2019年11月16日 (土)
こんにちは。
いよいよ2019年度も押し迫ってきましたね。
菓子職人さんでは、恒例の糖質制限クリスマスケーキの予約受付中です。
https://www.kashishokunin.co.jp/toushitsuseigen/
勿論、私の血糖測定実験をクリアした優れもののケーキ達です。
まずは、
糖質制限クリスマス・ドウ・ショコラ
4~5名様用、直径15cm、5000円
限定台数100台

「軽いシフォンケーキタイプのチョコレート生地に3種類(ダークチョコレート・ホワイトチョコレート・ミルクチョコレート)の口どけの良いチョコレートムースの層の構成です。チョコレート好きのための上品な香りと甘さを兼ねそなえたクリスマスイブにぜひ召し上がっていただきたい逸品です。表面はダークチョコレートとココアバターをスプレーガンで吹き付けてミルクチョコレートのガナッシュで表情をつけました。」
2019年10月8日(火)
午後4時 血糖値:101mg
菓子職人さんのクリスマスチョコレートケーキ1/6(100g)を摂取。
午後5時 血糖値:108mg
60分後の血糖値上昇は、7mgですので
100g中に、わずか2.3gの糖質です。
糖質制限ケーキとしては、花丸です。
続きまして
糖質制限 ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)
4~5名様用、直径15cm、5000円
限定台数100台

「オーストラリア産と北海道産クリームチーズをたっぷり使用した口どけの良いチーズケーキ、クレームブリュレ、イタリア産マスカルポーネ、フランス産フロマージュブラン、北海道産生クリームと卵黄をたっぷり使用した濃厚プリンのレアチーズムース。クリームチーズとフロマージュブランの2種類のチーズや、ヨーグルトやオレンジのお酒で香りづけた軽いムース。」
2019年9月30日(月)
午後9時14分 血糖値:108mg
菓子職人ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)1/6(100g)を摂取。
午後10時14分 血糖値:107mg
何と、血糖値が全く上昇しませんでした。
こちらも、糖質制限花丸ケーキです。
ブログ読者の皆さん、
糖質制限クリスマス・ドウ・ショコラ
と
糖質制限 ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)
どちらにされますか?
https://www.kashishokunin.co.jp/products/xmas2019/
あるいは、2つともというものおおいにありですね。 (^^)
江部康二
いよいよ2019年度も押し迫ってきましたね。
菓子職人さんでは、恒例の糖質制限クリスマスケーキの予約受付中です。
https://www.kashishokunin.co.jp/toushitsuseigen/
勿論、私の血糖測定実験をクリアした優れもののケーキ達です。
まずは、
糖質制限クリスマス・ドウ・ショコラ
4~5名様用、直径15cm、5000円
限定台数100台

「軽いシフォンケーキタイプのチョコレート生地に3種類(ダークチョコレート・ホワイトチョコレート・ミルクチョコレート)の口どけの良いチョコレートムースの層の構成です。チョコレート好きのための上品な香りと甘さを兼ねそなえたクリスマスイブにぜひ召し上がっていただきたい逸品です。表面はダークチョコレートとココアバターをスプレーガンで吹き付けてミルクチョコレートのガナッシュで表情をつけました。」
2019年10月8日(火)
午後4時 血糖値:101mg
菓子職人さんのクリスマスチョコレートケーキ1/6(100g)を摂取。
午後5時 血糖値:108mg
60分後の血糖値上昇は、7mgですので
100g中に、わずか2.3gの糖質です。
糖質制限ケーキとしては、花丸です。
続きまして
糖質制限 ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)
4~5名様用、直径15cm、5000円
限定台数100台

「オーストラリア産と北海道産クリームチーズをたっぷり使用した口どけの良いチーズケーキ、クレームブリュレ、イタリア産マスカルポーネ、フランス産フロマージュブラン、北海道産生クリームと卵黄をたっぷり使用した濃厚プリンのレアチーズムース。クリームチーズとフロマージュブランの2種類のチーズや、ヨーグルトやオレンジのお酒で香りづけた軽いムース。」
2019年9月30日(月)
午後9時14分 血糖値:108mg
菓子職人ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)1/6(100g)を摂取。
午後10時14分 血糖値:107mg
何と、血糖値が全く上昇しませんでした。
こちらも、糖質制限花丸ケーキです。
ブログ読者の皆さん、
糖質制限クリスマス・ドウ・ショコラ
と
糖質制限 ホワイトフロマージュ(クリスマスチーズケーキ)
どちらにされますか?
https://www.kashishokunin.co.jp/products/xmas2019/
あるいは、2つともというものおおいにありですね。 (^^)
江部康二
いつもお世話になっております。
今回は、痩せ型糖尿病の発症リスクのマーカーについて考えてみました。
日本人に多い痩せ型糖尿病は、アメリカ人の肥満型糖尿病のように肥満によるインスリン抵抗性を主因として発症し、かつダイエットによって改善する糖尿病とは発症の機序がかなり異なるように思います。
実際、痩せ型糖尿病では、肥満型糖尿病のようにダイエットによって速やかに病状(耐糖能など)が改善することは少ないでしょう。
因みに2型糖尿病の私の今まででの最大のBMIは24です。痩せているとは言えませんが、アメリカ人の肥満型糖尿病の多くの超肥満(BMI30以上)とは比べ物になりません。
私の耐糖能の悪さは、OGTTの結果から見てもインスリン抵抗性ではなく、主に第1相分泌が欠如(インスリン分泌は空腹時から2時間値まで一直線)していることが原因であると思われますが、これが、糖尿病発症前からそうであったのかどうかは、今となっては分かりません。因みに私のHOMA-Rは2.1で、正常ではないものの「抵抗性がある」と判断される2.5を超えていません。
※糖尿病でない人でも明確な第1相分泌がない人がいるようです。以下は、鹿児島大学の納 光弘先生が調査された、正常な人のOGTT5時間値です。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~osame/shiminn-igaku-kouza/tounyobyo/3-tonyoubyo/3-tonyobyo-final.html
下記の久山町研究の記事では、結論として「γ-GTPおよびALTは糖尿病の危険因子であることがわかった。この関連は飲酒量,インスリン抵抗性,炎症マーカーなどとは独立したものであった。」と記されています。
これは、インスリン抵抗性などの有無にかかわらず、肝機能の数値を見れば糖尿病発症が予測できる可能性があるという事であり、インスリン抵抗性を介さずに発症する痩せ型糖尿病の原因である可能性もあるという事だと思います。
http://www.epi-c.jp/entry/e001_0_0159.html
前置きが長くなりましたが、肝機能の指標ですが、その指標を判断する場合、項目ごとの単独ではなく、「AST, ALT,γ-GTPが基準値内で十分低くく,かつ AST/ALTが1.0以上」と言う判断基準があります。AST、ALT、γ-GTPが単独では正常値でもAST/ALT比が1.0以上でなければ健全ではないかもしれないと言う事です。
そこで、私のAST/ALT比を過去にさかのぼって調べてみると2013年6月から糖質制限を始めるまで単独では正常値ですが、ずっとAST<ALTです。そして糖質制限後にAST>>ALTに転じています。
私は、2013年6月にはすでにAST<ALTなので、そのかなり前からリスクを抱えていたのではないかと思われます。
以下、私のASTとALTの経年変化の抜粋です。
検査日 AST ALT 比率
2013年 6月 21<32(0.66)
2014年 7月 20<35(0.57)
2015年 6月 20<37(0.54)
2016年 6月 21<40(0.53)
2017年 6月 22<33(0.67)
2017年12月 21<44(0.48) 糖質制限開始
2018年 6月 20<26(0.77)
2019年 4月 28>23(1.22) 糖質制限1年5ヶ月でASTとALTが逆転
2019年 6月 24>20(1.20)
2019年 9月 18>15(1.20)
このあたりの事をしらねのぞるば様に、詳しく、きれいにブログにまとめて頂いています。非常に参考になりますので、一度、ご覧ください。
肝機能指標と糖尿病[1]
https://shiranenozorba.com/2019_11_05_hepatic-index-vs-diabetes1/
肝機能指標と糖尿病[2]
https://shiranenozorba.com/2019_11_07_hepatic-index-vs-diabetes2/
肝機能指標と糖尿病[3]~やはり耐糖能と相関します~
https://shiranenozorba.com/2019_11_09_hepatic-index-vs-diabetes3/
肝機能指標と糖尿病[4]~平均値にだまされないで~
https://shiranenozorba.com/2019_11_11_hepatic-index-vs-diabetes4/
肝機能指標と糖尿病[5]~すべて基準内でも~
https://shiranenozorba.com/2019_11_13_hepatic-index-vs-diabetes5/
肝機能指標と糖尿病[6]~ぞるば個人の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_15_hepatic-index-vs-diabetes6/
肝機能指標と糖尿病[6-2]~西村 様の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_16_hepatic-index-vs-diabetes6-2/
肝機能指標と糖尿病[6-3]~highbloodglucose 様の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_17_hepatic-index-vs-diabetes6-3/
今回は、痩せ型糖尿病の発症リスクのマーカーについて考えてみました。
日本人に多い痩せ型糖尿病は、アメリカ人の肥満型糖尿病のように肥満によるインスリン抵抗性を主因として発症し、かつダイエットによって改善する糖尿病とは発症の機序がかなり異なるように思います。
実際、痩せ型糖尿病では、肥満型糖尿病のようにダイエットによって速やかに病状(耐糖能など)が改善することは少ないでしょう。
因みに2型糖尿病の私の今まででの最大のBMIは24です。痩せているとは言えませんが、アメリカ人の肥満型糖尿病の多くの超肥満(BMI30以上)とは比べ物になりません。
私の耐糖能の悪さは、OGTTの結果から見てもインスリン抵抗性ではなく、主に第1相分泌が欠如(インスリン分泌は空腹時から2時間値まで一直線)していることが原因であると思われますが、これが、糖尿病発症前からそうであったのかどうかは、今となっては分かりません。因みに私のHOMA-Rは2.1で、正常ではないものの「抵抗性がある」と判断される2.5を超えていません。
※糖尿病でない人でも明確な第1相分泌がない人がいるようです。以下は、鹿児島大学の納 光弘先生が調査された、正常な人のOGTT5時間値です。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~osame/shiminn-igaku-kouza/tounyobyo/3-tonyoubyo/3-tonyobyo-final.html
下記の久山町研究の記事では、結論として「γ-GTPおよびALTは糖尿病の危険因子であることがわかった。この関連は飲酒量,インスリン抵抗性,炎症マーカーなどとは独立したものであった。」と記されています。
これは、インスリン抵抗性などの有無にかかわらず、肝機能の数値を見れば糖尿病発症が予測できる可能性があるという事であり、インスリン抵抗性を介さずに発症する痩せ型糖尿病の原因である可能性もあるという事だと思います。
http://www.epi-c.jp/entry/e001_0_0159.html
前置きが長くなりましたが、肝機能の指標ですが、その指標を判断する場合、項目ごとの単独ではなく、「AST, ALT,γ-GTPが基準値内で十分低くく,かつ AST/ALTが1.0以上」と言う判断基準があります。AST、ALT、γ-GTPが単独では正常値でもAST/ALT比が1.0以上でなければ健全ではないかもしれないと言う事です。
そこで、私のAST/ALT比を過去にさかのぼって調べてみると2013年6月から糖質制限を始めるまで単独では正常値ですが、ずっとAST<ALTです。そして糖質制限後にAST>>ALTに転じています。
私は、2013年6月にはすでにAST<ALTなので、そのかなり前からリスクを抱えていたのではないかと思われます。
以下、私のASTとALTの経年変化の抜粋です。
検査日 AST ALT 比率
2013年 6月 21<32(0.66)
2014年 7月 20<35(0.57)
2015年 6月 20<37(0.54)
2016年 6月 21<40(0.53)
2017年 6月 22<33(0.67)
2017年12月 21<44(0.48) 糖質制限開始
2018年 6月 20<26(0.77)
2019年 4月 28>23(1.22) 糖質制限1年5ヶ月でASTとALTが逆転
2019年 6月 24>20(1.20)
2019年 9月 18>15(1.20)
このあたりの事をしらねのぞるば様に、詳しく、きれいにブログにまとめて頂いています。非常に参考になりますので、一度、ご覧ください。
肝機能指標と糖尿病[1]
https://shiranenozorba.com/2019_11_05_hepatic-index-vs-diabetes1/
肝機能指標と糖尿病[2]
https://shiranenozorba.com/2019_11_07_hepatic-index-vs-diabetes2/
肝機能指標と糖尿病[3]~やはり耐糖能と相関します~
https://shiranenozorba.com/2019_11_09_hepatic-index-vs-diabetes3/
肝機能指標と糖尿病[4]~平均値にだまされないで~
https://shiranenozorba.com/2019_11_11_hepatic-index-vs-diabetes4/
肝機能指標と糖尿病[5]~すべて基準内でも~
https://shiranenozorba.com/2019_11_13_hepatic-index-vs-diabetes5/
肝機能指標と糖尿病[6]~ぞるば個人の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_15_hepatic-index-vs-diabetes6/
肝機能指標と糖尿病[6-2]~西村 様の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_16_hepatic-index-vs-diabetes6-2/
肝機能指標と糖尿病[6-3]~highbloodglucose 様の例~
https://shiranenozorba.com/2019_11_17_hepatic-index-vs-diabetes6-3/
2019/11/17(Sun) 21:24 | URL | 西村典彦 | 【編集】
西村典彦 さん
肝機能(AST, ALT,γ-GTP)が基準値でも、
AST/ALTが1.0未満なら、糖尿病の危険因子と考えた方が良いということですね。
ありがとうございます。
参考になります。
しらねのぞるばさんのサイトも覗いてみます。
肝機能(AST, ALT,γ-GTP)が基準値でも、
AST/ALTが1.0未満なら、糖尿病の危険因子と考えた方が良いということですね。
ありがとうございます。
参考になります。
しらねのぞるばさんのサイトも覗いてみます。
2019/11/18(Mon) 14:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
| ホーム |