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糖質制限食時々糖質管理食②
おはようございます。今朝はとても良い天気です。昼から週一のテニスに出かけます。

そうそう、7.18の第三金曜ライブは、オーストラリアで行われたエルビス・プレスリーコンテスト世界大会でベスト8に入賞したパナビスNAGATAさんに飛び入りで歌ってもらいました.

その歌唱力・ビジュアル・振り付け・ライブパフォーマンス・・・、とっても楽しかったですよ。ヽ(*`▽´)ノ

さて今回は、みやびさんからコメントいただきました。

『08/07/12 みやび

たびたび失礼いたします。

先日ご教示いただいた方法で、インスリン1単位でどの程度下がるのか 今朝 実験をし、結果が出たので ご報告します。

当初、1単位で15~16mg/dlの降下作用かと思ってましたが、改めて計算しましたら 30~31mg/dlという結果になりました。

これからは この結果を頭において、できれば超即効性インスリンの使用をゼロにしていきたいというのが目標です。今のまま 薬に頼る生活をしていたら、身体も気持ちもダメになる気がするので。

実験とはいえ、久しぶりの食パン 美味しかったんですが、その後、身体がだるくなり 血糖下げるの大変でした。それでも、糖質制限始める前は しょっちゅうこんな感じだったんです…高血糖になるからインスリンを打ち…の繰り返しでした。

糖質制限をはじめてからは、(我慢できずに食べてしまうときもあるけど)以前より 確実にインスリンの量は減らせてますし、体調も安定して肌の調子も良くなりました。食材を選べば お腹いっぱい食べられるし、お酒飲めるし(笑)糖質制限食に出会えて本当に良かったと改めて感じています。

だから、食パンは もういりません…食パンは私の敵です(笑)

これからは 欲に負けないよう 少し厳しく頑張りますので、また よろしくお願いいたします。

<(_ _)> 』


みやびさん。いつもコメントありがとうございます。インスリンの量が減らせて体調もよいとのこと良かったです。ヾ(^▽^)

今回は下記の計算法で、1単位のインスリンが、どのくらい血糖値を下げるか実施してみたのですね。

「食事摂取時の計算パターンとして、追加分泌インスリンの役割を担う、超速効型インスリン使用時を考えてみます。

例えば
<朝空腹時血糖値測定>
<朝食前、超速効型インスリンを注射>
<朝食に摂取した糖質のグラム数を計算> 
<朝食後1時間血糖値測定>
を行います。

1gの糖質が2型糖尿人の血糖値を約3mg/dl上昇させます。これを基に、仮にインスリン注射前の空腹時血糖値が120mgとすれば、糖質50gを摂取すると、(50g×3mgで)ピークの食後1時間血糖値は150mg上昇して270mgになるはずです。

4単位の超速効型インスリンを打って、食後1時間の血糖値が170mgなら、インスリン注射により(270mg-170mg)100mg血糖値が下がったことになります。そうすると1単位のインスリンが(100mg÷4単位)25mg血糖値を下げたことになります。

1単位のインスリンがどのくらい血糖値を下げるかは、かなり個人差が大きいです。(10mg~80mgなど)ご指摘のように、体調により少しはバラつくこともありますが、大雑把に自分のパターンを把握しておきましょう。」


みやびさんの場合は、超速効型インスリン(ノボラピッドまたはヒューマログ)1単位が、血糖値を約30mgほど低下させるのですね。これが判っていれば、糖質管理食が実行しやすいです。

1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させます。例えば食前に3単位注射しておけば<3単位×30mg=90mg>の血糖値上昇をカバーしますから、30g分の糖質入りのケーキやパンを食べても、血糖値はほとんど上昇しません。40g分の糖質を食べても、30mgくらいの血糖値上昇ですみますから、許容範囲ですね。

2008年05月03日 (土) のブログ「糖質制限食時々糖質管理食」で、みやびさんにお伝えしましたように、美味しく楽しく糖質制限食で長続きさせるのが一番大切なことなので、我慢とか根性は要らないと思いますよ。 (^_^)

私の診察している糖尿病患者さんでも、「糖質制限食時々糖質管理食」の方がおられます。仮にAさんとします。

Aさんは、ベースに持続型のインスリン(ランタスなど)を4~6単位注射して、約22時間~24時間、基礎分泌のかわりとし、早朝空腹時血糖値を126mg/dl未満にコントロールしておられます。

スーパー糖質制限食なら、それ以外の注射はいりませんが、時に主食やケーキを摂取するときだけ超速効型インスリンを食前に2~3単位注射して、食後2時間血糖値が180mg/dl未満になるようにコントロールしておられます。

日常的には、ランタス分のインスリンが4~6単位/日の少量でOKです。主食やケーキを食べるときだけ、月に2回くらい6~9単位/日の日があります。年間通して、インスリンの量がこのていどの少量ですめば、体にはとてもやさしいですね。

インスリン注射の量は少ない方が好ましいですから、「糖質制限食時々糖質管理食」がおおいに役に立ってくれますね。

1型糖尿病の人でも、「糖質制限食時々糖質管理食」でインスリン注射の量を、通常のカロリー制限食に比べたら1/3以下に減らせます。

別の患者Bさんの場合は、ランタスを一日一回注射して、主食やケーキを食べる直前に<グルコバイ100mg+グルファスト10mg>内服で、食後血糖値180mg/dl未満ににコントロールしておられます。これなら、外出時にインスリン注射を打たなくてすむので楽ですね。


みやびさん、清く正しくより、関西風ぼちぼちで結構ですので美味しく楽しく「糖質制限食時々糖質管理食」を続けてくださいね。

糖質制限ドットコムhttp://www.toushitsuseigen.com/のローカーボ・ふすまパンやまるごと大豆パンならインスリンも要りませんので仲良くどうぞ。 (^-^)v(^-^)v 


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
思いがけず記事にしていただき、また 優しく心強い励ましの言葉をいただき、本当に本当に有り難うございました。

m(_ _)m

あれから 毎日、食事内容のメモをとり 糖質の量を計算するようにしています。今までアバウトにしてたインスリンの単位数を その時に応じて調整できるようになりました。また 糖質量を知ることで、インスリンを打たなくても大丈夫な日もあり、おかげさまで だんだん減らすことができています。

『関西風ボチボチ』私にはスバピタなフレーズで 10000拍手モノです(笑)かなりモチベーションが上がりました☆

インスリンも、時と場合によって 上手に使えば良いのですね☆ボチボチやっていこうと 思います。

秋に予定されている 東京での講演会 楽しみにしています☆何も行事がぶつかりませんように…いや ぶつかっても 講演会を優先しようと思ってます!!!(笑)
2008/07/20(Sun) 17:08 | URL | みやび | 【編集
パンの代わりに
私みたいな無類の甘いもの好き、プラス、パン好き、の方が糖質制限食を続けておられるんだなあ、と思うと励まされます。私の場合スーパー糖質制限を続けていられる代替食の一つがおからで作った蒸しパン(?)です。何かの参考になるでしょうか?あと、江部先生、こんなレシピ、どうでしょう?

材料:おから150g、卵1個、無糖ヨーグルト30g、ベーキングパウダー小1、ラカント大2(果糖大1 2/1)

材料を全部混ぜて平にならして電子レンジで6分チンするだけ。できたてよりも冷蔵庫で冷やしてからがおいしいです。1回に食べる量はだいたいこの半分か三分の一くらい。今のお気に入りはこれにココナツパウダーを大3くらいいれたバージョンです。無糖の練りゴマといりゴマをいれたバージョンとか、オレンジの皮を洗ってみじん切りにしたのを入れたバージョンとか紅茶のティーバッグの中身をあけて混ぜ込んだバージョンとか、いろいろ楽しめます。
急にパンが、甘いものが食べたい!!!!という衝動がやってきたときこれが冷蔵庫に入っていると安心します。
我慢するだけじゃなくって「ぼちぼち」やるって大事ですって言っていただけるとほっとします。
2008/07/21(Mon) 22:06 | URL | Tomoko  | 【編集
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