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糖質制限食に関するご注意・お知らせ・お願いなど。2019年7月。
【本ブログのコメント・質問・記事に関するお願い】

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。

糖質制限食に関する質問についてですが、実際に高雄病院や江部診療所に来院されて診察した患者さんに対しては、
医師としての責任・債務がありますので、個別に説明もしっかりさせて頂いていますし、フォローもしております。

一方、ブログ読者の皆さんの質問に関しては、糖質制限食に詳しい医師として、
ボランティアで回答させていただいています。

診察もしておりませんしフォローもできませんので、責任もとれません。

私の回答は、あくまでも一般論としての参考意見とお考え頂けば幸いです。

また、ブログ記事や本に関しても同様に、糖質制限食に関する一般論としての参考意見とお考え下さい。

従いまして、読者の皆さんが私の参考意見を読まれて、どのように利用されるかは、
自己責任でよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

そして読者の皆さんからもご意見いただきましたが、普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、
ご自分の主治医にご相談頂けば助かります。

またネットで簡単に検索可能なことは、ご自分でお調べください。

質問が増えてきましたので、
糖質制限食と関わりがないと判断した質問にはお答えできない場合もありますので、ご了承ください。m(_ _)m

普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、
何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)

掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文記事にて、
できるだけ順番にお答えしたいと思います。

質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、質問がかなり増えてきていますので、なかなか即、お答えすることが困難となってきています。

糖質制限食に関わりのある全ての質問に、本文かコメントでお答えするようできるだけ努力はしていますが、
できないときはご容赦願います。m(_ _)m

それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、
一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。


【糖質制限食を実践される時のご注意】

糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。

このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、
減薬しないと低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。


一方、薬を使用してない糖尿人やメタボ人は、低血糖の心配はほとんどないので、
自力で糖質制限食を実践して糖尿病やメタボ改善を目指していただけば幸いです。

内服薬やインスリン注射なしの糖尿人が糖質制限食を実践すると、食後高血糖は改善しますが、低血糖にはなりません。

血糖値が正常範囲である程度下がると、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロール(脂肪の分解物)などから、
ブドウ糖を作るからです。

これを糖新生といいます。

塩分に関しては、スーパー糖質制限食の場合は、今まで通りで特に制限の必要はありません。
「スーパー糖質制限+塩分制限」だと、塩分不足で身体がだるかったり、集中力が低下することがあるので
注意が必要です。


診断基準を満たす膵炎がある場合、肝硬変の場合、
そして長鎖脂肪酸代謝異常症・尿素サイクル異常症は、
糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。

糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、診断基準を満たしている膵炎の患者さんには適応とならないのです。

進行した肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。

長鎖脂肪酸代謝異常症では、肉や魚などに含まれる長鎖脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。

尿素サイクル異常症もまれな疾患ですが、タンパク質の代謝に問題があるので
高タンパク食である糖質制限食は向きません。


腎機能に関して、日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」において、eGFR60ml/分以上あれば顕性たんぱく尿の段階でも、
たんぱく質は過剰な摂取をしないという表現となっていて、制限という記載はなしです。

従いまして、糖尿病腎症第3期でも、eGFR60ml/分以上なら、糖質制限食OKです。

また、米国糖尿病学会(ADA)は

Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版

において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。

今後は、糖尿病腎症第3期以降で、eGFRが60ml/分未満の場合も、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、
個別に対応することとなります。


なお、機能性低血糖症の場合、炭水化物依存症レベルが重症のとき、糖新生能力が低下していることがあり、
まれに低血糖症を生じますので注意が必要です。

また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。

糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。


【糖質制限食とは】

米国糖尿病協会(ADA)の患者教育用のテキストブックLife With Diabetes(2004年版)には、以下の記載があります。

「摂取後直接血糖に影響を与えるのは糖質のみである。
糖質は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。
蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。
『炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。
炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。』」


これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 

1997年版のLife With Diabetes(ADA刊行)では、

「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」

という記載がありましたが、2004年版以降は変更されています。

このように糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが直接、血糖値を上昇させます。

従って、糖質を摂取した時にはインスリンが大量に追加分泌されます。

脂質を摂取しても、インスリンの追加分泌はありません。

タンパク質はごく少量のインスリンを追加分泌させます。

現在糖尿病において、食後の急激な高血糖(グルコーススパイク)が大きな問題として注目されています。

食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。

また一日における、食前・食後・空腹時など血糖値の変動幅(平均血糖変動幅)が大きいほど、
酸化ストレスが増強し動脈硬化のリスクとなることがわかってきました。

そして、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、和牛サーロインステーキ(脂身つき)を200g(約1000キロカロリー)食べても、
糖質含有量は1gもないので、食後血糖は3mg未満の上昇しかないのです。 

なお、1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、
できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。

簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは 、米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。

3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら、
薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の白ご飯とステーキの例でも明らかなように、
カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って、現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、
一日の摂取カロリーを1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。


なお糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。

日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2018-2019」の

男性1600~2000kcal
女性1400~1800kcal

ほど厳しいカロリー制限は必要ありませんが、

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

推定エネルギー必要量(一日あたり)
              男性                  女性
15-17才        2500 2850 3150           2050 2300 2550kcal
18-29才        2300 2650  3050          1650  1950   2200
30-49才        2300 2650  3050            1750  2000  2300
50-69才        2100 2450  2800           1650  1900 2200 
70才        1850 2200  2500            1500  1750 2000

身体活動レベル    低い 普通 高い         低い  普通  高い

くらいが目安です。


そして2013年に糖尿病食事療法に関して画期的な変化がありました。

米国糖尿病学会が、
2013年10月発表の『栄養療法に関する声明』において、
全ての糖尿病患者に適した唯一無二の治療食は存在しないと明記したのです。

これはそのまま、1969年の食品交換表第2版以降一貫して、糖尿病治療食として、
唯一無二の「カロリー制限・高糖質食」を推奨し続けている日本糖尿病学会への痛烈な批判となっています。

さらに、米国糖尿病学会は『栄養療法に関する声明2013』において
地中海食、ベジタリアン食、DASH食、低脂質食などと共に
「糖質制限食」も正式に受容しました。
このことは糖質制限食を推進する私達にとって、大変大きな追い風となりました。

また米国糖尿病学会は、2019年4月、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサスレポート
において、糖質制限食(Low-carbohydrate eating patterns)が、
エビデンスも最も豊富であると明言
しています。
このように
糖質制限食の信頼度はますます高まっています。

なお、門脇孝日本糖尿病学会理事長によれば
東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給しているそうです。
また門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているとのことです。
2016/7/1(金)
東洋経済オンライン 
http://toyokeizai.net/articles/-/125237



<江部康二著 参考図書>


理論
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」2005年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年 宮本輝先生との対談本
「やせる食べ方」2010年
「うちの母は糖尿人」2010年 監修:江部康二 著:伊藤きのと
(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)
腹いっぱい食べて楽々痩せる『満腹ダイエット』 (ソフトバンク新書)2011年
「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)2011年
「血糖コントロールの新常識! 糖質制限 完全ガイド」 (別冊宝島)2012年
「食品別糖質量ハンドブック」2012年(洋泉社)、
「糖質オフ!健康法」(PHP文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病はよくなる!糖質制限食のすすめ」(文春文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」(文春文庫)2012年
「女性のための糖質制限ダイエットハンドブック」2012年(洋泉社)
「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」2013年(東洋経済新報社)
「医療の巨大転換を加速する」糖質制限食と湿潤療法のインパクト
 2013年(東洋経済新報社) 夏井睦先生との対談本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ 新版」2014年(東洋経済新報社)
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版」2014年(東洋経済新報社)
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」2014年(東洋経済新報社)
一生太らない「やせる! 食べ方」2014年 (PHP文庫)
江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?2015年(洋泉社)
「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」2015年(ナツメ社)
「糖質制限の教科書」2015年(洋泉社)監修
「糖質オフ!健康法」2016年3月(PHP研究所 )
「人類最強の糖質制限論」2016年4月(SB新書)
「ハンディ版糖質制限の教科書」2016年4月(洋泉社)
「増補新版食品別糖質量ハンドブック」2016年6月(洋泉社)
「Dr.江部の健康食の新常識100 」(TJMOOK)2016年11月(宝島社)
マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法2016年12月、(PHP研究所 )
外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる、2017年(毎日新聞出版)
「江部康二の糖質制限革命」2017年(東洋経済新報社)
「男・50代からの糖質制限」2018年(東洋経済新報社)
「内臓脂肪がストン!とおちる食事術」2019年(ダイヤモンド社)
「糖質制限の大百科」2019年(洋泉社)

など多数。

レシピ
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」2006年(東洋経済新報社)
「糖質オフ」ごちそうごはん2009年(アスペクト)
dancyuプレジデントムック 「満腹ダイエット 」 2009年(プレジデント社)
「血糖値を上げない!健康おつまみ109」2010年(東洋経済新報社)
「やせる食べ方レシピ集」 2010年(東洋経済新報社)
「糖質オフダイエット 」2011年(レタスクラブ、角川マーケティング)
「誰もがストレスなくやせられる!糖質制限ダイエット」2011年(講談社)
「主食を抜けば糖尿病はよくなる」レシピ集2011年(東洋経済新報社)
高雄病院の「糖質制限」給食2012年(講談社)
糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」おすすめレシピ集2012年(ナツメ社)
糖質制限の「主食もどき」レシピ2013年(東洋経済新報社)
高雄病院Dr江部が食べている「糖質制限」ダイエット2013年(講談社)
糖質オフのダイエット弁当2013年(家の光協会)
高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム
糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 2013年(講談社)
2週間チャレンジ! 糖質制限の太らない生活 2014年(洋泉社mook)
電子レンジで糖質オフの作りおき 2016年10月(宝島社)
「やせぐせがつく糖質オフの作りおき 」2017年3月(宝島社)
「高雄病院の糖質制限作りおき 」2017年5月(洋泉社)
「作りおきおかずで簡単! 朝・昼・晩 糖質オフのダイエット献立」2017年10月 (家の光協会)
「いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ 」2018年5月(宝島社)
「女性のためのラクやせ糖質制限ハンドブック」2018年9月(洋泉社)
「男性のための糖質制限最強ダイエットハンドブック」2018年10月(洋泉社)
「レンチン!糖質オフの作りおきおかず」2018年10月(宝島社)
コメント
スーパー糖質制限を初めて4年
くの病院でイベントがあり体組成と骨密度の検査を受けることができました
私は2015年7月に市の健診で空腹時血糖値が232㎎/dl Hba1cが12.3% グリコアルブミンが44.8% 即入院インシュリン注射 糖尿病で1ヶ月間の入院となりました
退院の時「糖質をとってインシュリン注射してたらいいと思ってたらあかんよ!家に帰ったらネットで調べてみて~」と看護師さんにいわれたことが気になり検索したところ、江部先生のこのブログに出会わせて頂きました 先生のご著書を数冊買い求め、その日からスーパー糖質制限を始めました
幸い血糖値測定器を持っていましたのですぐに糖質制限をすると血糖値が高くならないことがわかり、安心して美味しく楽しく糖質制限をして4年になります

2019年7月7日
 64歳 女性
 身長 164.3㎝ 
 体重 58.5kg  (2015年7月 64㎏)
 BMI 21.7 ㎏/m
 筋肉量 41.5㎏
 体脂肪量14.4㎏
 体脂肪率24.6%

体成分分析
体水分量   32.5L(28.9~35.3)
タンパク質量 8.5kg(7.7~9.5)
ミネラル量   3.13㎏(2.67~3.27)
体脂肪量   14.4㎏(11.3~18.1)

骨ウエーブ測定結果はA
骨波形指票:5.283(5.200以上A)

結果とてもよかったらしくて検査の方が驚かれていました 「何か特別な運動とか?」と言われましたが実際ストレッチ程度しかしていませんし『スーパー糖質制限をしているのでその効果だと思います』と嬉しくなってお伝えしました
この結果を見て、江部先生が提唱されている糖質制限が糖尿病にも効果大だということのみならず体の組成にも素晴らしい効果があることが分かります
江部先生には感謝してもしきれません インシュリンからの離脱 いまの健康な体!ありがとうございます。
江部先生お体を大切に益々のご活躍を楽しみにしております。







2019/07/07(Sun) 23:08 | URL | 岡純 | 【編集
お願い(コレステロールについて)
コレステロールについては時々記事にされていますが、著書で詳しく触れたものはないでしょうか?

糖質制限を始めてから上昇したLDLがその後1年の間160前後で安定しています。

本がなければ、ぜひ今後コレステロールについても触れた著作を希望します。
2019/07/08(Mon) 11:16 | URL | yanosono | 【編集
サプリメントについて教えてください
江部先生はじめまして。
教えていただきたいことがあります。

私は1年ほど前に糖尿病が発覚して、それから自分でいろいろと調べました。そして、糖質制限とメガビタミンというサプリメントを大量に飲む方法を行っております。
しかし、先日糖質過剰症候群という本を読み、その著者の先生のホームページを見たところ、鉄の過剰摂取は糖尿病のリスクを上げたり、酸化ストレスを上げたりするとか、今日書かれた内容では、ナイアシンでもインスリン抵抗性が上がるなどと書かれており、私が現在行っているサプリメントを飲むのが本当に良いのか混乱しております。
その先生の話はちょっと難しいところもあり、全ては理解していないのですが、鉄の欠乏は良くないから鉄不足は改善した方が良いけど、フェリチンは鉄の充足をちゃんと反映していないとか、アルコールでもフェリチンが上がるとか、これまで調べたことと違うことも書かれています。ナイアシンについても、私が調べたものでは、血糖値を安定させ、インスリン抵抗性を改善させる、と書いてあったのに、その先生のホームページでは完全に逆の話が書かれています。
江部先生自身はサプリメントを飲んでいないということですが、鉄のサプリメントやナイアシンのサプリメントは糖尿病に良くないのでしょうか。
お時間のあるときに教えてください。
よろしくお願いいたします。
2019/07/08(Mon) 12:06 | URL | e.yamanaka | 【編集
Re: お願い(コレステロールについて)
yanosono さん

私はコレステロールの本は書いておりません。
私のコレステロールに関する考えは、日本脂質栄養学会と同じ立場です。
以下の本が良いと思います。

http://www.seikai-shuppan.ecnet.jp/books.html
日本脂質栄養学会
続「長寿のためのコレステロール ガイドライン」
 作用メカニズムから見た
  コレステロール低下医療の危険性


2019/07/08(Mon) 18:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: サプリメントについて教えてください
e.yamanaka さん


『心臓病予防のためにビタミンやミネラルのサプリメントを使用してもお金の無駄になるだけかもしれない―。2012年以降に発表された179件のランダム化比較試験(RCT)のメタ解析から、マルチビタミンやカルシウムなどの人気のサプリメントは心血管疾患の予防や全死亡の抑制には役立たないことが示された。ただし、葉酸サプリメントについては摂取による脳卒中リスクの低下が認められたという。詳細は「Journal of the American College of Cardiology」6月5日号に掲載された。』

ということで、私はサプリは飲みませんし、患者さんにも奨めません。
ただし、女性などの、鉄欠乏性貧血には、健康保険で鉄剤を処方することがあります。
2019/07/08(Mon) 18:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
御礼
情報ありがとうございました。
2019/07/09(Tue) 09:17 | URL | yanosono | 【編集
江部先生は糖質制限食18年ですよね?
リンク先の東洋経済記事ですが、

>糖質制限を20年、30年といった
>長期で行った場合に本当に安全なのか

とありますが、江部先生は18年継続ですよね?
健康体そのものに見えるのですが。
2019/07/10(Wed) 17:18 | URL | らこ | 【編集
Re: 江部先生は糖質制限食18年ですよね?
らこ さん

52歳のときから、スーパー糖質制限食ですから、あしかけ18年です。

また『カロリー制限食』にも、長期の有効性と安全性という意味ではエビデンスはありません。

糖尿人においては
「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」
といういまここにある危機を、予防できるのは糖質制限食です。
カロリー制限食では、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を防ぐことは困難です。
2019/07/11(Thu) 08:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
妊娠糖尿病について
初めまして。いつもブログ楽しく拝見させて頂いています。早速質問なのですが、この度妊娠しまして初期の75g糖負荷試験で
空腹時血糖 72mg/dl
1時間後183mg/dl
2時間後140mg/dl
いう数値で引っかかり妊娠糖尿病と診断を受けました。
元々妊娠前から糖質制限食(自炊はエリスリトールや大豆粉等使い一食20g〜40g、外食でも焼肉など糖質を極力抑えていました)で生活していて、体重も元々158cm48〜49kgで普通体型、現在5ヶ月目50〜51kgで医師から体重に関しての注意は受けていません。

質問ですが
・75gの糖を摂取したことで、空腹時血糖とMAXの1時間後の血糖値で111mg/dlの差があることから、 私の身体は1gの糖で1.3mg/dlの上昇という解釈で合っていますか?
・基本的にはスーパー糖質制限でこれからの妊娠生活を送る予定ですが、生まれた赤ちゃんの低血糖や糖尿病などのリスクはありますか?スーパー糖質制限はやりすぎなのでしょうか?

妊娠前から糖質には気をつけていたのに、まさか自分が…と驚きましたが、なってしまったものは仕方がないので栄養管理気をつけていきます。
お忙しい中長文の閲覧ありがとうございます。是非お時間ある時に回答して頂ければと思います。
2019/08/09(Fri) 12:37 | URL | あきんど | 【編集
Re: 妊娠糖尿病について
あきんど さん

75gのブドウ糖を摂取して、ピークが111mg血糖値の上昇です。

111÷75=1.48mg

1gのブドウ糖が、ピークで1.48mg血糖値を上昇させています。

妊娠糖尿病には、スーパー糖質制限食が、血糖コントロール、体重コントロールにおいて
最も優れた食事療法です。
母子ともに健康が保たれます。

糖質を摂取すれば、食後高血糖が生じますので、母子ともに健康面においてリスクとなります。

2019/08/09(Fri) 17:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
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