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「糖質制限」が子供を救う、三島学著、江部康二監修、アマゾンOK。
こんばんは。

「糖質制限」が子供を救う
三島学/著 江部康二/監修
発行 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
発売 ㈱大垣書店
定価760円(税別) / 820円(税込)2016年11月


北九州市三島塾、三島学塾長のご著書です。

2016年11月の発売で、新刊ではありませんが、
日本で初めての、いやいや世界で初めての、「子供の糖質制限」の本です。
世界で初めての本ですから、大変な価値があります。

やっとアマゾンでも継続的に販売されるようになりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4903954021/ref


楽天ブックスでもご購入頂けます。
https://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/


出版にこぎつけるまで、とても苦労しています。
以下の私の前書きを、ご一読いただけば、大変嬉しいです。

興味が湧いた方は是非、ご購入いただけば幸いです。

本書は、大垣書店の店舗でもご購入頂けます。

■大垣書店: http://www.books-ogaki.co.jp/

最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。

高雄病院売店
高雄病院京都駅前診療所
江部診療所
でも、購入可能です。



江部康二


糖質制限が子供を救う

前書き

「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)を日本初の糖質制限食の本として世に出したのが2005年です。

その後、糖質制限食はどんどん普及していき、2015年4月には東大病院でさえ緩やかな糖質制限食を提供する時代となりました。

そして今回の三島学さんの『「糖質制限」が子供を救う』は、日本で初めての子供の糖質制限の本です。

私が常々言っているように糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食ですので、大人は勿論のこと子供の健康にもおおいに役立つはずです。そのことを証明するため、子供の糖質制限に実績のある三島学さんに執筆をお願いしたのです。

実際、糖質制限食実践で、速やかに子供達の眠気がなくなり、多動がなくなり、集中力が増します。

結果、学力はどんどん向上して、偏差値も上昇、受験も成功です。そのような実例が本書には満載であり、読めば、まさに目から鱗が落ちると思います。

子供の糖質制限といえば、2013年8月31日(土)「日本糖質制限医療推進協会立ち上げ記念パーティーin大阪」での出来事を思い出します。

宴たけなわで、盛り上がっていた時に、私が、『「糖質制限」が子供を救うという本を、執筆中の、三島学塾長です。』と紹介したところ、大騒ぎになってしまったのです。50人の参加者で大盛況だったのですが、糖質制限賛成派の医師も、10名近くおられました。

その糖質セイゲニストの医師達のなかで、お二人ほど、「大人の糖質制限は大賛成だけど、子供の糖質制限はもっての外だ。」という立場の人がいて、大論争になってしまいました。

『「糖質制限」が子供を救う』という革命的なタイトルの本ですが、当時は自分で糖質制限をしている医師でさえも「子供にはNG」という立場の人もあり、子供の糖質制限には逆風だったのです。

その後、私自身が本を刊行している様々な出版社10社近くに声をかけたのですが、実に全滅でした。一社だけ、担当者は趣旨に賛成してくれたのですが、会社の全体会議で大反対されて、没となりました。ある程度、予測はしていたのですが、世間一般の常識からすると「子供の糖質制限」などとんでもないという認識だったのです。

ここに到って、私も覚悟を決めて、(一社)日本糖質制限医療推進協会から自費出版することにしました。幸い京都の大垣書店さんが、編集を引き受けて下さり、やっと日の目を見ることができました。

本書は、インターネット通販サイトや大垣書店の店舗でご購入頂けます。最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。大変、価値のある画期的な内容の本ですので、私のブログでどんどん紹介したいと思います。

また夏井睦先生や宗田哲男先生などにもご協力頂き、ネットの情報網を総動員で世に広めようと思っています。

本書が眠気や集中力のなさや多動などのため、学力不足で困っている多くの子供達のお役に立てれば幸いです。

一般財団法人高雄病院 理事長
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会 理事長
江部康二
コメント
こちらの本を読んでから息子の糖質制限を実施、先生にもこちらのブログで何度かアドバイスいただき7月から約3ヶ月でローレル指数肥満から後少し約0.5kg程度で正常域です。見た目もすらっとしてひどかったアトピー性皮膚炎も良くなってきています。江部先生や紹介いただいた清水先生、三島先生には本当に感謝しております。これからも継続していきたいと思います。学力向上はこれから期待しているところではありますがどうなんでしょうかね?もともと悪くはないので来春中学進学なので楽しみです。また、やれば出来るという事を小学6年の夏休みの間に実践できた自信はこれからの人生で役に立つと思ってますので糖質制限に取り組んで本当に良かったと思っています。ありがとうございます。
2018/10/02(Tue) 11:20 | URL | 登山好きのランナー | 【編集
「膵臓」報告と「朝糖質」質問
お久しぶりに9/2のセミナーと交流会でお話を聞くことが出来まして、小生の「スーパーに比して少々緩い目の糖質制限食生活」の7年目に入るに際して幸先の良いスタートだと喜んでいた矢先に、年一回の健診で「朝の空腹時血糖値の上昇」に初めて遭遇しました。この機会に先生に「慢性膵炎その後の報告」と「朝空腹時血糖値への質問」を致したく、宜しくお願い致します。
1 「慢性膵炎その後の報告」
 6年前に、先生に「私は主膵管拡大2.5mmΦで慢性膵炎であるが糖質制限療法は可能か」とお尋ねした際、「活性でなければ問題ない」とのアドヴァイスを頂きまして、おっかなびっくり糖質制限食に入界した経緯があります。今月の検査で満6年ですが、主膵管直径は2.4mmΦと変わらずでありました。安心して糖質制限7年目に進むことと致します。
2 一方で、近所の糖尿病専門開業医での検査で朝の空腹時血糖値がこの5年間「120~130」であったものが「140~170」(複数回のデータ)と上昇していました。私は昨年7月に完全退職して遠隔介護支援に徹する生活になり、生活パターンは大変化しました。運動量はガタ減りで飲酒量は急上昇となっています。
 2つの策を講じまして、「飲酒は週一回」・「テルモ社製の血糖測定器購入で適宜自己測定」を初めて1週間経過しました。当初は170台であった朝の空腹時血糖値はその後130~140で安定していますが、もう少し下げたいところです。尚、私は服薬は何も無しで、HbA1cは、この5年間は6.0~6.3でしたが今回空腹時血糖値が
「140~170」の時は「6.9~7.2」でした。医師から「食事生活指導を受けるか」・「薬を飲むか」と言われましたが、「1か月先ずは食事と運動で頑張る」と説得して、上記の通り様子を見ています。
 どうか先生のアドヴァイスをお願いします。私は1950年生まれの寅年、糖尿病発症は1997年、血糖値再上昇が2007年(中国駐在員二年間の後に発覚)です。数年間は一般のカロリー療法で、2012年から糖質制限療法です。
2018/10/02(Tue) 16:31 | URL | 伸之介 | 【編集
Re: タイトルなし
登山好きのランナー さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
息子さんの、アトピー性皮膚炎と肥満が改善して良かったですね。
これからも美味しく楽しく糖質制限食をお続け頂けば幸いです。
2018/10/02(Tue) 17:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 「膵臓」報告と「朝糖質」質問
伸之介 さん

「朝の空腹時血糖値がこの5年間「120~130」であったものが「140~170」と上昇。
昨年7月に完全退職して遠隔介護支援に徹する生活になり、生活パターンは大変化。
運動量はガタ減りで飲酒量は急上昇。」


「飲酒は週一回」・・・1週間経過。当初は170台であった朝の空腹時血糖値はその後130~140で安定。
節酒で、一定の効果がでていますね。

次は運動量を増やして、「8000歩/日、そのうち速歩が20分」を目指しましょう。
それで、日本糖尿病学会の目標の、空腹時血糖値130mg/dl未満を達成できると思います。
2018/10/02(Tue) 17:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
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