鹿児島講演会のご報告
こんばんは。

はるばる行ってきました、鹿児島へ。
4/7(土)は鹿児島も結構寒くて、コートを着ていって良かったです。

伊丹空港発JALのキャビンアテンダントさんが、『鹿児島のほうが
大阪よりも5度低いので、風邪など召しませぬようご注意ください』との放送でした。
鹿児島のほうが大阪より気温が低いこともあるのですね。
出発が50分くらい遅れたので、鹿児島空港からタクシーで直接「吾愛人」に
向かいました。ホテルチェックインの暇はなくてそのままお店に駆け込みました。

前夜祭は、天文館吾愛人(わかな)で、午後7時から開催で、20数名の参加でした。
郷土料理ご前を頂きつつ、寒かったので焼酎のお湯割りで開始しました。

その後は、焼酎の水割りをチビチビのんで、
たがしゅう先生待望のカラオケ大会に備えて
酔っ払わないように注意してました。

吾愛人とかいて「わかな」と読むとは知りませんでした。
西郷さんが奥さんが3人くらいいたというので、
てっきり、薩摩では、愛人って普通なのかなと思ったら全然誤解でしたね。(=_=;) 

カラオケ大会ですが、たがしゅう先生、サザンの桑田さんみたいな
歌い方で、歌も勿論サザンで、なかなかどうして、お上手でしたよ。 (⌒o⌒)v

ここではハイボールをチビチビ吞んで、シンデレラタイムで
午後11:58分くらいに無事ホテルに辿り着きました。

おかげで翌朝のバイキングは、幸いに二日酔いはなかったのですが、
おばんざいの和食系が砂糖たっぷりで、全てNGでした。( ̄_ ̄|||)
OK食品は、スクランブルエッグ、温泉卵、ウィンナー、納豆、冷や奴、味噌汁、
サラダ、ブラックコーヒー・・・

仕方ないので
「スクランブルエッグ、温泉卵、ウィンナー、納豆、冷や奴、味噌汁、
サラダ、ブラックコーヒー」 ×  2
として、お腹を満たしました。 (*- -)(*_ _)

鹿児島、気をつけないと、味付けが総じて甘いので
糖質セイゲニストとしては、要注意県でした。

講演会は、地元鹿児島から、約60名、県外から約30名で、大盛況でした。
たがしゅう先生の講演は、【人生を変える糖質制限】と題して、
まず最初に
130kg時代の写真と現在の90kgの写真をしっかりスライドで供覧しながら開始です。
講演会みたいなのは初めてということでしたが
ご自分の体験談ですから、話しやすそうで堂々たるものでした。

体重減少だけでなく、うつ気分が改善し、食後の眠気がなくなり、
睡眠が良質となり、睡眠j無呼吸症候群から脱却し、
皮膚や歯の表面がつるつるになり、脂漏性皮膚炎が治り、
頭が冴えてきたということでした。

まさに糖質制限食の効果が集約されてますね。

ついで、糖質制限による様々な疾患(頭痛、浮腫み、うつ、アレルギー疾患、自己免疫疾患、認知症、神経変性疾患・・・)への幅広い改善・予防効果を解説されました。

そして、主体的治療と受動的治療というとても大切な概念を説明されました。
現代医療は、ほぼ「受動的医療」であり、受け身であり、
医師から処方された薬を内服し、「先生にお任せします」といったパターンです。

これに対して糖質制限は「主体的治療」となる可能性があるということです。
しかしながら「医師がしなさいというから仕方なく糖質制限している」といったスタンスでは、まだまだ受動的(他者依存)なのです。
自分自身が自分の頭で考えて良いと判断して糖質制限食を選択して実践するならば、
はじめて「主体的治療(自己責任)と」なるのです。

【医師主体の医療から患者主体の医療へ・・・糖質制限がその橋渡しとなる】

全く同感です。
たがしゅう先生の提案に大賛成です。

最後に、自然物と人工物

糖質制限は
魚貝類、肉類、卵類、野草、海藻、茸・・・など、
自然界にある食物が基本です。

一方、現在の普通の食事である糖質たっぷり食は、加工品がほとんどです。
パン、菓子パン、クッキー、お菓子、清涼飲料水、練り製品、缶詰、レトルト食品
インスタント食品、冷凍食品・・・

こちらもたがしゅう先生のご提案ですが、
糖質制限は食生活において「自然」を取り戻すきっかけになるということです。
勿論私も同感です。

たがしゅう先生、good jobです。(^-^)v(^-^)v 
ご苦労様でした。お疲れ様でした。 m(_ _)mV


江部康二


追記
講演会と質疑応答が一旦終了のあと
さらに質問や写真撮影が相次いで、
帰りもリムジンバスの時刻に間に合わず、タクシーとなりました。

第一部で、田頭先生にご講演頂いたあと
第二部では、
「糖尿病・生活習慣病を予防&改善する食事法?糖質制限食は、人類本来の食事、人類の健康食」
と題して、私が講演しました。

1999年から高雄病院で糖質制限食開始。
2001年から私も糖質制限食治療開始。
2002年には私自身が糖尿病であると発覚し、糖質制限食開始。
2018年まで私自身がスーパー糖質制限食を16年間実践中です。
これらの経験も踏まえて
糖質制限食の基礎や最新の話題、実際の症例など
盛りだくさんにわかりやすくお話ししました。
糖質制限食実践で、「糖化~老化」が予防できるというお話もしました。

参加者の皆さんにはアンケートを摂らせて頂きました。
87.5%の高い回収率で、ご協力、ありがとうございました。
7割以上の方がすでに糖質制限食を実践しておられ、
3年以上のかたも22名もおられ、嬉しい限りでした。
7割以上の人が、わかりやすくて参考になったとのことで
お役に立って良かったです。
講演会に参加して良かったというご回答は、実に95%で、
講師冥利に尽きます。
症例報告は、田頭先生も私もスライドに少し入れたのですが、
さらに増やして欲しいという声もあったので、今後の講演の参考にさせて頂きます。

講演会参加者の皆さん、ありがとうございました。
コメント
江部先生

この度は遠路はるばる鹿児島へお越し頂き本当に有難うございました。

おかげさまで前夜祭、講演会いずれもたくさんの方々に集まって頂き、充実の時間を過ごすことができました。

本日の記事は2日間の出来事が江部先生目線からすごく綺麗にまとめられていていてブロガーとしても大変参考になります。私も自分のブログで2日間の報告を試みましたが、いろいろな事があり過ぎてうまくまとめきれませんでした。同じ時間を過ごしていても書き手が違えばこうも表現が変わるものかと驚き、大変参考になりました。

私の講演内容の要点まで綺麗にまとめて頂いて本当に有難うございます。これなら当日残念ながら参加できなかった人達にも私が一番言いたかったことがうまく伝わるのではないかと思います。

これからもさらに研鑽を積んで、糖質制限の普及に一役買えるよう精進して参ります。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2018/04/09(Mon) 21:08 | URL | たがしゅう | 【編集
江部先生、明後日、糖尿病の大御所清野裕先生に初めて診察して頂くのですが、記事中にあります通り、

糖尿病になったら、炭水化物を食べると、すぐ血糖値が上がるので、減らしたほうがいい。
ただし糖尿病になった人でも、食事の半分ぐらいは炭水化物をとればよいというのが日本糖尿病学会の意見です。

炭水化物が血糖値を上げるのは認めつつも、
50%を炭水化物でという意見は曲げておりません。
以前、先生のブログで先生が糖尿病学会の中心人物的な先生に、炭水化物50%の根拠を聞かれたブログがあったと思いますが、誰にというのと、その時の根拠を聞かせて下さい。
また、先生が患者さんの立場でしたら、
現在清野裕先生に、どのように糖質制限を理解して頂けるように説明しますか?

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161110-OYTET50036/2/
2018/04/09(Mon) 21:26 | URL | 神戸民 | 【編集
ケトン体持久力を軍事利用
米国国防総省は2007年から
Maintaining Combat Performance
(戦闘能力の維持)のためのケトン体
研究を行ってるんですね軍事利用とは
呆れます

米国国防総省が認めるケトン体の
持久力UP
日本のトップアスリートも糖質
タップリのスポーツドリンク飲ん
でる場合じゃ無いですよね

2020年東京オリンピックの裏では
糖代謝 VS 脂質代謝 の戦いになり
そうですね

HVMN Ketone - Superfuel for Athletes
https://youtu.be/vuufQNg-V_0

上記動画より
ケトン体の可能性の研究には広範な
応用可能性があります。たとえば加齢
、うつ病、アルツハイマーを含む認知
症、メタボリズム、肥満、炎症、パーキ
ンソン病、糖尿病など無限とも思われる広がりがあります。

バイオハッキング |
国防総省のケトン体研究をひも解く
https://kyomohashiru.com/2017/11/18/post-2231/

マラソンとケトン体 | アスリートの有酸素運動能力を2%向上させるドリンク
https://kyomohashiru.com/2017/11/16/
2018/04/09(Mon) 22:34 | URL | 山崎勝巳 | 【編集
Re: タイトルなし
たがしゅう 先生

2日間、ご苦労様、お疲れ様でした。
本日、追記でアンケート結果を報告しましたが、
「実に95%の方が参加して良かった」とのことで、
田頭先生のご尽力の甲斐があったと思います。
2018/04/10(Tue) 09:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
神戸民 さん

清野先生は、糖質制限食反対派です。

神戸民さんが、糖質制限食のことを持ち出すと、当然反対されると思います。
従いまして、バトルしても仕方ないので、糖質制限食のお話しはしないほうが無難です。

要は、神戸民さんご自身が、ご自分の頭で考えて、糖質制限食が良いと判断されたら
自己責任で自己管理で、糖質制限食を実践されればいいと思います。


2017年02月09日 (木)の本ブログ記事
『渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。』
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4103.html
をご参照頂けば幸いです。
2018/04/10(Tue) 09:23 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ケトン体持久力を軍事利用
山崎勝巳 さん

コメント、ケトン体ポジティブ情報をありがとうございます。

確かに
米国ではケトン体に対して、どんどんポジティブなイメージになっています。

しかし、軍事利用にまで到っているとはビックリです。
まあ、それだけ。ケトン体が優れたエネルギー源と、米軍が明白に捉えているという意味ではありますね。

2018/04/10(Tue) 09:27 | URL | ドクター江部 | 【編集
暁現象
先生いつも有意義なお話ありがとうございます😊

今日は暁現象について質問させて頂きたくお願い致します。
高雄病院にお世話になってからほぼ二年半が過ぎますが、起床後空腹時の血糖値がほぼ常に100越えで、酷い日は120台の時もあります。本人はちゃんとスーパー糖質制限しているつもりですが…
ところが、ここ1週間ほど80台〜90台、低い時は76でした。
通常の生活をしている分には暁現象がやっと治ったと手放しで喜ぶところですが、少々込み入っております。
二人暮らしで、二人で自営業を営んでおります夫が、先日脳卒中で入院しました。お陰様で頭はハッキリしておりますが、私、ほぼ毎日車で片道40分を3往復し、その間に仕事をこなし、最低限の家事を片付け、主人の身の周りの世話をして、姑の相手もして、自分の食事も胃腸の調子を崩した為に、倒れない様に無理矢理その辺で手に入る物を口に押し込む毎日でした。出来るだけ糖質制限から外れない様に気を付けてはいましたが、そこそこ糖質を摂取していた様に思います。
1週間前に夫が回復期リハビリテーション病院に転院でき、少しは纏まった時間ができてホッとした頃から、起床後空腹時の血糖値が急に下がったのです。夫が入院する迄は、毎日夕食時お酒を飲んでいましたが、入院後は22日間一滴も飲んでおりません。飲んで肝臓を虐めた翌朝の血糖値が高いのに、飲んでいない翌朝が低いので戸惑っています。
私の暁現象が偶然ここに来てようやく治ったのでしょうか。それとも他に理由があるのでしょうか。体は疲労と睡眠不足でまだかなりしんどいです。

お忙しい先生に申し訳ありません。どうぞご教示お願い致します。
2018/04/10(Tue) 14:32 | URL | まちこ | 【編集
ケトン体パフォーマンス調査
江部先生お忙しいなか
レスありがとうございます

ケトン体パワーを調査してる
凄い人がいます

ウルトラマラソンランナー
小谷修平氏が脂質代謝ケトン体
パフォーマンスを自分の身体で
調査してます、ゴールデン
ウィークに6日走と言って
6日間でどれだけの距離を
走れるか挑戦するそうです
下記は4/7に100km走った記録です
(ケトン値記録有)
https://www.facebook.com/shuhei.odani/posts/1701598333253495
2018/04/10(Tue) 16:36 | URL | 山崎 勝巳 | 【編集
Re: 暁現象
まちこ さん

通常は、アルコールを飲むと、肝臓の糖新生が少し阻害されるので
翌朝の血糖値が下がることが多いです。

しかし、まちこさんの場合は、禁酒にて早朝空腹時血糖値改善ですから、
通常とは異なるパターンです。

ともあれ、理由はよくわかりませんが、
結果として耐糖能改善なので、良かったと思います。
2018/04/10(Tue) 16:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ケトン体パフォーマンス調査
山崎 勝巳 さん

貴重なケトン体情報を、どんどんコメント頂き、
ありがとうございます。
大変、参考になります。

山崎さんの情報を集めて、検討して、一度記事にしたいと思っています。
2018/04/10(Tue) 16:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
早速のご教示ありがとうございます🙇‍♀️
これからもご指導よろしくお願い申し上げます。
2018/04/10(Tue) 17:28 | URL | まちこ | 【編集
大リーガー大谷翔平選手も糖質制限実践者
江部先生お忙しい中レス
ありがとうございます
一般人の投稿を読んで頂いて
本当にありがとうございます

古い話しだと思いますが投稿
させて頂きます。以下

大リーガー大谷翔平の
食事シーズン中は糖代謝
シーズンオフは脂質代謝
これは2016 /03/30の記事で
現在は糖質制限実践中の
ダルビッシュのアドバイス
を受けてる様です

ダルビッシュのお弁当
https://i.imgur.com/FCQQBc1.jpg

以下記事より
代謝を上げて脂肪燃焼を
促進する「MCTオイル」
のカプセルを毎日、摂取する。
ココナツオイルなどに多く含
まれる「中鎖脂肪酸」の助け
を受け、仕上げに入る。

 外食時も「減量期」はストイック。
焼き肉は牛肉を中心にし、炭水化物は
排除する。
すしは好物だが、店では米の摂取
を避けて刺し身を中心にする。
「炭水化物を食べて(トレーニング
が)ムダになるくらいなら食べたく
ない」。
尿試験紙の反応で、その時の体質を
確認するのが日課。
食事内容の改善、微調整の指針にし
ている。

大谷談  
食べ物に関しての欲は持っていない
です。やりたいことを崩してでも
おいしい物を食べたいという感覚は
ない。
食事も含め、ムダな時間が嫌いです。

https://athleterecipe.com/column/1/articles/1614083

【驚愕】28年間砂糖を摂らない70歳
お婆ちゃんが美しすぎる!見た目年齢
20歳、生活スタイルは?
http://tocana.jp/i/2018/01/post_15760_entry.html

糖質制限96歳今の栄養学ピラミッド
間違ってると言ってます
https://i.imgur.com/Ozu85RW.jpg

半世紀以上も前にゆがめられてしまった栄養学本当は脂質は良く糖質が悪でした

60年後にばれた米「砂糖業界」の大陰謀(上)「低脂肪ダイエット」のウソ--大西睦子
https://m.huffingtonpost.jp/foresight/sugar_b_14275570.html

以上

2018/04/11(Wed) 14:38 | URL | 山崎 勝巳 | 【編集
Re: 大リーガー大谷翔平選手も糖質制限実践者
山崎 勝巳 さん

またまた、興味深い情報をありがとうございます。
2018/04/12(Thu) 19:07 | URL | ドクター江部 | 【編集
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