2018年07月20日 (金)
こんにちは。
いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ
宝島社 (2018/5/16)
江部 康二 (著), 落合 貴子 (料理)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800283752/
刊行です。
私は、昔からタバコは一切吸いませんが、
お酒はそこそこ、飲みます。
基本、毎日飲酒で、休肝日はありませんが、
若い頃に比べると、酒量はだいぶ減りました。
従いまして、
若い頃はよく二日酔いになって点滴騒ぎになったりしていましたが、
近年はまず二日酔いはありません。
糖質ゼロ発泡酒、辛口ワイン、ハイボール、焼酎水割り、焼酎ロックなどいろいろ呑みます。
今の季節なら、例えば
糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶、
25%焼酎の水割りを2~3杯、
最後に25%焼酎のロックをチビチビです。
まあ、米国糖尿病学会推奨量よりは多いと思いますが・・・。(-_-;)
それでも、毎日お酒を楽しみながら、体重と健康を維持しています。
167cm、56~57kgくらいを、16年間キープしています。
血清肝機能検査は、人生で一回も異常値がでたことはなくて、いつも正常値です。
家呑みがブームになっている昨今、帰宅後すぐに作れて、
いくら食べても太らない簡単つまみがあると嬉しいですね。
本書は、ひとり呑みからおもてなしまで、あらゆる状況で使えるレシピ集です。
左党のブログ読者の皆さんのお役に立てれば、幸いです。
☆☆☆
以下は
いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ(宝島社)
の「はじめに」です。
はじめに
私が減量をはじめたのはいまから16年前の2002年、
52歳で糖尿病とわかってからです。
30代までは、身長167cmで体重は56〜57kgのやせ体型。どれだけ食べても、
大吟醸とビールを浴びるほど呑んでも太りませんでした。
しかし、40歳を過ぎた頃から腹が出てきて、52歳のときには体重が67kgに増え、腹回りは87cm。
血圧も150/90mmHgほどで、メタボリックシンドロームの診断基準を十分に満たしていたのです。
週に3回テニスをしてスポーツジムに通って、脂肪摂取を控えてカロリー過多にならないように注意していたのに、
とうとう糖尿病・メタボになってしまったのです。
これでは医師としての面目丸つぶれで、患者さんに合わせる顔がありません。
幸い、高雄病院では、1999年から、
糖質制限食を糖尿病患者さんの治療に導入して画期的な成果を上げていました。
多くの患者さんを診てきて、糖質制限食は、好きなお酒を呑み、カロリー制限なしで、
豊かな食生活をしながら減量が可能な唯一の方法だと確信していました。
あとは実践あるのみです。
食事は主食を抜き、外食でも徹底的に糖質を避けています。
お酒は糖質を含まないものだけを解禁としました。
すると、血糖値は即安定し、半年で10kgの減量に成功。以来、体重は57kgを維持しています。
みなさんの同志として私の酒量を告白しますと、
毎晩、糖質ゼロの発泡酒を1缶と焼酎の水割りを3、4杯呑みます。
焼酎は720mlが4~5日で空くくらいのペースです。
辛口赤ワイン1/2本にすることもあります。外食では少し酒量が増えたりもします。
結果、私のアルコール摂取量は適量を確実にオーバーしています(汗)。
決してみなさんにおすすめできる酒量ではありませんのでご注意ください。
幸いなことに私の肝機能はすこぶる健康なので、
アルコールによる発がん性や脂肪肝のリスクを承知して、自己責任で呑んでいます。
肝機能が弱っている方や、ほかに病気を抱えていらっしゃる場合は、
くれぐれも医師の指示を守っていただきたいと思います。
※世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は男性1日20〜30g、女性は1日15gまでとしています。
米国糖尿病学会は1日にアルコール24g(30ml)を食事とともにとる程度は適量としています。
お酒に換算すると、ビール(5%)600ml、ワイン(15%)200ml、ウイスキー(43%)70mlです。
ここで大切なお願いがあります。
〆のラーメンやお茶漬けについてです。
糖質の吸収についてはさまざまな研究がなされていて、
食事のはじめに食物繊維や酢をとると糖の吸収が抑えられるとか、
白米よりもバターライスの方が血糖値が上がりにくいということがわかっていますが、
どんなに頑張っても糖質を食べなかったことにはできません。
しかも、たくさん食べれば、それなりに糖質をとってしまいます。
最後に主食が食べたくなるのは、おそらく呑み終えるまでにお腹が満たされていないからです。
そんな場合は肉や魚、チーズたっぷりのつまみを食べてください。
炭水化物は我慢していると余計に食べたくなりますが、
お酒と一緒につまみを食べて満足しながら呑めば、3か月〜半年もすると体が糖質を欲しがらなくなります。
お腹がスッキリして体調もよくなります。濃い味が好きだった人も、いつの間にか薄味を好むようになります。
よいことづくしのつまみで、太らない呑み方を実践してください。
江部康二
いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ
宝島社 (2018/5/16)
江部 康二 (著), 落合 貴子 (料理)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800283752/
刊行です。
私は、昔からタバコは一切吸いませんが、
お酒はそこそこ、飲みます。
基本、毎日飲酒で、休肝日はありませんが、
若い頃に比べると、酒量はだいぶ減りました。
従いまして、
若い頃はよく二日酔いになって点滴騒ぎになったりしていましたが、
近年はまず二日酔いはありません。
糖質ゼロ発泡酒、辛口ワイン、ハイボール、焼酎水割り、焼酎ロックなどいろいろ呑みます。
今の季節なら、例えば
糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶、
25%焼酎の水割りを2~3杯、
最後に25%焼酎のロックをチビチビです。
まあ、米国糖尿病学会推奨量よりは多いと思いますが・・・。(-_-;)
それでも、毎日お酒を楽しみながら、体重と健康を維持しています。
167cm、56~57kgくらいを、16年間キープしています。
血清肝機能検査は、人生で一回も異常値がでたことはなくて、いつも正常値です。
家呑みがブームになっている昨今、帰宅後すぐに作れて、
いくら食べても太らない簡単つまみがあると嬉しいですね。
本書は、ひとり呑みからおもてなしまで、あらゆる状況で使えるレシピ集です。
左党のブログ読者の皆さんのお役に立てれば、幸いです。
☆☆☆
以下は
いくら食べても太らない! 旨い酒のつまみ(宝島社)
の「はじめに」です。
はじめに
私が減量をはじめたのはいまから16年前の2002年、
52歳で糖尿病とわかってからです。
30代までは、身長167cmで体重は56〜57kgのやせ体型。どれだけ食べても、
大吟醸とビールを浴びるほど呑んでも太りませんでした。
しかし、40歳を過ぎた頃から腹が出てきて、52歳のときには体重が67kgに増え、腹回りは87cm。
血圧も150/90mmHgほどで、メタボリックシンドロームの診断基準を十分に満たしていたのです。
週に3回テニスをしてスポーツジムに通って、脂肪摂取を控えてカロリー過多にならないように注意していたのに、
とうとう糖尿病・メタボになってしまったのです。
これでは医師としての面目丸つぶれで、患者さんに合わせる顔がありません。
幸い、高雄病院では、1999年から、
糖質制限食を糖尿病患者さんの治療に導入して画期的な成果を上げていました。
多くの患者さんを診てきて、糖質制限食は、好きなお酒を呑み、カロリー制限なしで、
豊かな食生活をしながら減量が可能な唯一の方法だと確信していました。
あとは実践あるのみです。
食事は主食を抜き、外食でも徹底的に糖質を避けています。
お酒は糖質を含まないものだけを解禁としました。
すると、血糖値は即安定し、半年で10kgの減量に成功。以来、体重は57kgを維持しています。
みなさんの同志として私の酒量を告白しますと、
毎晩、糖質ゼロの発泡酒を1缶と焼酎の水割りを3、4杯呑みます。
焼酎は720mlが4~5日で空くくらいのペースです。
辛口赤ワイン1/2本にすることもあります。外食では少し酒量が増えたりもします。
結果、私のアルコール摂取量は適量を確実にオーバーしています(汗)。
決してみなさんにおすすめできる酒量ではありませんのでご注意ください。
幸いなことに私の肝機能はすこぶる健康なので、
アルコールによる発がん性や脂肪肝のリスクを承知して、自己責任で呑んでいます。
肝機能が弱っている方や、ほかに病気を抱えていらっしゃる場合は、
くれぐれも医師の指示を守っていただきたいと思います。
※世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は男性1日20〜30g、女性は1日15gまでとしています。
米国糖尿病学会は1日にアルコール24g(30ml)を食事とともにとる程度は適量としています。
お酒に換算すると、ビール(5%)600ml、ワイン(15%)200ml、ウイスキー(43%)70mlです。
ここで大切なお願いがあります。
〆のラーメンやお茶漬けについてです。
糖質の吸収についてはさまざまな研究がなされていて、
食事のはじめに食物繊維や酢をとると糖の吸収が抑えられるとか、
白米よりもバターライスの方が血糖値が上がりにくいということがわかっていますが、
どんなに頑張っても糖質を食べなかったことにはできません。
しかも、たくさん食べれば、それなりに糖質をとってしまいます。
最後に主食が食べたくなるのは、おそらく呑み終えるまでにお腹が満たされていないからです。
そんな場合は肉や魚、チーズたっぷりのつまみを食べてください。
炭水化物は我慢していると余計に食べたくなりますが、
お酒と一緒につまみを食べて満足しながら呑めば、3か月〜半年もすると体が糖質を欲しがらなくなります。
お腹がスッキリして体調もよくなります。濃い味が好きだった人も、いつの間にか薄味を好むようになります。
よいことづくしのつまみで、太らない呑み方を実践してください。
江部康二
小6の肥満の息子の糖質制限をはじめて二週間ほど経過しました。ぷちからはじめて今はスタンダードぐらいの感じで主食を抜いています。湯取り法でマンナンヒカリご飯を炊いてできるだけ糖質をカットしたご飯を1日に一度だけ弁当か夜に食べさせる程度にしております。マイナス1.5kgラインを微減傾向です。自身は50日ぐらい経過してマイナス5kgラインで停滞しております。BMIの標準体重より少し重い程度なのでこれで拮抗してるのかな?と思いつつもう少し落としたいのでスーパーに切り替えようかな?と思っています。息子はローレル指数で計算すると後8kgは最低でも落とさないと標準にはならないのでじっくり頑張るしかないかと思っていますが給食じゃないので普通の小学生より糖質制限やりやすい状況だとは思っています。自分とは違って体重の落ち方が緩やかに感じるのですがこんなものでしょうかね?二週間で47.4kg→46kgです。三島塾の本もレシピ本と2冊購入して熟読しております。先生の人類最強の「糖質制限」論も読み直して勉強しなおしている最中です。
ちなみに自身の体調に関しては血圧が正常値になることが多くなったのとお酒に弱くなったもののまったく二日酔いにはならなくなった事、開始後に出始めた頭痛があまり出なくなり体重の減りは止まったような感じですが体脂肪率が微減傾向で長年歯の知覚過敏で歯磨きの時、いつもお湯でうがいしていたのが気づいたら水でも平気なぐらいに知覚過敏が消失していました。これ関係あるのかないのかわかりませんが一応ご報告させていただきます。
ちなみに自身の体調に関しては血圧が正常値になることが多くなったのとお酒に弱くなったもののまったく二日酔いにはならなくなった事、開始後に出始めた頭痛があまり出なくなり体重の減りは止まったような感じですが体脂肪率が微減傾向で長年歯の知覚過敏で歯磨きの時、いつもお湯でうがいしていたのが気づいたら水でも平気なぐらいに知覚過敏が消失していました。これ関係あるのかないのかわかりませんが一応ご報告させていただきます。
登山好きのランナー さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
体調良好、良かったです。
「自身は50日ぐらい経過してマイナス5kg」
筋肉量が多い場合はBMIが標準より多くてもOKと思います。
「息子さんは二週間で47.4kg→46kg」
ゆっくり減量のほうが安全ですので、これでいいと思います。
拙著のご購入、ありがとうございます。
体調良好、良かったです。
「自身は50日ぐらい経過してマイナス5kg」
筋肉量が多い場合はBMIが標準より多くてもOKと思います。
「息子さんは二週間で47.4kg→46kg」
ゆっくり減量のほうが安全ですので、これでいいと思います。
2018/07/22(Sun) 09:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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