2018年04月16日 (月)
こんにちは。
今日は糖質制限食に肯定的な、長期のエビデンスを紹介したいと思います。
長期にわたる食事療法のRCTは、極めて少数です。
長期の食事療法のエビデンスはもっぱら「コホート研究」よるものが多いです。
以下、検討してみると、RCTもコホートも長期の研究において、
糖質制限食が有利というエビデンスがあると言えます。
RCTでは、下記のディアベテス・ケアの8年間の研究論文が
私が探した限りでは、最長と思いますが、低糖質地中海食群は、低脂肪群に比し、
HbA1cレベルが大きく低下し、糖尿病の寛解率が高く、
糖尿病治療薬の導入を遅らせました。
コホート研究1)は
ニューイングランドジャーナル2006年掲載の有名な論文です。
82802人 、20年間のコホート研究です。
「低炭水化物食に冠動脈疾患のリスクなし」
「炭水化物摂取量が多いと冠動脈疾患リスク増加」という結論です。
糖質制限食のほうが、高炭水化物食より安全というエビデンスです。
コホート研究2)は
21論文、約35万人(5~23年追跡)をメタアナリシスして、
飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことを明白にしました。
糖質制限食では飽和脂肪酸摂取量が増えますが、心配ないというエビデンスです。
コホート研究3)は
日本の研究で、9200人を20年間観察したコホートです。
「炭水化物摂取比率が少ないほど、心血管死と総死亡リスクが少ない」
という糖質制限に有利な結論です。
コホート研究4)
上海コホート研究で、
「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
という結論で、やはり糖質制限食に有利なエビデンスです。
コホート研究5) は
2017年8月、ランセットの掲載された論文です。
5大陸18ヵ国の13万5千例以上を約7年半追跡
「炭水化物の摂取比率が高いほど総死亡率上昇」
という結論で、糖質制限食に有利なエビデンスです。
RCT
1)低糖質地中海食(LCMD)。8年間RCT研究論文。
糖質50%未満のLCMD群(108人)と低脂肪群(107人)の比較。女性は1500kcal/日。男性は1800kcal/日。
新たに診断された2型糖尿病患者では、LCMDは低脂肪食と比較して、HbA1cレベルの大きな減少、糖尿病の寛解率が高く、糖尿病治療薬の導入を遅らせた。
Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1824-30.
The effects of a Mediterranean diet on the need for diabetes drugs and remission of newly diagnosed type 2 diabetes: follow-up of a randomized trial.
コホート研究
1)低炭水化物・高脂肪・高タンパク食に冠動脈疾患のリスクなし。
ニューイングランドジャーナルのコホート研究
82802人 20年間 2006年掲載 ハーバード大学
炭水化物摂取比率36.8±6.1%グループと58.8±7.0%のグループの比較。
10分位に分けて比較。
一方総炭水化物摂取量は冠動脈疾患リスクの中等度増加に関連していた。
高GLは冠動脈疾患リスク増加と強く関連していた。
Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.
2)飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がない
21論文、約35万人をメタアナリシスして、
5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、
飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease. Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
3)糖質制限食の長期安全性にエビデンス
前向きコホート試験NIPPON DATA80 9200人 29年間 中村保幸ら。
第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、第1分位(糖質摂取比率72.7%)のグループに比べて女性においては心血管死のリスクが、59%、総死亡リスクが79%、男女合わせると、それぞれ、74%、84%しかないという結論で、
糖質制限群がリスク低下に有利。
Br J Nutr 2014; 112: 916-924
4)上海コホート研究
「糖質摂取量により4群に分けて、
糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
女性:糖質264g/日未満、264~282g未満、282~299g未満、299g以上
男性:糖質296g/日未満、296~319g未満、319~339g未満、339g以上
11万7,366人を対象に、調べた研究。
女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、平均追跡期間が5.4年。
Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9.
Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.
5)炭水化物の摂取比率が高いほど総死亡率上昇 ランセット
5大陸18ヵ国の13万5千例以上を約7年半追跡
大規模疫学前向きコホート研究
炭水化物摂取比率 総死亡率
1群 46.4% 4.1%
2群 54.6% 4.2%
3群 60.8% 4.5%
4群 67.7% 4.9%
5群 77.2% 7.2%
ランセット・オンライン 2017/8/29号
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3
エビデンスレベル 「糖尿病診療ガイドライン2016」
レベル1 + 質の高いランダム化比較試験(RCT)および
それらのメタアナリシス(MA)/システマティック・ レビュー(SR)
レベル1 それ以外のRCTおよびそれらのMA/SR
レベル2 前向きコホート研究およびそれらのMA/SR
(事前に定めた)RCTサブ解析
レベル3 非ランダム化比較試験 前後比較試験
後ろ向きコホート研究
ケースコントロール研究およびそれらのMA/SR
RCT後付けサブ解析
レベル4 横断研究
症例集積
*質の高いRCTとは①多数例②二重盲検、独立判定③高追跡率④ランダム割り付け法が明確などをさす。
江部康二
今日は糖質制限食に肯定的な、長期のエビデンスを紹介したいと思います。
長期にわたる食事療法のRCTは、極めて少数です。
長期の食事療法のエビデンスはもっぱら「コホート研究」よるものが多いです。
以下、検討してみると、RCTもコホートも長期の研究において、
糖質制限食が有利というエビデンスがあると言えます。
RCTでは、下記のディアベテス・ケアの8年間の研究論文が
私が探した限りでは、最長と思いますが、低糖質地中海食群は、低脂肪群に比し、
HbA1cレベルが大きく低下し、糖尿病の寛解率が高く、
糖尿病治療薬の導入を遅らせました。
コホート研究1)は
ニューイングランドジャーナル2006年掲載の有名な論文です。
82802人 、20年間のコホート研究です。
「低炭水化物食に冠動脈疾患のリスクなし」
「炭水化物摂取量が多いと冠動脈疾患リスク増加」という結論です。
糖質制限食のほうが、高炭水化物食より安全というエビデンスです。
コホート研究2)は
21論文、約35万人(5~23年追跡)をメタアナリシスして、
飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことを明白にしました。
糖質制限食では飽和脂肪酸摂取量が増えますが、心配ないというエビデンスです。
コホート研究3)は
日本の研究で、9200人を20年間観察したコホートです。
「炭水化物摂取比率が少ないほど、心血管死と総死亡リスクが少ない」
という糖質制限に有利な結論です。
コホート研究4)
上海コホート研究で、
「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
という結論で、やはり糖質制限食に有利なエビデンスです。
コホート研究5) は
2017年8月、ランセットの掲載された論文です。
5大陸18ヵ国の13万5千例以上を約7年半追跡
「炭水化物の摂取比率が高いほど総死亡率上昇」
という結論で、糖質制限食に有利なエビデンスです。
RCT
1)低糖質地中海食(LCMD)。8年間RCT研究論文。
糖質50%未満のLCMD群(108人)と低脂肪群(107人)の比較。女性は1500kcal/日。男性は1800kcal/日。
新たに診断された2型糖尿病患者では、LCMDは低脂肪食と比較して、HbA1cレベルの大きな減少、糖尿病の寛解率が高く、糖尿病治療薬の導入を遅らせた。
Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1824-30.
The effects of a Mediterranean diet on the need for diabetes drugs and remission of newly diagnosed type 2 diabetes: follow-up of a randomized trial.
コホート研究
1)低炭水化物・高脂肪・高タンパク食に冠動脈疾患のリスクなし。
ニューイングランドジャーナルのコホート研究
82802人 20年間 2006年掲載 ハーバード大学
炭水化物摂取比率36.8±6.1%グループと58.8±7.0%のグループの比較。
10分位に分けて比較。
一方総炭水化物摂取量は冠動脈疾患リスクの中等度増加に関連していた。
高GLは冠動脈疾患リスク増加と強く関連していた。
Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.
2)飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がない
21論文、約35万人をメタアナリシスして、
5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、
飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease. Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
3)糖質制限食の長期安全性にエビデンス
前向きコホート試験NIPPON DATA80 9200人 29年間 中村保幸ら。
第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、第1分位(糖質摂取比率72.7%)のグループに比べて女性においては心血管死のリスクが、59%、総死亡リスクが79%、男女合わせると、それぞれ、74%、84%しかないという結論で、
糖質制限群がリスク低下に有利。
Br J Nutr 2014; 112: 916-924
4)上海コホート研究
「糖質摂取量により4群に分けて、
糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
女性:糖質264g/日未満、264~282g未満、282~299g未満、299g以上
男性:糖質296g/日未満、296~319g未満、319~339g未満、339g以上
11万7,366人を対象に、調べた研究。
女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、平均追跡期間が5.4年。
Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9.
Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.
5)炭水化物の摂取比率が高いほど総死亡率上昇 ランセット
5大陸18ヵ国の13万5千例以上を約7年半追跡
大規模疫学前向きコホート研究
炭水化物摂取比率 総死亡率
1群 46.4% 4.1%
2群 54.6% 4.2%
3群 60.8% 4.5%
4群 67.7% 4.9%
5群 77.2% 7.2%
ランセット・オンライン 2017/8/29号
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3
エビデンスレベル 「糖尿病診療ガイドライン2016」
レベル1 + 質の高いランダム化比較試験(RCT)および
それらのメタアナリシス(MA)/システマティック・ レビュー(SR)
レベル1 それ以外のRCTおよびそれらのMA/SR
レベル2 前向きコホート研究およびそれらのMA/SR
(事前に定めた)RCTサブ解析
レベル3 非ランダム化比較試験 前後比較試験
後ろ向きコホート研究
ケースコントロール研究およびそれらのMA/SR
RCT後付けサブ解析
レベル4 横断研究
症例集積
*質の高いRCTとは①多数例②二重盲検、独立判定③高追跡率④ランダム割り付け法が明確などをさす。
江部康二
https://www.amazon.co.jp/dp/4492046240
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 単行本 – 2018/4/13
津川 友介 (著)
この本のエピデンスによると糖質制限は駄目みたいですが・・・
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 単行本 – 2018/4/13
津川 友介 (著)
この本のエピデンスによると糖質制限は駄目みたいですが・・・
2018/04/16(Mon) 23:22 | URL | クセル | 【編集】
江部先生おはようございます
糖質制限したら体調が良く
朝03:00に目が醒める様に
なり困ってます(笑)
夜勤者は病気になりやすい
理由を考えてみました
宗田先生の御本からケトン体
濃度が高くなる予想グラフ
を参考にさせて頂きました
https://i.imgur.com/sviDGPB.jpg
このグラフで朝食をバターコーヒー
に置き換える事により午前中の
ケトン体濃度が上昇してます
夕食で炭水化物(糖質)を控え
る事により夜間02:00をピーク
にケトン体濃度が上昇してます
糖質制限して無い夜勤者は
朝昼晩、炭水化物(糖質)摂取
してとどめに夜食で炭水化物を
摂取したら一日中ケトン体
(アセトン洗浄)の恩恵を受
けれ無い事になります
夜勤者の疾患
以下
夜勤労働者の寿命が短くなるのは嘘?
『死にはしないが病気になりやすい』
http://yakin-lifehack.com/health/yakin-jumyou/
http://yakin-lifehack.com/health/yakin-tounyoubyou/
以外抜粋
夜勤で胃腸病になるリスクが2倍
名古屋大学が労働者1万人に
対して行った調査によると、
夜勤労働者は胃潰瘍や十二
指腸潰瘍などの胃腸病になる
リスクが一般労働者に比べて
2倍高いことが分かりました。
夜勤者の糖尿病は年々増加傾向
夜勤従事者の数はどうなのか
というと、こちらも増加の
一途を辿っており、厚生労
働省が平成24年度に行った
調査では1,200万人、動労者
全体の21.8%が深夜業従事者
であることが分かりました。
このことからも、夜勤従事者
と糖尿病との関連性は低くな
いことが分かります。
夜勤で乳がんになるリスクが2倍
日本人女性の16人に1人が
かかり、その20%が死に
至るとされる乳がんも夜勤
労働との関係性が強いと言
われています。
近年、カナダの研究チーム
が『夜勤を30年以上続け
ると乳がんになるリスクが
一般労働者の2倍になる』
という結果を発表して世間
を驚かせています。
夜勤で心筋梗塞・脳梗塞などの血管病
ついに2012年にカナダのウェス
タンオンタリオ大学のチームが
夜勤と心筋梗塞や脳梗塞の関連性
を示したのです。
報告によれば、心筋にエネルギー
を供給する役割を果たす冠状動脈
の血管病リスクが一般労働者に
比べて41%も高くなるという驚き
の結果が報告されました。
夜勤看護職員3人に1人が切迫流産を経験
日本医労連が2010年に行った
健康状態調査では看護職員の
妊娠経験女性の3人に1人が
切迫流産を経験したとの驚
くべき結果が発表されました。
そして、妊娠中期の切迫流産は
一般労働者の2倍以上の割合で
おこっています。
以上
糖質制限したら体調が良く
朝03:00に目が醒める様に
なり困ってます(笑)
夜勤者は病気になりやすい
理由を考えてみました
宗田先生の御本からケトン体
濃度が高くなる予想グラフ
を参考にさせて頂きました
https://i.imgur.com/sviDGPB.jpg
このグラフで朝食をバターコーヒー
に置き換える事により午前中の
ケトン体濃度が上昇してます
夕食で炭水化物(糖質)を控え
る事により夜間02:00をピーク
にケトン体濃度が上昇してます
糖質制限して無い夜勤者は
朝昼晩、炭水化物(糖質)摂取
してとどめに夜食で炭水化物を
摂取したら一日中ケトン体
(アセトン洗浄)の恩恵を受
けれ無い事になります
夜勤者の疾患
以下
夜勤労働者の寿命が短くなるのは嘘?
『死にはしないが病気になりやすい』
http://yakin-lifehack.com/health/yakin-jumyou/
http://yakin-lifehack.com/health/yakin-tounyoubyou/
以外抜粋
夜勤で胃腸病になるリスクが2倍
名古屋大学が労働者1万人に
対して行った調査によると、
夜勤労働者は胃潰瘍や十二
指腸潰瘍などの胃腸病になる
リスクが一般労働者に比べて
2倍高いことが分かりました。
夜勤者の糖尿病は年々増加傾向
夜勤従事者の数はどうなのか
というと、こちらも増加の
一途を辿っており、厚生労
働省が平成24年度に行った
調査では1,200万人、動労者
全体の21.8%が深夜業従事者
であることが分かりました。
このことからも、夜勤従事者
と糖尿病との関連性は低くな
いことが分かります。
夜勤で乳がんになるリスクが2倍
日本人女性の16人に1人が
かかり、その20%が死に
至るとされる乳がんも夜勤
労働との関係性が強いと言
われています。
近年、カナダの研究チーム
が『夜勤を30年以上続け
ると乳がんになるリスクが
一般労働者の2倍になる』
という結果を発表して世間
を驚かせています。
夜勤で心筋梗塞・脳梗塞などの血管病
ついに2012年にカナダのウェス
タンオンタリオ大学のチームが
夜勤と心筋梗塞や脳梗塞の関連性
を示したのです。
報告によれば、心筋にエネルギー
を供給する役割を果たす冠状動脈
の血管病リスクが一般労働者に
比べて41%も高くなるという驚き
の結果が報告されました。
夜勤看護職員3人に1人が切迫流産を経験
日本医労連が2010年に行った
健康状態調査では看護職員の
妊娠経験女性の3人に1人が
切迫流産を経験したとの驚
くべき結果が発表されました。
そして、妊娠中期の切迫流産は
一般労働者の2倍以上の割合で
おこっています。
以上
以前グルコアルブミンについて質問させてもらった者です。
私は妊娠中に75g負荷試験で引っ掛かっり妊娠糖尿病と言われ、一泊だけ入院しました。
今産後1年半以上なりますが、今さらですが、入院中の食事を見てみると、やはりカロリー制限食で、糖質たっぷりでした。1日で糖質260ぐらいになっていました。
それでも入院中食後高血糖はなくて、高くても130台でした。
それだけ糖質を食べても高血糖になってないのに、本当に妊娠糖尿病だったのかな?って不思議になったのですが、もう今そんなこと言っても分からないですか?
私は妊娠中に75g負荷試験で引っ掛かっり妊娠糖尿病と言われ、一泊だけ入院しました。
今産後1年半以上なりますが、今さらですが、入院中の食事を見てみると、やはりカロリー制限食で、糖質たっぷりでした。1日で糖質260ぐらいになっていました。
それでも入院中食後高血糖はなくて、高くても130台でした。
それだけ糖質を食べても高血糖になってないのに、本当に妊娠糖尿病だったのかな?って不思議になったのですが、もう今そんなこと言っても分からないですか?
2018/04/17(Tue) 08:14 | URL | かりん | 【編集】
江部先生
カルピンチョ先生の記事です。
文中にたがしゅう先生の考察も出てきます。
----------------------------------------------------
『子供や痩せ型の女性は厳しい糖質制限に注意!筋肉が少ない人は体調を崩すことに?』
http://healthpress.jp/2018/04/post-3550.html
カルピンチョ先生の記事です。
文中にたがしゅう先生の考察も出てきます。
----------------------------------------------------
『子供や痩せ型の女性は厳しい糖質制限に注意!筋肉が少ない人は体調を崩すことに?』
http://healthpress.jp/2018/04/post-3550.html
2018/04/17(Tue) 14:12 | URL | 福助 | 【編集】
いつも先生のブログを拝見し、糖質制限について学ばさせて頂いております。江部先生が提唱するスーパー糖質制限と、日本ファンクショナルダイエット協会が提唱するケトジェニックダイエットのルールは殆どが共通しており、江部先生が仰る「低糖質の食材を満遍なくお腹いっぱいまでに食べる」ことが、協会が提唱する「ビタミン、ミネラル、食物繊維、オメガ3脂肪酸を規定量摂取する」ことだと認識しております。そこで質問があるのですが、協会が提唱するケトジェニックダイエットは1日の必要タンパク質摂取量を(体重×1.2〜1.6g)としていて、脂質量については特に記載がありません。仮にこの必要量を鶏むね肉、鶏のささみなど極めて脂質が少ない食材から補った場合、全体の総摂取カロリーが大変低くなります。これはタンパクの上限を設けていない江部先生のスーパー糖質制限にも当てはまると思います。僕は21歳の男なのですがこの場合だと1日の合計摂取カロリーが基礎代謝量にも及びません。このことは1食の糖質量を20g、1日の糖質摂取量を60gに制限し、且つ1日に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、オメガ3脂肪酸さえ取れていれば全体の摂取カロリーが低くなっても関係なく、筋肉を減らしにくく基礎代謝量が落ちにくいダイエットになるといった認識でよろしいのでしょうか?
また、肉の脂質量の云々に限らず、糖質制限を初めて一ヶ月程なのですが、最近空腹感があまり無くて、江部先生がスーパー糖質制限をする際に目安とする推定エネルギー必要量がなかなか取れないのですが、この場合は、やはり食欲がなくても推定エネルギー必要量は確保した方がいいのでしょうか?糖質制限中はカロリー制限をしてはいけないということは理解しているつもりなのですが、自然な食欲に任せると糖質制限と同時にカロリー制限にもなっていて不安です。駄文、長文失礼致しました。
今後もスーパー糖質制限食を続けていく上で大変悩んでいるポイントなのでご回答頂けると大変嬉しいです。
また、肉の脂質量の云々に限らず、糖質制限を初めて一ヶ月程なのですが、最近空腹感があまり無くて、江部先生がスーパー糖質制限をする際に目安とする推定エネルギー必要量がなかなか取れないのですが、この場合は、やはり食欲がなくても推定エネルギー必要量は確保した方がいいのでしょうか?糖質制限中はカロリー制限をしてはいけないということは理解しているつもりなのですが、自然な食欲に任せると糖質制限と同時にカロリー制限にもなっていて不安です。駄文、長文失礼致しました。
今後もスーパー糖質制限食を続けていく上で大変悩んでいるポイントなのでご回答頂けると大変嬉しいです。
2018/04/17(Tue) 18:16 | URL | かんこ | 【編集】
クセル さん
それでは、
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」
を購入して読んでみます。
それでは、
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」
を購入して読んでみます。
2018/04/17(Tue) 22:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
かりん さん
本来、正常だったのに、
たまたま、妊娠糖尿病の診断基準を満たしてしまったのかもしれませんね。
妊娠糖尿病:75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断する。
空腹時血糖値 ≧92mg/dL
1時間値 ≧180mg/dL
2時間値 ≧153mg/dL
本来、正常だったのに、
たまたま、妊娠糖尿病の診断基準を満たしてしまったのかもしれませんね。
妊娠糖尿病:75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断する。
空腹時血糖値 ≧92mg/dL
1時間値 ≧180mg/dL
2時間値 ≧153mg/dL
2018/04/17(Tue) 22:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
福助 さん
情報をありがとうございます。
検討してみます。
情報をありがとうございます。
検討してみます。
2018/04/17(Tue) 22:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
かんこ さん
身長、体重はどのくらいでしょう。
エネルギー必要量は、実は個人差がかなりあると思います。
BMI20以上25未満で、体調が一番良い体重であれば、それで良いと思います。
その適正体重を維持できる摂取エネルギーを確保しましょう。
身長、体重はどのくらいでしょう。
エネルギー必要量は、実は個人差がかなりあると思います。
BMI20以上25未満で、体調が一番良い体重であれば、それで良いと思います。
その適正体重を維持できる摂取エネルギーを確保しましょう。
2018/04/17(Tue) 22:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
12月から糖質制限を始めて五ヶ月目(リブレで計測2週間)になりますが、血糖値が安定して起床時の空腹時血糖値も90前後で推移しており、糖新生による上昇もみられなくなりました。
リブレでの計測では空腹時血糖値および推定A1c(5.4)は正常値です。後はインスリン抵抗性が改善して糖質負荷に耐えられるようになれば、糖質制限を緩和できるのではないかと思っております。
因みに糖質制限前は空腹時血糖値137、HbA1c6.9でしたが、糖質制限3か月目の血液検査では、食後1時間の血糖値124(朝食で糖質9g摂取)、HbA1c5.9で特に治療を要するとも糖尿病であるとも言われていません。
会社の健康診断では4年ほど前から正常値を逸脱していましたし、別件での血液検査時も常に血糖値が高いことを指摘されていましたが、はっきりと「治療せよ」と言われたことは一度もありませんでした。
データとしてはまだまだ少ないですが2週間の計測データから次のような実験を試みてみました。
糖質摂取量と食後のピーク血糖値から逆算するとインスリン抵抗性指数は0.9mgから4.4mgとバラツキが多くトレンドが読み取れません。
そこで7日平均をグラフにしてみると一旦1.6まで下がり、V字で上がり始めている状況(2.7→1.6→2.0)が読み取れるグラフを描けました。
※7日に特に意味はありません。
そこで質問ですが
①上記のように逆算で求めたインスリン抵抗性指数(7日平均)は意味のある数値と言えるでしょうか。
もちろん、リブレの計測値と私のカーボカウントの精度によるとは思います。
これが安定して正常値となる事を糖質制限の当面の目標にしていますが、素人考えで試しているだけで、確証がありません。
②現在、日量で40gのスーパー糖質制限ですが、少し緩めても今の改善状態を維持できるでしょうか。
家での食事では制限できますが、やはり外食等は少し不便を感じますし、家族にも気を使わせてしまいます。
※リブレで計測を始めた目的はこれを見極めたいと思っての事です。
体重減少は62kg → 58.1kg → 58.9kg とややリバウンド気味です。誤差範囲かもしれませんが(身長162cm)。
リブレでの計測では空腹時血糖値および推定A1c(5.4)は正常値です。後はインスリン抵抗性が改善して糖質負荷に耐えられるようになれば、糖質制限を緩和できるのではないかと思っております。
因みに糖質制限前は空腹時血糖値137、HbA1c6.9でしたが、糖質制限3か月目の血液検査では、食後1時間の血糖値124(朝食で糖質9g摂取)、HbA1c5.9で特に治療を要するとも糖尿病であるとも言われていません。
会社の健康診断では4年ほど前から正常値を逸脱していましたし、別件での血液検査時も常に血糖値が高いことを指摘されていましたが、はっきりと「治療せよ」と言われたことは一度もありませんでした。
データとしてはまだまだ少ないですが2週間の計測データから次のような実験を試みてみました。
糖質摂取量と食後のピーク血糖値から逆算するとインスリン抵抗性指数は0.9mgから4.4mgとバラツキが多くトレンドが読み取れません。
そこで7日平均をグラフにしてみると一旦1.6まで下がり、V字で上がり始めている状況(2.7→1.6→2.0)が読み取れるグラフを描けました。
※7日に特に意味はありません。
そこで質問ですが
①上記のように逆算で求めたインスリン抵抗性指数(7日平均)は意味のある数値と言えるでしょうか。
もちろん、リブレの計測値と私のカーボカウントの精度によるとは思います。
これが安定して正常値となる事を糖質制限の当面の目標にしていますが、素人考えで試しているだけで、確証がありません。
②現在、日量で40gのスーパー糖質制限ですが、少し緩めても今の改善状態を維持できるでしょうか。
家での食事では制限できますが、やはり外食等は少し不便を感じますし、家族にも気を使わせてしまいます。
※リブレで計測を始めた目的はこれを見極めたいと思っての事です。
体重減少は62kg → 58.1kg → 58.9kg とややリバウンド気味です。誤差範囲かもしれませんが(身長162cm)。
西村 典彦 さん
インスリン抵抗性指数は、
<空腹時血糖値 × 空腹時インスリン / 405>
で計算するHOMA-Rになりますが・・・。
色付きの文字
インスリン抵抗性指数は、
<空腹時血糖値 × 空腹時インスリン / 405>
で計算するHOMA-Rになりますが・・・。
色付きの文字
2018/04/18(Wed) 13:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生おはようございます
下記ブログ記事が素晴らしいので
転載します
エビデンスの難しさ
http://promea2014.com/blog/?p=4090
以下抜粋
江部先生がおっしゃって
いるように、「生理学的事実が
明確であれば、それを根拠に
論理的に展開していけば科学
的真実にたどり着ける」
ということも同感です。
下記ブログ記事が素晴らしいので
転載します
エビデンスの難しさ
http://promea2014.com/blog/?p=4090
以下抜粋
江部先生がおっしゃって
いるように、「生理学的事実が
明確であれば、それを根拠に
論理的に展開していけば科学
的真実にたどり着ける」
ということも同感です。
山崎 勝巳 さん
「ドクターシミズのひとりごと」
というブログですね。
清水先生は、私の知り合いです。
とても良い内容のブログだと思います。
「ドクターシミズのひとりごと」
というブログですね。
清水先生は、私の知り合いです。
とても良い内容のブログだと思います。
2018/04/21(Sat) 10:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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