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朝日カルチャーセンター立川教室のご案内。2018年6月30日(土)。
こんばんは。

朝日カルチャーセンター立川教室講座のご案内です。
立川では、ここしばらく毎年一回の講座を続けていますが、
結構、新しい話題がありますので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
東京、関東方面の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。

https://www.asahiculture.jp/tachikawa/course/cd2c7685-412f-0981-917f-5a55c90884b1
042-527-6511


糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事・人類の健康食
朝日カルチャーセンター立川教室。
2018年6月30日(土)。


糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会の患者用テキストブック(2004年)には「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。」と記載されています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、糖尿病合併症の予防は困難です。現実に日本では、毎年新たに、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人と糖尿病合併症は減っていません。米国糖尿病学会は、2013年10月、5年ぶりに「栄養療法に関する声明」を発表し、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH 食を受容しました。このことは糖質制限食に大きな追い風となりました。


江部康二


☆☆☆
以下、朝日カルチャーセンター立川教室のサイトから抜粋。

日時・期間
土曜  15:30-17:00
日程 2018年 6/30
受講料(税込み)
6月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円


講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。

<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。

コメント
極度の緊張だけで血糖値が90も上昇です(糖質摂取無しで)
可能であれば教えてください。

少し前になりますが、テレビの健康番組で血糖値の特集をやっていて、あのゴーストライター(作曲)で有名になった新垣隆さんに3日間密着して計測していたのですが、彼はなんと、「久しぶりに教壇に立つ」という、極度の緊張だけで、90だった血糖値が180まで上昇しました。もちろん、その間に何も口にしていません。さすがに、精神的な影響だけで90の上昇は驚愕したのですが、メカニズムを知りたく、書かせていただきました。

番組の参考記事です↓

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/07/kiji/20180507s00041000359000c.html

2018/06/21(Thu) 05:11 | URL | mitsu | 【編集
お忙しいところ申し訳ありません。
調べてもわからずお手上げなので…
わらび餅風こんにゃく という製品等に使用されている加工でん粉とは一体どういうもので、糖質制限的にはOK?NG?なのか教えて下さい。
2018/06/21(Thu) 06:12 | URL | 鈴木 | 【編集
スーパー糖質制限と、インスリンについて
質問お願いします

30歳女性、一型糖尿病20歳発症。軽度の神経障害あり。内服薬なし。
 
インスリン持効型15E

超速効型朝、夕5Eづつ

Hba1c7.8%

この方から糖質制限(主食抜き)

をしたいとの申し出あり。


今のままインスリンを打てば低血糖になると思われますが、

インスリンはどのようにすればよろしいでしょうか。

ご教示いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます

2018/06/21(Thu) 13:20 | URL | としの | 【編集
Re: 極度の緊張だけで血糖値が90も上昇です(糖質摂取無しで)
mitsu さん

緊張やストレスで、何も食べていないのに血糖値が上昇することはよくあります。

メカニズムは、アドレナリンの分泌による「糖新生」です。

私の友人の医師も、講演会の講師で講演開始したら、途端に50mgくらい血糖値上昇しました。
2018/06/21(Thu) 19:23 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
鈴木 さん

加工でんぷんも、澱粉ですから、血糖値を上昇させます。

しかし食品添加物ですから、使用されているのは少量です。

農畜産業振興機構
https://www.alic.go.jp/joho-d/joho07_000055.html


のサイトに詳しい解説があります。
2018/06/21(Thu) 19:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
わらび餅風こんにゃく
江部先生、鈴木様こんばんは

「こんにゃく」を、わらび餅風食感にするため加えられた添加物、「加工でん粉」の糖質量を、食品成分表から推定してみました。
(食物繊維のカロリーを2kcal/1gとして計算しました)

●わらび餅風こんにゃく(マルキン食品株式会社)

〇原材料名
こんにゃく製粉(国産)、食塩
/加工でん粉、水酸化カルシュウム(こんにゃく用凝固剤)、
甘味料(アセスルファムk)

〇栄養成分(メーカー表示100gあたり)
エネルギー:48kcol☆☆
水分:?(約87.7g)☆
タンパク質:0g
脂質:0g
炭水化物:12.1g
カリウム:? 食塩相当量0.2g


●板こんにゃく/製粉こんにゃく

〇栄養成分(日本食品標準成分表(七訂)100gあたり)
エネルギー:5kcol☆☆
水分:97.3g☆
タンパク質:0.1g
脂質:0g
炭水化物:2.3g(食物繊維2.2g・糖質0.1g)
カリウム:33mg(食塩相当量0.3g) 


☆水分量(87.7g・97.3g)や、☆☆エネルギー量(48kcol・5kcal)からみて、わらび餅風こんにゃく(100g)に含まれる、「加工でん粉」の成分は、
・糖質:10~11g
・エネルギー:約44kcol

残り4kcolが「こんにゃく製粉」に含まれる〈食物繊維・糖質〉のエネルギー量
だと思います。

追記
こちらも参考になります。
http://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/kyodo_no34_shiryo_4.pdf
2018/06/21(Thu) 19:58 | URL | オスティナート | 【編集
Re: スーパー糖質制限と、インスリンについて
としの さん

1型糖尿病ですが、
内因性インスリンが、どのていど残っているでしょう。
あるいは、内因性インスリンはゼロでしょうか?

「糖尿病食」から「スーパー糖質制限食」に切り替えるとき、
①持続型は、不変から3/4ていど
②超速効型は、1/2~1/3ていど
に減らすことが多いです。
2018/06/22(Fri) 07:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: わらび餅風こんにゃく
オスティナート さん

コメント、
ありがとうございます。
参考になります。
2018/06/22(Fri) 07:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました。
お忙しい中、ご返答誠にありがとうございました。

内因性インスリンは測定感度以下で、ゼロかどうかは不明です。

インスリン減量し、低血糖に留意しつつ、主食抜きをトライしたいと思います。

誠にありがとうございました。
2018/06/22(Fri) 07:52 | URL | としの | 【編集
30日の講座、楽しみです!
初めまして。
私は肥満(BMI33)から体調を崩し、動悸をきっかけに命の危険を感じ2016年11月から糖質制限をはじめました。
HbA1cは5.8、低HDL、高血圧、中性脂肪値は390もありました。

45歳でダイエットを決意すると、友人(医療情報関係)が江部先生の糖質制限レシピ本をプレゼントしてくれ、毎日の食事と知識面のアドバイスをもらいながら1年7カ月実践しています。

最初の1年は「スタンダード糖質制限」(1日の糖質量70~100g)ご飯は昼食1回80gとしました。色々なおかずをたっぷり摂っているので肥満のときは常にあった空腹感はなく、徐々にご飯も食べたいと思わなくなりました。この半年は無意識のうちに「スーパー糖質制限」になっているかもしれません。

早食いで血糖値を急上昇させないことを意識し、ごくたまに間食をいただくときは小さく切ってお皿に乗せて1口ずつゆっくり食べるなど、食習慣が大きく変わりました。
糖質制限は、一生続けていける「食生活の改善」なんだなと感じています。

体重は半年で20キロ減、現在は23キロ減。BMI24まで肥満改善し、健康診断の血液検査もすべて良好です。
リバウンドすることもなく、睡眠時無呼吸や長年の偏頭痛も含め、体調も気力も見違えるように良くなりました。

また、食事や体重を記録することで励みにしようと1年半毎日ブログに記録しています。そのブログを通して、私と同じ主婦層の皆さんが糖質制限を少しずつ理解してくれて、減量に成功して血糖値やコレステロール、中性脂肪、肝機能の数値など改善したという嬉しいコメントがたくさん寄せられています。

しかし間違ったやり方をして続けられない、何が合っているのかわからないといった方も多々おられます。。
私もそうだったのですが、主婦層は普段は医療や健康情報にあまり触れることがなく、ネットや口コミなどの情報に左右されてしまうことが多いです。
しかし家族の食生活を担っているのは多くはそうした主婦層なので、これは大変なことだと気づきました。

江部先生の本を勧めているのですが、私のブログ止まりの方も多いと思います。かなりアクセスが増えてきて、うかつなことは書けない(上述の友人がチェックしてくれています)ブログで少しでも正しく伝えたいと思い、こちらの記事を拝見して今週30日の江部先生の講座に友人と共に参加させていただきます!

目標の標準体重(BMI22)まであと4キロがなかなか縮まらず、長い目で見ていますが何かご指導をいただければと思っています。

お忙しいところ長々と失礼いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

(直近の体重まとめ・健康診断結果のブログです)
http://www.buko-diet.net/entry/2018/06/17/180513
2018/06/25(Mon) 12:33 | URL | 桃田ぶーこ | 【編集
Re: 30日の講座、楽しみです!
桃田ぶーこ さん

2018/6/30土曜日の
朝日カルチャー立川教室へのご参加、ありがとうございます。

23kgの減量も素晴らしいですね。
ブログ、覗いてみます。
2018/06/25(Mon) 16:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
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