2019年01月28日 (月)
こんばんは。
大坂なおみ選手、全豪オープン優勝、おめでとうございます。
テニス・全豪オープン、2019年1月26日(メルボルン)女子シングルス決勝で
大坂なおみ(21)選手が、ペトラ・クビトバ(28)選手(チェコ)を下し、
初優勝しました。
2018/9/9(日)全米オープン初優勝に続き、
女子ツアーでは14大会ぶりの四大大会2連勝を果たしました。
グランドスラム初優勝からの2連勝は史上6人目です。
今回は、全米オープン優勝で、世界各国の強豪選手の注目を浴びて、
しっかり研究されていたと思います。
それに対して相手の対策を想定して準備をしてきて、
きっちり全豪オープン優勝という成果をあげたのだから大したものです。
勿論サーシャ・バイン氏やトレーニングコーチのアブドゥル・シラー氏など
「チームなおみ」の役割も大きかったと思います。
2017年12月にコーチとなったバイン氏の指導で、
前年より7kgの減量に成功して、2018年シーズンに臨んでいます。
今季は、2018年3月に招いたトレーニングコーチ、アブドゥル・シラー氏の指導で、
さらに筋肉量を増やしつつ、3キロの減量に成功しています。
糖質を制限し、スイーツを口にしなかったそうです。
優勝スピーチで『カツ丼が食べたい』と述べていますが
普段は食べていないということですね。
全豪オープン男子シングルス優勝のノバク・ジョコビッチ選手は、
昨年のウィンブルドン、全米に続き、四大大会を3大会連続で制覇しました。
大坂選手もジョコビッチ選手も糖質制限を意識した食事で、
四大大会連覇達成ですから、私としても嬉しい限りです。
糖質制限食と普通食を比べた場合、
最高強度の運動以外は
全て糖質制限食の方がパフォーマンスが良くて、
筋肉のダメージも少ないという研究報告があります。
テニスは最高強度の運動の持続はまずないので、
糖質制限食が向いている可能性が高いです。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
ノバク・ジョコビッチ (著), タカ大丸 (翻訳)三五館 (2015/3/21)
に載っている、ジョコビッチ選手の食事メニューを、
高雄病院の橋本眞由美管理栄養士に計算して貰いました。
そうすると、グルテンフリーは勿論のことですが、
夕食は糖質制限食で、糖質量は、
ざっとですが15~35g程度でした。
練習で運動量の多い、朝と昼の食事は糖質を普通に摂取しています。
朝食:70~100gの糖質
昼食:70~140g・・・時に11~32g(運動量少ないときか?)
朝後の間食:50~86g・・・時に9~21g(運動量少ないときか?)
昼食後の間食:32~69g・・・時に15~24g(運動量少ないときか?)
運動がない夕食は、間違いなく糖質制限食です。
それから、昼食と間食で糖質制限なパターンがたまにありますが、
これは運動量が少ないときに調節しているのかもしれません。
運動量が多いときは、
糖質を普通に摂取してもインスリン非依存的に筋肉が血糖を取り込むので、
インスリンの弊害がなくてすみます。
しかし、運動量が少ないときに糖質を摂取するとインスリンが大量に分泌され、
酸化ストレスリスクや脂肪蓄積などの弊害が生じるので、
糖質制限するのが良いと考えられます。
このように、一流スポーツ選手においては、
練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食というのがわかりやすいし、
実践しやすいダイエット法と思われます。
大坂選手も朝昼は、サーモンベーグルなどを食べています。
さて、一方で、日本男子テニス界の希望の星である我らが錦織圭選手は
またも、天敵ジョコビッチ選手にやぶれてしまいました。
しかも、途中で棄権ということで、今回の敗戦も技術的な問題ではなくて
明らかに体力の問題でした。
錦織選手もプロフェッショナルですから
体幹トレーニングをしたり、専属トレーナーをつけるなど、
体力増強に努力をしていると思います。
世界一流のアスリート同士なのですから、
ジョコビッチ選手や大坂選手と比べて、
錦織選手のトレーニング法が、とくに劣っているとは考えにくいです。
しかしながら、試合を見ていて、体力面において、
ジョコビッチ選手や大坂選手に一日の長があることは間違いないです。
また、錦織選手は怪我が多くて、
トーナメントの準々決勝や準決勝で棄権ということも
ジョコビッチ選手に比べて明らかに多いです。
二人の体力に差があるとしたら、食事の影響の可能性があります。
ともあれ、大坂なおみ選手とノバク・ジョコビッチ選手という
成功例が存在するのですから錦織選手も、
夕食だけでも糖質制限食にしてみたらどうでしょう。
そうすれば、インスリン過剰分泌による酸化ストレスリスクが生じないので筋肉もスムースに回復し、
体力増強・怪我予防に役に立つ可能性が高いと思います。
江部康二
大坂なおみ選手、全豪オープン優勝、おめでとうございます。
テニス・全豪オープン、2019年1月26日(メルボルン)女子シングルス決勝で
大坂なおみ(21)選手が、ペトラ・クビトバ(28)選手(チェコ)を下し、
初優勝しました。
2018/9/9(日)全米オープン初優勝に続き、
女子ツアーでは14大会ぶりの四大大会2連勝を果たしました。
グランドスラム初優勝からの2連勝は史上6人目です。
今回は、全米オープン優勝で、世界各国の強豪選手の注目を浴びて、
しっかり研究されていたと思います。
それに対して相手の対策を想定して準備をしてきて、
きっちり全豪オープン優勝という成果をあげたのだから大したものです。
勿論サーシャ・バイン氏やトレーニングコーチのアブドゥル・シラー氏など
「チームなおみ」の役割も大きかったと思います。
2017年12月にコーチとなったバイン氏の指導で、
前年より7kgの減量に成功して、2018年シーズンに臨んでいます。
今季は、2018年3月に招いたトレーニングコーチ、アブドゥル・シラー氏の指導で、
さらに筋肉量を増やしつつ、3キロの減量に成功しています。
糖質を制限し、スイーツを口にしなかったそうです。
優勝スピーチで『カツ丼が食べたい』と述べていますが
普段は食べていないということですね。
全豪オープン男子シングルス優勝のノバク・ジョコビッチ選手は、
昨年のウィンブルドン、全米に続き、四大大会を3大会連続で制覇しました。
大坂選手もジョコビッチ選手も糖質制限を意識した食事で、
四大大会連覇達成ですから、私としても嬉しい限りです。
糖質制限食と普通食を比べた場合、
最高強度の運動以外は
全て糖質制限食の方がパフォーマンスが良くて、
筋肉のダメージも少ないという研究報告があります。
テニスは最高強度の運動の持続はまずないので、
糖質制限食が向いている可能性が高いです。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
ノバク・ジョコビッチ (著), タカ大丸 (翻訳)三五館 (2015/3/21)
に載っている、ジョコビッチ選手の食事メニューを、
高雄病院の橋本眞由美管理栄養士に計算して貰いました。
そうすると、グルテンフリーは勿論のことですが、
夕食は糖質制限食で、糖質量は、
ざっとですが15~35g程度でした。
練習で運動量の多い、朝と昼の食事は糖質を普通に摂取しています。
朝食:70~100gの糖質
昼食:70~140g・・・時に11~32g(運動量少ないときか?)
朝後の間食:50~86g・・・時に9~21g(運動量少ないときか?)
昼食後の間食:32~69g・・・時に15~24g(運動量少ないときか?)
運動がない夕食は、間違いなく糖質制限食です。
それから、昼食と間食で糖質制限なパターンがたまにありますが、
これは運動量が少ないときに調節しているのかもしれません。
運動量が多いときは、
糖質を普通に摂取してもインスリン非依存的に筋肉が血糖を取り込むので、
インスリンの弊害がなくてすみます。
しかし、運動量が少ないときに糖質を摂取するとインスリンが大量に分泌され、
酸化ストレスリスクや脂肪蓄積などの弊害が生じるので、
糖質制限するのが良いと考えられます。
このように、一流スポーツ選手においては、
練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食というのがわかりやすいし、
実践しやすいダイエット法と思われます。
大坂選手も朝昼は、サーモンベーグルなどを食べています。
さて、一方で、日本男子テニス界の希望の星である我らが錦織圭選手は
またも、天敵ジョコビッチ選手にやぶれてしまいました。
しかも、途中で棄権ということで、今回の敗戦も技術的な問題ではなくて
明らかに体力の問題でした。
錦織選手もプロフェッショナルですから
体幹トレーニングをしたり、専属トレーナーをつけるなど、
体力増強に努力をしていると思います。
世界一流のアスリート同士なのですから、
ジョコビッチ選手や大坂選手と比べて、
錦織選手のトレーニング法が、とくに劣っているとは考えにくいです。
しかしながら、試合を見ていて、体力面において、
ジョコビッチ選手や大坂選手に一日の長があることは間違いないです。
また、錦織選手は怪我が多くて、
トーナメントの準々決勝や準決勝で棄権ということも
ジョコビッチ選手に比べて明らかに多いです。
二人の体力に差があるとしたら、食事の影響の可能性があります。
ともあれ、大坂なおみ選手とノバク・ジョコビッチ選手という
成功例が存在するのですから錦織選手も、
夕食だけでも糖質制限食にしてみたらどうでしょう。
そうすれば、インスリン過剰分泌による酸化ストレスリスクが生じないので筋肉もスムースに回復し、
体力増強・怪我予防に役に立つ可能性が高いと思います。
江部康二
江部先生
なおみさんは全米の時は朝ご飯に、サーモンベーグルを今回の全豪はサーモンを挟んだサンドを食べたとwowowのインタビューで答えてました。よく確認されませんと、先生の名誉に傷がつくと心配しています。
さくはら
なおみさんは全米の時は朝ご飯に、サーモンベーグルを今回の全豪はサーモンを挟んだサンドを食べたとwowowのインタビューで答えてました。よく確認されませんと、先生の名誉に傷がつくと心配しています。
さくはら
都内河北 鈴木です。
本日記事の世界的知名度運動選手の身内方々も、
やはり「糖質制限理論」に詳しい事には、「世界的知名度」だと
感慨深いと共に
自身の「生還、覚醒、」事実結果も、ウナズケル事だと考えます!!
私の糖尿病・重症化の21年間が、
江部先生「糖質制限理論」実践翌日より効果有り、
3か月足らずでインスリン投与者が、
インスリン自主離脱して、ヘモグロビン正常化しました!!
現在8年目の年です!!
その後、「眼、脳梗塞、」が覚醒して行くのを、
何度でもコメントしているのは、
江部先生には、何の御礼もできないことが悔しい思いで、
感謝の意味でコメントしています。
「日本糖尿病学会」被害者の私は、「日本医療界」、
特に「日本糖尿病学会」も、
「既得権益亡者」思考は、早く捨てるべきだと考えます!!
時代進化している今後、「既得権益亡者」思考は、
捨てざる時代は来ています!!
私たち被害者の「生還、覚醒」事実結果が証明です!!
2019年1月現在も何故、江部先生「糖質制限理論」を、
隠蔽、批判しているのか、不思議です!!
時代進化目覚ましい、ネット・グロ~バル時代に、
改善の無い、医療知識は、三文芝居の思考医療者は、
ドラマの中だけでいいのではないかと考えます!!
私は、江部先生「糖質制限理論」理解把握して
「生還、覚醒」している、後遺症の「眼、脳梗塞」の改善目指す、1患者です。
*私は、医療改善確証デ~タ事実、当時の医療者の言葉書付、が有ります!!
江部先生の日々のブログ講義には、読むたびに心安らぎます!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日記事の世界的知名度運動選手の身内方々も、
やはり「糖質制限理論」に詳しい事には、「世界的知名度」だと
感慨深いと共に
自身の「生還、覚醒、」事実結果も、ウナズケル事だと考えます!!
私の糖尿病・重症化の21年間が、
江部先生「糖質制限理論」実践翌日より効果有り、
3か月足らずでインスリン投与者が、
インスリン自主離脱して、ヘモグロビン正常化しました!!
現在8年目の年です!!
その後、「眼、脳梗塞、」が覚醒して行くのを、
何度でもコメントしているのは、
江部先生には、何の御礼もできないことが悔しい思いで、
感謝の意味でコメントしています。
「日本糖尿病学会」被害者の私は、「日本医療界」、
特に「日本糖尿病学会」も、
「既得権益亡者」思考は、早く捨てるべきだと考えます!!
時代進化している今後、「既得権益亡者」思考は、
捨てざる時代は来ています!!
私たち被害者の「生還、覚醒」事実結果が証明です!!
2019年1月現在も何故、江部先生「糖質制限理論」を、
隠蔽、批判しているのか、不思議です!!
時代進化目覚ましい、ネット・グロ~バル時代に、
改善の無い、医療知識は、三文芝居の思考医療者は、
ドラマの中だけでいいのではないかと考えます!!
私は、江部先生「糖質制限理論」理解把握して
「生還、覚醒」している、後遺症の「眼、脳梗塞」の改善目指す、1患者です。
*私は、医療改善確証デ~タ事実、当時の医療者の言葉書付、が有ります!!
江部先生の日々のブログ講義には、読むたびに心安らぎます!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2019/01/28(Mon) 21:09 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
錦織圭選手の食事、細野恵美というアンチ糖質制限の栄養士さんでしたね。
彼女の本によると、炭水化物こそが運動のエネルギーという信念を持たれているようでした。
彼女の本によると、炭水化物こそが運動のエネルギーという信念を持たれているようでした。
2019/01/29(Tue) 09:38 | URL | ひらりん | 【編集】
さくはら さん
もう一度よく、ブログ記事をお読み頂けば幸いです。
・・・このように、一流スポーツ選手においては、
練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食というのがわかりやすいし、
実践しやすいダイエット法と思われます。・・・
もう一度よく、ブログ記事をお読み頂けば幸いです。
・・・このように、一流スポーツ選手においては、
練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食というのがわかりやすいし、
実践しやすいダイエット法と思われます。・・・
2019/01/29(Tue) 15:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ひらりん さん
大坂選手やジョコビッチ選手のように、
『練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食』というパターンに
錦織選手もしてくれたらいいなと思います。
大坂選手やジョコビッチ選手のように、
『練習量と運動量が多い朝食と昼食は普通に糖質を摂取して、
運動しない夕食は糖質制限食』というパターンに
錦織選手もしてくれたらいいなと思います。
2019/01/29(Tue) 15:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2019/02/02(Sat) 13:09 | URL | らこ | 【編集】
はじめまして。いつも大変為になる記事ありがとうございます。この記事で井上選手の食事について書かれていました。鉄・蛋白質重視の食事だそうです。https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20141228-1414631.html
2019/05/19(Sun) 21:25 | URL | こうめ | 【編集】
こうめ さん
情報をありがとうございます。
井上「攻めの食事」ガッツリ肉
[2014年12月28日8時46分 紙面から]
2014年の記事ですが、今現在の食事が知りたいですね。
情報をありがとうございます。
井上「攻めの食事」ガッツリ肉
[2014年12月28日8時46分 紙面から]
2014年の記事ですが、今現在の食事が知りたいですね。
2019/05/19(Sun) 21:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
返信有難うございます。2018年の記事を見つけました。https://cocokara-next.com/athlete_celeb/naoyainoue_06/
2019/05/20(Mon) 00:13 | URL | こうめ | 【編集】
こうめ さん
ありがとうございます。
参考になります。
明治の管理栄養士さんの指導なので、糖質ありですね。
ありがとうございます。
参考になります。
明治の管理栄養士さんの指導なので、糖質ありですね。
2019/05/20(Mon) 07:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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