会った際、痩せていたので聞いたところ、糖質制限をしたと平然と答えていました。「絶対やらないって言ってませんでした?」とつっこんだら、「でへへー」と笑うだけで、こちらは呆れました。ごめんの一言もありませんでした。文句を言われた方はずいぶんと忘れないのですが、言うような人たちは大体こんなもんです。自分が言ったことは忘れても説明内容は覚えてくれていたのは救いですが。スルーも必要ですが、言うべきことは言っておくことも大切なようです。時代が変われば大半が追随してくるものなのでしょう。
時代の変化は多くの場合徐々にであり、「その日」を実感しづらいものですが、江部先生をはじめ高雄病院の皆様(及び全国の糖質制限実践者)が、自分たちが正しかったと高らかに勝利を宣言する時期がいよいよ近づいてきたのでは、と感じております。
3年ほど前、柏でのセミナーの終了時、女性が多数陣取っていて?一受講者としてご挨拶ができませんでしたが、いつかどこかで先生と乾杯し、感謝とともにおめでとうございますとお伝えできる日が訪れれば幸いです。
先生が世の中に変革を起こしました。末永く元気に過ごされて、今後も糖質制限の普及に尽力されることを心より願っております。
NHKあさイチ、要点は、糖質制限は糖尿とその予備軍の人、肥満の人で1年に限って、という内容でした。
先日の夏井先生ご出演の討論番組でも、反対派の方がダイエットや糖尿病患者に対する糖質制限の有効性を否定せず(むしろほぼ完全に肯定)、しかしながら長期的なエビデンスがない、危険な恐れもあるという主張で終わっていましたので、ここに至って、糖質制限の(完全)否定論者はもういなくなったということなのでしょう。もう今後、賛成派、反対派の討論番組を行うことはないと思います(反対派が論破されるので誰も出たがらない)。
NHK出演医師は1年という単位を出してしまってますが、これは日本では初耳です。とりあえず長期でないから1年間としてしまったのでしょう。では1年1ヶ月では、2年ならダメなのかとか、2年やって体に良いなら期間の制限に意味はあるのかということになって、これは科学的、論理的に考えるとおかしな話です。ぴったり1年という期間は全く無根拠であるということにいつか気づかれることでしょう。もっというと、糖尿とその予備軍の人と肥満の人の体には良くて、その他の人にはなぜ悪いの?その科学的根拠は?となるはずです(たしかに糖尿とその予備軍の人と肥満の人しかやろうとは考えませんが。)。
糖尿病患者は1年で薬に戻れ、と言っているに等しいのですが、そうした非科学的な主張は逆に無責任かつ危険であることに(医師としても)気づかないのでしょうか。過去の食の常識とエビデンスレベルが低い統計をむりやり繋げ、思い込みによる結論ありきで論理破綻していると感じます。やはり実践者でないと見えないものがあるのですね。
NHKいつのまにやら、高糖質は危険でありこれが世の中の常識、となっているようです。これらのことは(日本糖尿病学会はさておき)日本の世論、趨勢は米糖尿病学会でいうところの2段階目にさしかかったことを意味しています。ということは、もう米国で起こった変化と同様の変化が止めようがない流れとなったということです。
これらのマスコミの影響力(特にNHK)は高齢世代ほど強く、今後の糖尿病の(少なくとも)新患患者では多くの方が糖質制限を選択肢として意識せざるを得ないことになると考えます(どうしても糖質が食べたい人は必ず一部いて、その人たちは最初から薬を選択するのでしょうが。)。患者から問われたらどう対応されるのでしょう。1年間だけ糖質制限OKとか指導する医師がまさか出てきたりするのでしょうか(まあ患者はその後も続けることを選びますが)。
糖尿でない人の長期の糖質制限が世の中に浸透するのは相当期間を要することでしょう。思い出すのは、今世紀の始め辺りまでインターネットが危険だとマスコミが散々あおっていたことです。今になっては老若男女、ネットは当たり前のものになり誰もそんなことに触れなくなりました。当時、危険と主張していた人もいつの間にやら当時から主張していないような顔で平然としています。
私も経験があり、4年程前、知り合いに痩せた原因を質問され糖質制限の説明をしたところ、「そんなのはやめろ。米を食わないなんてありえない」と突然キレだし、あげくに結構な時間小馬鹿にされ全面否定されたことがあります(相手に勧めてもいません)。先月その彼に会った際、痩せていたので聞いたところ、糖質制限をしたと平然と答えていました。「絶対やらないって言ってませんでした?」とつっこんだら、「でへへー」と笑うだけで、こちらは呆れました。ごめんの一言もありませんでした。文句を言われた方はずいぶんと忘れないのですが、言うような人たちは大体こんなもんです。自分が言ったことは忘れても説明内容は覚えてくれていたのは救いですが。スルーも必要ですが、言うべきことは言っておくことも大切なようです。時代が変われば大半が追随してくるものなのでしょう。
時代の変化は多くの場合徐々にであり、「その日」を実感しづらいものですが、江部先生をはじめ高雄病院の皆様(及び全国の糖質制限実践者)が、自分たちが正しかったと高らかに勝利を宣言する時期がいよいよ近づいてきたのでは、と感じております。
3年ほど前、柏でのセミナーの終了時、女性が多数陣取っていて?一受講者としてご挨拶ができませんでしたが、いつかどこかで先生と乾杯し、感謝とともにおめでとうございますとお伝えできる日が訪れれば幸いです。
先生が世の中に変革を起こしました。末永く元気に過ごされて、今後も糖質制限の普及に尽力されることを心より願っております。
2019/11/21(Thu) 18:51 | URL | プーさん | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日の記事は明らかな「時代進化解明・無視の医療世界の既得権益の医療者」の事ですが、
私は江部先生「糖質制限理論」理解把握、実践で、
21年間「日本糖尿病学会」公認病院、担当医に、悪化から殺されかけた私患者が、
「生還、覚醒、再覚醒、」している9年目の現在事実が有ります!!
世界では明らかに危険だと考えられる「ダイット方法」が実践されているようです!!
台湾中央社・配信
『16歳少女「コットンボ~ルダイエット」で腸閉塞、病院も驚愕/台湾』
11/21(木) 14:41配信
フォ~カス台湾
「コットンボ~ル・ダイエット」は、食事前に綿花をのみ込むことで満腹感を得て食事量を減らすことで原料を達成しようとする方法。
台湾児童福祉団体が、中高生を対象に昨年実施したダイエットに関する調査では、48.8%が体重を減らしたいとの回答をした。様です。
これ等の事から世界は、日本の様な時代進化解明した「糖質制限理論」などの
医療情報が伝わっていない事が理解できます!!
日本でも現在も2005年発表の江部先生「糖質制限理論」の医療事実を、
2019年11月現在も、「否定、批判している事実!!」
私は「日本糖尿病学会」信奉理論で、悪化から、殺されかけた患者として
「生還、覚醒、再覚醒、」してる9年目の患者だから発言できます!!
<「改善」結果も出せない、「薬のみの大量投与の医療者」は、
不要だという事です!!>
本日記事の医療者達は、早急に改善者を出して、思考変更して、
改善・医療を目指してほしいと考えます!!!
私は江部先生には「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日の記事は明らかな「時代進化解明・無視の医療世界の既得権益の医療者」の事ですが、
私は江部先生「糖質制限理論」理解把握、実践で、
21年間「日本糖尿病学会」公認病院、担当医に、悪化から殺されかけた私患者が、
「生還、覚醒、再覚醒、」している9年目の現在事実が有ります!!
世界では明らかに危険だと考えられる「ダイット方法」が実践されているようです!!
台湾中央社・配信
『16歳少女「コットンボ~ルダイエット」で腸閉塞、病院も驚愕/台湾』
11/21(木) 14:41配信
フォ~カス台湾
「コットンボ~ル・ダイエット」は、食事前に綿花をのみ込むことで満腹感を得て食事量を減らすことで原料を達成しようとする方法。
台湾児童福祉団体が、中高生を対象に昨年実施したダイエットに関する調査では、48.8%が体重を減らしたいとの回答をした。様です。
これ等の事から世界は、日本の様な時代進化解明した「糖質制限理論」などの
医療情報が伝わっていない事が理解できます!!
日本でも現在も2005年発表の江部先生「糖質制限理論」の医療事実を、
2019年11月現在も、「否定、批判している事実!!」
私は「日本糖尿病学会」信奉理論で、悪化から、殺されかけた患者として
「生還、覚醒、再覚醒、」してる9年目の患者だから発言できます!!
<「改善」結果も出せない、「薬のみの大量投与の医療者」は、
不要だという事です!!>
本日記事の医療者達は、早急に改善者を出して、思考変更して、
改善・医療を目指してほしいと考えます!!!
私は江部先生には「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/11/21(Thu) 21:33 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
久々の、またまたの勝手な意見(独り言のような)コメントです。
「・・・すると死亡率があがる」「・・・すると寿命が縮まる」といった、一定の科学的な統計結果を基に推論した研究をもとに、報道されたりすること、よくありますよね。
私の場合、(社会科学者を自称しているので)ホントにごくたまに原文にあたったりしますが、そんな結果がどこかで出たのね、くらいにしか捉えません。もしかしたら、生物学的に身体的なダメージを惹起するものかも?くらいの位置づけですね。極論すると、生きていること自体が身体にダメージを与える(と考えている)ので、そのダメージ度合いの参考にはなるのかな?という感じです。
で、死亡率とか寿命に関しては、自分の寿命は(自分では)わからないので、推論に基づく結論自体は、まったく無視ですね。それを信じるかどうかは、特定の宗教を信じるかどうか、と同じようなものだと考えています。ちなみに、私は無神論です。
自分がどのような生活(食生活を含む)をするか、は、その人自身で決めるべきこと(医者が言うことを信じるかどうかも含めて)と、私は信じて疑っていません。その結果は、悪ければ甘受する、よければ享受する、ですね。
様々な研究が世界中でされていて、その研究成果自体は(信頼度の差こそあれ)基本的にはすべて素晴らしいと思っています。でも、それを自分で気にしてそれをもとに実行するか?となると、かなり間接的なもの(おおくは無関係と思っている)じゃないですかね?
私のまわりの(報道をいろいろチェックする)健康オタクが、あーせーこーせーとうるさい(本人は盲信しているのでしょう)のに辟易していて、愚痴をこぼしてしまいました。
大変失礼しましたm(_ _)m
「・・・すると死亡率があがる」「・・・すると寿命が縮まる」といった、一定の科学的な統計結果を基に推論した研究をもとに、報道されたりすること、よくありますよね。
私の場合、(社会科学者を自称しているので)ホントにごくたまに原文にあたったりしますが、そんな結果がどこかで出たのね、くらいにしか捉えません。もしかしたら、生物学的に身体的なダメージを惹起するものかも?くらいの位置づけですね。極論すると、生きていること自体が身体にダメージを与える(と考えている)ので、そのダメージ度合いの参考にはなるのかな?という感じです。
で、死亡率とか寿命に関しては、自分の寿命は(自分では)わからないので、推論に基づく結論自体は、まったく無視ですね。それを信じるかどうかは、特定の宗教を信じるかどうか、と同じようなものだと考えています。ちなみに、私は無神論です。
自分がどのような生活(食生活を含む)をするか、は、その人自身で決めるべきこと(医者が言うことを信じるかどうかも含めて)と、私は信じて疑っていません。その結果は、悪ければ甘受する、よければ享受する、ですね。
様々な研究が世界中でされていて、その研究成果自体は(信頼度の差こそあれ)基本的にはすべて素晴らしいと思っています。でも、それを自分で気にしてそれをもとに実行するか?となると、かなり間接的なもの(おおくは無関係と思っている)じゃないですかね?
私のまわりの(報道をいろいろチェックする)健康オタクが、あーせーこーせーとうるさい(本人は盲信しているのでしょう)のに辟易していて、愚痴をこぼしてしまいました。
大変失礼しましたm(_ _)m
2019/11/22(Fri) 13:38 | URL | (自称社会科学者)もえ | 【編集】
プーさん
コメントありがとうございます。
柏のセミナーへのご参加もありがとうございます。
「NHKあさイチ、要点は、糖質制限は糖尿とその予備軍の人、肥満の人で1年に限って、という内容でした。」
これは、米国糖尿病学会の2008年の見解とほぼ一緒ですね。
NHKに出演した医師は、その後の米国糖尿病学会の「糖質制限食に対する肯定的な変化」
を、ご存じないのか、あえて無視したのかよくわかりませんね。
コメントありがとうございます。
柏のセミナーへのご参加もありがとうございます。
「NHKあさイチ、要点は、糖質制限は糖尿とその予備軍の人、肥満の人で1年に限って、という内容でした。」
これは、米国糖尿病学会の2008年の見解とほぼ一緒ですね。
NHKに出演した医師は、その後の米国糖尿病学会の「糖質制限食に対する肯定的な変化」
を、ご存じないのか、あえて無視したのかよくわかりませんね。
2019/11/22(Fri) 18:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
(自称社会科学者)もえ さん
コメントありがとうございます。
医学的な論文で、糖質制限に肯定的なものもあれば否定的なものもあります。
一方、
①血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は与えない。
②食後高血糖と平均血糖変動幅増大が酸化ストレスリスクである。
③酸化ストレスが、糖尿病合併症、老化、動脈硬化、ガン、アルツハイマー病の元凶である。
これらは、もはや研究論文(エビデンス)で保証されなくても
生理学的事実といえます。
①②③より
糖質制限食が、
血糖コントロールを改善し、
糖尿病合併症を予防し、
酸化ストレスを減らして老化やガンを予防する
といった効果があることは、単純に理論的に明白と思われます。
コメントありがとうございます。
医学的な論文で、糖質制限に肯定的なものもあれば否定的なものもあります。
一方、
①血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は与えない。
②食後高血糖と平均血糖変動幅増大が酸化ストレスリスクである。
③酸化ストレスが、糖尿病合併症、老化、動脈硬化、ガン、アルツハイマー病の元凶である。
これらは、もはや研究論文(エビデンス)で保証されなくても
生理学的事実といえます。
①②③より
糖質制限食が、
血糖コントロールを改善し、
糖尿病合併症を予防し、
酸化ストレスを減らして老化やガンを予防する
といった効果があることは、単純に理論的に明白と思われます。
2019/11/22(Fri) 19:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
江部先生、流石です!!!
つい先走りまして、失礼しました!!
しかし江部先生の明確返答には、納得です!!
でなければ私の「生還、覚醒、再覚醒、」は、
有り得なかったわけですから!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
江部先生、流石です!!!
つい先走りまして、失礼しました!!
しかし江部先生の明確返答には、納得です!!
でなければ私の「生還、覚醒、再覚醒、」は、
有り得なかったわけですから!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/11/22(Fri) 19:43 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
江部先生
いつもながら、私のくだらないコメントに回答いただき、恐縮です。
まさに単純明白な事実だと私も思っています。
蛇足ですが、私が言いたいのは:
「・・・すれば寿命が縮まる(伸びる)」とか「・・・すれば死亡率が上がる(下がる)」という報道に、自分の行動(食生活を含む)が左右されるのは、あまりにも人間として浅はかではないか?ってことですね。百歩譲って、人間は浅はかなものだとしても、個々人の浅はかさを他人に押しつける(言う)ことには、配慮があってもいいんじゃないかな?
ってことですね。
いつもながら、私のくだらないコメントに回答いただき、恐縮です。
まさに単純明白な事実だと私も思っています。
蛇足ですが、私が言いたいのは:
「・・・すれば寿命が縮まる(伸びる)」とか「・・・すれば死亡率が上がる(下がる)」という報道に、自分の行動(食生活を含む)が左右されるのは、あまりにも人間として浅はかではないか?ってことですね。百歩譲って、人間は浅はかなものだとしても、個々人の浅はかさを他人に押しつける(言う)ことには、配慮があってもいいんじゃないかな?
ってことですね。
2019/11/23(Sat) 20:34 | URL | (自称社会科学者)もえ | 【編集】
そうした浅はかな周りの人、感情的に反応する人、自分の頭で考えない人はスルーが基本と思います。川を見せることはできても水を飲ませることはできません。
NHKの番組まるで科学的論理的でないのですが、視聴者に糖質依存、糖質のとりすぎは危険、と植え付けることになりました。
つまり量と期間はさておき糖質は制限した方がいいという方向に世論が向かっているのは確定です。内容がおかしなことに作り手側もだんだん気づいていくことでしょう。
NHKの番組まるで科学的論理的でないのですが、視聴者に糖質依存、糖質のとりすぎは危険、と植え付けることになりました。
つまり量と期間はさておき糖質は制限した方がいいという方向に世論が向かっているのは確定です。内容がおかしなことに作り手側もだんだん気づいていくことでしょう。
2019/11/23(Sat) 21:57 | URL | プーさん | 【編集】
都内河北 鈴木です。
「個人の浅はかさを他人に押しつける(言う)ことには、配慮があってもいいんじゃないかな?
ってことですね。」
この文面には、違和感があります!!
何故、「日本医療界」中でも専門組織の「日本糖尿病学会」は
世界解明されている事実を、改善目指す医療者に告知しないかです!!
その事の方が問題だと、私は21年の糖尿病重症化するも、
インスリン増量投与患者が3か月足らずで「生還、」!!
以降、後遺症「眼、脳梗塞、」が、「覚醒、再覚醒、」した医療デ~タ存在の私は、健康関心ある方々へは、会話して必要ならば事実として
「自身の改善・医療デ~タ」を差し上げています!!
事実だから!!
その配布先は現在通院、眼科、脳神経外科、歯科、の院長方々、私の知人などです!!
現在の医療者でさえ江部先生「糖質制限理論」を無知でしたが、
私の「覚醒、再覚醒、」を通院患者私が証明しては、
信じざるを得ないから、常に会話には出しています!!
改善皆無の治療法、「既得権益の為だとしか考えられない治療法」を、
患者が証明した世界が認める「糖質制限理論」を無知で指導できなかったことが問題です!!!
結果、患者に治療法に疑いをもたれては、
医療者の何の肩書が有っても、時代進化・解明・対応不可能ならば、
即刻、謝罪して学習しなおさなければならないかなと考えます!!
「押しつけ」、「配慮」と言われる事ですが、
改善・真理を体感した患者が、現在の医療界へ
改善しない事へ疑問を提唱する事が、
被害者救済の時代進化ではないかと考えます!!
私は、面識皆無、利害関係皆無の
江部先生「糖質制限理論」で、命救われ、
後遺症「眼、脳梗塞、」が「覚醒、再覚醒、」している現在があります事は、
事実です!!
この方の言われる事は、何が言いたいのか、いまいち不明かなと考えます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
「個人の浅はかさを他人に押しつける(言う)ことには、配慮があってもいいんじゃないかな?
ってことですね。」
この文面には、違和感があります!!
何故、「日本医療界」中でも専門組織の「日本糖尿病学会」は
世界解明されている事実を、改善目指す医療者に告知しないかです!!
その事の方が問題だと、私は21年の糖尿病重症化するも、
インスリン増量投与患者が3か月足らずで「生還、」!!
以降、後遺症「眼、脳梗塞、」が、「覚醒、再覚醒、」した医療デ~タ存在の私は、健康関心ある方々へは、会話して必要ならば事実として
「自身の改善・医療デ~タ」を差し上げています!!
事実だから!!
その配布先は現在通院、眼科、脳神経外科、歯科、の院長方々、私の知人などです!!
現在の医療者でさえ江部先生「糖質制限理論」を無知でしたが、
私の「覚醒、再覚醒、」を通院患者私が証明しては、
信じざるを得ないから、常に会話には出しています!!
改善皆無の治療法、「既得権益の為だとしか考えられない治療法」を、
患者が証明した世界が認める「糖質制限理論」を無知で指導できなかったことが問題です!!!
結果、患者に治療法に疑いをもたれては、
医療者の何の肩書が有っても、時代進化・解明・対応不可能ならば、
即刻、謝罪して学習しなおさなければならないかなと考えます!!
「押しつけ」、「配慮」と言われる事ですが、
改善・真理を体感した患者が、現在の医療界へ
改善しない事へ疑問を提唱する事が、
被害者救済の時代進化ではないかと考えます!!
私は、面識皆無、利害関係皆無の
江部先生「糖質制限理論」で、命救われ、
後遺症「眼、脳梗塞、」が「覚醒、再覚醒、」している現在があります事は、
事実です!!
この方の言われる事は、何が言いたいのか、いまいち不明かなと考えます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/11/23(Sat) 22:49 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
反対派の皆様お元気でしょうか?かつてNHKで糖質制限ブームが長すぎて不気味、とかいろんな反対派の皆様がおられましたが、糖質で認知症になり硬貨が数えられなくなっているのでしょうか(まだ間に合うかもですが)。巻き返しの最後のチャンスですよ。
糖質の制限はいよいよ当然の時代になり、まさに今年が時代の転換ではないかと思います。
糖質の制限はいよいよ当然の時代になり、まさに今年が時代の転換ではないかと思います。
2019/11/23(Sat) 23:24 | URL | プーさん | 【編集】
プーさん
コメントありがとうございます。
私は、
NHKあさイチ 2019年11月20日(水)理想の食とは!? 糖質の新常識SP
を視聴できなかったのですが、
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
で確認できました。
確かに「糖質依存症」のチェックという項目がありました。
コメントありがとうございます。
私は、
NHKあさイチ 2019年11月20日(水)理想の食とは!? 糖質の新常識SP
を視聴できなかったのですが、
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/191120/1.html
で確認できました。
確かに「糖質依存症」のチェックという項目がありました。
2019/11/24(Sun) 07:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2019/11/24(Sun) 21:37 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
2019/11/24(Sun) 21:43 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
まあ作り手サイドの気持ちは分からないではないですがかなり壮大にやらかしたようですね。Nスペの影響力は大きいだけに。加熱糖質が脳の巨大化をもたらしたって専門外の立場のコメントでしょうが大丈夫でしょうか。
腸内細菌が短鎖脂肪酸を作る、と言及してましたが、糖質でなくて食物繊維。まあご飯にも入っているからいいでしょみたいな。荒い番組の作りでした。よく企画が通ったものです。
砂糖がダメでご飯はいい。そうした結論ありきでした。呆れましたが一段階踏み出してはいるのでもう私は放っておきます。
腸内細菌が短鎖脂肪酸を作る、と言及してましたが、糖質でなくて食物繊維。まあご飯にも入っているからいいでしょみたいな。荒い番組の作りでした。よく企画が通ったものです。
砂糖がダメでご飯はいい。そうした結論ありきでした。呆れましたが一段階踏み出してはいるのでもう私は放っておきます。
2019/11/25(Mon) 20:20 | URL | プーさん | 【編集】
プーさん
コメントありがとうございます。
①
腸内細菌が短鎖脂肪酸を作る、と言及してましたが、糖質でなくて食物繊維。
②
加熱糖質が脳の巨大化をもたらした ⇒ これは学問的には、『肉食が脳の巨大化をもたらした』
ですね。
コメントありがとうございます。
①
腸内細菌が短鎖脂肪酸を作る、と言及してましたが、糖質でなくて食物繊維。
②
加熱糖質が脳の巨大化をもたらした ⇒ これは学問的には、『肉食が脳の巨大化をもたらした』
ですね。
2019/11/27(Wed) 13:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
75才男、身長165cm,体重51kg,ha1cが7.4です。2,3年前から糖質制限食を実践し薬を飲まずに現在の数値になっています。50代後半よりha1cが9代、65才の時は11.4でした。ここ数日NHKスペシャル「食の起源」などで糖質制限食を継続せず、「ご飯」を食べるようにして、DPP-4阻害薬を服用すべきか悩んでいます。
①動脈硬化症の疑いがある事。(朝日放送TV「たけしの家庭の医学」で耳たぶに深い筋がある人は・・・より。
②ここ半年ほど、これまで感じなかった足の筋肉の衰えを感じ、違和感がある事。・・・数年継続した事で現れた現象ではないか?と疑っています。
「ご飯」を食べて得られる糖質が血管の傷を修復してくれる・・・食べずにいる事でこの力が失われているのでは?
糖尿病の人の糖質制限食とダイエット目的での糖質制限食の違いで最近のNHK等の情報はダイエット目的の糖質制限食に対して発せられているものとは思いますが、先生のご意見を伺えればと考えております。
①動脈硬化症の疑いがある事。(朝日放送TV「たけしの家庭の医学」で耳たぶに深い筋がある人は・・・より。
②ここ半年ほど、これまで感じなかった足の筋肉の衰えを感じ、違和感がある事。・・・数年継続した事で現れた現象ではないか?と疑っています。
「ご飯」を食べて得られる糖質が血管の傷を修復してくれる・・・食べずにいる事でこの力が失われているのでは?
糖尿病の人の糖質制限食とダイエット目的での糖質制限食の違いで最近のNHK等の情報はダイエット目的の糖質制限食に対して発せられているものとは思いますが、先生のご意見を伺えればと考えております。
ロポ さん
ご飯を食べると、食後血糖値が急上昇して活性酸素が発生し、血管の内壁に傷ができます。
血糖値を直接上昇させるのは糖質だけで、蛋白質・脂質は上昇させません。
従って、血管の内壁を傷つけて動脈硬化を生じるのは、糖質摂取時だけです。
このように糖質を食べると『食後高血糖』『平均血糖変動幅増大』という糖尿病合併症の元凶が必ず生じます。
結局事実として、糖尿病合併症を予防できる唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
筋肉の衰えは、75歳なら、どなたでも生じる現象です。
これを防ぐには<インターバル速歩>が有効です。
ご飯を食べると、食後血糖値が急上昇して活性酸素が発生し、血管の内壁に傷ができます。
血糖値を直接上昇させるのは糖質だけで、蛋白質・脂質は上昇させません。
従って、血管の内壁を傷つけて動脈硬化を生じるのは、糖質摂取時だけです。
このように糖質を食べると『食後高血糖』『平均血糖変動幅増大』という糖尿病合併症の元凶が必ず生じます。
結局事実として、糖尿病合併症を予防できる唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
筋肉の衰えは、75歳なら、どなたでも生じる現象です。
これを防ぐには<インターバル速歩>が有効です。
2019/11/28(Thu) 08:29 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いつも読んでおります。
先生の列挙された論文は、「エビデンスレベルが高い」かもしれませんが、「死亡率について調査」したものではないですよね? 体重減少とか血圧とかばかりです。
そもそも答えがかみ合っていない気がいたします。
先生の列挙された論文は、「エビデンスレベルが高い」かもしれませんが、「死亡率について調査」したものではないですよね? 体重減少とか血圧とかばかりです。
そもそも答えがかみ合っていない気がいたします。
2022/04/01(Fri) 02:30 | URL | わたなべえみ | 【編集】
わたなべえみ さん
以下の論文は、大規模で調査期間も長くコホート研究の中では最も信頼度が高い論文の一つと思います。
死亡率に関する論文です。
『炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇』(コホート研究)
ランセット誌のオンライン版(2017/8/29)で、
カナダ・マックマスター大学のMahshid Dehghan博士らが報告。
5大陸18カ国で全死亡および心血管疾患への食事の影響を検証した大規模疫学前向きコホート研究(Prospective Urban Rural Epidemiology:PURE)の結果。
2003年1月1日時点で35~70歳の13万5335例を登録し、
2013年3月31日まで中央値で7.4年間も追跡調査。
論文の内容を要約
1)炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と関連。
2)総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連。
3)総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連しない。
4)飽和脂質は脳卒中と逆相関している。
炭水化物摂取比率 総死亡率
1群 46.4% 4.1%
2群 54.6% 4.2%
3群 60.8% 4.5%
4群 67.7% 4.9%
5群 77.2% 7.2%
脂肪の摂取比率 総死亡率
1群 10.6% 6.7%
2群 18.0% 5.1%
3群 24.2% 4.6%
4群 29.1% 4.3%
5群 35.3% 4.1%
以下の論文は、大規模で調査期間も長くコホート研究の中では最も信頼度が高い論文の一つと思います。
死亡率に関する論文です。
『炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇』(コホート研究)
ランセット誌のオンライン版(2017/8/29)で、
カナダ・マックマスター大学のMahshid Dehghan博士らが報告。
5大陸18カ国で全死亡および心血管疾患への食事の影響を検証した大規模疫学前向きコホート研究(Prospective Urban Rural Epidemiology:PURE)の結果。
2003年1月1日時点で35~70歳の13万5335例を登録し、
2013年3月31日まで中央値で7.4年間も追跡調査。
論文の内容を要約
1)炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と関連。
2)総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連。
3)総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連しない。
4)飽和脂質は脳卒中と逆相関している。
炭水化物摂取比率 総死亡率
1群 46.4% 4.1%
2群 54.6% 4.2%
3群 60.8% 4.5%
4群 67.7% 4.9%
5群 77.2% 7.2%
脂肪の摂取比率 総死亡率
1群 10.6% 6.7%
2群 18.0% 5.1%
3群 24.2% 4.6%
4群 29.1% 4.3%
5群 35.3% 4.1%
2022/04/01(Fri) 07:43 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お返事、ありがとうございます。
■だとすると、記事のコメントでもこちらに言及されたほうが適切なのでは…と感じました。(これだけ皆さんが読まれている以上、記事を書き換えるのは不適切なのかもしれないですが)
■そして、もちろんこちらの研究も読んでいるのですが、
日本人のエネルギー摂取量を2,000kcalとしたとき
先生の提唱するスーパー糖質制限(炭水化物60g = 摂取比率12%に相当)は、大きく論文の言及対照外ではありませんか。
そもそもこの論文は46.4%-77.2%しか調査をしていないのですから、これをもってして「炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がる」とは言えないのではと感じているのです。
(失礼でしたらすみません、先生を攻撃したいわけではなく、純粋な疑問から質問をしています。私も糖質制限実践者です。ただエビデンスをきちんと把握しておきたい、と思っているだけなのです)
お返事、ありがとうございます。
■だとすると、記事のコメントでもこちらに言及されたほうが適切なのでは…と感じました。(これだけ皆さんが読まれている以上、記事を書き換えるのは不適切なのかもしれないですが)
■そして、もちろんこちらの研究も読んでいるのですが、
日本人のエネルギー摂取量を2,000kcalとしたとき
先生の提唱するスーパー糖質制限(炭水化物60g = 摂取比率12%に相当)は、大きく論文の言及対照外ではありませんか。
そもそもこの論文は46.4%-77.2%しか調査をしていないのですから、これをもってして「炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がる」とは言えないのではと感じているのです。
(失礼でしたらすみません、先生を攻撃したいわけではなく、純粋な疑問から質問をしています。私も糖質制限実践者です。ただエビデンスをきちんと把握しておきたい、と思っているだけなのです)
2022/04/01(Fri) 10:01 | URL | わたなべえみ | 【編集】
わたなべえみ さん
『そもそもこの論文は46.4%-77.2%しか調査をしていないのですから、これをもってして「炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がる」とは言えないのではと感じているのです』
仰る通りと思います。
46.4%-77.2%の範囲では、炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がるという論文です。
以前から、私が言ってますように、糖質の摂取比率12%の群と他の群を比較した研究論文は、今まであまり無かったので、
なんとも言いようがない側面がありました。
しかしながら、米国糖尿病学会が、2019年4月以降、糖質制限食がエビデンスが最も豊富ということを
2020,2021年のガイドラインでも明言していますので、
有効性と安全性が一定以上担保されてきたと言えます。
これは緩やかな糖質制限食も厳格な糖質制限食も含めてのことです。
『そもそもこの論文は46.4%-77.2%しか調査をしていないのですから、これをもってして「炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がる」とは言えないのではと感じているのです』
仰る通りと思います。
46.4%-77.2%の範囲では、炭水化物摂取比率が少ないほど総死亡率が下がるという論文です。
以前から、私が言ってますように、糖質の摂取比率12%の群と他の群を比較した研究論文は、今まであまり無かったので、
なんとも言いようがない側面がありました。
しかしながら、米国糖尿病学会が、2019年4月以降、糖質制限食がエビデンスが最も豊富ということを
2020,2021年のガイドラインでも明言していますので、
有効性と安全性が一定以上担保されてきたと言えます。
これは緩やかな糖質制限食も厳格な糖質制限食も含めてのことです。
2022/04/01(Fri) 15:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、ありがとうございます。
■だとすると、PURE研究の論文のエビデンスレベルが高いことは本件とは関係なく(なぜなら糖質量が違うため)、
■あくまで「2020,2021年の米国糖尿病学会のガイドラインでも糖質制限食がエビデンスが豊富として認められてきた」ことを、先生はスーパー糖質制限の安全性のエビデンスとして主張されるのがよいのでは?と感じました。
■もしくは、米国糖尿病学会の「エビデンスが豊富」という参照論文を当たる手もあるのかもしれませんが。
繰り返しますが、先生を攻撃したいわけではなく、「正しい事実関係を把握しておきたい」と個人的に思っているため、ご確認をしたかったのです。
■だとすると、PURE研究の論文のエビデンスレベルが高いことは本件とは関係なく(なぜなら糖質量が違うため)、
■あくまで「2020,2021年の米国糖尿病学会のガイドラインでも糖質制限食がエビデンスが豊富として認められてきた」ことを、先生はスーパー糖質制限の安全性のエビデンスとして主張されるのがよいのでは?と感じました。
■もしくは、米国糖尿病学会の「エビデンスが豊富」という参照論文を当たる手もあるのかもしれませんが。
繰り返しますが、先生を攻撃したいわけではなく、「正しい事実関係を把握しておきたい」と個人的に思っているため、ご確認をしたかったのです。
2022/04/02(Sat) 17:14 | URL | わたなべえみ | 【編集】
わたなべえみ さん
了解です。
米国糖尿病学会の「エビデンスが最も豊富なのは糖質制限食」と言う明言を、
私は信頼しています。
エビデンスとなっている論文は、一部は私も知っていますが、全部網羅しているわけではありませんので・・・。
了解です。
米国糖尿病学会の「エビデンスが最も豊富なのは糖質制限食」と言う明言を、
私は信頼しています。
エビデンスとなっている論文は、一部は私も知っていますが、全部網羅しているわけではありませんので・・・。
2022/04/02(Sat) 17:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
| ホーム |