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低血糖について①
こんばんは。今回は低血糖のお話しです。

通常、糖尿病の人で低血糖が問題になるのは、インスリン注射を打っている人や、経口血糖降下剤(インスリン分泌促進剤)を内服している人です。つまり、インスリン作用の相対的過剰が、低血糖の最も多い原因というわけです。

低血糖症状は、発汗、不安、動悸、頻脈、手指の震え、顔面蒼白・・・、頭痛、目のかすみ、空腹感、眠気(生あくび)・・・、

さらに進行していけば、意識レベルの低下、けいれん、昏睡といった生命の危険が伴う症状が出現します。

インスリン注射経口血糖降下剤の量を間違えたり、食事が遅れたり、食事の量がいつもより少なかったりすると低血糖の誘因となりやすいです。

また、いつもより強く長い運動をすれば、その最中や運動後など、筋肉が収縮して血糖を取り込む分、低血糖になりやすいです。

もう一つ、一番注意がいるのは、薬を使用している人が、飲酒を大量にした場合です。アルコールが肝の糖新生をじゃましますから、低血糖になりやすいし、アルコールが残っている間は治りにくいので、二重に危険です。

低血糖の治療には、何と言ってもブドウ糖の内服が一番です。特にグルコバイなどαグルコシダーゼ阻害薬を服用中の場合、ブドウ糖のみが有効です。インスリン注射経口血糖降下剤内服している糖尿人は必ず常に、ブドウ糖10gを二袋ほど携帯しておいてくださいね。☆(u_u)☆

αグルコシダーゼ単独使用の場合は、低血糖は理論的には生じませんが、経口血糖降下剤(インスリン分泌促進剤)と併用の場合は低血糖がありえますので・・・

次回は、インスリン注射経口血糖降下剤(インスリン分泌促進剤)の内服をしていない糖尿人の低血糖についてです。また、正常人の低血糖についても考えてみます。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
目下の悩みは低血糖
初めてコメントします。
インターネットで『グルコーススパイク』を検索中に先生のブログにめぐり会いました。
すぐに先生の著書「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」「 〃 実践編」および釜池先生の「糖質ゼロの食事術」を読破し、現在スーパー糖質制限食を実践し始めて1か月が経過したところです。
食後過血糖の改善についは素晴らしい効果が得られているのですが、目下の悩みは『低血糖』なのです。
血糖測定が可能な夕食前で40台になることも珍しくなく、仕事中は測定できませんが極度の倦怠感で階段が昇れなくなって立ち止まることなどしょっちゅうです。
インスリン注射やSU剤などの経口血糖降下剤の服用はしていません。糖質制限食を始める前は食後血糖値(1時間)が200超でしたので反応性の低血糖だと考えていたのですが、食事療法を開始して食後過血糖がなくなってからも低血糖症に悩まされています。
本日のブログに
「次回はインスリン注射や経口血糖降下剤(インスリン分泌促進剤)の内服をしていない糖尿人の低血糖についてです。
また正常人の低血糖についても考えてみます。」
とありましたので、とても楽しみにしています。
よろしくおねがいいたします。
2008/07/14(Mon) 22:36 | URL | mimikichi | 【編集
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