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大坂なおみ選手と糖質制限食。
おはようございます。

大坂なおみ選手、
全米オープン優勝インタビューでは、
―毎朝サーモンベーグルを食べていたと聞いたが、他に何か食べたいものは。

と聞かれて、 

「今朝もサーモンベーグルを食べた。何でも食べたいものが食べられるなら、トンカツ、カツ丼かカツカレーが食べたい。あと抹茶アイスクリーム」

と答えていました。

そんな大坂選手ですが、

2018年9月11日(火)の朝日新聞の朝刊、16ページに
20歳大坂 強さ無限大 テニス 全米オープン
という記事が掲載されました。

以下の緑文字は記事の一部抜粋です。

・・・「体力がついたから.強打一辺倒ではなく、辛抱するスタイルにも変えられる」
そう大坂が自賛する。オフに約7キロ体重を絞り、体幹を鍛えた成果だ。
今季から就任したバインコーチが明かす。
「夕食に大盛りのパスタやピザを食べたいけれど、ナオミが節制のためにサーモンのグリルと温野菜なら、
僕らも炭水化物は控える。」
遠征先のホテルの食事風景を見たことがあるが、「チーム・ナオミ」の絆は太い。・・・


バインコーチの言によれば、少なくとも夕食は、
「チーム・ナオミ」全員が糖質制限食ですね。
まあ、朝はベーグルですから糖質ありです。
ジョコビッチ選手と同様に、朝昼は糖質ありで、
夕食は糖質制限食を実践して体型・体力を維持ということと思われます。

ともあれ、大坂選手、ジョコビッチ選手
男女の2018年全米オープン優勝者が、共に夕食は糖質制限食とは
嬉しい限りですね。


江部康二
コメント
初めまして。糖質制限を始めて約9か月目に突入し、いつも勉強させていただいています。先生がアスリートの食事を話題にされている時は特に興味深く拝読しております。

先日、アスリートの食事とグリコーゲン貯蔵についてコメントされており、少し疑問に思いコメントさせていただきました。

運動の種類にもよるとは思いますが、トップアスリートのように持久力と瞬発力を高いレベルで求められる場合、スーパー糖質制限よりもプチ糖質制限くらいの方がパフォーマンス向上には良いのでしょうか?

私自身、ハーフやフルマラソンを走るアラフォーに突入した市民ランナーでして、フルは2時間20~30分位で走ります。清水先生の著書を拝読したのをきっかけに、上記のとおりスーパー糖質制限を取り入れつつ競技に取り組んでいます。
普段の生活において、アトピー体質の改善や疲労感の軽減など、糖質制限の効果を実感しています。しかし、ランニングに関して、1500m~5000mくらいの短めのレースペースで、以前より最大スピードが出にくくなった、それに伴い乳酸閾値が下がってきたかな?と感じることがあります。これが歳によるものかエネルギー代謝の変化によるものかは判断できませんが。。。

ちなみに、マラソンの大迫傑選手なども、ジョコビッチ選手などの食生活に近いプチ糖質制限なのかな、という印象もあります。
https://www.meiji.co.jp/sports/vaam/supporter/athlete_power/athletics/

10年以上前にアメリカの大学でスポーツ生理学を学んでいた時には、やはり筋グリコーゲンを増やす目的で、タイミングを意識して運動後30分以内にプロテインドリンクにグルコースを40gくらい配合して摂取していました。今はプロテインにMCTオイルを混ぜていますが。

長文になってしまい、申し訳ありません。
アスリートの糖質制限についての、江部先生の見解をおうかがいできたら大変幸いです。よろしくお願いいたします。
2018/09/13(Thu) 13:56 | URL | フードランナー | 【編集
大坂なおみ選手、夕食どころか完全な糖質制限のようですね
一切炭水化物は摂らないそうです
この流れは止められませんね
日本のスポーツ界も早く目を覚まさないと世界から完全に周回遅れですね

大坂なおみ、今度は「ティーン・ヴォーグ」が特集 新女王の食生活は「炭水化物はとらない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180913-00036626-theanswer-spo
2018/09/13(Thu) 16:21 | URL | いんき | 【編集
Re: タイトルなし

フードランナー さん

最高強度の運動(100m競争)以外は、
ケトン食のほうが、有利であるという文献があります。

従って、サッカー、テニスなどほとんどのスポーツにおいてケトン食のほうが有利と思われます。
以下のブログ記事をご参照頂けば幸いです。


2014年07月16日 (水)
ケトン食で、オフロード自転車競技者の運動能力が向上
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3032.html

2018/09/13(Thu) 18:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
被災地での糖質制限
北海道網走在住、糖質制限で血糖をコントロールしています。
 今日車中のラジオで、北海道厚真町の80代の夫婦のことが紹介されていました。住宅の損壊はまのがれたものの不安のため避難所に身を寄せていたけれど、提供してもらえる食事で奥さんが重度の糖尿病悪化させるかもしれないということで自宅に戻ったという話がありました。
 何か支援はできないものかという気持ちもありますし、自分も糖質制限を持続できる備蓄品はと考えてしまいます。








北海道網走在住、糖質制限で血糖をコントロールしています。
 今日車中のラジオで、北海道厚真町の80代の夫婦のことが紹介されていました。住宅の損壊はまのがれたものの不安のため避難所に身を寄せていたけれど、提供してもらえる食事で奥さんが重度の糖尿病悪化させるかもしれないということで自宅に戻ったという話がありました。
 何か支援はできないものかという気持ちもありますし、自分も糖質制限を持続できる備蓄品はと考えてしまいます。




2018/09/13(Thu) 20:14 | URL | 迷える大羊 | 【編集
お忙しい中、お返事と有益な情報までいただき、大変感謝しております。

糖質制限を取り入れた持久系アスリートの代謝に関する論文(おそらく江部先生もご覧になっておられるかと思いますが)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0026049515003340
などには目を通していたのですが、4年も前からパフォーマンスにまで踏み込んだ論文がすでにパブリッシュされていたのですね。自分の無学が悔やまれます。

スポーツにおける糖質制限の効果を実証する論文が増えていくことを期待しつつ、私自身の体でも糖質制限の効果を証明()して、マラソン界のパラダイムシフトの一助になれればと思います。
ありがとうございました。
2018/09/13(Thu) 20:48 | URL | フードランナー | 【編集
Re: 被災地での糖質制限
迷える大羊 さん

被災時用糖質制限食備蓄に関しては
18/09/08 シーラオキ さんのコメント
18/09/09 オスティナート さんのコメント
が、参考になります。

2018/09/14(Fri) 08:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
フードランナーさん

2016年10月06日 (木)
糖質制限食は持久力アスリートにおいて、不利にはならない。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3966.html

で、ご指摘の論文を取り上げています。


2017年10月02日 (月)
インテルナツィオナーレ・ミラノ、サッカー長友佑都選手の食生活
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4345.html


もご参照頂ければ幸いです。
2018/09/14(Fri) 08:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
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