2018年08月03日 (金)
【18/08/02 オスティナート
スーパー糖質制限食を始めて6年が過ぎました。
〇2012/6糖尿病発症
体重:64kg
glucose:227mg/dl
HbA1c:8.2%
Hdl:72mg/dl
Ldl:141mg/dl
TG:130mg/dl
〇2018/7人間ドック
体重:56.5kg
glucose:129mg/dl
HbA1c:5.8%
Hdl:81mg/dl
Ldl:84mg/dl
TG:40mg/dl
おかげさまでglucose:129mg/dlを除き正常値でした。
暁現象については(100mg/dl前後の時もあります)、波があるようです。
130mg/dlを超えることはありません。
2012/6糖尿病発症後、一度も、インスリン注射及び糖尿病治療薬を服用することなく
今日に至りました。
江部先生のブログを毎日拝見しています。
そして読者のコメント(投稿)と江部先生のコメントをチェックし、勉強させていただいております。
考えてみると毎年受けている人間ドック(7回連続で、ほぼすべてのオプションを受診)や結果による精密検査の他に、2年間糖尿病治療のため、病院での診療を受けていませんでした。
近いうちに橋本クリニックに行こうと思っています。
今回の断食関連の記事ですが、
私も水分摂取のみ、10日間断食の経験がありますので興味深く拝見いたしました。
※断食10日後(11日目空腹時)の検診結果
○2015/12/15(橋本クリニック・仙台市)
ALT(GPT):13
AST(GOT):17
γ-GTP:16
クレアチニン:0.62
尿酸値:8.9
TG(中性脂肪):82
HDLコレステロール:53
LDLコレステロール:189
総ケトン体:9920(アセト酢酸:1410・βヒドロキシ酪酸:8510)
グルコース:92
HbA1c/NGSP:5.3
HbA1c/JDS:4.9
GA(グリコアルブミン):12.9
これからも、江部先生の治療を受けているつもりで、毎日ブログを拝見いたします。
6年間治療費未払いですが、お許しください。】
こんにちは。
オスティナートさんから、
スーパー糖質制限食開始前と開始後のデータ、
断食10日間実施後のデータをコメント頂きました。
オスティナートさん
大変興味深いデータをありがとうございます。
〇2012/6糖尿病発症
体重:64kg
glucose:227mg/dl
HbA1c:8.2%
Hdl:72mg/dl
Ldl:141mg/dl
TG:130mg/dl
〇2018/7人間ドック
体重:56.5kg
glucose:129mg/dl
HbA1c:5.8%
Hdl:81mg/dl
Ldl:84mg/dl
TG:40mg/dl
糖尿病薬やインスリンなしで、
HbA1cと脂質データは、見事な、改善です。
空腹時血糖値も130mg/dl未満なので
糖尿病学会的にはコントロール良好内です。
暁現象はあるようですが、100mg/dl前後の時もあり、
130mg/dlを超えることはないなら、
平均値は正常型~境界型(IFG)なので
合併症の恐れはほとんどないと言っていいでしょう。
境界型(IGT)は食後高血糖タイプであり、心筋梗塞などのリスクが増えますが
境界型(IFG)は心筋梗塞のリスクは増えません。
Hdl:81mg/dlと60以上で、TG:40mg/dlと60以下なので
悪玉の小粒子LDLコレステロールは、ほぼ皆無であり、素晴らしいです。
※断食10日後(11日目空腹時)の検診結果
○2015/12/15(橋本クリニック・仙台市)
ALT(GPT):13
AST(GOT):17
γ-GTP:16
クレアチニン:0.62
尿酸値:8.9
TG(中性脂肪):82
HDLコレステロール:53
LDLコレステロール:189
総ケトン体:9920(アセト酢酸:1410・βヒドロキシ酪酸:8510)
グルコース:92
HbA1c/NGSP:5.3
HbA1c/JDS:4.9
GA(グリコアルブミン):12.9
尿酸値が8.9mg/dlと上昇しているのは、
断食という、究極の低カロリー食のためですが、
通常痛風発作を起こすことはありません。
総ケトン体が、9920(28~120)
アセト酢酸が、1410(14~ 68)
βヒドロキシ酪酸が8510(0~ 74 )
と、基準値よりはるかに高値ですが
インスリン作用が保たれている限りは安全です。
私の場合、3日間の<ゼロカロリー、塩もゼロ>で
空腹時血糖値は35mg/dlで、数字的には低血糖でした。
オスティナートさんは10日間の断食で
空腹時血糖値が92mg/dlと正常値です。
ある程度長期の断食で糖新生が上手く働いて血糖が調整されたのだと思います。
もっとも、私の場合も血糖は35mg/dlと、超過激な数値でしたが
外来も普通にこなしていたので、
ケトン体が4000~5000くらいあって、
脳細胞はもっぱら、ケトン体をエネルギー源としていたものと思われます。
ケトン体は、かつては
『糖尿病ケトアシドーシス』のイメージから悪者とされ
怖がられていましたが、これは『インスリン作用欠落』という
特殊要因があるときにしか起こりません。
近年ケトン体は、悪者どころか善玉という評価が高まりつつあります。
例えば
「βヒドロキシ酪酸は内在性のヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤として酸化ストレスの抑制に寄与する」
という大変興味深いScience の論文もあります。
Science は、とても信頼度の高い権威ある科学雑誌です。
酸化ストレスを抑制することで、動脈硬化、癌、アルツハイマー病など様々な病気の予防になり、老化の抑制にもなります。
βヒドロキシ酪酸はケトン体の一種です。
詳しくは
2013年02月12日 (火)の本ブログ記事
ケトン体が酸化ストレスの抑制に寄与する
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2416.html
もご参照いただけば幸いです。
さらに、欧米の論文で、以下が報告されています。
①
『ケトン体の一種であるβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)が炎症の要となるインフラマソームを直接阻害することで炎症を抑制する可能性が示唆された』
②
『絶食で過剰な炎症産生源となったインフラマソームの働きを抑制するのは、 ケトン体がサーチュインを介してミトコンドリア機能を改善させる事によって起こるのではないか』
③「絶食や低炭水化物食、激しい運動で炎症が抑制されるのはBHBのお陰」
④
高齢マウスにおいて、
ケトン食は、死亡率減少効果と記憶力向上効果が認められた。
https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30489-8
2017年9月
⑤
成体マウスにおいて、
ケトン食は健康寿命を延ばす効果があった。
https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30490-4
2017年9月
江部康二
スーパー糖質制限食を始めて6年が過ぎました。
〇2012/6糖尿病発症
体重:64kg
glucose:227mg/dl
HbA1c:8.2%
Hdl:72mg/dl
Ldl:141mg/dl
TG:130mg/dl
〇2018/7人間ドック
体重:56.5kg
glucose:129mg/dl
HbA1c:5.8%
Hdl:81mg/dl
Ldl:84mg/dl
TG:40mg/dl
おかげさまでglucose:129mg/dlを除き正常値でした。
暁現象については(100mg/dl前後の時もあります)、波があるようです。
130mg/dlを超えることはありません。
2012/6糖尿病発症後、一度も、インスリン注射及び糖尿病治療薬を服用することなく
今日に至りました。
江部先生のブログを毎日拝見しています。
そして読者のコメント(投稿)と江部先生のコメントをチェックし、勉強させていただいております。
考えてみると毎年受けている人間ドック(7回連続で、ほぼすべてのオプションを受診)や結果による精密検査の他に、2年間糖尿病治療のため、病院での診療を受けていませんでした。
近いうちに橋本クリニックに行こうと思っています。
今回の断食関連の記事ですが、
私も水分摂取のみ、10日間断食の経験がありますので興味深く拝見いたしました。
※断食10日後(11日目空腹時)の検診結果
○2015/12/15(橋本クリニック・仙台市)
ALT(GPT):13
AST(GOT):17
γ-GTP:16
クレアチニン:0.62
尿酸値:8.9
TG(中性脂肪):82
HDLコレステロール:53
LDLコレステロール:189
総ケトン体:9920(アセト酢酸:1410・βヒドロキシ酪酸:8510)
グルコース:92
HbA1c/NGSP:5.3
HbA1c/JDS:4.9
GA(グリコアルブミン):12.9
これからも、江部先生の治療を受けているつもりで、毎日ブログを拝見いたします。
6年間治療費未払いですが、お許しください。】
こんにちは。
オスティナートさんから、
スーパー糖質制限食開始前と開始後のデータ、
断食10日間実施後のデータをコメント頂きました。
オスティナートさん
大変興味深いデータをありがとうございます。
〇2012/6糖尿病発症
体重:64kg
glucose:227mg/dl
HbA1c:8.2%
Hdl:72mg/dl
Ldl:141mg/dl
TG:130mg/dl
〇2018/7人間ドック
体重:56.5kg
glucose:129mg/dl
HbA1c:5.8%
Hdl:81mg/dl
Ldl:84mg/dl
TG:40mg/dl
糖尿病薬やインスリンなしで、
HbA1cと脂質データは、見事な、改善です。
空腹時血糖値も130mg/dl未満なので
糖尿病学会的にはコントロール良好内です。
暁現象はあるようですが、100mg/dl前後の時もあり、
130mg/dlを超えることはないなら、
平均値は正常型~境界型(IFG)なので
合併症の恐れはほとんどないと言っていいでしょう。
境界型(IGT)は食後高血糖タイプであり、心筋梗塞などのリスクが増えますが
境界型(IFG)は心筋梗塞のリスクは増えません。
Hdl:81mg/dlと60以上で、TG:40mg/dlと60以下なので
悪玉の小粒子LDLコレステロールは、ほぼ皆無であり、素晴らしいです。
※断食10日後(11日目空腹時)の検診結果
○2015/12/15(橋本クリニック・仙台市)
ALT(GPT):13
AST(GOT):17
γ-GTP:16
クレアチニン:0.62
尿酸値:8.9
TG(中性脂肪):82
HDLコレステロール:53
LDLコレステロール:189
総ケトン体:9920(アセト酢酸:1410・βヒドロキシ酪酸:8510)
グルコース:92
HbA1c/NGSP:5.3
HbA1c/JDS:4.9
GA(グリコアルブミン):12.9
尿酸値が8.9mg/dlと上昇しているのは、
断食という、究極の低カロリー食のためですが、
通常痛風発作を起こすことはありません。
総ケトン体が、9920(28~120)
アセト酢酸が、1410(14~ 68)
βヒドロキシ酪酸が8510(0~ 74 )
と、基準値よりはるかに高値ですが
インスリン作用が保たれている限りは安全です。
私の場合、3日間の<ゼロカロリー、塩もゼロ>で
空腹時血糖値は35mg/dlで、数字的には低血糖でした。
オスティナートさんは10日間の断食で
空腹時血糖値が92mg/dlと正常値です。
ある程度長期の断食で糖新生が上手く働いて血糖が調整されたのだと思います。
もっとも、私の場合も血糖は35mg/dlと、超過激な数値でしたが
外来も普通にこなしていたので、
ケトン体が4000~5000くらいあって、
脳細胞はもっぱら、ケトン体をエネルギー源としていたものと思われます。
ケトン体は、かつては
『糖尿病ケトアシドーシス』のイメージから悪者とされ
怖がられていましたが、これは『インスリン作用欠落』という
特殊要因があるときにしか起こりません。
近年ケトン体は、悪者どころか善玉という評価が高まりつつあります。
例えば
「βヒドロキシ酪酸は内在性のヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤として酸化ストレスの抑制に寄与する」
という大変興味深いScience の論文もあります。
Science は、とても信頼度の高い権威ある科学雑誌です。
酸化ストレスを抑制することで、動脈硬化、癌、アルツハイマー病など様々な病気の予防になり、老化の抑制にもなります。
βヒドロキシ酪酸はケトン体の一種です。
詳しくは
2013年02月12日 (火)の本ブログ記事
ケトン体が酸化ストレスの抑制に寄与する
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2416.html
もご参照いただけば幸いです。
さらに、欧米の論文で、以下が報告されています。
①
『ケトン体の一種であるβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)が炎症の要となるインフラマソームを直接阻害することで炎症を抑制する可能性が示唆された』
②
『絶食で過剰な炎症産生源となったインフラマソームの働きを抑制するのは、 ケトン体がサーチュインを介してミトコンドリア機能を改善させる事によって起こるのではないか』
③「絶食や低炭水化物食、激しい運動で炎症が抑制されるのはBHBのお陰」
④
高齢マウスにおいて、
ケトン食は、死亡率減少効果と記憶力向上効果が認められた。
https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30489-8
2017年9月
⑤
成体マウスにおいて、
ケトン食は健康寿命を延ばす効果があった。
https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30490-4
2017年9月
江部康二
クレアニチン → クレアチニン
魚田阿萬 さん
ご指摘、ありがとうございます。
訂正しました。
ご指摘、ありがとうございます。
訂正しました。
2018/08/03(Fri) 20:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日8月3日(金)の夏井睦先生のブログ記事の
「あの能登先生がまたこんなことをかいています。」
というメ~ルについて、江部先生の御苦労の説明記事が「糖質制限理論」で、
「生還、覚醒している」私としては、
時代進化解明事実を隠蔽重視に活動する
「日本医療界」!!
特に「日本糖尿病学会」の医療者としての発言に、
夏井先生の説明にはスカットする内容だと思います!!
流石、「日本糖質制限推進協会」理事で、自身の「湿潤療法」の事もあり
江部先生を理解されていると納得しました。
江部先生も1読されては如何かなと思います。
江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日8月3日(金)の夏井睦先生のブログ記事の
「あの能登先生がまたこんなことをかいています。」
というメ~ルについて、江部先生の御苦労の説明記事が「糖質制限理論」で、
「生還、覚醒している」私としては、
時代進化解明事実を隠蔽重視に活動する
「日本医療界」!!
特に「日本糖尿病学会」の医療者としての発言に、
夏井先生の説明にはスカットする内容だと思います!!
流石、「日本糖質制限推進協会」理事で、自身の「湿潤療法」の事もあり
江部先生を理解されていると納得しました。
江部先生も1読されては如何かなと思います。
江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2018/08/03(Fri) 20:48 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
江部先生こんばんは
先生のブログ記事と、読者の皆様のコメントを参考にして、
スーパー糖質制限食を始めてから、7年1ヶ月が過ぎました。
もし、糖質制限食に出会わなかったら、またこちらのブログ読者とならなかったら、現在どうなっていたことでしょう。
江部先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願いいたします。
※今年の人間ドックでの検査結果(一部)です。
〇人間ドック・2019/7/17
・空腹時血糖値:119
・Hb A1c:5.8
・尿酸値:7.2
・HDL:86
・LDL:68
・中性脂肪:75
・血圧:115・68
・腎臓・肝臓・膵臓すべて正常
〇糖尿病発症・2012/6
・空腹時血糖値:227
・Hb A1c:8.2
・尿酸値:4.4
・HDL:72
・LDL:141
・中性脂肪:122
・血圧:130
なお、糖尿病発症後のインスリン注射や糖尿病治療薬の服用は一切ありません。
「暁現象」にも波があります、少しずつ収まってきたように思えますが、「暁現象」とはこれからも長い付き合いとなりそうです。
低糖質な食材を探し、食品成分を計算し、自分で調理して食べる。
毎日これを繰り返すしかないのでしょうね。
先生のブログ記事と、読者の皆様のコメントを参考にして、
スーパー糖質制限食を始めてから、7年1ヶ月が過ぎました。
もし、糖質制限食に出会わなかったら、またこちらのブログ読者とならなかったら、現在どうなっていたことでしょう。
江部先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願いいたします。
※今年の人間ドックでの検査結果(一部)です。
〇人間ドック・2019/7/17
・空腹時血糖値:119
・Hb A1c:5.8
・尿酸値:7.2
・HDL:86
・LDL:68
・中性脂肪:75
・血圧:115・68
・腎臓・肝臓・膵臓すべて正常
〇糖尿病発症・2012/6
・空腹時血糖値:227
・Hb A1c:8.2
・尿酸値:4.4
・HDL:72
・LDL:141
・中性脂肪:122
・血圧:130
なお、糖尿病発症後のインスリン注射や糖尿病治療薬の服用は一切ありません。
「暁現象」にも波があります、少しずつ収まってきたように思えますが、「暁現象」とはこれからも長い付き合いとなりそうです。
低糖質な食材を探し、食品成分を計算し、自分で調理して食べる。
毎日これを繰り返すしかないのでしょうね。
2019/07/17(Wed) 19:28 | URL | オスティナート | 【編集】
オスティナート さん
貴重なデータをコメント頂き、ありがとうございます。
とても参考になります。
貴重なデータをコメント頂き、ありがとうございます。
とても参考になります。
2019/07/17(Wed) 22:39 | URL | ドクター江部 | 【編集】
平成27年11月HbA1c 6.6 放置。平成29年11月7.9
放置。平成30年3月糖質制限食開始。平成30年7月 5.9 5~10kmのランニングをしたり、1km泳いだり運動もしていたのですが、運動の前後に炭水化物ばかり食べていました。過ぎたるは猶及ばざるが如し、の格言を実感しました。私は薬剤師です。平成25~26年ごろ高知県須崎市で高岡郡医師会主催の講演会で先生のお話を拝聴しました。ACCORD試験の結果血糖値スパイクを含む質の悪いHbA1c はそうでないものと、明確な違いがある、というお話は印象的でした。
放置。平成30年3月糖質制限食開始。平成30年7月 5.9 5~10kmのランニングをしたり、1km泳いだり運動もしていたのですが、運動の前後に炭水化物ばかり食べていました。過ぎたるは猶及ばざるが如し、の格言を実感しました。私は薬剤師です。平成25~26年ごろ高知県須崎市で高岡郡医師会主催の講演会で先生のお話を拝聴しました。ACCORD試験の結果血糖値スパイクを含む質の悪いHbA1c はそうでないものと、明確な違いがある、というお話は印象的でした。
タケ さん
私の講演会へのご参加、ありがとうございます。
①血糖変動幅の大きいHbA1cは質の悪い、HbA1cです。
②血糖変動幅の小さいHbA1cは質の良い、HbA1cです。
同じくHbA1c6.5%くらいでコントロール良好という評価でも、
従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)の場合は、①です。
糖質制限食の場合は②です。
私の講演会へのご参加、ありがとうございます。
①血糖変動幅の大きいHbA1cは質の悪い、HbA1cです。
②血糖変動幅の小さいHbA1cは質の良い、HbA1cです。
同じくHbA1c6.5%くらいでコントロール良好という評価でも、
従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)の場合は、①です。
糖質制限食の場合は②です。
2019/07/19(Fri) 18:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生こんにちは
江部先生の著書を拝見し、スーパー糖質制限食を始めて、10年になりました。
ご飯、うどん、そば、パスタ、春雨、そうめん、その他小麦製品等、主食は食べていません。
唯一食べたのは、全大腸検査食のお粥だけです。
糖質制限開始当初は、限りなく糖質0を目指しておりましたが、
最近は、主食以外の糖質についてはかなり緩くなって、
1食20gの糖質を摂取するようになっております。
・人間ドック:年1回(胃内視鏡検査・頸動脈エコー・脳ドック・2年に1度の 全大腸検査を含む)
・眼科精密検査:年1回(糖尿病網膜症他)
・毎年受けている人間ドックやその結果による精密検査を除き、
6年間糖尿病治療のため、病院(内科)での診療を受けていません。
・糖尿病発症後の、インスリン注射や糖尿病治療薬の服用は一切ありませ ん。
※今年の人間ドックでの検査結果(一部)です。
〇人間ドック・2022/7/19
・空腹時血糖値:133
・Hb A1c:5.8
・尿酸値:7.7
・HDL:113
・LDL:71
・中性脂肪:37
・血圧:125・80
・腎臓・肝臓・膵臓すべて正常
〇糖尿病発症・2012/6
・空腹時血糖値:227
・Hb A1c:8.2
・尿酸値:4.4
・HDL:72
・LDL:141
・中性脂肪:122
・血圧:130
「暁現象」とはこれからも長い付き合いとなりそうです。
●自然農法(無肥料・無農薬)と糖質制限の驚きの関係
私は現在、自然農法で野菜を育てています。
〇無肥料と糖質制限について
・無肥料について
肥料は(N・P・K)チッソ・リン酸・カリが主な成分です。
中でもチッソが重要な栄養素です。
やはり、肥料がなければ野菜は育ちません。
そこで、大量の雑草を使って堆肥を作り(雑草堆肥)良質な栄養として供給しています。
ただし、小動物(ミミズ等)や微生物により有機物から無機物に分解され植物に吸収されるため、
時間が掛かります。
【肥料は、堆肥と区別しました。(海外では、肥料と堆肥(compost)は別に扱われています。】
・糖質制限について
栄養成分には脂質・タンパク質・炭水化物、中でもエネルギーとして、
炭水化物(糖質)が使われます。
糖質が制限されると、貯蔵(肝臓や筋肉細胞)されているグリコーゲンや、グリセロールやタンパク質を使った糖新生(肝臓)によってグルコースが作られ、エネルギーとなり、そして低血糖を防ぎます。
また、ケトン体(短鎖脂肪酸)も上昇し、エネルギーとして使われます。
〇無農薬と糖尿病治療薬不使用について
・無農薬について
農薬は一切使いません。
理由については、いろいろな考えがありますので、ここではあえて述べないことにします。
農薬を使わなくてもおいしい野菜が育ちます。
・糖尿病治療薬不使用について
糖質制限により、インスリンや経口血糖降下薬を使わなくても、HbA1c5.8は維持していますので、
糖尿病治療薬は不使用です。
●自然農法と糖質制限的糖尿病治療、共に薬に頼らなくても問題ないようです。
江部先生の著書を拝見し、スーパー糖質制限食を始めて、10年になりました。
ご飯、うどん、そば、パスタ、春雨、そうめん、その他小麦製品等、主食は食べていません。
唯一食べたのは、全大腸検査食のお粥だけです。
糖質制限開始当初は、限りなく糖質0を目指しておりましたが、
最近は、主食以外の糖質についてはかなり緩くなって、
1食20gの糖質を摂取するようになっております。
・人間ドック:年1回(胃内視鏡検査・頸動脈エコー・脳ドック・2年に1度の 全大腸検査を含む)
・眼科精密検査:年1回(糖尿病網膜症他)
・毎年受けている人間ドックやその結果による精密検査を除き、
6年間糖尿病治療のため、病院(内科)での診療を受けていません。
・糖尿病発症後の、インスリン注射や糖尿病治療薬の服用は一切ありませ ん。
※今年の人間ドックでの検査結果(一部)です。
〇人間ドック・2022/7/19
・空腹時血糖値:133
・Hb A1c:5.8
・尿酸値:7.7
・HDL:113
・LDL:71
・中性脂肪:37
・血圧:125・80
・腎臓・肝臓・膵臓すべて正常
〇糖尿病発症・2012/6
・空腹時血糖値:227
・Hb A1c:8.2
・尿酸値:4.4
・HDL:72
・LDL:141
・中性脂肪:122
・血圧:130
「暁現象」とはこれからも長い付き合いとなりそうです。
●自然農法(無肥料・無農薬)と糖質制限の驚きの関係
私は現在、自然農法で野菜を育てています。
〇無肥料と糖質制限について
・無肥料について
肥料は(N・P・K)チッソ・リン酸・カリが主な成分です。
中でもチッソが重要な栄養素です。
やはり、肥料がなければ野菜は育ちません。
そこで、大量の雑草を使って堆肥を作り(雑草堆肥)良質な栄養として供給しています。
ただし、小動物(ミミズ等)や微生物により有機物から無機物に分解され植物に吸収されるため、
時間が掛かります。
【肥料は、堆肥と区別しました。(海外では、肥料と堆肥(compost)は別に扱われています。】
・糖質制限について
栄養成分には脂質・タンパク質・炭水化物、中でもエネルギーとして、
炭水化物(糖質)が使われます。
糖質が制限されると、貯蔵(肝臓や筋肉細胞)されているグリコーゲンや、グリセロールやタンパク質を使った糖新生(肝臓)によってグルコースが作られ、エネルギーとなり、そして低血糖を防ぎます。
また、ケトン体(短鎖脂肪酸)も上昇し、エネルギーとして使われます。
〇無農薬と糖尿病治療薬不使用について
・無農薬について
農薬は一切使いません。
理由については、いろいろな考えがありますので、ここではあえて述べないことにします。
農薬を使わなくてもおいしい野菜が育ちます。
・糖尿病治療薬不使用について
糖質制限により、インスリンや経口血糖降下薬を使わなくても、HbA1c5.8は維持していますので、
糖尿病治療薬は不使用です。
●自然農法と糖質制限的糖尿病治療、共に薬に頼らなくても問題ないようです。
2022/08/20(Sat) 13:59 | URL | オスティナート | 【編集】
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