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週刊新潮、4月12日号の糖質制限批判への反論。
おはようございます。

週刊新潮、4月12日号の糖質制限批判の記事をみて、唖然としました。
衝撃の新証拠とか言いながら、実にエビデンスレベルはゼロなのです。

<糖質制限批判にエビデンスなし>

まず、相変わらず、
東北大学大学院・農学研究科、都筑毅准教授のグループ のマウスの実験研究です。
マウスの肝臓の代謝はヒトとは大きく異なりますし、
そもそも動物実験は、ヒトのエビデンスレベルとしてはゼロです。

例えば、厚生労働省の食事摂取基準に引用された文献は、
すべてヒトの研究論文であり、動物実験の論文は一切引用されていません。

都筑毅准教授 は、農学研究科なので、医学の基本的なルールをご存じないようです。
「愛し野内科クリニック」の岡本卓院長も、医師でありながら
この医学の基本ルールをご存じないとは、勉強不足としかいいようがありません。

表1は、「糖尿病診療ガイドライン」のエビデンスレベルを示していますが、
当然ながら、動物実験は皆無であり、全てヒトの研究です。

表1 エビデンスレベル 「糖尿病診療ガイドライン2016」

レベル1 + 質の高いランダム化比較試験(RCT)および
     それらのメタアナリシス(MA)/システマティック・ レビュー(SR)
レベル1  それ以外のRCTおよびそれらのMA/SR
レベル2   前向きコホート研究およびそれらのMA/SR
         (事前に定めた)RCTサブ解析
レベル3  非ランダム化比較試験 前後比較試験
         後ろ向きコホート研究
         ケースコントロール研究およびそれらのMA/SR
         RCT後付けサブ解析
レベル4  横断研究 
      症例集積

*質の高いRCTとは①多数例②二重盲検、独立判定③高追跡率④ランダム割り付け法が明確などをさす。


欧米での調査で「糖質制限を続けた方が短命」という話も
根拠となる論文は示されておらす、やはりエビデンスレベルはゼロです。

アトキンス博士が、死亡時に180cm,117kgあったという話も、
根拠は在米ジャーナリストの話であり、信頼性はありません。

Y,sサイエンスクリニック広尾の日比野佐和子統括院長の
「糖質制限食を続けた結果、・・・脳梗塞になりかけた。」という話も
一個人の体験談に過ぎず、やはりエビデンスレベルはゼロです。

これに対して
糖質制限食で、糖尿病が改善した方々は、高雄病院入院患者さんだけでも、
約1300名おられます。
一個人の体験とは信頼度が全く違います。

 さらに、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)により、
毎年、新たに
糖尿病腎症からの人工透析が約16000人以上、
糖尿病網膜症からの失明が約3000人以上、
糖尿病足病変からの下肢切断が約3000人以上
です。
 糖質制限食なら、これらの糖尿病合併症は防げる可能性が極めて高いのです。

新潟大学名誉教授の岡田正彦氏のがんの話も、一医師の仮説であり
当然エビデンスレベルはゼロです。

「真島消化器クリニック」の真島康雄院長の話も
一医師の体験談に過ぎず、エビデンスレベルはやはりゼロです。



<糖質制限にエビデンスあり>

23レポート(RCT)のメタ解析によって
研究期間にかかわらず糖質制限食が体重,脂質,血糖,血圧を改善させるということが
確認されています(Obes Rev 2012; 13: 1048-1066)。
RCTメタ解析ですのでエビデンスレベルは高いです。


2015年12月、ランセットの論文で
「低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果が高い。」
との結論でした(Lancet Diabetes Endocrinol 2015 Dec 01;3(12)968-979)。
システマティック・レビュー/53RCTのメタアナリシスなので、
エビデンスレベルは最も上位です。


PLoS One誌2015年2月19日号に掲載
『国立がん研究センターによる多目的コホート研究(JPHC研究)』
日本初の前向き研究で、「日本人女性において『低炭水化物、高たんぱく・高脂質食』が、
2型糖尿病リスク低下と関連」という結論です。
45~75歳の男性2万7,799人と女性3万6,875人を、¥5年間で集計です。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0118377


NIPPON DATA80
前向きコホート試験、9200人、29年間 
第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、第1分位(糖質摂取比率72.7%)のグループに比べて女性においては心血管死のリスクが、59%、総死亡リスクが79%、
男女合わせると、それぞれ、74%、84%しかないという結論で、
糖質制限群がリスク低下に有利(Br J Nutr 2014; 112: 916-924)



Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版
米国糖尿病学会が、
2013年10月、2008年以来5年ぶりに声明を改訂し、糖質制限食を正式に容認。
『成人糖尿病患者の食事療法に関する声明』
全ての糖尿病患者に適した“one-size-fits-all(唯一無二の)”食事パターンは存在しないと明言。 → patient-centered approach を強調。
患者ごとに個別に様々な食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食,DASH食〕が受容可能。

このように、糖質制限食が、肥満、メタボ、糖尿病、血圧、脂質を改善させることには
多くのエビデンスがあります。

江部康二
コメント
江部先生
こんにちわ 記事の書き込み参考になり ます。 私は糖尿病です 薬をのみながらの治療をおこないましたが 血液検査(a1c
)は良い結果が出ませんでした。 糖質制限を
行ってすごく良い結果がでました
先生の力強い記事を読み安堵しております
歴史に名を残すと思っています
記事ありがとうございました


2018/04/07(Sat) 09:14 | URL | t m 糖尿人 | 【編集
糖質制限の普及
江部先生、こんにちは。

週刊新潮の糖質制限批判記事の内容の幼稚さにはあきれてしまいます。どんなことをしていても、ガンなどの病気にかかることはあると思いますので、たまたま糖質制限を実施していただけの話です。それを指摘しても何の意味もありません。

こういう記事が出ることは、ある意味では糖質制限が普及している証拠だと思います。確かに、正しい糖質制限をしていなくて不調になる方がいると思います。こういう記事が出ることで、正しい糖質制限がさらに広まることを期待します。
2018/04/07(Sat) 10:33 | URL | じょん | 【編集
科学者のコンプライアンス
エビデンス0。有ってもデータとすべき基準が違う。

何か、日本が起こした戦争で酷い結末を得た「国体の護持」のような。
彼らは命を掛けるでしょう。
忖度で事が「糖質制限」が終息すると。

海外の学者は日本とは質は違うでしょうけど、自然界に存在しないマーガリン等の問題より炎上するでしょう。

日本に限らず、いまだ「戦争経済論」の信奉者はいます。アメリカは、それから脱出を図っていますが、兵隊を集めるには穀物は必須・・・とか。

冷ややかに、糖質礼讚者のロジック?を忖度(笑)💧しながら、go🎵go🎵go🎵

向こうは血糖、ならぬ決闘を挑んできますから、爪を冷ややかに磨いで、遊んであげましょう🎵💕✴

「愛しているよ🎵💕✴」と。
久しぶりに西部劇が見れそうですm(__)m
2018/04/07(Sat) 11:57 | URL | 今井 | 【編集
日本の医療は、後進国??
都内河北 鈴木です。

本日記事は、「真理追究理念欠落者」の
言論統制皆無の放言を、
1応名の有る雑誌社が、何を目的に掲載しているのかが意味不明です。

私は江部先生が常々言われる
「自身で理解把握して実践」だと思います。

何故なら、私は「生還、覚醒」しているのですから!!

がしかし、現時点においてこの様な「支離滅裂論法」を発言する医療者は、
何を目的にしているのか、恐怖しか感じませんね!!

私は江部先生「糖質制限理論」に出会い、
自身で理解把握し実践し、
「生還、覚醒」している事は「確証有る事実」です!!

江部先生には、御苦労でしょうが、この様な権威肩書者の放言論者の
「訂正」を御願いいたします!!

先日来訪していただいた刑事1人の発言に、
「テレビなどは信じるな!!」とありましたが、
私もその様に、私の「改善、覚醒」して行く現況への圧力を見て
感じていたとおりでした。

江部先生、2005年発表「糖質制限理論」は、
確実に世の中には「真理」は浸透してきている事は明確です!!

江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2018/04/07(Sat) 11:59 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
先生の言葉がyahoo.ニュースに!
yahoo.ニュースより
 「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という内容の論文が2017年、英医学誌ランセットに掲載されました。主に炭水化物の摂取率を下げる「糖質制限食」については、さまざまな意見があります。糖質制限食の体系を確立したパイオニアで、糖質制限食推進派の江部康二・高雄病院理事長は「日ごろの主張がとうとう証明された」と話します。江部理事長が論文の内容を解説します。【毎日新聞医療プレミア】(毎日新聞)

と、ありました。
ついにオンラインのトップページにシフトしてきましたね。
2018/04/07(Sat) 19:07 | URL | クワトロ | 【編集
始めまして、個人的に糖質制限を一年前に初めて、体調のあまりのよさに友人にも勧めてるため、責任上、糖質制限の今をフォローしていかなきゃと思って、いつも読ませていただいています。
それにしても、「天下の」と付きそうな国立大学や、メディアがこうもエビデンス(裏を取る)に注意しようとする意識がないのは困ったもんですね。逆に言えばバカを宣伝しているようなもので、こちらとしては信用しちゃいけない相手ってのが明確になってありがたいとも言えます。


相撲の土俵に女性を上げたくない連中の話を聞いてるようでした
2018/04/07(Sat) 20:13 | URL | KRELL | 【編集
2018/04/08(Sun) 08:58 | URL | westman | 【編集
花粉症の改善について
先生、糖質制限について批判的な記事が続いて気分も良くないでしょうが、わたしを含め、このブログの読者は先生を応援してます。頑張ってください。話しは変わりまして誠に申し訳ありませんが、花粉症についてなんですが、糖質制限にして治ったとは言えないのですが、改善されたと思ったのですがヒノキがかなりとび初めてから結構きつくなりました。スギはかなりよくなったのですが、ヒノキは駄目みたいなんですが、花粉の種類によって良かったり悪かったりってあるのですかね?また、糖質制限が長くなるほど改善が良くなることはありますかね、来年はさらに良くなるとか、どうでしょうか?大変お忙しいなか申し訳ありません、お時間ございましたらよろしくお願いいたします。
2018/04/08(Sun) 11:34 | URL | ギー | 【編集
脳梗塞になりかけたという方は、糖質制限中にも関わらず揚げ物やお酒をたくさん摂っていたそうですね。「揚げ衣を剥がして食べていた」「酒は蒸留酒を飲んでいた」などという記述もなく、単なる知識不足による結果をまるで糖質制限が原因であるように書いてある記事に悪意を感じました。
応援しています^^
2018/04/08(Sun) 16:28 | URL | 大学生 | 【編集
Re: タイトルなし
t m 糖尿人 さん

糖質制限で、HbA1c改善、良かったですね。
2018/04/08(Sun) 21:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 先生の言葉がyahoo.ニュースに!
クワトロ  さん

毎日新聞医療プレミアの私の連載記事
<医療>「炭水化物が命を縮める」 衝撃論文の中身とは

を、ヤフーニュースが取り上げてくれたようです。
2018/04/08(Sun) 21:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
westman さん

漫画家の内田春菊さんの大腸癌のお話しですね。
2018/04/08(Sun) 21:28 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 花粉症の改善について
ギー さん

単純に花粉の量だと思います。
今年は、ヒノキの症状がきつい方が多いです。

糖質制限で年々、花粉症は改善すると思います。
2018/04/08(Sun) 21:29 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
大学生さん

真島消化器内科クリニックのサイトを見ましたが、
糖質制限でプラークが悪化という症例は
2年間、豚カツを頻回に摂取したなど、「糖質+脂質」摂取パターンのように思います。
中性脂肪が高値で、HDLコレステロールが低値であり、検査データも糖質制限とは思えないデータです。
つまり糖質制限食実践例ではないと思います。
糖質制限食実践者なら、HDLコレステロールが増加し、中性脂肪は正常低値となります。

プラークができる原因として
糖尿病・耐糖能異常、脂質異常症(高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症)、
高血圧、肥満、喫煙などがあります。

喫煙は別格として、それ以外のものは全て糖質制限食で改善するので
理論的には糖質セイゲニストには、プラークはできにくいと思います。

現実に糖質制限食実践でプラークが減少したり、消えた人もいます。
2018/04/08(Sun) 21:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
残念ですね…
江部先生こんにちは。
トンカツは、結構糖質がありますよね…私は少し前、フリースタイルリブレを装着してトンカツ1枚食べたらなかなか血糖値が下がらなくて焦った経験があります。

トンカツをしょっちゅう食べるのは中途半端に糖質と質の悪い脂質を同時に大量摂取していることになりますよね…

糖質制限が合わない体質の方もいらっしゃるのは分かりますが、糖質制限(?)をしている人に何かよくないことが起きると全て糖質制限のせいみたいに言われるのは残念ですね。私も思うことをブログ記事にしてみました。

普通に糖質を食べている方はかなりたくさん脳血管疾患で亡くなっているのに、誰もそのことは追及しないです。
2018/04/08(Sun) 22:32 | URL | よっしー | 【編集
花粉症の改善について
先生、大変お忙しいなかコメント回答誠にありがとうございます。糖質制限を本格的にやるようになり花粉症が改善されたのはよかったです。完璧ではないですが、スギは大変楽になりました。いつもは2月下旬からつらかったので先が思いやられると不安でしたが3月下旬まで結構大丈夫でした。ヒノキはまだ駄目みたいなんですが、糖質制限を続けて来年のこの時期を乗りきりたいです。糖質制限をしりケトン体の神秘を知ることができ楽しいです。糖質制限をした者だけがあけることができる扉ですね。批判する人も一度その扉を開けて見たらと思います。ありがとうございました。
2018/04/09(Mon) 00:09 | URL | ギー | 【編集
アセトン洗浄力(自然治癒力)
江部先生初めまして
1月より高血圧改善の為糖質制限
したら簡単に改善してビックリ
しました、私の周りでもクチコミ
で成人病で通院してる7人が糖質
制限を始めてます良い事のネズミ
講です効果があるのでどんどん
拡散してきます
62年間生きてこれ程安定して
体調が良いのは初めてです

糖質制限してる人は
ケトン臭(アセトン臭)
がします吸気、汗、尿から
発せられる臭いだと思います

糖質制限して脂質代謝にする
と何故か万病治癒、万病予防
に効果有ると医師や糖質制限
実践者からの報告があります
何故脂質代謝(ケトン体)で
身体が覚醒するのか考えてみ
ました

細胞がケトン体をエネルギー
として消費したあとアセトン
が残りますアセトンは親水性、
親油性(両親媒性)で水にも
油にも溶けやすい性質です
身体の水分に溶け込み血管の
プラークや汗腺の皮脂を洗浄
して更に脳内も洗浄してくれ
ます糖質制限すれば一日中
アセトンが身体老廃脂質を
抽出してくれると思います。
(人間が本来持ってる自然治
癒力)

糖代謝が長ければ長いほど
このアセトン洗浄能力
(自然治癒力)が使われ
無い事になり不健康になり
ます。

WHOは1日の糖類摂取25g
を推奨してますがその半分
12.5gすれば更に健康増進
になると言ってます
1日12.5gはご飯お茶碗1/4です

糖代謝は短かければ短いほど
健康になれると言う事だと思
います

1日の糖類は小さじ6杯分まで
 WHOが新指針
https://r.nikkei.com/article/DGXLASFK05H07_V00C15A3000000
2018/04/09(Mon) 06:22 | URL | 山崎 勝巳 | 【編集
Re: 残念ですね…
よっしー さん

仰る通りと思います。

糖尿人で、糖質を食べている人達は、年間16000人以上、糖尿棒腎症から人工透析、
年間3000人以上糖尿病網膜症から失明、年間3000人以上が糖尿病足病変で下肢切断、
という、事実をしっかり、認識しないと、いつまで経っても合併症は減らないと思います。
2018/04/09(Mon) 07:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: アセトン洗浄力(自然治癒力)
山崎 勝巳 さん

糖質制限食で体調良好、良かったです。
アセトンに関する仮説、興味深いですね。
アセトンはエネルギーとしては使われないので、体内を洗浄してくれている可能性があるとは
仮説とはいえ、面白いです。

なお、WHOの糖類摂取ですが、
糖類とは、単糖類と二糖類のことです。
例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖などです。

糖類と糖質は異なります。
2018/04/09(Mon) 07:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
リブレで実験中
江部先生初めまして
糖質制限(1日50g前後)を始めて4ヶ月のものです。

いままで、4年間ほど健康診断で空腹時血糖値130前後、HbA1c6.9と高値でしたが
中性脂肪も全く高くなく、再検診では当然、節制しているので大丈夫となる事を
繰り返してきました(その間、治療を要すると、どの医師からも言われなかった)が、
起床時の手のむくみ、指関節の痛み、一昨年は不眠等で半年程薬物治療など体調が
すぐれないことが多くなっておりました。

そんな折、糖質制限の事を知り、現在、開始4ヶ月が過ぎ、手のむくみは皆無、夜も
よく眠れ、気分も爽快になり、意識も前向きになりました。ついでに体重も4kg
ほどダイエットしました。実践すれば素晴らしい効果はすぐに体験できることに驚
いております。
当然、制限していますから血糖値も高めではあるものの、食後血糖値150程度までで(10g摂取にすれば140以下にできるのですが)、空腹時血統値は90~120で収まっています。

ごく最近、リブレなるものがあることを知り、早速、自費購入し血糖値をはかり、食事との関係等を観察しております。
一度、実験的に糖質の多いきつねうどんを昼食に食べてみたところ、181で上昇は
止まったものの数時間、高値を維持したままでした。計算上は300くらいまで上がる
糖質量でしたが、グラフを見るとピークがカットされた富士山型になっており、その分170前後の高値がフラットに数時間続いたのだろうと思っています。180くらいが私の場合のインスリンが作用する値なのかなと思っています。
ただ、その日は夕食にハンバーグ(パン粉なし)などを食べたのですが、血糖値は
少し上がっただけでトレンドとしては下がり続け食後140分で121→76まで下がるという事を体験しました。その後は少しずつ上昇し、起床時には106でした。

まだ、リブレを装着して日が浅く、データが少ないので何とも言い難いですが、このようなことはあるのでしょうか。

糖質制限を理解していただける病院、医師の方が見当たらず、自力で実践中です。
2018/04/09(Mon) 13:09 | URL | 西村 典彦 | 【編集
アセトン洗浄(自然治癒力)
江部先生お忙しい中レス
ありがとうございます

私は仕事で石油精製プラントの
ミニチュアを運転管理してます
原油が配管に詰り閉塞する事が
良く有り対処方法は有機溶剤
を流して洗浄しますこれが
アセトン洗浄説のヒントでした

私の身体には糖質制限する前
から粉瘤(アテローム)があり
皮脂の固いコブでしたが糖質制限
して1ヶ月後位にコブが柔らか
くなり毛穴から水分の様に抽出
され寛解しました、この水分調べ
ればアセトンの成分が入ってた
かも知れません。

ケトン体上昇と呼吸アセトンの
上昇は下記で証明されており
微量アセトンが血液循環に乗り
身体をアセトン洗浄してる事が
類推できます

減量の補助的指標としての
呼気アセトン測定の有用性に関する検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock/32/3/32_530/_pdf/-char/ja
2018/04/09(Mon) 18:39 | URL | 山崎 勝巳 | 【編集
Re: リブレで実験中
西村 典彦 さん

糖質制限食で体調良好、良かったです。

「その日は夕食にハンバーグ(パン粉なし)などを食べたのですが、血糖値は
少し上がっただけでトレンドとしては下がり続け食後140分で121→76まで下がるという事を体験しました。」


入院患者さんでも、糖質制限食摂取後、かえって血糖値が下がることがあります。
おそらく、ごく少量の糖質摂取に対して、追加分泌インスリンが相対的にやや多く分泌されたのだと思います。

2018/04/10(Tue) 08:59 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: アセトン洗浄(自然治癒力)
山崎 勝巳 さん

コメントありがとうございます。

アセトン洗浄説、興味深い仮説と思っていましたが、
ご自身の経験でもあるのですね。

2018/04/10(Tue) 09:02 | URL | ドクター江部 | 【編集
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