2018年06月12日 (火)
こんにちは。
朝日カルチャーセンター立川教室講座のご案内です。
立川では、ここしばらく毎年一回の講座を続けていますが、
結構、新しい話題がありますので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
東京、関東方面の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。
https://www.asahiculture.jp/tachikawa/course/cd2c7685-412f-0981-917f-5a55c90884b1
042-527-6511
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事・人類の健康食
朝日カルチャーセンター立川教室。
2018年6月30日(土)。
糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会の患者用テキストブック(2004年)には「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。」と記載されています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、糖尿病合併症の予防は困難です。現実に日本では、毎年新たに、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人と糖尿病合併症は減っていません。米国糖尿病学会は、2013年10月、5年ぶりに「栄養療法に関する声明」を発表し、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH 食を受容しました。このことは糖質制限食に大きな追い風となりました。
江部康二
☆☆☆
以下、朝日カルチャーセンター立川教室のサイトから抜粋。
日時・期間
土曜 15:30-17:00
日程 2018年 6/30
受講料(税込み)
6月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。
<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
朝日カルチャーセンター立川教室講座のご案内です。
立川では、ここしばらく毎年一回の講座を続けていますが、
結構、新しい話題がありますので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
東京、関東方面の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。
https://www.asahiculture.jp/tachikawa/course/cd2c7685-412f-0981-917f-5a55c90884b1
042-527-6511
糖質制限食による糖尿病の治療と予防
人類本来の食事・人類の健康食
朝日カルチャーセンター立川教室。
2018年6月30日(土)。
糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会の患者用テキストブック(2004年)には「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。」と記載されています。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、糖尿病合併症の予防は困難です。現実に日本では、毎年新たに、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人と糖尿病合併症は減っていません。米国糖尿病学会は、2013年10月、5年ぶりに「栄養療法に関する声明」を発表し、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH 食を受容しました。このことは糖質制限食に大きな追い風となりました。
江部康二
☆☆☆
以下、朝日カルチャーセンター立川教室のサイトから抜粋。
日時・期間
土曜 15:30-17:00
日程 2018年 6/30
受講料(税込み)
6月(1回)
会員 3,024円
一般 3,672円
講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。
<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
返信先: @yusuke_tsugawaさん
津川先生、糖質制限推進派の江部医師がブログで「究極の食事」について言及していました。先生はこの記事をどう思われますか?
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の読後感。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4580.html
バターコーヒーは、糖質制限OK食品です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4581.html
@yusuke_tsugawa
6月5日
一つ目に関しては、「茶色い炭水化物」と「白い炭水化物」を区別していない研究ですので、何の影響を見ているのか分かりません。
私の本のP54の図にもあるように、白い炭水化物が減れば体重が減ることは分かっています。
@yusuke_tsugawa
6月5日
二つめの記事はエビデンスの提示が無いので評価ができません。
バターに関してはLDLコレステロールや死亡率との相関が指摘されています。
血糖値は健康の一つの側面に過ぎませんので、総合的に判断する必要があります。
バターに関しては下のハーバードの記事をご覧ください。
https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource/2016/06/30/we-repeat-butter-is-not-back/
津川先生、糖質制限推進派の江部医師がブログで「究極の食事」について言及していました。先生はこの記事をどう思われますか?
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の読後感。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4580.html
バターコーヒーは、糖質制限OK食品です。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4581.html
@yusuke_tsugawa
6月5日
一つ目に関しては、「茶色い炭水化物」と「白い炭水化物」を区別していない研究ですので、何の影響を見ているのか分かりません。
私の本のP54の図にもあるように、白い炭水化物が減れば体重が減ることは分かっています。
@yusuke_tsugawa
6月5日
二つめの記事はエビデンスの提示が無いので評価ができません。
バターに関してはLDLコレステロールや死亡率との相関が指摘されています。
血糖値は健康の一つの側面に過ぎませんので、総合的に判断する必要があります。
バターに関しては下のハーバードの記事をご覧ください。
https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource/2016/06/30/we-repeat-butter-is-not-back/
2018/06/12(Tue) 18:42 | URL | 拓哉 | 【編集】
江部先生
いつも、ブログや著書を読ませていただいて勉強させていただいております。
昨年の横浜ランドマークタワーでの講演会にも参加させていただきました。
さて本題ですが、
妻が大腸憩室炎になり一週間の入院から昨日退院してきたのですが、
入院中の食事内容とこの先1ヶ月の食事指導に疑問を感じる部分がありました。
まず入院中の食事内容ですが、
入院初期の三日間を絶食するのはなんとなく理解できたのですが、
入院末期の通常食に戻ったときの内容が、白米中心で一日の中で動物性蛋白質を摂取するのが昼食に白身魚一切れのみだったとのことです。
退院時に管理栄養士から食事指導があったのですが、
極力油脂での調理は避けて、蛋白質をとるならできるだけ脂身の少ないもので精製米やうどんなど消化に良いものを中心に、野菜も繊維質の少ない物を選んで柔らかくなるまで煮るように指導されました。
恐らく医師からの指示の元での指導だとは思いますが、江部先生はどう判断されますか?
また、大腸憩室炎にも糖質制限は効果があるのかも知りたいです。
宜しくお願い致します。
いつも、ブログや著書を読ませていただいて勉強させていただいております。
昨年の横浜ランドマークタワーでの講演会にも参加させていただきました。
さて本題ですが、
妻が大腸憩室炎になり一週間の入院から昨日退院してきたのですが、
入院中の食事内容とこの先1ヶ月の食事指導に疑問を感じる部分がありました。
まず入院中の食事内容ですが、
入院初期の三日間を絶食するのはなんとなく理解できたのですが、
入院末期の通常食に戻ったときの内容が、白米中心で一日の中で動物性蛋白質を摂取するのが昼食に白身魚一切れのみだったとのことです。
退院時に管理栄養士から食事指導があったのですが、
極力油脂での調理は避けて、蛋白質をとるならできるだけ脂身の少ないもので精製米やうどんなど消化に良いものを中心に、野菜も繊維質の少ない物を選んで柔らかくなるまで煮るように指導されました。
恐らく医師からの指示の元での指導だとは思いますが、江部先生はどう判断されますか?
また、大腸憩室炎にも糖質制限は効果があるのかも知りたいです。
宜しくお願い致します。
拓哉 さん
「茶色い炭水化物」と「白い炭水化物」を区別していない研究ですが、
茶色も白も含めて、炭水化物そのものを減らすと脂肪制限食より減量効果があったという
信頼度の高いRCTを列挙しました。
炭水化物そのものが、肥満に良くないことを示す信頼度の高い研究といえます。
「高インスリン血症」と「食後高血糖」が、
発ガンリスクや肥満・メタボなど様々な生活習慣病リスクとなることには
国際糖尿病連合・2011年「食後血糖値の管理に関するガイドライン」など
多くのエビデンスがあります。
「茶色い炭水化物」と「白い炭水化物」を区別していない研究ですが、
茶色も白も含めて、炭水化物そのものを減らすと脂肪制限食より減量効果があったという
信頼度の高いRCTを列挙しました。
炭水化物そのものが、肥満に良くないことを示す信頼度の高い研究といえます。
「高インスリン血症」と「食後高血糖」が、
発ガンリスクや肥満・メタボなど様々な生活習慣病リスクとなることには
国際糖尿病連合・2011年「食後血糖値の管理に関するガイドライン」など
多くのエビデンスがあります。
2018/06/13(Wed) 13:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
くっしー さん
横浜ランドマークタワーでの講演会への参加、ありがとうございました。
大腸憩室炎と糖質制限食に関しては、症例がないので、正直よくわかりません。
しかしながら、糖質ありの普通の食事で、大腸憩室炎を発症しておられるので、
同じような食事では、再発する可能性があると思います。
糖質制限食で全身の血流代謝が良くなることや潰瘍性大腸炎が糖質制限食で良くなることを含めて
憩室炎予防にも糖質制限食を試す価値はあると思います。
横浜ランドマークタワーでの講演会への参加、ありがとうございました。
大腸憩室炎と糖質制限食に関しては、症例がないので、正直よくわかりません。
しかしながら、糖質ありの普通の食事で、大腸憩室炎を発症しておられるので、
同じような食事では、再発する可能性があると思います。
糖質制限食で全身の血流代謝が良くなることや潰瘍性大腸炎が糖質制限食で良くなることを含めて
憩室炎予防にも糖質制限食を試す価値はあると思います。
2018/06/13(Wed) 13:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
一つ目の記事への江部先生のご回答は納得です。
二つ目の記事、「バターは人にとって安全」のエビデンスはあるのでしょうか?
以下、津川先生の反論の続きです。
@yusuke_tsugawa
6月5日
確かに脂質・蛋白質で食後高血糖は起こりませんが、「赤い肉」や加工肉で大腸がんのリスクが上昇すると報告されています。
データばかり注目すると、血糖値は良くなったが大腸がんになってしまいました、ということが起こりえます。
専門医がこのパターンで専門外の疾患を見逃すことが実際にあります。
二つ目の記事、「バターは人にとって安全」のエビデンスはあるのでしょうか?
以下、津川先生の反論の続きです。
@yusuke_tsugawa
6月5日
確かに脂質・蛋白質で食後高血糖は起こりませんが、「赤い肉」や加工肉で大腸がんのリスクが上昇すると報告されています。
データばかり注目すると、血糖値は良くなったが大腸がんになってしまいました、ということが起こりえます。
専門医がこのパターンで専門外の疾患を見逃すことが実際にあります。
2018/06/13(Wed) 17:14 | URL | 拓哉 | 【編集】
江部先生
いつも著書等で勉強させていただいております。
以前、柏での講演会にも参加させていただきました。
さて、くっしーさんのコメントを拝見し、以下の経験者として投稿いたします。
・数年前、大腸憩室炎により1週間の絶食入院
・3年前、同部位の炎症が再発し、穿孔が起こり開腹・同部位の切除手術
・退院後くっしーさんと同じ思いの中、江部先生の著書を拝読し、糖質制限等を開始
・4か月程で12キロ減量、逆流性食道炎等の消化器疾患も消失
大腸憩室炎ですが、一度できた憩室が自然消失することはないため
最初の1~2年位は気をつけていても以前の食事内容に戻ると、私のように再発する率が高いです。
(しかも再発時はさらに悪化)
憩室炎は、高齢、肥満、男性、便秘などと関係があるようであり
私の感覚では、糖質及び食物繊維の過剰摂取がある方(加えて便秘)が多いように思います。
(もっというと、私はカレーや辛いラーメン等が好物であったこともあり
香辛料好きとも関係があるかもしれません)
江部先生がおっしゃいましたような理由から、私は、今後は糖質制限の一択だと考えております。
(胃(ピロリ)以外の消化器疾患には糖質制限が有効なようです。)
経験上、くっしーさんには以下を失礼ながらアドバイスさせていただきます。
・糖質制限
・食物繊維控えめ(特に手術後すぐは)
・ゴマや唐辛子フレーク、種があるものなど、これまで大便に直接排出されたものの完全排除
(憩室に留まることで炎症が起こるため)
・可能な限りの便秘下痢対策(ここは一人一人原因が異なるため、難しいですが)
・香辛料の制限(ここは不明ですが)
なお、脂質は小腸から吸収されるはずなので、糖質制限をしている限り
脂質を制限する理由など見つけられません。
糖質制限は不思議なことに糖質を食べたくなくなり、以前好きだった香辛料も
多くは受け付けなくなりました。
以上、一つの症例としてご参考になりましたら幸いです。
いつも著書等で勉強させていただいております。
以前、柏での講演会にも参加させていただきました。
さて、くっしーさんのコメントを拝見し、以下の経験者として投稿いたします。
・数年前、大腸憩室炎により1週間の絶食入院
・3年前、同部位の炎症が再発し、穿孔が起こり開腹・同部位の切除手術
・退院後くっしーさんと同じ思いの中、江部先生の著書を拝読し、糖質制限等を開始
・4か月程で12キロ減量、逆流性食道炎等の消化器疾患も消失
大腸憩室炎ですが、一度できた憩室が自然消失することはないため
最初の1~2年位は気をつけていても以前の食事内容に戻ると、私のように再発する率が高いです。
(しかも再発時はさらに悪化)
憩室炎は、高齢、肥満、男性、便秘などと関係があるようであり
私の感覚では、糖質及び食物繊維の過剰摂取がある方(加えて便秘)が多いように思います。
(もっというと、私はカレーや辛いラーメン等が好物であったこともあり
香辛料好きとも関係があるかもしれません)
江部先生がおっしゃいましたような理由から、私は、今後は糖質制限の一択だと考えております。
(胃(ピロリ)以外の消化器疾患には糖質制限が有効なようです。)
経験上、くっしーさんには以下を失礼ながらアドバイスさせていただきます。
・糖質制限
・食物繊維控えめ(特に手術後すぐは)
・ゴマや唐辛子フレーク、種があるものなど、これまで大便に直接排出されたものの完全排除
(憩室に留まることで炎症が起こるため)
・可能な限りの便秘下痢対策(ここは一人一人原因が異なるため、難しいですが)
・香辛料の制限(ここは不明ですが)
なお、脂質は小腸から吸収されるはずなので、糖質制限をしている限り
脂質を制限する理由など見つけられません。
糖質制限は不思議なことに糖質を食べたくなくなり、以前好きだった香辛料も
多くは受け付けなくなりました。
以上、一つの症例としてご参考になりましたら幸いです。
2018/06/13(Wed) 18:22 | URL | プーさん | 【編集】
拓哉 さん
がんの話は、一筋縄にはいかないので、
その内、記事にしようと思います。
がんの話は、一筋縄にはいかないので、
その内、記事にしようと思います。
2018/06/14(Thu) 18:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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