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朝日カルチャーセンター湘南教室にて 糖質制限食講座開催。5/26(日)。
こんにちは。

朝日カルチャーセンター湘南教室にて
糖質制限食講座開催です。

糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食
https://www.asahiculture.jp/course/shonan/31c415b5-818a-5626-e8a2-5c47e1c09ffb
2019/5/26(日)13:00~14:30
講義70分間、質疑応答20分間。
朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 
湘南教室
お申し込み TEL:0466-24-2255

最新の内容も含めて、わかりやすくて楽しいお話しを目指します。
東京や関東圏の方々のご参加をお待ちしております。
講師は江部康二です。
湘南教室では、2018年3月以来ですから1年2ヶ月ぶりの講座です。
この数年間、糖質制限食の発展という意味ではとても大きな変化がありました。
年間30回くらい講演をしていますが、
結構、新しい話題も多いので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
講演が70分間で質疑応答が20分間です。
湘南、横浜、東京、関東圏の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。

さらに、2019年4月、米国糖尿病学会は、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサス・レポート
を発表しました。
その中で『糖質制限食』がエビデンスが最も豊富であるとして
一番積極的に推奨されていた
のは、我々糖質セイゲニストにおいては
歴史的快挙と言え、快哉を叫びたい気持ちでした。ヽ(*`▽´)ノ 

このように、この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。
2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。

一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授(当時)
です。
日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。

2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3

糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。

江部康二


☆☆☆
以下は朝日カルチャーセンター湘南教室のサイトから一部抜粋です。

糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食

講師:江部 康二(高雄病院理事長)


糖質制限食は、日本では1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会は「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は、影響を与えない。」としています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、合併症の予防は困難です。米国糖尿病学会は、2013年「栄養療法に関する声明」で、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH食を受容しましたが、糖質制限食に大きな追い風となりました。(講師記)

<日程・時間>
2019/5/26(日) 13:00~14:30

<受講料(税込)>
会員 3,240円 一般 3,888円

<その他>
席は自由席です。必要に応じて資料を配布します。
*個人的は治療相談は承りかねますので、ご了承ください。

<お申し込み>

TEL:0466-24-2255  朝日カルチャーセンター湘南教室

講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。

内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。

<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
『男・50代からの糖質制限』2018年(東洋経済新報社)
『内蔵脂肪がストン!と落ちる食事術』2019年(ダイヤモンド社)
など多数。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。


コメント
湘南教室参加します!
こんばんは、お疲れさまです。
今日注文した本が届いたので読み始めています。
とても読みやすくわかりやすいです
糖質制限を始めて2ヶ月ぐらいですがまだちゃんと制限できてなかったり、食後の
眠気があったり改善点がたくさんあります。
お医者さんは必要ないと言ってましたが血糖値測定器を購入しました
自分でコントロールできるようにならないとダメですね
まだまだ勉強不足です。
湘南教室、楽しみにしています!
2019/05/20(Mon) 21:31 | URL | まぁみぃ | 【編集
ネットのニュースに出ていた「極端な糖質制限、寿命に影響か」という記事について。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000012-jij-soci

19日の日本栄養・食糧学会での発表では、糖質制限によるマウスの寿命短縮には対照群と比べて有意差はないとのことです(この発表のメインは腸内細菌叢の変化です)。

この研究では、実験動物として老化促進マウスを使用しているので、ヒトのモデルとしては全く不適当だと思います。

日本栄養・食糧学会では、これまでも糖質制限について、ほとんど話題になっていません。まあ、今さら研究するまでもない、ということかもしれませんが。

エビデンスについては、江部先生のご指摘通りと思います。
2019/05/21(Tue) 08:28 | URL | TM | 【編集
Re: 湘南教室参加します!
まぁみぃ さん

拙著のご購入、湘南教室へのご参加、
ありがとうございます。
講演も、わかりやすく楽しくを目指します。

血糖自己測定器(SMBG)は、とても有用です。
仰る通り、糖尿病は自己管理がとても大切であり、そのためには血糖自己測定器が必要です。

2019/05/21(Tue) 09:01 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし

TM さん

コメント、ありがとうございます。

ヤフーニュースの
「学会発表だけで、まだ論文にもなっていないマウスの研究」
エビデンスレベルはゼロ


米国糖尿病学会、2019年4月、、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサス・レポート
『糖質制限食』がエビデンスが最も豊富である。


①と②のエビデンスレベルを比較したら、月とすっぽんの差があります。
勿論①がすっぽんです。

マスコミは、①と②を、ほとんど同列に報道しますから、困ったものです。

2019/05/21(Tue) 09:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
東北大学の論文
昨年の日本農芸化学会での発表は下記の論文ではないでしょうか

Carbohydrate-restricted diet promotes skin senescence in senescence-accelerated prone mice.

Wu Q1, E S1, Yamamoto K1, Tsuduki T2.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3028412
2019/05/21(Tue) 10:05 | URL | じゃろはち | 【編集
consensus report
Nutritional Strategies for Prevention and Management of Diabetes: Consensus and Uncertainties

http://care.diabetesjournals.org/content/42/5/727

The ADA has indicated, “A consensus report is not an ADA position
and represents expert opinion only” and does not include the ADA
evidence-grading system (7).
2019/05/21(Tue) 10:52 | URL | じゃろはち | 【編集
Re: 東北大学の論文
じゃろはち  さん

情報をありがとうございます。

失礼しました。
英文論文にはなっていたのですね。
2019/05/21(Tue) 11:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: consensus report
じゃろはち  さん

コメントをありがとうございます。

コンセンサス・レポートというのは、あくまでも専門家の意見のみを表しており、
ADAエビデンス-グレーディングシステムは含んでいないということですね。

まあ、専門家が、『糖質制限食が一番エビデンスが豊富』と言っているので、
今後段階を踏んで、ADAエビデンス-グレーディングシステムに含まれていくものと思われます。
2019/05/21(Tue) 11:45 | URL | ドクター江部 | 【編集
複数回出現する食後のピーク血糖値について
いつもお世話になります。

今日は私の食後血糖値の変化についての質問です。

下記は、推定で65gの糖質を含む「ざるうどん+穴子の天ぷら」を食べた時の血糖値の変化です。
※SMBGにて測定

 (食前 ) 83 → ( 30分)112 → ( 60分)139 [ピーク1回目]
→( 90分)124 → (120分)130 → (3時間)173 [ピーク2回目]
→(4時間)152 → (5時間)169 [ピーク3回目]
→(6時間)125

食後血糖値のピークが1時間後、3時間後(Max)、5時間後の3回あります。

60分をピークに一旦下がった血糖値が再び上昇するのはなぜでしょうか。

3時間後にMAXになっており、2時間では異常値を示さないので、SMBGの測定だと本当のピークを見逃す可能性もあります(その点、精度は落ちますが、CGM、FGMは後からでも状況が把握できるので助かります)。
私自身も初回に実験した時は一旦下がったので2時間しか測定せず、見逃しました。
インスリンを使っておられる方なら、単位数を決めるのも困るのではないかと思います。

思いつくことは、
(1)うどんの消化吸収される時間と天ぷらが消化吸収される時間に差がある。
(2)私のインスリンの分泌にムラがある。
(3)消化吸収にムラがある。
(4)消化吸収が遅いのでだらだらと高血糖が続き、ピークが遅く出現する
などですが、これ以上は素人の私にはわかりません。全く見当違いかもしれません。ぜひ、お知恵を拝借したいと思います。

※数か月に1度、同じ店で同じメニューを食べて定点観測していますが、今回は3回ですが、いつもピークが2回あります。
 1回目の低いピークを境に下がり始めるのでよく騙されます。
 なお、食後は、安静にし、運動などは行っておりません。
2019/05/21(Tue) 12:19 | URL | 西村典彦 | 【編集
いつもありがとうございます。
江部先生

いつも熱心に教えていただきありがとうございます。
ニュースでちょっと気になることがありました。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019051600697&g=soc
マウスと人間は違う、糖質制限食にはどれだけ脂質が含まれていたのか、など、素人の私ですら実験に色々と疑問はありますが、エキスパートであられる江部先生のお考えをお聞かせいただけましたら幸甚に存じます。
2019/05/21(Tue) 12:21 | URL | 山本 | 【編集
失礼いたしました
既に先のコメントでやりとりがなされていたのですね。
失礼いたしました。。
2019/05/21(Tue) 12:24 | URL | 山本 | 【編集
Re: 複数回出現する食後のピーク血糖値について
西村典彦 さん

糖尿病歴があるていど長い場合は、
消化管の神経障害もあり得ます。

この場合、胃排泄遅延が生じます。
胃からの排泄が遅延しますので、食後血糖値の
ピークが3時間とか5時間になります。

西村さんの場合も、胃排泄遅延がある可能性があります。
2019/05/21(Tue) 13:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖尿病学会を含む反糖質制限プロパガンダ
シミズ先生のブログにもコメントしましたが、個人的には東北大の都築毅准教授のレポートは内容は議論に値せず、むしろ一連の動きは農業団体、糖尿病学会等の一部を含む反糖質制限プロパガンダが目的だと感じています。

「この東北大農学研究科の都築毅准教授が前回スクラムを組んだのが日本農業新聞(笑)で、今回は日本栄養・食糧学会です。今回、彼が糖質制限の悪影響を発表するこの学会の会長が東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授の宇都宮一典氏です。彼は日本糖尿病学会の「食事療法に関する委員会」の委員長としてカロリー制限食を提言してきた人で、下記の文春記事でも「糖尿病の原因は炭水化物ではなく脂質の摂り過ぎ」と主張してます。ワセダクロニクルのマネーデータベース『製薬会社と医師』で見てもずいぶん製薬会社からお金もらってますね。この手の糖質制限批判は非常に意図的であり、私もこの手のプロパガンダに対しては適時指摘、糾弾すべきと思います。」
https://bunshun.jp/articles/-/10197?page=7
2019/05/21(Tue) 16:34 | URL | 駐在君 | 【編集
Re: 糖尿病学会を含む反糖質制限プロパガンダ
駐在君

コメントをありがとうございます。

東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授の宇都宮一典氏、
米国糖尿病学会の
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」
コンセンサス・レポート発表。 2019年4月18日。
糖質制限食が最もエビデンス豊富

を読んでおられないのでしょうかね?

2019年04月28日 (日)
ADA「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」 コンセンサス・レポート発表。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4884.html
2019/05/21(Tue) 19:22 | URL | ドクター江部 | 【編集
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