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胃炎、逆食、鬱病が糖質制限食で改善。糖質病。胃カメラは?
【18/07/08 かんたん
胃炎
先生、皆様こんばんは。先生、お久しぶりでございます。

今回は、ちょっとした気づきがあり書き込ませていただいております。

実は、私は糖質制限するまでは、月に2回程胃痛に苦しんでいました。

神経性胃炎や、出血性胃炎など本当に苦しみました。この痛みで七転八倒したものです。胃痛薬のブスコバンは効かず、痛みが出たら横になって、痛みが過ぎ去るのを待つしかありませんでした。横になりながら、飲み食いした物で何か良くない物があったかな?最近のストレスは?など考えて、でも突発的に来る痛みなので、どうしたものかといつも悩んでいました。

その当時は、普通に糖質を摂っていました。ご飯を食べれば安心していた時期です。ですので、胃痛があれば食べ合わせた肉のせいにしたり、揚げ物を食べて胃痛がすれば油のせいにしていました。

ところが、思い返せば糖質制限して4年目になりますが、胃炎にかかる回数が凄く減りました。元々、ストレス性の胃炎なのですが、ブスコバンのお世話になるのは年に2回程になりました。とても、回数が減りました。

ただ、医師は頻繁に胃炎を起こしていたのを知っているので、胃炎胃潰瘍の薬は当たり前に出していますし、飲んではいます。でも、糖質を摂っている時は、それを飲んでも効かずに胃痛があったのは確かです。

実は、油(脂肪)やたんぱく質って消化に良いんだなと思いました。ストレス性の胃痛ですので、普段から消化に良い物を食べて下さいと医師から指示が出ますが、本当の意味で胃に優しいのは糖質ではないんだなと思いました。

消化器系が弱い方、消化器系が弱いがゆえに糖質制限に踏み切れない方はいらっしゃると思います。私としては、経験上言える事は糖質&油脂が一番胃腸には最悪だと思います。

糖質制限すると、良くなる楽になる症状の一つに胃炎胃潰瘍があると私は思いました。他、胃腸の症状にも良いと思います。逆流性食道炎も完治しました。そして、体質的に私は胃液分泌が多いらしいのですが、しばらくカメラはしていませんが恐らく良くなっているだろうと思います。

皆様それぞれに合う食事療法はあると思いますが、私は鬱病が良くなったのもあり、糖質制限一本です。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。】



こんにちは。

かんたん さん から

胃炎や逆流性食道炎や鬱病が糖質制限食で改善したという
とても嬉しいコメントをご報告いただきました。
良くなって、良かったです。
体験談は、ブログ読者の皆さんにおおいに参考になります。
ご報告頂き、ありがとうございます。

『その当時は、普通に糖質を摂っていました。ご飯を食べれば安心していた時期です。
ですので、胃痛があれば食べ合わせた肉のせいにしたり、揚げ物を食べて胃痛がすれば油のせいにしていました。』


そうですね。胃が痛かったり胸焼けとか胃もたれとかがあれば
今までの常識では、肉や揚げ物など脂っこいもののせいと思い込んでしまっても
無理はありません。


『ところが、思い返せば糖質制限して4年目になりますが、胃炎にかかる回数が凄く減りました。
元々、ストレス性の胃炎なのですが、ブスコバンのお世話になるのは年に2回程になりました。とても、回数が減りました。』


こちら、まさに糖質制限をやるかやらないかだけです。
とにかく一旦、糖質制限食を実践すれば、ほぼリアルタイムに
胸焼けなどの逆流性食道炎の症状は消えますし、
かんたんさんの場合は、胃痛も激減したのですね。

逆に、糖質を摂取すれば、確実に、胸焼けや胃痛が生じるので
「チャレンジ テスト」的に確かめることも簡単ですが、
やはり不快な症状がでるような行為はお奨めではないです。


『消化器系が弱い方、消化器系が弱いがゆえに
糖質制限に踏み切れない方はいらっしゃると思います。
私としては、経験上言える事は糖質&油脂が一番胃腸には最悪だと思います。』

その通りと思います。
胃腸が弱い人も、糖質制限であれば、脂肪やたんぱく質を食べても大丈夫なことが
ほとんどです。
確かに「糖質&油脂」が良くないです。
例えば、天ぷらなんかは危ないですね。
胆石の発作誘発も、天ぷら(糖質&油脂)がやばいと思います。


『逆流性食道炎も完治しました。そして、体質的に私は胃液分泌が多いらしいのですが、
しばらくカメラはしていませんが恐らく良くなっているだろうと思います。』


糖質制限で、逆流性食道炎も完治とは素晴らしいです。
胃カメラに関しては、Hピロリ菌がいるかどうかが、ポイントとなります。
Hピロリ菌が陽性なら、まずは除菌です。
除菌が成功すれば、胃癌になる確率が30%くらい減りますが
ゼロにはならないので、一旦Hピロリ菌が陽性だった人は
除菌成功しても、定期的な胃カメラをするほうが安全です。

ただ、もともと、Hピロリ菌が最初からゼロの人は
胃癌の確率はほとんどないので、胃カメラも必要ないくらいです。
単純に言えば、胃癌100人中、99人はHピロリ菌陽性です。
例えば私は、Hピロリ菌が最初からゼロなので胃カメラはしたことがありません。

ただし、Hピロリ菌が最初からゼロでも、「タバコ+酒」の習慣がある場合は
食道癌や咽頭癌のリスクがあるので、胃カメラが必要です。


『皆様それぞれに合う食事療法はあると思いますが、私は鬱病が良くなったのもあり、
糖質制限一本です。』


鬱病改善も良かったです。
そして「糖質制限食」は様々な生活習慣病の改善が期待できる食事療法です。

食事療法の選択肢の一つですから、押しつけるようなものではありません。
ブログ読者の皆さんが、糖質制限食に関して、本ブログや拙著などを参考に
ご自分で考えて、納得し、選択され、自己責任で実践するというのが基本です。

私は、52歳から16年間スーパー糖質制限食を自己責任・自己管理で実践中ですが
2018年、68歳現在、元気いっぱいであり、これからも続けていきます。
かんたんさんも、美味しく楽しく糖質制限な健康ライフをお続けくださいね。

今までの経験で、
糖尿病
メタボリックシンドローム
肥満
肥満に伴う高血圧
アトピー性皮膚炎
花粉症
尋常性乾癬
逆流性食道炎
尋常性痤瘡
片頭痛
機能性低血糖
歯周症
潰瘍性大腸炎


など様々な生活習慣病が糖質制限食で改善することが多いです。
私は現在、「生活習慣病」の元凶は、
糖質の頻回過剰摂取による「血糖変動幅の増大」「インスリンの頻回過剰分泌」による
『酸化ストレスリスクの増大』と考えています。
すなわち、【生活習慣病=糖質病】と考えています。

700万年の人類の歴史の中で、穀物(糖質)の摂取開始はわずか1万年前からであり、
日本では2500年前の弥生時代からに過ぎないということを忘れてはなりません。


江部康二
コメント
喘息
先生こんにちは。
私は糖尿病の教育入院の前に糖質制限で数値がぐんぐん下がり、糖質制限一年半になりました。
それまではずっと健康に良いと思い、我が家も野菜中心、卵は少し、肉や揚げ物など脂質も避け、豆腐や油揚げなどバランス良い食事をしていたにも関わらず、夫が会社の健康診断で糖尿病予備群で何年も要再診という状態でした。運動が足らないというので夫婦で夜散歩など努力…それで次は私が呼吸器内科の血液検査で糖尿病ですねとなり、総合病院の内分泌科を紹介されるという経緯だったのですが、糖質制限を自己流で先に始めて受診したことで数値が良くなっていたので、経過観察となりました。
栄養指導で「何をどうやって下げましたか?」と問われ「炭水化物抜き」と説明すると「それはダメ、ご飯は毎回150㌘は食べましょう」と…次はコレステロール上昇してるから「卵は3日に一つ以上食べてはダメ」というお叱り。血糖値下がってもコレステロール上昇では頭隠して尻隠さず!ですよと。その後、江部先生の講演なども参加して、自分の糖質制限は間違ってないなと確信して今に至っています。
体重がみるみる減り、炭水化物で肥っていたんだと分かったし、以前避けていた肉、卵、バターチーズ、ラードなども沢山食べても元気になるばかり。なんと、糖質制限一年ほどでずっと通っていた喘息も薬に頼らなくても平気になりました。発作は出ません。
たんぱく質の食物摂取不足が消化器だけでなく、呼吸器でも栄養不足を起こしていたのだと思います。
先日、ある化粧品会社の肌質鑑定をしたら、58歳ですが肌のAGEs値が同年齢の2倍以上良くてびっくりされました。などなど、私にとって、糖質制限で良いことばかり起こってます。近頃では髪質も良くなってます。(たんぱく質のアミノ酸大事ですね)
今日、本当にすごい!糖質制限という本を先生の名前があったので購入しました。
これからも先生のご活躍楽しみにしています。
2018/07/08(Sun) 23:14 | URL | エルモ | 【編集
本日記事読み、、、。
都内河北 鈴木です。

本日のかんたんさんの「糖質制限理論」実践による改善内容は、
私の知人とほぼ同じです。

江部先生の説明の「生活習慣病=糖質病」は、まさにその通りだと思います!!

私の糖尿病21年重症化するから3か月足らずで「生還」できただけでなく、
後遺症の「眼、脳梗塞」も「覚醒」して行けたのも「糖質制限理論」の御陰だと考えています。

何しろ私の感動より現在通院院長
「眼科、歯科、脳神経外科」方々が改善効果に驚いている事が、
私としては「専門医療者へ改善証明出来ていること」に感動し、
理路整然と更なる改善へ向かえます!!

江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2018/07/09(Mon) 00:25 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
高齢者の糖質制限
はじめまして!
義理の父についての相談です。
主人が糖質制限で、劇的に血糖値が改善し、現在、トレシーバの量を病院の先生と調整中です。それはとてもうれしい事なのですが、主人の父も糖尿病で薬だけ飲んでいて、昨年極度の貧血の為動けなくなり、何度も検査の結果、膵臓癌とわかり、手術も成功し今は元気になりました(大学病院にて手術)。しかし、なかなか現在体重がもとに戻らず、太らない太らない!と悩んでいます。かつ血糖値の数値が350?500?もあると言うのでびっくりです。たまたま主治医の先生が休院されることになり、、退院してから少しして、新しい病院の先生に代り、糖尿病の飲み薬が前の半分以下になっているので、薬が少ないのでは?ととても心配しています。それで、主人の血糖値の話をきいて、スーパー糖質制限をして一週間と言っています。とにかくたんぱく質(肉魚卵チーズ大豆、野菜よりタンパク質から食べてるように!)とか、甘いものも一切とっていない状態です。以前はカロリーも気にして、とにかく野菜中心の生活で、大好きなお肉たくさん食べれると嬉しそうでしたが、それでも、どうもタンパク質もですがカロリーも足りていないのではないかと?素人なので心配です。ちゃんと糖質制限の先生に相談してから始めればよかったのですが、これ!と決めたら一生懸命な父なので・・・・。父には一日に一食はご飯と入れるとか、極端はやめた方がいいかもと言ってきまいた。毎月の検査が、今度は7/20頃だと言っていましたが、それまで続けるのも心配で、太りたいならフルーツとも江頭先生が書いてあったので、それは明日伝えようと思いますが、ほかに良いアドバイスがありましたらおしえてください。
本来なら、血液結果等の正確な数値をお伝えできたらよかったのですが、はっきりわからないままの投書ですみません。よろしくお願いいたします。
2018/07/09(Mon) 03:27 | URL | くまもん | 【編集
江部先生
くまもんさん
zabesuさんへ

正しくは、江部先生ですよ~。

布袋さんの♪スリルが頭の中で鳴って困っちゃう・・・。(;^_^A

2018/07/09(Mon) 13:44 | URL | 葵橋 | 【編集
ペットボトル症候群のアシドーシス
江部先生がブログで何度か取り上げているペットボトル症候群について自分なりに考察してみました。まず液体での過剰な糖質摂取はビタミンB1の欠乏をきたします。なぜなら、ブドウ糖がミトコンドリア内でピルビン酸からアセチルCoAに変換される際に補酵素としてビタミンB1を必要とするからです。短期間に過剰なブドウ糖を代謝しようとすれば当然ビタミンB1の枯渇を招きます。脚気(かっけ)の状態といってもいいのではないでしょうか。TCA回路および電子伝達系は機能しなくなり、O2が供給されてもCO2およびATPの産生が不十分になります。つまり細胞レベルの呼吸不全となり、HCO3-の低下を生じます。酸塩基平衡はヘンダーソン-ハッセルバルヒの式で表され、血液中のCO2を分母、HCO3-を分子とする両者の濃度および比率で決まるものと思います。HCO3-の低下によりpHの低下すなわち代謝性アシドーシスが生じ、これを補正しようとする深い過呼吸状態をクスマウル呼吸といっているのだと思います(代謝性アシドーシスの呼吸性の代償)。ブドウ糖由来のアセチルCoAの産生障害があるために、脂肪酸のβ酸化由来のアセチルCoAに依存することになり、結果としてケトン体が増加してきます。HCO3-の人体での基準値は24mmol/Lです。ケトン体がたとえ3000μmol/L(3mmol/L)あったとしてもアシドーシスの原因にはなりえないと思います。(ケトン体が重炭酸よりも酸塩基平衡に影響を与えるとは思えないのですが、化学に詳しい方がおられましたらご教示いただければ幸いです。)
2018/07/09(Mon) 15:14 | URL | 小児科医S | 【編集
Re: 喘息
エルモ さん

講演会へのご参加、ありがとうございます。
糖質制限食で血糖値改善、良かったです。

「卵は3日に一つ以上食べてはダメ」
この栄養士さん、勉強不足ですね。
日本でも米国でも、食品のコレステロールの摂取制限は、2015年に撤廃されています。

エルモさん、ご自分で考えて糖質制限食を実践され、素晴らしい結果ですね。
2018/07/09(Mon) 18:19 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 本日記事読み、、、。
都内河北 鈴木 さん

現在通院院長
「眼科、歯科、脳神経外科」方々が改善効果に驚いている


糖質制限食の素晴らしい成果ですね。
良かったです。
2018/07/09(Mon) 18:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 高齢者の糖質制限
くまもん さん

糖尿病の内服薬によっては、低血糖を生じやすいものもありますので
糖質制限食実践時は注意が必要です。

SU剤(アマリールなど)やグリニド系薬剤(グルファストやスターシスなど)
を内服している場合は、糖質制限食で低血糖の恐れがあるので
必ず医師と相談することが必要です。
2018/07/09(Mon) 18:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 江部先生
葵橋 さん

ご指摘ありがとうございます。
2018/07/09(Mon) 18:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ペットボトル症候群のアシドーシス
小児科医S さん

コメントりがとうございます。
とても参考になります。

なるほど
『HCO3-の人体での基準値は24mmol/Lです。ケトン体がたとえ3000μmol/L(3mmol/L)』

一桁違いますね。
ご指摘通り、ケトン体が3000-4000μmol/Lに増加しても、
「HCO3-:24mmol/L」とはケタが違うので、アシドーシスにはほとんど関与してないように思います。
2018/07/10(Tue) 10:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生 

いつもお世話になっております。
長文ご容赦ください。

昨年、シメサバの刺身を食べてから9時間後、アナフィラキシー様症状が出て
病院で検査したところ、アニサキスアレルギーであることが分かりました。
 
アレルギーについて知らなかったので、当時の時点で分かっていることについて
徹底的にネットで(日本語限定ですが)調べてみました。
考察したところ、おそらくアニサキスアレルギーの発症メカニズムは
他のアレルギーと同様な体の反応であろうということに思い至りました。
 
すなわち、アトピーも、食物アレルギーも花粉症もアニサキスアレルギーも虫刺され等も
基本的にすべて体内への侵襲に対する体の反応ではないか、ということです。
(虫刺されやアニサキスは分かりやすい直接的な体内への侵襲)
 
例えばエビカニアレルギーですが、他の食物アレルギーからすると異質で
発症メカニズムが分かっていないようですので、これも考えてみました。
(知られている事実)
甲殻類アレルギーの原因物質はトロポミオシンというタンパク質
【考察内容】
・エビカニは手指を使わないと(特に大人は)食べられない(なので乳幼児では発症が少ない)
・そこから例えばアトピーの皮膚や、傷などに触れた場合、上記タンパク質が侵襲
(当該アレルギーは即時型アレルギーであるため)
・繰り返されると抗体ができ、エビカニアレルギーを発症  

私の場合、以前にアニサキスに胃腸のどこかを刺されていて原因物質が胃腸の傷?に達した際に発症したものと考えています。
 
前置きが長くなりましたが、先生の以前の記事(2007年8月11日)を読ませていただき
ピロリ菌陽性で消化性潰瘍や萎縮性胃炎で胃とかに傷があれば
ピロリ菌除菌がアトピー等にも有効である場合があるのではないかと考えましたので
メールさせていただきました。

 
2018/07/12(Thu) 19:32 | URL | プーさん | 【編集
修正
胃腸の傷ではなく、時間から判断するにおそらくは小腸でのたんぱく質吸収の際にアレルゲンに反応したものと考えております。
失礼しました。
2018/07/12(Thu) 19:48 | URL | プーさん | 【編集
Re: タイトルなし
プーさん

Hピロリ菌の除菌が、アトピー性皮膚炎の改善に有効な場合も
無効な場合もあると思います。

Hピロリ菌感染率は
60代以上のひとでは約60~70%と高く、若い人では低いです。
10代では10%以下と思われます。

アトピー性皮膚炎は、若い人に多いので
Hピロリ菌感染率は比較的低いと思います。
2018/07/13(Fri) 08:27 | URL | ドクター江部 | 【編集
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