2019年04月25日 (木)
こんにちは。
朝日カルチャーセンター湘南教室にて
糖質制限食講座開催です。
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食
https://www.asahiculture.jp/course/shonan/31c415b5-818a-5626-e8a2-5c47e1c09ffb
2019/5/26(日)13:00~14:30
講義70分間、質疑応答20分間。
朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾
湘南教室
お申し込み TEL:0466-24-2255
最新の内容も含めて、わかりやすくて楽しいお話しを目指します。
東京や関東圏の方々のご参加をお待ちしております。
講師は江部康二です。
湘南教室では、2018年3月以来ですから1年2ヶ月ぶりの講座です。
この数年間、糖質制限食の発展という意味ではとても大きな変化がありました。
年間30回くらい講演をしていますが、
結構、新しい話題も多いので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
講演が70分間で質疑応答が20分間です。
湘南、横浜、東京、関東圏の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。
この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。
2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。
一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長(当時)
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授(当時)
です。
日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。
2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3
糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下は朝日カルチャーセンター湘南教室のサイトから一部抜粋です。
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食
講師:江部 康二(高雄病院理事長)
糖質制限食は、日本では1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会は「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は、影響を与えない。」としています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、合併症の予防は困難です。米国糖尿病学会は、2013年「栄養療法に関する声明」で、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH食を受容しましたが、糖質制限食に大きな追い風となりました。(講師記)
<日程・時間>
2019/5/26(日) 13:00~14:30
<受講料(税込)>
会員 3,240円 一般 3,888円
<その他>
席は自由席です。必要に応じて資料を配布します。
*個人的は治療相談は承りかねますので、ご了承ください。
<お申し込み>
TEL:0466-24-2255 朝日カルチャーセンター湘南教室
講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。
<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
『男・50代からの糖質制限』2018年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
朝日カルチャーセンター湘南教室にて
糖質制限食講座開催です。
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食
https://www.asahiculture.jp/course/shonan/31c415b5-818a-5626-e8a2-5c47e1c09ffb
2019/5/26(日)13:00~14:30
講義70分間、質疑応答20分間。
朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾
湘南教室
お申し込み TEL:0466-24-2255
最新の内容も含めて、わかりやすくて楽しいお話しを目指します。
東京や関東圏の方々のご参加をお待ちしております。
講師は江部康二です。
湘南教室では、2018年3月以来ですから1年2ヶ月ぶりの講座です。
この数年間、糖質制限食の発展という意味ではとても大きな変化がありました。
年間30回くらい講演をしていますが、
結構、新しい話題も多いので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
講演が70分間で質疑応答が20分間です。
湘南、横浜、東京、関東圏の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。
この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。
2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。
一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長(当時)
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授(当時)
です。
日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。
2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3
糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下は朝日カルチャーセンター湘南教室のサイトから一部抜粋です。
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事、人類の健康食
講師:江部 康二(高雄病院理事長)
糖質制限食は、日本では1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会は「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は、影響を与えない。」としています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、合併症の予防は困難です。米国糖尿病学会は、2013年「栄養療法に関する声明」で、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH食を受容しましたが、糖質制限食に大きな追い風となりました。(講師記)
<日程・時間>
2019/5/26(日) 13:00~14:30
<受講料(税込)>
会員 3,240円 一般 3,888円
<その他>
席は自由席です。必要に応じて資料を配布します。
*個人的は治療相談は承りかねますので、ご了承ください。
<お申し込み>
TEL:0466-24-2255 朝日カルチャーセンター湘南教室
講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。
<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
『男・50代からの糖質制限』2018年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
はじめまして。
妊娠中、初期に妊娠糖尿病と診断を受け、糖質コントロールに悩む中、先生のブログに出会い、糖質制限をして、無事に赤ちゃんを出産できました。ありがとうございます。
産後は、母乳不足感から、糖質多め、間食も続けた結果、産後3ヶ月の負荷試験でA1c5.6%、2時間値も高く、境界型と診断されました。主治医からは、1年後の再検査でよいと言われていますが、母が糖尿病のこともあり、心配で、少しでも発症を遅らせたいと思い、糖質制限を始めました。
授乳中でもあるので、少しは摂りたいと考えて、朝とお昼で白米と100gほどに抑えその後に運動しています。夜は運動する余裕がないので、白米は摂っていません。
授乳もしているからか、空腹時は血糖値75くらいですが、朝、昼は運動(30分ほどの昇降運動、スクワット)をしても110から120くらいです。(数回測定したのみですが…)
この生活を続けて2週間で、別の病院でA1cを測ると5.5でした。
このような糖質制限、効果でも、正常化もしくは糖尿病発症の予防につながるでしょうか?
長文、大変申し訳ありません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
妊娠中、初期に妊娠糖尿病と診断を受け、糖質コントロールに悩む中、先生のブログに出会い、糖質制限をして、無事に赤ちゃんを出産できました。ありがとうございます。
産後は、母乳不足感から、糖質多め、間食も続けた結果、産後3ヶ月の負荷試験でA1c5.6%、2時間値も高く、境界型と診断されました。主治医からは、1年後の再検査でよいと言われていますが、母が糖尿病のこともあり、心配で、少しでも発症を遅らせたいと思い、糖質制限を始めました。
授乳中でもあるので、少しは摂りたいと考えて、朝とお昼で白米と100gほどに抑えその後に運動しています。夜は運動する余裕がないので、白米は摂っていません。
授乳もしているからか、空腹時は血糖値75くらいですが、朝、昼は運動(30分ほどの昇降運動、スクワット)をしても110から120くらいです。(数回測定したのみですが…)
この生活を続けて2週間で、別の病院でA1cを測ると5.5でした。
このような糖質制限、効果でも、正常化もしくは糖尿病発症の予防につながるでしょうか?
長文、大変申し訳ありません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2019/04/26(Fri) 14:11 | URL | はー | 【編集】
はー さん
<朝:白米100g 昼:7白米100g 夕:白米なしのおかずだけ>
ということでしょうか?
<空腹時は血糖値75くらいですが、朝、昼は運動(30分ほどの昇降運動、スクワット)をしても110から120くらいです。>
このデータなら、糖尿病発症予防できると思います。
<朝:白米100g 昼:7白米100g 夕:白米なしのおかずだけ>
ということでしょうか?
<空腹時は血糖値75くらいですが、朝、昼は運動(30分ほどの昇降運動、スクワット)をしても110から120くらいです。>
このデータなら、糖尿病発症予防できると思います。
2019/04/27(Sat) 16:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ありがとうございます。
朝と昼は、おかず+白米100gをゆっくり食べ、夜はおかずのみです。
しばらく続け、経過を見ていこうと思います。授乳をやめたとき、どう変化するのかも心配ですが…。
またご相談させていただかかもしれません。よろしくお願いいたします?
朝と昼は、おかず+白米100gをゆっくり食べ、夜はおかずのみです。
しばらく続け、経過を見ていこうと思います。授乳をやめたとき、どう変化するのかも心配ですが…。
またご相談させていただかかもしれません。よろしくお願いいたします?
2019/04/27(Sat) 19:05 | URL | はー | 【編集】
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