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NHKカルチャー福岡教室講座・2019/2/3(日)のご案内。
こんにちは。

NHKカルチャー福岡教室講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1162582.html
電話:092-271-2100
糖質制限食のすすめ
~美味しく楽しく健康に~
講師:高雄病院理事長 江部 康二
2019/2/3(日) 14:00~15:30 


のご案内です。
NHKカルチャー福岡教室では、初めての講座です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
70分間の講演と20分間の質疑応答となります。
福岡、北九州、佐賀、熊本、大分方面の方々、
是非ご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食、ベジタリアン食、高血圧食、脂肪制限食などともに
「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。

この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。
2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。

一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
です。
日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。

2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3

糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。

江部康二


☆☆☆
以下はNHKカルチャー福岡教室のサイトから一部抜粋です・

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1162582.html
NHKカルチャー福岡教室講座



日時
2018年2月3日(日)

講演テーマ
「糖質制限食のすすめ~美味しく楽しく健康に~」

講師
高雄病院理事長 江部康二医師

内容紹介
糖尿病・メタボ・生活習慣病でお悩みの方、
ダイエットが続かない方に向け、
糖質制限の正しい知識と効果を説明します。
多くの研究論文により、糖尿病、肥満などに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
最近、糖質制限食に対する根拠のない批判記事が、
時にメディアへ掲載されることがありますが、
そのたびに私は自分のブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』で
しっかり反論しています。
本講座では、糖質制限食の有効性と安全性、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。

受講料
会員 3,369円
一般(入会不要) 3,931円

電話
092-271-2100
コメント
アインシュタインの脳のグリア細胞
MEC食中心のケトジェニック状態で現在生活しています。
最近気になっているのは、脳のエネルギーの話です。今まで何度となく、江部先生はこの脳に関して、脳とケトン体の関係についてお話をしてきたのではないでしょうか?
おそらく、脳はブドウ糖しか使えないという今まで一般に広く知られてきた医学常識のために、不安になる人が多かったためでしょう。初心者なら脳機能の変化についてはもっとも懸念するところでしょうし、十分理解できます。
しかし、いろいろ勉強した後でも疑問が残るところが私にはありました。
グルコースのみをエネルギー源とするグリア細胞は思考に関係しないので、糖新生によるグルコースによって、必要な量のグルコースは賄える。脳が機能するためには、思考を司るニューロンが必要とするケトン体、もしくはグルコースがエネルギー源として血中に存在していれば正常に機能するという話について、疑問があるのです。
①グリア細胞が本当に思考にとって重要ではないのか?アインシュタインは脳のグリア細胞の数が一般の人の2倍の数のグリア細胞が存在していたという話から。グリア細胞はニューロンを下支えする役割しかないと思われていたが、実は思考するためにニューロンを統御し、制御しているのがグリア細胞なのではないかという話です。グリア細胞は思考するためにニューロンを利用する側なのではないでしょうか?
②グリア細胞がこのように脳にとって上記のように重要な存在であれば、脳の大半はニューロンより遥かに多くのグリア細胞で構成されているので、日常的に思考を必要とする人間は、糖新生だけで賄えるグルコースの量を超えて、グルコースを必要とするのではないでしょうか?
③海馬を形成するためには、アストロサイトからニューロンへのグリコーゲンから産生された乳酸の供給が必須だという論文(2011)がありました。ケトン体はこのアストロサイトーニューロン回路を通過しないため、海馬の形成が行われずに長期的な記憶をするための海馬がより一層年齢と共に減少してしまうのではないかという心配があります。
これらの心配を払拭したいのですが、江部先生のご意見をお聞きしたいです。よろしくお願いします。
2019/01/05(Sat) 17:24 | URL | ケトジェニッカー | 【編集
Re: アインシュタインの脳のグリア細胞
ケトジェニッカー さん

ご指摘通り、グリア細胞はとても重要な役目を果たしていると考えられます。
そして、グリア細胞の中で一番多いアストロサイトは、脂肪酸をエネルギー源としています。
神経細胞はほとんど脂肪酸を利用せず、ブドウ糖とケトン体をエネルギー源とします。

ケトン体はモノカルボン酸トランスポーター(monocarboxylate transporters)の MCT1と2を使って、
神経細胞の細胞質とミトコンドリアに入ることができます。
アストロサイトで脂肪酸を分解してケトン体にして、神経細胞に供給しています。

詳しくは以下の

福田一典先生のブログをご参照頂けば、幸いです。

http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/5f3a62cb8fc7657952f9ae49bdc00e96
2019/01/05(Sat) 19:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
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