2018年06月04日 (月)
【18/06/03 ちゃっちゃん
とても分かりやすい解説書でした。
バターコーヒーについては江部先生はどのようにお考えなのでしょうか?
お時間があるときに、ご回答頂けると嬉しいです。】
こんにちは。
ちゃっちゃん から、バターコーヒーについて、コメント・質問を頂きました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授の
津川 友介氏の著書
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」
の31ページに、
『オリーブオイルは体に良い油であるが、バターは体に悪い油』
なので、
バターコーヒーも良くないと記載されています。
しかし、これも短絡的で一方的な意見です。
例えば、日本脂質栄養学会は、
「動物性油脂のほうが植物性油脂より安全」
ということを、根拠をあげて示しています。
私も、バターやラードや牛脂などの動物性脂肪は
はヒトにとって安全な油脂と思います。
そして、バターコーヒーは糖質制限的にも優秀な食品です。
コーヒーは、津川氏も
グループ2の、ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品としておられます。
さて、バターや肉の脂とオリーブオイル、どちらが身体によいのでしょうか?
肉の脂など、食物中の脂質(ほとんどが中性脂肪)は、
グリセロールと脂肪酸に分解されて小腸上皮から吸収されますが、
そのなかで中性脂肪に再合成され集合します。
この集合体は、キロミクロンと呼ばれ、リンパ液に瞬時に入り、リンパ管に拡散します。
キロミクロン(中性脂肪が積み荷)は、胸管を上行し鎖骨下静脈内に移行します。
鎖骨下静脈に入ったキロミクロンのほとんどは、
肝臓、あるいは脂肪組織・筋肉組織などの毛細血管を通る間に、
毛細血管壁にあるリポ蛋白リパーゼにより、
その積み荷の中性脂肪は、脂肪酸とグリセロールに分解されます。
その分、中性脂肪は血液中から取り除かれます。
脂肪酸は、筋肉細胞などでエネルギー源として利用されます。
血中に残った脂肪酸は、肝臓と脂肪組織の中に拡散します。
そして、筋肉でエネルギー源として利用されずに肝臓や脂肪組織に取り込まれた脂肪酸は、
再び中性脂肪に合成され脂肪細胞内に蓄えられます。
中性脂肪は、
1つのグリセロール(グリセリン)に3分子の脂肪酸が結合して構成されています。
オリーブオイルの脂質も中性脂肪として蓄えられています。
従って、消化・吸収は肉の脂と一緒です。
植物油や一般の食品に含まれる「脂質」はおもに中性脂肪です。
(TOAD さんにご教示頂きました。ありがとうございます。)
エネルギー源として使われずに余った脂肪酸は
中性脂肪に合成されて蓄えられるという意味では、
肉の脂もオリーブオイルも同じようなものです。
一般的にはオリーブオイルが心筋梗塞予防によいとされています。
また、動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、
悪玉なので取りすぎない方がよいとされていますが、
日本脂質栄養学会は、動物性脂肪の方を植物性脂肪より推奨しています。
私も動物性脂肪は悪玉ではないと思います。
例えば、何かと評判の良いオリーブオイルの主成分は、
オレイン酸という一価不飽和脂肪酸です。
そして何かと評判の悪い牛脂の主成分も、
実はオレイン酸なのですから、なにをか言わんやです。
なおバターにもオレイン酸は豊富に含まれています。
江部康二
とても分かりやすい解説書でした。
バターコーヒーについては江部先生はどのようにお考えなのでしょうか?
お時間があるときに、ご回答頂けると嬉しいです。】
こんにちは。
ちゃっちゃん から、バターコーヒーについて、コメント・質問を頂きました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授の
津川 友介氏の著書
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」
の31ページに、
『オリーブオイルは体に良い油であるが、バターは体に悪い油』
なので、
バターコーヒーも良くないと記載されています。
しかし、これも短絡的で一方的な意見です。
例えば、日本脂質栄養学会は、
「動物性油脂のほうが植物性油脂より安全」
ということを、根拠をあげて示しています。
私も、バターやラードや牛脂などの動物性脂肪は
はヒトにとって安全な油脂と思います。
そして、バターコーヒーは糖質制限的にも優秀な食品です。
コーヒーは、津川氏も
グループ2の、ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品としておられます。
さて、バターや肉の脂とオリーブオイル、どちらが身体によいのでしょうか?
肉の脂など、食物中の脂質(ほとんどが中性脂肪)は、
グリセロールと脂肪酸に分解されて小腸上皮から吸収されますが、
そのなかで中性脂肪に再合成され集合します。
この集合体は、キロミクロンと呼ばれ、リンパ液に瞬時に入り、リンパ管に拡散します。
キロミクロン(中性脂肪が積み荷)は、胸管を上行し鎖骨下静脈内に移行します。
鎖骨下静脈に入ったキロミクロンのほとんどは、
肝臓、あるいは脂肪組織・筋肉組織などの毛細血管を通る間に、
毛細血管壁にあるリポ蛋白リパーゼにより、
その積み荷の中性脂肪は、脂肪酸とグリセロールに分解されます。
その分、中性脂肪は血液中から取り除かれます。
脂肪酸は、筋肉細胞などでエネルギー源として利用されます。
血中に残った脂肪酸は、肝臓と脂肪組織の中に拡散します。
そして、筋肉でエネルギー源として利用されずに肝臓や脂肪組織に取り込まれた脂肪酸は、
再び中性脂肪に合成され脂肪細胞内に蓄えられます。
中性脂肪は、
1つのグリセロール(グリセリン)に3分子の脂肪酸が結合して構成されています。
オリーブオイルの脂質も中性脂肪として蓄えられています。
従って、消化・吸収は肉の脂と一緒です。
植物油や一般の食品に含まれる「脂質」はおもに中性脂肪です。
(TOAD さんにご教示頂きました。ありがとうございます。)
エネルギー源として使われずに余った脂肪酸は
中性脂肪に合成されて蓄えられるという意味では、
肉の脂もオリーブオイルも同じようなものです。
一般的にはオリーブオイルが心筋梗塞予防によいとされています。
また、動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、
悪玉なので取りすぎない方がよいとされていますが、
日本脂質栄養学会は、動物性脂肪の方を植物性脂肪より推奨しています。
私も動物性脂肪は悪玉ではないと思います。
例えば、何かと評判の良いオリーブオイルの主成分は、
オレイン酸という一価不飽和脂肪酸です。
そして何かと評判の悪い牛脂の主成分も、
実はオレイン酸なのですから、なにをか言わんやです。
なおバターにもオレイン酸は豊富に含まれています。
江部康二
江部先生、しかれば最近の米油はいかがでありましょうか?炭水化物・白米米食を制限している当方のココ一ヵ月の使用感では、以外と有益かと感じておりますが、、、?
sasaki さん
米油は、オレイン酸が多く、なかなかいいです。
しかしリノール酸も多いのでそこは要注意です。
米油は、オレイン酸が多く、なかなかいいです。
しかしリノール酸も多いのでそこは要注意です。
2018/06/04(Mon) 21:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
パンや米が胃で消化されるのに1~3時間かかるとされているのに、これらを食べると30分もしないうちに血糖値が急上昇します。これは胃での消化は1~3時間ではなく30分(もしくはそれ以下)ということでしょうか?
2018/06/04(Mon) 23:40 | URL | 肉好き | 【編集】
江部先生
>オリーブオイルの成分は、脂肪酸ですので、そのまま小腸から吸収されます。
とありますが、オリーブに限らず、植物油も動物脂肪同様、脂肪酸は中性脂肪の形で貯蔵されています。
>オリーブオイルの成分は、脂肪酸ですので、そのまま小腸から吸収されます。
とありますが、オリーブに限らず、植物油も動物脂肪同様、脂肪酸は中性脂肪の形で貯蔵されています。
2018/06/05(Tue) 07:16 | URL | TOAD | 【編集】
肉好き さん
米国糖尿病学会の患者教育用テキストブックによれば、
「糖質は、摂取後速やかに吸収され、直接100%血糖に変わる。ほぼ120分以内に吸収は終了する。」
となっています。
米国糖尿病学会の患者教育用テキストブックによれば、
「糖質は、摂取後速やかに吸収され、直接100%血糖に変わる。ほぼ120分以内に吸収は終了する。」
となっています。
2018/06/05(Tue) 07:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
TOAD さん
「中性脂肪(トリグリセリド)は、グリセロールに3個の脂肪酸が結合したもので、動物の皮下や内臓周辺に貯蔵」
で、てっきり固体と思っていました。
しかし、植物油や一般の食品に含まれる「脂質」はおもに中性脂肪なので、液体でも存在するのですね。
浅学にして、知りませんでした。
勉強になりました。ご教示ありがとうございました。
「中性脂肪(トリグリセリド)は、グリセロールに3個の脂肪酸が結合したもので、動物の皮下や内臓周辺に貯蔵」
で、てっきり固体と思っていました。
しかし、植物油や一般の食品に含まれる「脂質」はおもに中性脂肪なので、液体でも存在するのですね。
浅学にして、知りませんでした。
勉強になりました。ご教示ありがとうございました。
2018/06/05(Tue) 08:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
バターコーヒー、糖質制限、津川さんの本を参考にしたダイエットと一通り試してきたので先生のご意見とても参考になります。
今のところ、おっしゃる通りやはり茶色い炭水化物や果物もやはり太る原因になるのではという認識です。
ただし僕の場合、バターコーヒーを毎朝摂取することでLDLの数値は明らかに悪化したのですがそれについてはどう思われますでしょうか?
今のところ、おっしゃる通りやはり茶色い炭水化物や果物もやはり太る原因になるのではという認識です。
ただし僕の場合、バターコーヒーを毎朝摂取することでLDLの数値は明らかに悪化したのですがそれについてはどう思われますでしょうか?
2018/06/05(Tue) 16:04 | URL | hiro | 【編集】
家庭や飲食店で使われている油の食品成分です。
文部科学省 食品成分データベースから抜粋しました。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
可食部100g当たりに含まれる成分・単位g
●オリーブ油
・脂肪酸総量:94.58
・飽和脂肪酸:13.29
・一価不飽和脂肪酸:74.04
・多価不飽和脂肪酸:7.24
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.60(α-リノレン酸600mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:6.64(リノール酸:6,600mg)
●ごま油
・脂肪酸総量:98.83
・飽和脂肪酸:15.04
・一価不飽和脂肪酸:37.59
・多価不飽和脂肪酸:41.19
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.31(α-リノレン酸310mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:40.88(リノール酸:41,000mg)
●米ぬか油
・脂肪酸総量:91.86
・飽和脂肪酸:18.80
・一価不飽和脂肪酸:39.80
・多価不飽和脂肪酸:33.26
・n-3系多価不飽和脂肪酸:1.15(α-リノレン酸1,200mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:32.11(リノール酸:32,000mg)
●大豆油
・脂肪酸総量:92.76
・飽和脂肪酸:14.87
・一価不飽和脂肪酸:22.12
・多価不飽和脂肪酸:55.78
・n-3系多価不飽和脂肪酸:6.10(α-リノレン酸6,100mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:49.67(リノール酸:50,000mg)
●なたね油
・脂肪酸総量:93.26
・飽和脂肪酸:7.06
・一価不飽和脂肪酸:60.09
・多価不飽和脂肪酸:26.10
・n-3系多価不飽和脂肪酸:7.52(α-リノレン酸7,500mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:18.89(リノール酸:19,000mg)
●牛脂
・脂肪酸総量:89.67
・飽和脂肪酸:41.05
・一価不飽和脂肪酸:45.01
・多価不飽和脂肪酸:3.61
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.17(α-リノレン酸170mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:3.44(リノール酸:3,300mg)
●ラード
・脂肪酸総量:92.66
・飽和脂肪酸:39.29
・一価不飽和脂肪酸:43.56
・多価不飽和脂肪酸:9.81
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.46(α-リノレン酸460mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:9.35(リノール酸:8,900mg)
●食塩不使用バター
・脂肪酸総量:73.00
・飽和脂肪酸:52.43
・一価不飽和脂肪酸:18.52
・多価不飽和脂肪酸:2.05
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.33(α-リノレン酸330mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:1.72(リノール酸:1,500mg)
●あまに油
・脂肪酸総量:95.13
・飽和脂肪酸:8.09
・一価不飽和脂肪酸:15.91(オレイン酸:15,000mg)
・多価不飽和脂肪酸:71.13
・n-3系多価不飽和脂肪酸:56.63(α-リノレン酸57,000mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:14.50(リノール酸:14,000mg)
●えごま油
・脂肪酸総量:95.17
・飽和脂肪酸:7.64
・一価不飽和脂肪酸:16.94(オレイン酸:16,000mg)
・多価不飽和脂肪酸:70.60
・n-3系多価不飽和脂肪酸:58.31(α-リノレン酸58,000mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:12.29(リノール酸:12,000mg)
文部科学省 食品成分データベースから抜粋しました。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
可食部100g当たりに含まれる成分・単位g
●オリーブ油
・脂肪酸総量:94.58
・飽和脂肪酸:13.29
・一価不飽和脂肪酸:74.04
・多価不飽和脂肪酸:7.24
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.60(α-リノレン酸600mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:6.64(リノール酸:6,600mg)
●ごま油
・脂肪酸総量:98.83
・飽和脂肪酸:15.04
・一価不飽和脂肪酸:37.59
・多価不飽和脂肪酸:41.19
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.31(α-リノレン酸310mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:40.88(リノール酸:41,000mg)
●米ぬか油
・脂肪酸総量:91.86
・飽和脂肪酸:18.80
・一価不飽和脂肪酸:39.80
・多価不飽和脂肪酸:33.26
・n-3系多価不飽和脂肪酸:1.15(α-リノレン酸1,200mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:32.11(リノール酸:32,000mg)
●大豆油
・脂肪酸総量:92.76
・飽和脂肪酸:14.87
・一価不飽和脂肪酸:22.12
・多価不飽和脂肪酸:55.78
・n-3系多価不飽和脂肪酸:6.10(α-リノレン酸6,100mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:49.67(リノール酸:50,000mg)
●なたね油
・脂肪酸総量:93.26
・飽和脂肪酸:7.06
・一価不飽和脂肪酸:60.09
・多価不飽和脂肪酸:26.10
・n-3系多価不飽和脂肪酸:7.52(α-リノレン酸7,500mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:18.89(リノール酸:19,000mg)
●牛脂
・脂肪酸総量:89.67
・飽和脂肪酸:41.05
・一価不飽和脂肪酸:45.01
・多価不飽和脂肪酸:3.61
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.17(α-リノレン酸170mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:3.44(リノール酸:3,300mg)
●ラード
・脂肪酸総量:92.66
・飽和脂肪酸:39.29
・一価不飽和脂肪酸:43.56
・多価不飽和脂肪酸:9.81
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.46(α-リノレン酸460mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:9.35(リノール酸:8,900mg)
●食塩不使用バター
・脂肪酸総量:73.00
・飽和脂肪酸:52.43
・一価不飽和脂肪酸:18.52
・多価不飽和脂肪酸:2.05
・n-3系多価不飽和脂肪酸:0.33(α-リノレン酸330mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:1.72(リノール酸:1,500mg)
●あまに油
・脂肪酸総量:95.13
・飽和脂肪酸:8.09
・一価不飽和脂肪酸:15.91(オレイン酸:15,000mg)
・多価不飽和脂肪酸:71.13
・n-3系多価不飽和脂肪酸:56.63(α-リノレン酸57,000mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:14.50(リノール酸:14,000mg)
●えごま油
・脂肪酸総量:95.17
・飽和脂肪酸:7.64
・一価不飽和脂肪酸:16.94(オレイン酸:16,000mg)
・多価不飽和脂肪酸:70.60
・n-3系多価不飽和脂肪酸:58.31(α-リノレン酸58,000mg)
・n-6系多価不飽和脂肪酸:12.29(リノール酸:12,000mg)
2018/06/05(Tue) 20:12 | URL | オスティナート | 【編集】
質問に回答頂きありがとうございました。
これからも応援しております。
これからも応援しております。
2018/06/05(Tue) 22:20 | URL | ちゃっちゃん | 【編集】
hiro さん
HDL-Cが高めで、中性脂肪が低めなら
LDL-Cは、標準の大きさの善玉です。
HDL-Cが低めで、中性脂肪が高値なら
LDL-Cは、小粒子LDL-C・・・ひいては酸化LDL-Cが増えて危険です。
2018/5/24の本ブログ記事
中性脂肪が低値なら、小粒子LDLコレステロールはごく少ない。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4570.html
などをご参照頂けば幸いです。
HDL-Cが高めで、中性脂肪が低めなら
LDL-Cは、標準の大きさの善玉です。
HDL-Cが低めで、中性脂肪が高値なら
LDL-Cは、小粒子LDL-C・・・ひいては酸化LDL-Cが増えて危険です。
2018/5/24の本ブログ記事
中性脂肪が低値なら、小粒子LDLコレステロールはごく少ない。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4570.html
などをご参照頂けば幸いです。
2018/06/06(Wed) 13:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
オスティナート さん
貴重な情報をご提供頂き、ありがとうございます。
貴重な情報をご提供頂き、ありがとうございます。
2018/06/06(Wed) 13:55 | URL | ドクター江部 | 【編集】
大分前、911のあった年末年始にホーチミンとハノイに行ってきました。
あちらでのコーヒーはバターフレーバーが主でした。
コンデンスミルクたっぷりで入れてくれますのが難儀でしたが、頼めば外してもらえます。
帰国時、市場に行きバターフレーバーのコーヒー豆をたくさん買い込んでしまいました。
今は在庫がありませんが、ゆるりとした時間が過ごせ、コンデンスミルク無しで楽しんでいました。
来週、6/11(月)メタボ健診です。
GWから、週末の自分へのご褒美として?ファミレスでモーニングをしていたのを止め(ソイブレッドなど付)、コーヒーだけの朝に。
そうしましたら鬼門だった70Kgの壁が破れました。
油断は大敵ですね。
遠戚に高齢のオジサマがおります。
糖尿病を患っておりますが、甘いものが大好き。
大分・湯布院の方ですが、先日奥様から相談があり、糖質制限の話をしamazonからサラヤのラカントSを800g3袋を送りました。
今日あたりに着くと思いますが、奥様も高齢の方ですので、糖質制限の理論・・・・と言っても理解しがたいと思いますが、高齢の方でも軽く読み易い本はどれが良いでしょうか?
明日あたりに栄養士から家族へ話があるそうです。
糖質だけが血糖値を上げる・・・・・とは話しましたが。
何分、湯布院でちょくちょく行けるところでないので、軽い座右の書になる糖質制限の本があれば送ろうと思っています。
あちらでのコーヒーはバターフレーバーが主でした。
コンデンスミルクたっぷりで入れてくれますのが難儀でしたが、頼めば外してもらえます。
帰国時、市場に行きバターフレーバーのコーヒー豆をたくさん買い込んでしまいました。
今は在庫がありませんが、ゆるりとした時間が過ごせ、コンデンスミルク無しで楽しんでいました。
来週、6/11(月)メタボ健診です。
GWから、週末の自分へのご褒美として?ファミレスでモーニングをしていたのを止め(ソイブレッドなど付)、コーヒーだけの朝に。
そうしましたら鬼門だった70Kgの壁が破れました。
油断は大敵ですね。
遠戚に高齢のオジサマがおります。
糖尿病を患っておりますが、甘いものが大好き。
大分・湯布院の方ですが、先日奥様から相談があり、糖質制限の話をしamazonからサラヤのラカントSを800g3袋を送りました。
今日あたりに着くと思いますが、奥様も高齢の方ですので、糖質制限の理論・・・・と言っても理解しがたいと思いますが、高齢の方でも軽く読み易い本はどれが良いでしょうか?
明日あたりに栄養士から家族へ話があるそうです。
糖質だけが血糖値を上げる・・・・・とは話しましたが。
何分、湯布院でちょくちょく行けるところでないので、軽い座右の書になる糖質制限の本があれば送ろうと思っています。
2018/06/07(Thu) 08:55 | URL | 今井 | 【編集】
今井 さん
①食品別糖質量ハンドブック(洋泉社)
②糖質オフ健康法(PHP研究所)
が、簡単でわかりやすいと思います。
①食品別糖質量ハンドブック(洋泉社)
②糖質オフ健康法(PHP研究所)
が、簡単でわかりやすいと思います。
2018/06/07(Thu) 12:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早速のご返事、有難うございます。
取り寄せます。
取り寄せます。
2018/06/07(Thu) 14:24 | URL | 今井 | 【編集】
いつも楽しく読ませていただいております。
糖質コントロールで、身長168cm、体重62~63.5kgを維持しております。
さて、表題の動物性と植物性の脂肪についてですが、私は植物性の脂肪を取るのが良いと思って、鶏肉などはわざわざ皮の部分を残しております。でも、そんな事はする必要はないのでしょうか?お教えください。
追伸
6月30日の立川の講演、楽しみにしております。昨年の講演でお話を初めて聴き、本だけでは判らない事が色々と判りました。また、お話を聴きたいと思います。
糖質コントロールで、身長168cm、体重62~63.5kgを維持しております。
さて、表題の動物性と植物性の脂肪についてですが、私は植物性の脂肪を取るのが良いと思って、鶏肉などはわざわざ皮の部分を残しております。でも、そんな事はする必要はないのでしょうか?お教えください。
追伸
6月30日の立川の講演、楽しみにしております。昨年の講演でお話を初めて聴き、本だけでは判らない事が色々と判りました。また、お話を聴きたいと思います。
江部先生
小生の指摘にご対応いただき、ありがとうございます。実はもう一つ気になる記載があります。
>肉の脂など、食物中の脂質(ほとんどが中性脂肪)は、
>グリセロールと脂肪酸に分解されて小腸上皮から吸収されますが、
とあります(私も学生の時はそう習いました)。しかし、現在では、中性脂肪(トリグリセリド)はリパーゼによって2つの脂肪酸と1つのモノグリセリドに分解されます(膵リパーゼは1位と3位の脂肪酸は切断できるが、2位の脂肪酸は切断できないため、グリセロールまで分解されません)。分解された脂肪酸とモノグリセリドが小腸柔毛に吸収され、トリグリセリドに再合成されます(後は同じ)。これは現在の中学2年生の理科の教科書でも訂正されております。
https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/j-scie/q_a/life2_02.html
残念ながら、ナースなどの教科書では未だに古い記述が残っているようです。
ご参考まで。
小生の指摘にご対応いただき、ありがとうございます。実はもう一つ気になる記載があります。
>肉の脂など、食物中の脂質(ほとんどが中性脂肪)は、
>グリセロールと脂肪酸に分解されて小腸上皮から吸収されますが、
とあります(私も学生の時はそう習いました)。しかし、現在では、中性脂肪(トリグリセリド)はリパーゼによって2つの脂肪酸と1つのモノグリセリドに分解されます(膵リパーゼは1位と3位の脂肪酸は切断できるが、2位の脂肪酸は切断できないため、グリセロールまで分解されません)。分解された脂肪酸とモノグリセリドが小腸柔毛に吸収され、トリグリセリドに再合成されます(後は同じ)。これは現在の中学2年生の理科の教科書でも訂正されております。
https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/j-scie/q_a/life2_02.html
残念ながら、ナースなどの教科書では未だに古い記述が残っているようです。
ご参考まで。
2018/06/07(Thu) 17:48 | URL | TOAD | 【編集】
関 さん
立川講演へのご参加、ありがとうございます。
私は、動物性脂肪は安全なものと考えていますので、積極的に食べています。
本日のブログ記事もご参照頂けば幸いです。
立川講演へのご参加、ありがとうございます。
私は、動物性脂肪は安全なものと考えていますので、積極的に食べています。
本日のブログ記事もご参照頂けば幸いです。
2018/06/07(Thu) 20:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
TOAD さん
重ね重ね、アドバイスをありがとうございます。
とても勉強になります。
中学2年生の教科書を読み直します。
重ね重ね、アドバイスをありがとうございます。
とても勉強になります。
中学2年生の教科書を読み直します。
2018/06/07(Thu) 20:24 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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