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2型糖尿病が正常に・・・
こんにちは。いやはや、京都は連日の猛暑です。 (*_*)

7月26日の土曜日からは、信州八ヶ岳南麓の富士見高原に恒例の第27回テニス合宿にでかけます。標高1250mで軽井沢より涼しいですよ。 (^_^)

あと2日間の辛抱です。

さて今回は、makoさんから、コメント・質問をいただきました。


『江部先生

毎日ブログを大変楽しみに拝読しております。
今年3月7日に、A1C8.1%、血糖値195 (糖尿など露ほども考えずに、診療を待つ間、外にでてとっても甘いデザートを食べて、その20分後に血糖値を測ったものです)という数値がでて、Ⅱ型糖尿病と診断され、アマリールを日に1錠処方されました。
同時に脂肪肝も指摘され、体重を落とすことが全ての改善の道だろうということで、164センチ、96キロから我流のダイエットにより2か月で

体重 89キロ
A1C 6.1%

に下げ、肝臓の異常値がなくなりました。

その後、きれいに痩せたいと欲がでてダイエットクリニックに通い始めて、栄養管理士さんのご指導のもと1日1400から1500キロカロリーに、またそのころに江部先生の御本やブログと出会うことができ、スーパー糖質制限食を始めました。

3月に糖尿病と診断されてから3か月後、スーパー糖質制限食開始1ヶ月後の6月には、

体重 84キロ
A1C 5.6%(ちょうどアマリールを切らして、飲まなくなって2日後の数値です)

となり、アマリールの処方はなくなりました。

父が30代から糖尿病を発症してから30年以上が経ち、今ではインシュリン注射に頼る生活をしております。

長いことごく身近にあった「糖尿病」という病について、ある程度理解をしていたつもりだったのに、先生の御著書を読み続けるうちに、いかに自分の知っていた糖尿病に関する知識が浅はかだったか、また血糖値というものに大変興味を持ち、家で簡易測定器を使って血糖値を測り始めました。

前置きが長くなりましたが、いくつか質問をさせて頂ければと思います。

まず、最近の血糖値なのですが、スーパー糖質制限食のお陰で、すっかり正常値内におさまっています。
ここ2週間ほどの平均は、

起床後すぐ  73
朝食後1H  103
朝食後2H   84
昼食前     82
昼食後1H  100
昼食後2H  100
夕食前    73
夕食後1H  94
夕食後2H  96

という数値です。

仕事の都合で毎日確実に測れるわけではないので、まだまだ平均値をだすほどのデータではないのですが、 傾向として、最近は朝が60台、今日などは55という数値がでており、前日夜にアルコールをとらなくとも、夕食から10時間以上が過ぎるあたりから、どうも60台かそれ未満に落ちるようになってきています。

また、朝食後は確実に、食後1Hよりも2H後のほうが数値が下りますが、昼食、特に夕食後は、1H後と2H後の数値があまり変わらない、或いは若干高くなることもあります。
いずれにしましても、各食前と食後1H或いは2H後の血糖値の差は、50mg以内、かつ正常値範囲内です。

昼食から夕食までの間が9時間以上空くとき、また、昼食がサラダだけなどの低カロリーの時には夕食前に60台の数値が出る時があります。

かかりつけの医者に「若いし(現在41歳です)もしかしたらもう高血糖の数値が出ないかも知れない」と言われ、 試しにご飯200グラム(炭水化物量にして66グラム程度)を一度に食べてみましたが、食前81が食後1H、食後2H後とも114という数値でした。

お尋ねしたいのは、

●空腹時血糖値が、2週間前では80から90ほどあったのが、最近では55から60台になりつつあるが問題はないか
●現在の状況ならば、むしろ一日一食、炭水化物をとったほうが血糖値が正常に安定するのではないか
糖尿病が完治することはない、とあちこちで見聞するが、やはり私の場合もこれは完治ではなく一時的に血糖値コントロールがうまくいっているだけと考えるべきなのか
●アマリールを処方されなくなった6月の時点から、つまりスーパー糖質制限食を始めて1か月後の血液検査の結果以降赤血球数が若干増え、510万となっている(医者からは問題ないと言われましたが)が、食生活等で気をつけるべき点はあるか

の4点です。

現在はお蔭様で血糖値のコントロールが非常にうまくいっていると思っていますが、体重が増えればまた以前の状態に戻ってしまうでしょうし、遺伝的にも血糖値については注意が必要だと思うので、この先も糖質制限食とダイエットを続けていこうと思っております。

先日のブログで、低血糖の数値が出る時は摂取カロリーが低すぎる場合がある、とのことでしたが、カロリーは毎日1500kcl程度はとっています。また、特に低血糖と思われるような自覚症状はなく、むしろ血糖値が60前後のほうが朝の目覚めがすっきりとしています。

血糖値について勉強し始めてまだまだ初心者で戸惑いも多く、愚問かも知れませんが、 これから末永く血糖値コントロールを確実に、安心にしていきたいと思い、 私などよりもっともっと重症で大変な患者さんも多い中、こんな質問はご迷惑かも知れないと思いつつ、質問をさせて頂きました。 お時間がおありの時にでもご回答を頂けましたら幸いです。

江部先生ご推奨の糖質制限食は、多くの糖尿病に苦しむ方たちにたくさんの希望を与えてくださっています。 心からお礼と感謝を申し上げるとともに、先生のますますのご活躍とご健康をお祈りしております。

mako(41歳・女性)

2008/07/20(日) 11:34:22 | URL | mako』


makoさん。コメントありがとうございます。

164センチ、96キロ、A1C8.1%、だったのが3か月後、スーパー糖質制限食開始1ヶ月後の6月には、体重 84キロ 。A1C 5.6%。 と改善、素晴らしいですね。(^-^)v(^-^)v 

●空腹時血糖値が、2週間前では80から90ほどあったのが、最近では55から60台になりつつあるが問題はないか 。

体調も良好ですので問題ないと思います。

●現在の状況ならば、むしろ一日一食、炭水化物をとったほうが血糖値が正常に安定するのではないか。

●糖尿病が完治することはない、とあちこちで見聞するが、やはり私の場合もこれは完治ではなく一時的に血糖値コントロールがうまくいっているだけと考えるべきなのか。

「ご飯200グラム(炭水化物量にして66グラム程度)を一度に食べてみましたが、食前81が食後1H、食後2H後とも114という数値でした。」


これなら完全に正常人のデータですね。12kgの減量でインスリン抵抗性が改善し、正常人になったと考えられます。

おそらくは、インスリン分泌能は保たれていたけれど、肥満によるインスリン抵抗性増大のために、耐糖能が低下して、2型糖尿病を発症したと考えられます。このようなタイプは完治もありえます。makoさんも現時点では正常人と考えてよいですね。ヾ(^▽^)

糖尿病は、「一旦発症したら完治しない」というのは、食後高血糖が数年間続いて、膵臓のβ細胞が一定のダメージを被ってしまって、インスリン分泌能が低下して糖尿病を発症した場合です。まあ、日本人にはこのタイプが一番多いのですが・・・。

つらくなければ、このままスーパー糖質制限食を続けて、まずは70kg台を、さらには標準体重62kgを目指してください。

もしつらくなったら、仰る通りスタンダード糖質制限食プチ糖質制限食でもよいですよ。そして鋭気を養って、またスーパー糖質制限食に戻すという選択肢もありますね。

●アマリールを処方されなくなった6月の時点から、つまりスーパー糖質制限食を始めて1か月後の血液検査の結果以降赤血球数が若干増え、510万となっている(医者からは問題ないと言われましたが)が、食生活等で気をつけるべき点はあるか。

赤血球数510万は、全く問題はありません。

makoさん、美味しく楽しく糖質制限食、スーパー、スタンダード、プチと適宜お続けくださいね。

江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
江部先生アドバイスありがとうございます。
先日、中性脂肪の件でアドバイスを頂いた49歳のkazuです。お忙しい中アドバイスを頂ありがとうございました。

おっしゃるように、思いきってスーパー糖質制限に切り替えて見ました。糖質制限レシピ集を全て購入して実践しています。
あれから3ヶ月、先日久しぶりに病院での血液検査を行いました。
その結果前回からHbA1C5.9→5.4、中性脂肪848→360と見事に改善をしておりました。

これからもスーパー糖質制限さえ行っていれば、HbA1Cと中性脂肪もさらに改善されると思います。

実は7~8年前からアトピーを患っていたのですが、最近体調もすこぶる良く、アトピーも消滅してしまいました。糖尿からきていたのでしょうか?
びっくりしたのは肌のキメが細かくなり、すべすべで女性の肌と比べても遜色ないような状態になってきたことです。

体重も62~3kgを維持しており、疲れも無く、体も軽いです。
また、この暑さの中でも汗をかき難くなりました。
朝もすっきり目覚めるし、体の代謝機能が改善された結果なのでしょうか、体質まで改善されたようです。非常に満足しております。

これも全て江部先生をはじめ、関係するスタッフの皆様方のおかげと感謝しております。皆様の一層のご活躍をお祈りいたします。
2008/07/24(Thu) 23:57 | URL | kazu | 【編集
ベイスンを飲み始めました。
糖尿病と診断されて3年と8ヶ月になります。
昨日マル秘投稿しましたが、公開でもOKですので、もう一度投稿させていただきました。
当時はA1c10.2食後血糖値330もありました。約8ヶ月アマリール投薬その後なし。糖質制限食とウォーキングで2ヶ月くらいでA1cは5.9になりました。その次の検査では5.2でした。体重も10キロおとしました。その後バイアスピリンは続けています。A1cがおちついてからは、朝・昼は食パン半枚くらいと卵料理やサラダ、夜は主食は食べず、魚のソティなど、お刺身類・湯葉・豆腐など、よく食べます。最近体重も増え気味、A1cも5.5くらいが続いていたのが6.0とあがり、ベイスンを
朝・昼の食前飲むようになりました。今日3ヶ月たち検診に行きましたら、5.6に下がっていました。
ベイスンを飲み始めてから、どれくらい効くのか知りたいともおもいましたので、週に一度くらいですが、スバゲッテイや、中華麺も外食するようになりました。ごはんも茶碗半分くらい食べることも週に2日くらいあります。このときはベイスンを夕食前に飲みます。以前に比べたら、糖質の摂取は多くなっていますが、A1cはさがっています。ベイスンの効果なのだとは思いますが、どうかんがえればいいのでしょうか。徹底的な糖質制限をしてベイスンは飲まないのがいいのか、今くらいの食事ならほとんどストレスを感じず、生活できます。わたしにすれば、ベイスンは救いの神のように思われます。訪問先で出されたフィナンシェくらいなら、このごろは断らずに食べています。それでも5.6だったので、とてもうれしかったのですが・・・・。
ベイスンは、やはり、薬なので飲まない方がいいのでしょうか?私の妹の主人はもう10年以上もベイスンをのんでいて、すこし糖質を制限した食事で、正常値ぎりぎりにおさまっているようです。糖質制限のとてもストイックな食生活からこんなに私にとっては糖質の許される生活はとても精神的にも楽なのです。アドバイスをお願いします。砂糖の一杯入ったケーキ・菓子類は家ではいっさい食べません。調味料も砂糖は使わず他の甘味料を使っています。

2008/07/25(Fri) 20:23 | URL | mie | 【編集
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