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糖質制限食と腎臓の関係。
【18/11/13 ゆう
糖質制限食と腎臓の関係
はじめまして。
私は、64才の女性です。
高雄倶楽部にはお世話になっております。
江部先生にお伺いしたいのですが、私は、父方の家系に糖尿病の人が多く、
私も若い頃から食後の血糖値が高めでした。
40才頃から、毎月血糖値やA1cを病院で計っていて、食後に歩くことを進められたので、
50才前後からですが、夕食後に30分のウォーキングを4~5年間していましたが、
疲れてしまい徐々にやめてしまいました。
そんな時、糖質制限食の事を知り、私も7~8年前から始めました。
主食を摂らずに、おかずはなるべく低糖質の食事をするようにしています。
以前は、A1cが5、6~5、9位の時もありましたが、
最近は、6、5まで数値が上がってしまっています。
歩かないことや、日中お腹が空くとナッツ類を沢山食べてしまったり、
他にも、このくらいならと、糖質を摂取しているのが原因かなと思っています。
そして、今年の健康診断では、A1c6、5以外にも、クレアチニン0、76  eGFR58、68で、軽度の慢性腎臓病の判定でした。
先生に教えていただきたいのですが、腎臓病は、
塩分、たんぱく質、カリウム、リンを減らさなくてはいけないとのことなので、
私は、低糖質を考えると、どうしても高たんぱくになってしまうので、
今度どうしていったら良いのでしょうか?
又、腎臓の数値が悪くなったのは、糖尿の影響や年齢によるものであって、
今まで、運動をせずに高たんぱくの食事に片寄った為ということはないのでしょうか?
何を食べたら良いのかわからなくなってしまい不安です。
そして、軽度の腎臓病は数値が良くならないのでしょうか?
是非、先生のご意見を伺わせて下さい。
宜しくお願い致します。】


こんにちは。
ゆうさんから、『糖質制限食と腎臓の関係』について
コメント・質問を頂きました。

まず、
<クレアチニン0、76  eGFR58、68>
ですが、極めて単純に杓子定規に言えば、eGFRが60未満なので
健康診断通り軽度腎障害と言われるでしょう。

ただクレアチニン値自体が、筋肉量や脱水などの要因により、
それなりにばらつくこともあるので
1回で腎機能障害と断定することはできません。
つまり腎障害ではない可能性もまだ充分にあります。

従いまして、腎機能検査としては、
血清シスタチンCが一番正確なのでそれを検査しましょう。
そこで初めて本当の軽度腎障害があるかないかが予測できると思います。

次にHbA1cが5.6~5.9%であったのが
7~8年後に6.5%に上昇したのなら、
少なくともスーパー糖質制限食は実践できていないと思います。

キッチリスーパー糖質制限食を実践されれば、
HbA1cが5.9%以下に改善すると思います。
糖尿病の場合、腎臓の細い血管にダメージが蓄積していき
結果として腎機能障害を発症していきます。

この場合、腎機能悪化の最大の要因は糖尿病による高血糖です。
次いで高血圧、肥満、タバコなどが悪化要因となります。

つまり、スーパー糖質制限食でキッチリ血糖コントロール良好を保てば
今程度のあるかないかも確定できないていどの軽度の腎機能障害は
改善する可能性も充分にあります。

さらに
米国糖尿病学会は、2013年10月の『栄養療法に関する声明』において
糖尿病腎症には「低タンパク食」は推奨しないと、ランクAで、明言しました。


従って、糖尿病腎症の人が低タンパク食を実践しても意味がないし、
逆にに低タンパク症による免疫力低下で肺炎などになるリスクも増えます。


結論です。
ゆうさんの場合は、
スーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好を維持すれば
腎機能悪化要因の一番の要因が改善するので、良くなる可能性が高いと思います。


なお私のアドバイスを読まれた上で、どの選択肢を選ばれるかは
あくまでも自己責任でお願い申し上げます。


江部康二
コメント
質問お願いします
私は56歳の女性です。祖母が糖尿病から認知症になり86歳で亡くなり、母は現在境界型糖尿病でレビー小体型認知症です。
私は50歳頃よりHBA1C6.0になりカロリー制限と運動で5.8にまで下がりましたが、どんな努力をしてもこれ以上下がらず、先生の著作を読み糖質制限を始めました。糖質制限を始めても下がらず、血糖測定器を買い自分で測ってみたところ、糖質1グラムに対し2mg/dl上がることに気が付きました。気がついてからは、少しだけ食べていた果物やじゃがいもをやめたところhba1cは5.7まで下がりました。今の私の体の状態を正確に知りたいと思うのですが、先生の病院にこういう理由で受診することは可能でしょうか?
2018/11/14(Wed) 20:48 | URL | 走れペンギン | 【編集
血糖値上昇と吸収の速さ
糖質を摂った時の健康人の血糖値ピークが45−60分と、過去のブログ記事にありました。私の疑問は、糖質も小腸から吸収されるのになぜ血糖値はそんなに早く上がるのかということです。食べ始めて45分だとまだ胃に糖質を含む食材が残っている状態です。
2018/11/15(Thu) 00:02 | URL | 健康オタク | 【編集
スーパー糖質制限食継続も高尿酸血症になった
糖尿病サラブレッドの らこ です。

スーパー糖質制限食継続がついに10年に達しました。10年前に起こしていた糖尿病合併症は、脂漏性皮膚炎を除き全て寛解しました。
・・・ですが、スーパー糖質制限食継続7年時にクレアチニン値が 1.1 に達し、高尿酸血症診断され、以来フェブリク10mg飲み続けています。主治医の話だと、「腎臓の老化」とのことでした。3年間フェブリク10mgが続いているのは、「極めて良好」と主治医が言っているので、スーパー糖質制限食継続のおかげさまでと感じています。
2018/11/15(Thu) 13:11 | URL | らこ | 【編集
低糖質食の減量における優位性
江部先生、いつもありがとうございます。

昨日、BMJに減量における低糖質食の優位性を示す論文がリリースされました。
https://www.bmj.com/content/363/bmj.k4583

164名の被験者をランダムに①高糖質(60%)、②中糖質(40%)、③低糖質(20%) …の3群に振り分けて20週間摂取させたところ、低糖質群では高糖質群と比較して、1日あたり209〜278kcalもエネルギーの燃焼が高かった…との研究報告です。

研究者らは、グレリンとレプチンの関与を想定していますが、特筆すべきは糖質割合が『20%』、さらに『20週間』という期間に注目しました。

このように、研究デザインさえ適切であれば、糖質制限の優位性は揺るがないことがまた実証されたと言えそうですね。
2018/11/15(Thu) 13:37 | URL | FOCS@山田 | 【編集
初めまして。
糖質制限と脂質制限に興味を持ち始めて、いろいろと情報を集めて始めたものです。大学では生化学関連の勉強をしていました。
集めている情報には、糖質制限と脂質制限のどちらがいいかなどという記事がいくつもありました。そこで質問と私の現時点の印象をコメントさせていただきます。先生のご見解を頂ければ幸甚です。

脂質制限は血管プラークの減少、糖質制限は糖尿病の改善という異なるエンドポイントなのにどちらが良いかなどということは、論点がずれているという印象があります。
久山町研究において、糖尿病が悪化したとなっておりますが、プラークの減少については検証されているのでしょうか? 脂質制限食で糖尿病が悪化してもプラークが減少しているのであれば、また糖質制限食で糖尿病が改善してもプラークの減少がみられていなければ、両方の見解が正しいことになると存じます。

両者にはそれぞれの強みと弱みがあるいうのが印象です。糖尿病と脳梗塞・心筋梗塞の両方に効果のある糖質制限と脂質制限を合わせた新しいコンセプトの食事療法が示されることはないのでしょうか? ぜひとも先生に示していただきたいと存じます。生意気なコメントで申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。
2018/11/15(Thu) 14:21 | URL | 高橋よしえ | 【編集
Re: 質問お願いします
走れペンギン さん

拙著のご購入、ありがとうございます。

血糖自己測定器を持っておられ、1gの糖質が2mg血糖値を上昇させるということなら、境界型レベルと思われます。

現在HbA1cが5.7%なら、とくに受信の必要はないと思います。
年一回くらいの健康診断で充分です。

このまま糖質制限食を続けていかれれば、将来の糖尿病発症は確実に予防できると思います。
2018/11/15(Thu) 14:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 低糖質食の減量における優位性
FOCS@山田 さん

興味深い有力な情報をコメント頂きありがとうございます。

糖質割合が『20%』なら、ほぼスーパー糖質制限食ですし、
期間も20週間なら、1年半以上ですね。
2018/11/15(Thu) 14:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 血糖値上昇と吸収の速さ
健康オタク さん

米国糖尿病学会によれば、
糖質は摂取後速やかに吸収されます。
2時間以内に全て吸収されます。

例えば低血糖発作の時にブドウ糖を飲みますが、お湯で溶いて飲むと5分以内に低血糖が改善されます。
2018/11/15(Thu) 14:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: スーパー糖質制限食継続も高尿酸血症になった
らこ さん

血清シスタチンC値を調べてみましょう。
こちらのほうが、クレアチニン値より信頼度が高いです。
2018/11/15(Thu) 16:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
追加コメントさせてください
僭越ながら、先ほどのコメントに追加させてください。

糖質制限派のコメントの中で、”高血糖の記憶”というワードがございますが、それが脂質制限派の言う"血管プラーク"のことかと理解できます。もし、血管プラークがマクロファージの作用により可逆的に減少するという仮説が正しいならば、糖質制限をベースに、”高血糖の記憶”がある人にのみ、脂質制限も加えるという食事療法はいかがでしょうか? ご見解を頂ければ幸甚です。
2018/11/15(Thu) 17:28 | URL | 高橋よしえ | 【編集
おかげさまで血清クレアチニン値良好です。
江部先生、早速のご指導ありがとうございます。
高尿酸血症確定後は血清クレアチニン値測っていて、現在 0.55 です。主治医が「極めて良好」と言ってくれてます。これも、糖質制限食継続のおかげさまです。
2018/11/15(Thu) 18:30 | URL | らこ | 【編集
血糖値上昇と吸収の速さ
先生、ご回答ありがとうございます。
糖質の吸収速度については以前にも米国糖尿病学会の見解を引用されていました。純粋なブドウ糖と糖質を含む食品とでは吸収の速さに違いがあると思いますが、いかがですか。また30分程度で糖質が吸収されているのであれば、固形物がとても速い速度で胃を通過しているか、胃での糖質を含む食品の消化がとても速い、またはこの両方という解釈で正しいですか。以前からすごく疑問に感じているので教えていただけると嬉しいです。
2018/11/15(Thu) 23:39 | URL | 健康オタク | 【編集
Re: タイトルなし
高橋よしえ  さん

1)
糖質制限食で、糖尿病の改善、プラークも減少します。

2)
脂質制限食(従来の糖尿病食)では、
糖尿病合併症は、ほとんど予防できていません。
現実に毎年新たに、
糖尿病腎症から16000人以上の人工透析、
糖尿病網膜症から3000人以上の失明、
糖尿病足病変から3000人以上の足切断、
が発症しています。

3)
すなわち、少なくとも糖尿病患者においては
脂質制限食では動脈硬化は防げていないと考えられます。
2018/11/16(Fri) 16:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: おかげさまで血清クレアチニン値良好です。
らこ さん

それは良かったです。
クレアチニン:0.55mg/dl
とは、絶好調ですね。
2018/11/16(Fri) 16:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 血糖値上昇と吸収の速さ
健康おたく さん

以下の大塚製薬のサイトが参考になります。
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/glycemic-index/speed/
2018/11/16(Fri) 16:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
??
食品によって吸収の速度に違いがあることは存じています。この大塚製薬のサイトも以前に見ました。しかしながらこのサイトを見る限り、吸収の速度に違いがあるメカニズムはわかりません。
2018/11/16(Fri) 18:24 | URL | 健康オタク | 【編集
Re: ??

健康オタク さん

メカニズムは兎も角として、
固形物のブドウ糖が、速やかに吸収されて、2時間で終了するのがわかると思いますが・・・。


2018/11/16(Fri) 20:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
私はそのメカニズムが知りたいのです。糖質も分解されて小腸から吸収される、つまり食べてからある程度は時間がかかるはずなのに、なぜ糖質をとった「(ほぼ)直後」から血糖値が上がり始めるのですか?
2018/11/16(Fri) 22:34 | URL | 健康オタク | 【編集
Re: ???
ガイトンの生理学によりますと、

〇まず、
※【デンプンの消化は、胃体及び胃底で食物が胃の分泌液と混合されるまで、時として1時間も継続する。】

●食物が胃の分泌液と混合されるまで、時として(長くても)1時間で、食べる量にもよりますが、45分位だと思われます。

〇つぎに、
※【糜粥(ビジュク)が胃から十二指腸に送り込まれ、膵液と混合してから15~30分以内に、実質上すべての炭水化物が消化される。】
※【小腸の絨毛を覆う小腸上皮細胞は、4種類の酵素(ラクターゼlactase、スクラーゼsucrase、マルターゼmaltase、α-デキストリナーゼα-dextrinase)を含んでおり、それが二糖類のラクトース、スクロース、マルトース、さらに他の短鎖グルコース重合体を、構成単位である単糖分子にまで加水分解する能力を持っている。
これらの酵素は、小腸上皮細胞の微絨毛刷子縁に存在する。
したがって、二糖類は小腸上皮細胞に接触するとともに消化される。】

●糜粥(ビジュク)が胃から十二指腸に送り込まれ、膵液と混合してから15~30分以内に、実質上すべての炭水化物が消化される。
そして、二糖類は小腸上皮細胞に接触するとともに消化される。
と、あるように、小腸では短時間で単糖まで分解され、吸収されるようです。


詳しくわこちらを参考にしていただけたら幸です。
〇口腔及び胃における炭水化物の消化
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=242
〇小腸における炭水化物の消化
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=245
2018/11/17(Sat) 00:35 | URL | オスティナート | 【編集
Re: タイトルなし

健康オタク さん

「糖質をとった「(ほぼ)直後」から血糖値が上がり始める」

これが、実際の人体で生じた現象ですので、
少なくともブドウ糖に関しては、胃から小腸への通過は、ほぼ直後から始まるということでしょうね。
2018/11/17(Sat) 07:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re: ???
オスティナート さん

詳しい情報をありがとうございます。
ガイトン生理学、とても参考になります。

「デンプンは、胃で、45~60分かけていの分泌液と混合され、その糜粥(ビジュク)が
胃から十二指腸に移動する。
十二指腸では糜粥(ビジュク)は膵液と混合して、15~30分以内に全て吸収されれる。」


ということですね。
デンプンと異なり、ブドウ糖は速やかに胃から小腸に移動して、吸収されるようです。
実際、低血糖発作のとき、ブドウ糖内服で、5分くらいで血糖の上昇があり、症状が改善します。
2018/11/17(Sat) 08:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質の吸収について
途中からすみません。

糖質の吸収時間について、様々な面からのご教示、とても勉強になります。
そこで質問ばかりですみませんが、低血糖発作時にブドウ糖のタブレットを舐めることで低血糖状態が早期に改善するのは、狭心症発作時にニトロを舌下したり、スプレーしたりする事で早期に改善するのと同様ではないでしょうか?であれば、舌下から直接血中に吸収されるのではないでしょうか?

もう一つ質問です。
先生が紹介していただいた大塚製薬のサイトで、糖質入りの大豆焼き菓子を食べてもほとんど血糖値が上がらないとの記載がありますが、糖質制限の視点からは信じがたい内容ではないですか?

以上質問すみません。
2018/11/17(Sat) 09:34 | URL | はな | 【編集
Re:Re: Re: ???
≪「デンプンは、胃で、45~60分かけていの分泌液と混合され、その糜粥(ビジュク)が
胃から十二指腸に移動する。
十二指腸では糜粥(ビジュク)は膵液と混合して、15~30分以内に全て吸収されれる。」
ということですね。≫

についてですが、

ガイトンによりますと、

【時として1時間も継続する】とあります。
「継続」ですので、炭水化物を食べた直後から胃の分泌液と混合され、糜粥(ビジュク)がその都度、胃から十二指腸に送り込まれ、小腸では短時間で単糖まで分解され、吸収されるのだと思います。
(食べた全ての食物が胃の分泌液と混合されるまで、胃から十二指腸に送り込まれないのではない。)

そのためブドウ糖の吸収には遅れますが、炭水化物を食べた場合にも、直後から血糖値上昇があるのだと思います。

追記
※【時として1時間も継続する】について、、
●「場合によって(食べた食物の量や、食べ合わせ、又状態(製粉や、液状)によって異なる)すべて胃の分泌液と混合されるまでに1時間も継続する。」と読み替えてみるとわかりやすいかと思います。
2018/11/17(Sat) 12:46 | URL | オスティナート | 【編集
①胃で液状になって一気に小腸に押し出されるのでは無く、
②胃の消化物は少しずつ小腸に送り込まれるからではないでしょうか。

溶けた分から小出しに小腸に届くので
食事開始15-30分くらいで血糖上昇開始
その後も胃から少しずつ小腸に届く+インスリン分泌にて
60-120分ぐらいに血糖ピーク。
胃からの糖質補充とインスリンが拮抗してそれ以上血糖値上がらない。
胃からの糖質補充↓+インスリン→にて血糖下がり出す。

液状糖だと胃をすぐに通過するので5分で血糖値が上がる。
澱粉の場合表面が溶けて15分ぐらいから血糖値が上がりだし、
全部溶け終わるまで血糖上昇が続く。
このように考えています。

根拠
①だと「ダンピング症候群」なので健常者では②だと思われる
②n=1の自験例ですが
 DM発覚初期炭水化物100gの弁当(腎不全用澱粉米使用)で
 血糖値が戻るまで6時間かかりました。
 この間ずっと胃は消化→溶けた分から小腸へ排出、を行っていたんだと思います。
 そのときの血糖値推移:---(0)149(1)246(2)372(3)265(4)134(5)-55(6)
③糖質制限で逆流性食道炎が改善する事象と矛盾しない
 澱粉を摂ると延々胃で消化=胃酸分泌が続くので、
 その状態で臥床すると胃酸逆流するのだと思います。
2018/11/17(Sat) 13:10 | URL | へっぽこ | 【編集
先生、誠にありがとうございます。
糖質制限でプラークが減少すること、わかりました。糖質制限でプラーク形成の予防もしくは悪化が抑えられるのは、ある程度メカニズムから理解できていたのですが、プラーク減少にまで効果があることは、そのメカニズムが思いつかず、あの様な質問になってしまいました。
ほぼ(かなりの割合で)プラークは減少すると理解してよろしいでしょうか?
自分でも論文等を読んで、そのメカニズムを理解したいと思います。

それから、消せない高血糖の記憶のひとつとして、AGEsが挙がっているようですが、酵素反応ではなく、単純な化学反応で生じるAGEsにそこまで生成量の差が出るのかが疑問です。さらに勉強してみようと思います。
2018/11/17(Sat) 14:10 | URL | 高橋よしえ | 【編集
Re: タイトルなし
へっぽこ さん

貴重な体験談をコメント頂き、ありがとうございます。
大変参考になります。

血糖値推移:---(0)149(1)246(2)372(3)265(4)134(5)-55(6)

結構立派な糖尿病型ですね。
3時間がピークで、372mg/dlとは、なかなかのものです。

なお6時間後の血糖値が55mg/dlですので、
「機能性低血糖」が疑われ、要注意です。
2018/11/18(Sun) 19:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
高橋よしえ さん

A)
以下のようなRCTがあります。


低糖質食 vs. 低脂質食、減量や脂質データなどCVD(心血管疾患)リスク低減で、低糖質食の圧勝。
148人の肥満者を、1年間研究。
低糖質食は40g/日未満。
Effects of low-carbohydrate and low-fat diets: a randomized trial.
Bazzano LA et all
Ann Intern Med. 2014 Sep 2;161(5):309-18


体重減少、中性脂肪減少、HDL-C増加は低炭水化物食が低脂質・低カロリー食に比し有効。
13の電子データベースの2000年1月~2007年3月の低炭水化物食と低脂質食比較RCTをメタ解析。
Systematic review of randomized controlled trials of low-carbohydrate vs. low-fat/low-calorie diets in the management of obesity and its comorbidities M. Hession,et all
 Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル)
 Volume 10, Issue 1, pages 36–50, January 2009


アトキンス、ゾーン、ラーン、オーニッシュダイエットのそれぞれの1年間の体重減少効果などをみた。
311人の女性を上記4グループに分けて追跡。これら4種のダイエット法は、いずれも米国でポピュラーなものである。
アトキンスは低炭水化物食(スーパー糖質制限食)、
ラーンとオーニッシュは高炭水化物、低脂肪食、ゾーンは炭水化物40%
低炭水化物食が体重を最も減少させて、HDL-CとTGを改善。
Comparison of the Atkins, Zone, Ornish, and LEARN Diets for Change in Weight and Related Risk Factors Among Overweight Premenopausal Women
 The A TO Z Weight Loss Study: A Randomized Trial ,JAMA297:969-977


B)
AGEs の分解・排泄システムも人体にはあります。
以下のアークレー株式会社のサイトに詳しい説明があります。
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation-stress/stress-14/

2018/11/18(Sun) 19:19 | URL | ドクター江部 | 【編集
先生、論文まで示していただいて、どうもありがとうございます。
低糖脂質食が心疾患等のリスク低減に対して、脂質制限食よりも明らかに効果があることが理解できました。プラーク減少にも明らかな効果があるのかが興味あるところです。
AGEsにも分解排泄のメカニズムがあるとすると、消せない高血糖の記憶というものが何かというのも興味があります。どのタンパク質がAGEs化するのが影響が大きいのかなど、勉強してみます。
誠にありがとうございます。
2018/11/19(Mon) 17:59 | URL | 高橋よしえ | 【編集
江部先生、オスティナート先生、ありがとうございます。おかげさまで疑問が解けました。ますます糖質が怖くて食べられなくなりました(苦笑)。
2018/11/19(Mon) 20:48 | URL | 健康オタク | 【編集
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