2019年10月20日 (日)
【日付名前
19/10/19猫
おはようございます。糖質制限は魔法ではない!
私は個人的に糖質制限をしております。
最近では、猫さん、どうやったらその身体になりますか?
糖質制限をすると、健康になれますか?
と、聞かれたりします。
無論、糖質制限をすれば健康になれるでしょう。
そう答えています。
ただ、ここで勘違いしてもらっては困るのです。
今から、身体は作られるので、現時点から健康に向かって行くでしょう、と。
今までの悪さしたことは、身体が記憶しており、
それは個人差で、どこまで健康体に近づくか不明です。
人によっては、Maxを超えて健康になる人もいるかもしれないし、
それほど良くならない人もいるかもしれない。
皆、良いことばかりをチョイスして、楽観的観測に基づくイメージを膨らませますが、
今まで身体をいたぶってきたことは、忘れているのでしょうね。
爆弾を排除できたわけではないのです。
凍結させただけです。
そこを見ずに、まるで魔法のように思っておられる方々が多いように思います。
私の周りだけかもしれませんが・・・。
私は、自己責任と自覚を持って、あま~い糖質制限を行って、
最後までいくつもりですが・・・。】
こんにちは。
猫さんから、興味深いコメントを頂きました。
原則的には、猫さんの仰る通りと思います。
例えば「高血糖の記憶」(*)という概念があります。
現在血糖コントロール良好でも、
過去数年~10年、HbA1cが8~9%などの期間があれば、
すでに一定の動脈硬化が存在します。
糖質制限食を実践して、2~3ヶ月で、HbA1cが6.9%以下に改善しても、
過去の高血糖時代の動脈硬化は、残存しているということです。
従って、糖尿病の新規患者さんには、既存の動脈硬化の有無を確認するために、
「眼底検査」「頸動脈エコー」を必ず、してもらいます。
高雄病院には眼科がないので、眼科を受診して貰います。
必要がありそうなら、循環器科でも冠動脈などのチェックをしてもらいます。
糖尿病患者さんが、スーパー糖質制限食を実践して、HbA1c6.9以下を達成すれば、
そこからは、新たな借金は生じませんが、
過去の借金である「高血糖の記憶」は消えません。
糖尿病合併症の元凶のメインとされる「AGEs」は、
まさに高血糖の記憶のメインでもあります。
さらに糖尿病ではない人でも、<糖化⇒老化>という事がありますので
糖質制限食で、AGEsの産生を最小限にすることは、
いわゆる老化現象を最小限にできるということでもあります。
なお、原則的には「高血糖の記憶」は消えにくいのですが、
実はAGEs(終末糖化産物)も分解代謝されにくいことは事実ですが
それでも一定ていど分解代謝されることもわかってきました。
例えば、運動習慣により、一定ていどAGEsが分解代謝される可能生がありますが、
詳しい検討はなされていません。
実際、私の糖尿病患者さんにおいても、糖質制限食実践で、
冠動脈のプラーク(血管壁のこぶ、動脈硬化の産物)が、小さくなったケースがあります。
また、眼科の定期的受診で、以前は確実に糖尿病網膜症が徐々に進行していたのが、
糖質制限食実践以後は、進行が停止して、眼科医がびっくりしたという患者さんも、
おられます。
さらに、長年の糖尿病で、糖尿病網膜症だったのが、進行が止まり、その後やや改善したという患者さんもおられました。
従って、原則的には「高血糖の記憶」は、消えにくいことは間違いないですが
糖質制限食の実践により、個別のケースでは、一定の改善が期待できるようです。
(*)高血糖の記憶
糖尿病血管合併症のメカニズムを特徴的に説明する、
高血糖の記憶(hyperglycemic memory)と呼ばれる概念があります。
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、
その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
ヒトの糖尿病において、この「高血糖の記憶」の存在を示すエビデンス(証拠)として、
米国の1型糖尿病患者の大規模臨床研究・DCCTのフォローアップ試験であるEDIC-DCCTの報告があります。
DCCTでは、1型糖尿病患者を従来の通常療法群と、
より厳格に血糖管理を行う強化療法群に分け、平均6.5年間追跡しました。
その結果、通常療法群に比べ強化療法群で平均HbA1c値が1.9%低下し、
強化療法群で血管合併症の進展リスクが大幅に減少しました。(☆)
同研究終了後に行われたEDIC-DCCTでは、通常療法群にも強化療法を実施し、
両群をさらに平均11年間追跡しました。
つまり「継続的な強化療法群」と「通常療法→強化療法群」の2つのグループの比較が、
DCCT終了後11年間行われたことになります。
その結果、開始から3~4年で両群の平均HbA1c値がほぼ同等となったにも関わらず、
11年間の心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスクは
「継続的な強化療法群」の方が、
やはり低かった(相対リスク57%低下)ことが報告されたのです。(☆☆)
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、
高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、
その後良好なコントロールが得られても、
血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
この借金の正体が、「組織沈着AGEs」ではないかと言われています。
仮説ではありますが、組織に沈着したAGEsが血管を傷害し続け、
動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。
(☆)N Engl J Med 1993; 329: 977-986
(☆☆)N Engl J Med 2005; 353: 2643-2653
江部康二
19/10/19猫
おはようございます。糖質制限は魔法ではない!
私は個人的に糖質制限をしております。
最近では、猫さん、どうやったらその身体になりますか?
糖質制限をすると、健康になれますか?
と、聞かれたりします。
無論、糖質制限をすれば健康になれるでしょう。
そう答えています。
ただ、ここで勘違いしてもらっては困るのです。
今から、身体は作られるので、現時点から健康に向かって行くでしょう、と。
今までの悪さしたことは、身体が記憶しており、
それは個人差で、どこまで健康体に近づくか不明です。
人によっては、Maxを超えて健康になる人もいるかもしれないし、
それほど良くならない人もいるかもしれない。
皆、良いことばかりをチョイスして、楽観的観測に基づくイメージを膨らませますが、
今まで身体をいたぶってきたことは、忘れているのでしょうね。
爆弾を排除できたわけではないのです。
凍結させただけです。
そこを見ずに、まるで魔法のように思っておられる方々が多いように思います。
私の周りだけかもしれませんが・・・。
私は、自己責任と自覚を持って、あま~い糖質制限を行って、
最後までいくつもりですが・・・。】
こんにちは。
猫さんから、興味深いコメントを頂きました。
原則的には、猫さんの仰る通りと思います。
例えば「高血糖の記憶」(*)という概念があります。
現在血糖コントロール良好でも、
過去数年~10年、HbA1cが8~9%などの期間があれば、
すでに一定の動脈硬化が存在します。
糖質制限食を実践して、2~3ヶ月で、HbA1cが6.9%以下に改善しても、
過去の高血糖時代の動脈硬化は、残存しているということです。
従って、糖尿病の新規患者さんには、既存の動脈硬化の有無を確認するために、
「眼底検査」「頸動脈エコー」を必ず、してもらいます。
高雄病院には眼科がないので、眼科を受診して貰います。
必要がありそうなら、循環器科でも冠動脈などのチェックをしてもらいます。
糖尿病患者さんが、スーパー糖質制限食を実践して、HbA1c6.9以下を達成すれば、
そこからは、新たな借金は生じませんが、
過去の借金である「高血糖の記憶」は消えません。
糖尿病合併症の元凶のメインとされる「AGEs」は、
まさに高血糖の記憶のメインでもあります。
さらに糖尿病ではない人でも、<糖化⇒老化>という事がありますので
糖質制限食で、AGEsの産生を最小限にすることは、
いわゆる老化現象を最小限にできるということでもあります。
なお、原則的には「高血糖の記憶」は消えにくいのですが、
実はAGEs(終末糖化産物)も分解代謝されにくいことは事実ですが
それでも一定ていど分解代謝されることもわかってきました。
例えば、運動習慣により、一定ていどAGEsが分解代謝される可能生がありますが、
詳しい検討はなされていません。
実際、私の糖尿病患者さんにおいても、糖質制限食実践で、
冠動脈のプラーク(血管壁のこぶ、動脈硬化の産物)が、小さくなったケースがあります。
また、眼科の定期的受診で、以前は確実に糖尿病網膜症が徐々に進行していたのが、
糖質制限食実践以後は、進行が停止して、眼科医がびっくりしたという患者さんも、
おられます。
さらに、長年の糖尿病で、糖尿病網膜症だったのが、進行が止まり、その後やや改善したという患者さんもおられました。
従って、原則的には「高血糖の記憶」は、消えにくいことは間違いないですが
糖質制限食の実践により、個別のケースでは、一定の改善が期待できるようです。
(*)高血糖の記憶
糖尿病血管合併症のメカニズムを特徴的に説明する、
高血糖の記憶(hyperglycemic memory)と呼ばれる概念があります。
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、
その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
ヒトの糖尿病において、この「高血糖の記憶」の存在を示すエビデンス(証拠)として、
米国の1型糖尿病患者の大規模臨床研究・DCCTのフォローアップ試験であるEDIC-DCCTの報告があります。
DCCTでは、1型糖尿病患者を従来の通常療法群と、
より厳格に血糖管理を行う強化療法群に分け、平均6.5年間追跡しました。
その結果、通常療法群に比べ強化療法群で平均HbA1c値が1.9%低下し、
強化療法群で血管合併症の進展リスクが大幅に減少しました。(☆)
同研究終了後に行われたEDIC-DCCTでは、通常療法群にも強化療法を実施し、
両群をさらに平均11年間追跡しました。
つまり「継続的な強化療法群」と「通常療法→強化療法群」の2つのグループの比較が、
DCCT終了後11年間行われたことになります。
その結果、開始から3~4年で両群の平均HbA1c値がほぼ同等となったにも関わらず、
11年間の心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスクは
「継続的な強化療法群」の方が、
やはり低かった(相対リスク57%低下)ことが報告されたのです。(☆☆)
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、
高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、
その後良好なコントロールが得られても、
血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
この借金の正体が、「組織沈着AGEs」ではないかと言われています。
仮説ではありますが、組織に沈着したAGEsが血管を傷害し続け、
動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。
(☆)N Engl J Med 1993; 329: 977-986
(☆☆)N Engl J Med 2005; 353: 2643-2653
江部康二
ありがとうございます。
人の身体というのは、すごいものですね。
人の身体というのは、すごいものですね。
2019/10/20(Sun) 18:37 | URL | 猫 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日の「高血糖の記憶」詳細説明には、感謝尽きません!!
近年参加した「糖尿病教室」では、有り得ない詳細説明です!!
出来る訳は有りませんが!!
私の糖尿病・重症化21年間が、3か月足らずでインスリン投与不要に成り
「ヘモグロビン正常化」して、
以降後遺症の「眼、脳梗塞、」が「覚醒、再覚醒、」している事もあり、
悪化し殺されかけた理論の「日本糖尿病学会」信奉病院、担当医への
被害者感情が有りましたので、
「高血糖の記憶」の本日詳細説明を、再認識致します!!
私は現在「糖質制限理論」実践9年目の65歳ですが、
今後も「糖質制限理論」食生活継続で、
更なる改善を期待して、体調快調生活をして行きます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日の「高血糖の記憶」詳細説明には、感謝尽きません!!
近年参加した「糖尿病教室」では、有り得ない詳細説明です!!
出来る訳は有りませんが!!
私の糖尿病・重症化21年間が、3か月足らずでインスリン投与不要に成り
「ヘモグロビン正常化」して、
以降後遺症の「眼、脳梗塞、」が「覚醒、再覚醒、」している事もあり、
悪化し殺されかけた理論の「日本糖尿病学会」信奉病院、担当医への
被害者感情が有りましたので、
「高血糖の記憶」の本日詳細説明を、再認識致します!!
私は現在「糖質制限理論」実践9年目の65歳ですが、
今後も「糖質制限理論」食生活継続で、
更なる改善を期待して、体調快調生活をして行きます!!
江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/10/20(Sun) 19:18 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
以前、コメントさせていただいた
金魚です。
AGEsについて気になり、
シャープのAGEsセンサで測ったところ、
糖化年齢は70代でした。
年齢は40代なのでかなり糖化が進行し、
高血糖の記憶が長期的にされている
ということですよね。
健康診断では、空腹時血糖値89、
HbA1cは5.1%です。
HbA1cは、正常なのに糖化が進んでいる
ということはどういう状態なのでしょうか?
よろしくお願いします。
金魚です。
AGEsについて気になり、
シャープのAGEsセンサで測ったところ、
糖化年齢は70代でした。
年齢は40代なのでかなり糖化が進行し、
高血糖の記憶が長期的にされている
ということですよね。
健康診断では、空腹時血糖値89、
HbA1cは5.1%です。
HbA1cは、正常なのに糖化が進んでいる
ということはどういう状態なのでしょうか?
よろしくお願いします。
金魚 さん
空腹時血糖値89、
HbA1cは5.1%。
現在、血糖コントロールは良好ですね。
糖質制限食を実践しておられるなら、『食後高血糖』や『平均血糖変動幅増大』のない
質の良い、HbA1cです。
糖質制限食を今後続けていかれれば、新たなAGEsの蓄積はごく少なくなると思います。
ただ、今までの人生で、運動習慣がなくて、糖質ありの食事であったころは、
30~40年くらいは、AGEsがかなり蓄積していたと思います。
今後『スーパー糖質制限食+インターバル速歩』
を継続されれば、AGEsが減っていく可能性があります。
空腹時血糖値89、
HbA1cは5.1%。
現在、血糖コントロールは良好ですね。
糖質制限食を実践しておられるなら、『食後高血糖』や『平均血糖変動幅増大』のない
質の良い、HbA1cです。
糖質制限食を今後続けていかれれば、新たなAGEsの蓄積はごく少なくなると思います。
ただ、今までの人生で、運動習慣がなくて、糖質ありの食事であったころは、
30~40年くらいは、AGEsがかなり蓄積していたと思います。
今後『スーパー糖質制限食+インターバル速歩』
を継続されれば、AGEsが減っていく可能性があります。
2019/10/21(Mon) 13:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
私は自身の「糖質制限理論」理解把握、実践で
成し得た「生還、覚醒、再覚醒、」事実ですが、
「もしやこのまま行けば、完治ありか?」
と考えてしまいましたが、
浅はかでした!!
しかし現状の「生還、覚醒、再覚醒、」の病態改善は、
時代進化解明された、
江部先生「糖質制限理論」の御陰です!!!
現在の日本社会には、本日の「高血糖の記憶」詳細・説明をできない、
理解不能の医療者が存在している事が、
不思議でならないです!!
私は江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
私は自身の「糖質制限理論」理解把握、実践で
成し得た「生還、覚醒、再覚醒、」事実ですが、
「もしやこのまま行けば、完治ありか?」
と考えてしまいましたが、
浅はかでした!!
しかし現状の「生還、覚醒、再覚醒、」の病態改善は、
時代進化解明された、
江部先生「糖質制限理論」の御陰です!!!
現在の日本社会には、本日の「高血糖の記憶」詳細・説明をできない、
理解不能の医療者が存在している事が、
不思議でならないです!!
私は江部先生には、「生還、覚醒、再覚醒、」でき、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/10/21(Mon) 14:11 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
先生のおっしゃる通り、
30代までは、
朝は、パンかコンビニのおにぎり
昼は、パスタや蕎麦、うどん
夜は、ラーメン定食(白米、餃子)にビール
※21時以降
みたいな炭水化物の割合が高い食事を
していました。運動もしていませんでした
すると、40代を超えて、食後の血糖値が
200を超えるようになりました。
いまは、先生の出された本を参考に
食材や糖質量を確認しながら、
自分の血糖値の上昇を把握し、
食後の高血糖をコントロールしています。
インダーバル速歩、実践してみます!
30代までは、
朝は、パンかコンビニのおにぎり
昼は、パスタや蕎麦、うどん
夜は、ラーメン定食(白米、餃子)にビール
※21時以降
みたいな炭水化物の割合が高い食事を
していました。運動もしていませんでした
すると、40代を超えて、食後の血糖値が
200を超えるようになりました。
いまは、先生の出された本を参考に
食材や糖質量を確認しながら、
自分の血糖値の上昇を把握し、
食後の高血糖をコントロールしています。
インダーバル速歩、実践してみます!
金魚 さん
<スーパー糖質制限食+インターバル速歩>
を、半年、1年、2年・・・と続けていけば
AGEsが減少していく可能生がありますね。
<スーパー糖質制限食+インターバル速歩>
を、半年、1年、2年・・・と続けていけば
AGEsが減少していく可能生がありますね。
2019/10/22(Tue) 08:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
割込み失礼致します。
皮膚のターンオーバーは1-2ヵ月と認識していましたが、どこかのサイトで皮膚の半減期は17年、と書いてありました(どこのサイトか忘れましたし、信憑性も不明です)。17年で50%、34年で75%しか入れ替わらない、ということです。高血糖の記憶はそんな簡単に消し去れないということですね。江部先生のようにスローエイジングで健康維持を達成することは可能かもしれませんが、女性の方はアンチエイジングに期待しすぎるとストレスになると思います。
皮膚のターンオーバーは1-2ヵ月と認識していましたが、どこかのサイトで皮膚の半減期は17年、と書いてありました(どこのサイトか忘れましたし、信憑性も不明です)。17年で50%、34年で75%しか入れ替わらない、ということです。高血糖の記憶はそんな簡単に消し去れないということですね。江部先生のようにスローエイジングで健康維持を達成することは可能かもしれませんが、女性の方はアンチエイジングに期待しすぎるとストレスになると思います。
2019/10/22(Tue) 09:24 | URL | 通りすがり | 【編集】
通りすがり さん
表皮細胞は基底層で生まれています。古い表皮細胞は新しい表皮細胞により押し上げられて、
最後は角層から垢としてはがれおちていきます。
基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角層
この一連の過程を、「ターンオーバー」と呼んでいます。
ターンオーバーは通常、約28~40日で繰り返されます。
表皮細胞は基底層で生まれています。古い表皮細胞は新しい表皮細胞により押し上げられて、
最後は角層から垢としてはがれおちていきます。
基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角層
この一連の過程を、「ターンオーバー」と呼んでいます。
ターンオーバーは通常、約28~40日で繰り返されます。
2019/10/22(Tue) 17:39 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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