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無根拠です!  →  認知症リスクを上げる過度な糖質制限
こんにちは。

2018年3月30日の
毎日新聞 医療プレミア 脳と心の再生カンファレンス

認知症リスクを上げる過度な糖質制限
という記事が載りました。
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20180328/med/00m/010/015000c

くどうちあき脳神経外科クリニック院長のお話です。
私も
毎日新聞 医療プレミア 

人類史からひもとく糖質制限食
と題して、連載していますので、ご同輩にあたるのですが、
今回の記事はあまりにひどいので、反論せざるを得ません。


以下の青字は、
2018年3月30日の
毎日新聞 医療プレミア 脳と心の再生カンファレンス
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20180328/med/00m/010/015000c
からの、抜粋と要約です。


【①認知症リスクを上げる過度な糖質制限
2018年3月30日
工藤千秋 / くどうちあき脳神経外科クリニック院長

前略・・・・・
  最近、ご飯やパンなどの炭水化物の摂取量を制限する「糖質制限食」をダイエット目的で実践する人が増えているようです。これもそうした現象の一つだと感じています。しかし、糖質(炭水化物)が分解されてできるブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源です。むやみに減らせば当然、脳に悪影響があります。

 そこで今回は、糖質制限食の是非を脳神経外科の観点からお話ししたいと思います。


②糖質制限が必要な2型糖尿病
 一定の糖質制限が必要な人たちがいます。代表的な例が、血中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなる糖尿病患者です。中でも、食事を含む生活習慣が発症に大きく関わっている2型糖尿病患者は、糖質摂取量を抑える対応が必要です。
中略・・・・・

③低血糖とアルツハイマー病の関係
 ただし、いくら糖尿病であっても、糖質制限が行き過ぎると逆に問題が起こります。

 糖尿病患者は血糖値を下げる血糖降下薬を服用している場合が少なくありません。
近年、血糖降下薬の服用時には、
血糖値が下がりすぎる低血糖発作を起こさないようにすることが重要視されています。

 低血糖を起こしている高齢者の糖尿病患者は、糖尿病にかかっていない人と比べて、アルツハイマー型認知症発症の危険性が約1.6~2.4倍になることも分かってきたのです。脳細胞は加齢とともに減少します。糖質が脳のエネルギー源であることから考えれば、脳細胞が減少している高齢者の場合は、若者よりも低血糖が脳にダメージを与え、それが認知症につながるという理論は極めて妥当です。

④「糖新生」は非常措置
前略・・・・・・

しかし、糖新生はあくまでも非常措置です。
停電時に自家発電機を稼働させるのと同じです。自家発電機を動かすには燃料が必要です。

 緊急事態を乗り切るために脂肪や筋肉を燃料に変えているわけですから、
長期間続ければ当然体に異常が生じます。

 脳の働きは鈍り、めまいや冷や汗が止まらなくなり、
最悪の場合は低血糖発作で意識を失ってしまいます。
実際、糖質制限による低血糖発作で病院に救急搬送されたという事例も時折耳にします。

⑤高齢者は「フレイル」の危険性が高まる
 高齢者が極端な糖質制限食を行うと、若者と比べて一層危険が増大します。

 高齢者の多くは筋肉量が低下しています。
極端な糖質制限による糖新生が起きた場合、筋肉量はさらに低下し、
著しく心身機能が低下した状態の「フレイル」に陥りやすくなります。

 「フレイル」になると、そうでない人と比べて死亡率が上昇したり、風邪をこじらせて命の危険を伴う重度の肺炎にかかりやすくなったり、日常動作で転倒・骨折の危険性が増大したりするなどさまざまな悪影響が起こります。

⑥総摂取カロリーの6割は糖質で
 1日に必要なカロリー摂取量は、年齢や活動性、病気の有無などによって異なります。しかし、カロリー摂取量の約6割は糖質から摂取することが望ましいとされています。
これは糖尿病の患者も同様です。
中略・・・・・


 いずれにせよ、昨今の糖質制限食ブームに対しては、
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということを強調しておきたいと思います。】



①認知症リスクを上げる過度な糖質制限 →  間違い
『ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源です。』
と工藤千秋医師は言い切っておられますが、
今どき、
『脳はケトン体をエネルギー源にする』
ということは、医師でなくとも一般の人でも知識として
ご存知の方も増えています。
医師、とくに脳外科医として、ケトン体のことを知らないのは
さすがに如何なものかと思います。
もっと勉強して欲しいですね。


②糖質制限が必要な2型糖尿病
こちらに関しては異議なしです。


③低血糖とアルツハイマー病の関係

 低血糖は極めて危険な合併症です。
死亡率は上昇するし、工藤医師もご指摘の如くアルツハイマー病も増えます。
糖尿人において、年間約2万人が、重症低血糖で救急搬送されます。
その、ほとんどが、薬物の誤治療です。
例えばインスリン注射の過剰やSU剤の過剰投与が原因です。
糖質制限食なら、そもそも薬物が必要ないか、最低限度の使用にとどまるので
当然の帰結として『重症低血糖』もほとんど起こらなくなります。
すなわち、糖尿病治療に糖質制限食を導入することで
重症低血糖は激減する可能性が高いのです。


④「糖新生」は非常措置 →  間違い
 『糖新生』は非常措置ではありません。
700万年前、人類がチンパンジーと分かれて以降、幾多の人類が生まれては消えていきました。
現存するのは、われわれ、『ホモサピエンス』だけですが、
これら全ての人類において、睡眠中や空腹時や飢餓のときには、日常的に『糖新生』が行われてきました。
脳はケトン体もエネルギー源として利用できますが、赤血球はミトコンドリアを持っていないので、
唯一ブドウ糖しかエネルギ-源にできません。
この赤血球のために、人類は700万年の進化の歴史も含めて常に日常的に糖新生をしてきたのです。
糖質制限食であろうと糖尿病食であろうと普通食であろうと関係なく、
少なくとも睡眠中や空腹時には日常的に糖新生が行われてきており、これからも行われるわけです。
だからこそ、睡眠時や空腹時や飢餓時にも、低血糖にはならずに人類は生き延びてきたのです。


⑤高齢者は「フレイル」の危険性が高まる  →  間違い
 人体内の筋肉は常に分解と合成とを繰り返しています。
筋肉のたんぱく質はは分解されてアミノ酸となり血中に入り、
食物タンパクからのアミノ酸も消化・吸収されて血中に入り、
アミノ酸プールを形成します。
これらアミノ酸プールのアミノ酸や分解された筋肉のアミノ酸などを原料として、
筋肉細胞は合成されます。
こちらも、糖質制限食や普通食に関係なく、常に分解と合成を繰り返しているのです。
一日に体タンパクのうち約300gが入れ替わっています。
糖質制限食の場合は、食事からのたんぱく質が相対的に多いので、
プールのアミノ酸が不足することはないので
フレイルにもなりにくいです。
カロリー制限食の場合は、相対的にたんぱく質不足になりやすいので
当然フレイルにもなりやすいのです。
なお糖新生は、乳酸、アミノ酸、グリセロール(脂肪の分解物)などからブドウ糖をつくる反応のことをいいます。


⑥総摂取カロリーの6割は糖質で  →  間違い
 糖尿病と診断された人が、糖質を6割摂取すれば、
必ず、食後高血糖と平均血糖変動幅を生じます。
従って合併症予防は、理論的に困難です。
糖尿病合併症予防には糖質制限食以外に選択肢はありあません。


最後になりますが、
糖質制限食はブームではなく生理学的事実に基づく真実ですので
今後も、どんどん広まっていくことでしょう。

また、700万年間の人類の歴史で、穀物食は、わずか1万年に過ぎないことも
常識として知っておきたいですね。


江部康二
コメント
何故、現在に、、、、。
都内河北 鈴木です。

江部先生も、聞き捨てできませんでしたね!!(笑い)

この様な医療者には私の「生還、覚醒」医療デ~タを送付したいですね。

しかし、私が結果出した病院同様の思考者でしょうから、しませんが。

この方も病院院長です。
私は、通院したくありません!!

江部先生には、今後共健康で、可能な限りブログ発信を御願いします!!
ありがとうございます。
敬具
2018/04/02(Mon) 18:21 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
びっくりの記事ですね。摂取カロリーについて
江部先生、こんばんは。

脳神経外科の先生が脳は糖質しか利用できないと主張するのはいかがなものでしょうか?ちゃんと勉強をしてほしいものです。

さて、摂取カロリーに少し触れていたので、少し考えて見ました。

糖質制限をする場合、十分なカロリーを摂取したほうがいいと理解しています。
たんぱく質を適切な量摂取したとしても、十分な非たんぱく熱量がなければ、せっかく摂取したたんぱくが同化できないということを勉強したことがあります。

通常タンパク質の窒素含量を16%とするようなので、1日60 gのたんぱくを摂取した場合、窒素量は9.6 gです。

非たんぱく熱量と窒素量の比が150くらいがいいようです。ということは非たんぱく熱量は1440 kcal必要ということになり、これを脂肪だけで補うとすれば1440kcal/9 kcalとなり160 gとなります。
しかし、私が調べたのが静脈栄養の時のことのようなので、食事の場合はどうなのでしょうか?また別の最適な比があるのでしょうか?
さすがに脂肪を1日に160 g摂取というのは多すぎるように思います。

このあたりの最新情報があれば嬉しいです。

よろしくお願い致します。
2018/04/02(Mon) 20:04 | URL | じょん | 【編集
最近特に
糖質制限批判記事が雑誌・新聞・テレビ等”旧メディア”にて盛んに展開されていますね。

季節柄、雨後の筍かもぐらたたきのごとき様相ですが、まあ個人がそれぞれの環境や思想に従って情報の取捨選択が必要なことに変わりはないと思います。

こういう記事を匿名ならいざ知らず、堂々と「専門家」が名出し顔出しで語るのですから、私は単なる知識不備不足ではなく確信犯(この場合は嘘と分かって言っている、のではなく、たとえ間違っていてもそう伝えることが正しいと信じている場合)のように感じます。

つまり、特定の人物、団体、あるいは業界ないしは役所等の利益を代弁しているケースがほとんどではないかと。

だって、いくらなんでも生理学的基本知識について平然とウソを公言できるのは、それを重要とは全く考えていないか、その情報に触れる人を馬鹿にしているかのどちらかだと私は受け取りますが。

おそらくその人にとっては自分の患者の人生・生命や国家としての医療費削減問題よりも他に優先すべきことがあるのでしょうね。

2018/04/03(Tue) 10:16 | URL | ねけ | 【編集
Re: びっくりの記事ですね。摂取カロリーについて
じょんさん。

私は、この件に関してはあまり知りません。

それでネットで調べて見て、信頼度の高そうなサイトを参考に、以下計算してみました。
経口的には、0.8g〜1.0/kg/日が平均タンパク必要量とされています。
経静脈栄養法では、250mg/kg/日の窒素量、
または1.7g/kg/日のタンパク質の投与が「安全」とされています。

NPC/N比(非タンパクカロリー/窒素比)ですが、タンパク質合成のためには
例えば術後などのストレス下では、この比が120〜150が望ましいとされています。
安定期には150くらいとなります。

通常タンパク質の窒素含量を16%とすると、
1日60 gのたんぱくを摂取した場合、窒素量は9.6 gです。

係数が150とすると非たんぱく熱量は1440 kcal必要です。

糖質制限食で
<脂質+糖質>で1440kcalを摂取するとすれば、
<糖質60g(240kcal)+タンパク質60g(240kcal)+脂質120g(1200kcal)=1680kcal>
糖質摂取比率が約14%です。

高雄病院のスーパー糖質制限食給食の平均が1800kcal/日で
「糖質12%、タンパク質32%、脂質56%」
<糖質54g(216kcal)+タンパク質144g(576kcal)+脂質112g(1008kcal)=1800kcal>
で、タンパク質が多いですが、19年間、患者さんに、とくに問題はありません。
私自身も2002年からスーパー糖質制限食で、タンパク質摂取が140~160g/日ありますが
16年間とくに問題はありません。
2018/04/03(Tue) 11:05 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
パチ、パチ、パチ!
先生、ご説明ありがとうございます。
有料記事でしたので①の部分しか読んでませんでしたが、その後も続々と間違えた知識を読者に披露する記事だったのですね。

こういう方は論理的思考が一切できないのでしょうか?

例えば、(1型糖尿病の方の場合は知りませんが)そもそも低血糖は糖質の取り過ぎが原因で起こる現象です。糖質を取りすぎない生活をしていれば高血糖も低血糖も起こりません(ですよね?)。

このような議論はこのブログだけでは非常に勿体無いですね。過去記事になってしまうと読む方も少ないでしょうし。。。次のご本に掲載するとか、雑誌記事などにしていただきたいものです。そして、私のような一般人が肩書きに惑わされず、きちんとした情報を自分で判断できる場を広く与えられる社会でありたいものです。

あれから「オリジン」について更に調べましたが、どうやらカナダ産から米国産に変わってから、品質が落ちて価格がかなり上がってしまったようです。どうやら人気になって少々お金儲け主義に走っているのか。。。本当だとしたら残念ですね(これはキャットフードに関する情報なのでドッグフードは分かりません)。

「とはいえ現存する最も高品質なペットフードなのでこれを選ぶしかない」、といった意見が多々見られました。ずっと良質なフードを提供して欲しいですね。
2018/04/03(Tue) 11:46 | URL | neko | 【編集
薬を飲んでいる場合の糖質制限について
はじめまして。
よろしくお願いいたします。
糖尿病と診断され通院を始めて半年です。
現在はメトグルコとフォシーガを朝だけ各1錠処方されのんでいます。
半年でHbA1cが12から8までさがり、BMIが35から33までさがりましたが、お医者さんからは摂取カロリーさげて、食事は腹七分目を意識して、あと運動して痩せてとしか言われません。

ジムに入会し週3通い、朝ウォーキングも始めましたし、食事量も気にする様にはなりましたが、正直このままの治療でいいのか不安です。

食生活の改善を模索していて、こちらのサイトにたどり着きました。
今本も数冊取り寄せ中で、届き次第糖質制限を始めたいと思っています。
私の様な肥満者の糖尿病投薬治療中の場合、どの程度まで糖質制限をしてもいいでしょうか。
また始めるにあたっての注意点等も教えて頂けると助かります。
お忙しいところ大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2018/04/03(Tue) 13:07 | URL | たま | 【編集
便秘に効きそうなお茶が新発売
本日、サントリーから「おいしい腸活 流々茶」が発売されました。

キャッチフレーズは以下の通りです。
イヌリンの働きでお通じの習慣を改善。爽やかな香りとすっきりとした味わい。「サントリー 烏龍茶」ブランドから。

下記は、アマゾンのページです。既に利用者のレビューが多数載っており、その内容も期待できるものです。
当面、飲み続けようと思います。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC-%E6%B5%81%E3%80%85%E8%8C%B6-%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84%E8%85%B8%E6%B4%BB-500ml%C3%9724%E6%9C%AC-%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%80%A7%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E9%A3%9F%E5%93%81/dp/B07BF97RVM/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8
2018/04/03(Tue) 13:24 | URL | yanosono | 【編集
Re: ありがとうございます
neko さん

①通常は、過剰のインスリンやSU剤で、低血糖になります。

②薬なしで、糖質摂取後、内因性インスリンの過剰・遷延分泌で機能性低血糖になることがあります。

③オリジンは私もあれから調べて<カナダ→アメリカ>になっていて、あれ?と思っていたのです。
 でも他にないのですね。
2018/04/03(Tue) 13:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
非糖尿人のプチ低血糖?
「低血糖」という症状の定義は私は素人なので全く分からないのですが、それに近い症状は非糖尿人でも出ているように思います(②のこと?)。

糖尿予備軍でさえない私の母ですが、「外出中に急にお腹が空いてクラクラすることがあるので、飴とかお菓子をいつも持ち歩いている」と言います。かつての私もそうでした。今はケトン体のお陰で元気ですが。

要するに、糖尿病まで至らずとも、糖質が体にダメージを与える一つの症例だと思います。あのクラクラする感覚はやはり異常だったと思います。食後3時間とかでフラフラしていたら野生だったら生き延びられません。本当に空腹だったのではなく、依存だったということです。

前の記事で、HIROSHIさんという方がこう書かれてました。

>糖尿病という病気への理解が、深くなされていないことが大きな原因だと思います。

確かにその通りだと思います。
ただ、糖質制限は糖尿病の人々はもちろんのこと、そこに限定せず、全ての人々が知るべき重要な概念だと思います。
私も家族も糖尿病とは無縁ですが、糖質制限を始めてから疲れにくくなったり、将来の健康不安がなくなったりと良いことずくめです。もっと早く知りたかったです。本来は学校教育で教えるべきです。

>ここまでくると、何か大きな抵抗勢力があって、そのキャンペーンが襲い掛かっているような気分です

私もそう考えていましたし、アメリカなどでも砂糖協会やコカコーラなどの圧力が凄いらしいですよね。

でも、もっと根本的な問題は、「一般の人々が変化を望んでいないこと」ではないか。。。と思うようになりました。要するに、ラーメンや白米を諦めたくないのですよね。だから認めたくない。

その証拠に、これだけ江部先生その他の先生方がご本やブログで啓蒙しても、初めから拒否反応の人が多い。家族や友人の親身な説得にさえ耳をかさない。

愚かな政治家が選ばれるのは、国民が愚かだから。。。という実態と似ているかもしれません。

夏目先生が「前の世代が死なないとパラダイムシフトは起きない」(要するに、今までの常識を変えるのは非常に難しい)というような事をおっしゃっていましたが、糖質制限の理解にも時間がかかるのかもしれませんね。

でも、スーパーで糖質制限食が増えているのは、着実に理解が広まっているという証拠でもあると思います。江部先生のような方が世の中を少しづつ変えてくださるのですよね。感謝です!

長々と失礼しました。

*「オリジン」の件。他にないのかどうかは私にはわかりません。何せ、2日前から調べ始めたばかりですので。。。「オリジン」を長く愛用されている方は、”それでもオリジンが一番”と感じている人が多いようです。また何かわかりましたらご報告させて頂きます。
2018/04/03(Tue) 16:11 | URL | neko | 【編集
ねけさん全く同感です❗️
この方達は、失うと困る物を随分と沢山お持ちなのでしょうね。死ぬ時には何にも持って行けないのにね。
それよりも、柩に蓋をされる時、どの様な評価を受けるかという方が怖くないのでしょうか?
全くの庶民の生きた証も残らない私などと違い、世間の高い評価を受け、ご自分の持論を何のてらいもなく堂々とメディアに乗せて披露なさる…
その結果に責任を持てるのでしょうか。その自信はどこから来るのでしょうか。
糖尿病の宣告を受け、苦しみの中で江部先生の糖質制限に出会い、救われて健康体(糖質制限ありきですがσ(^_^;))を取り戻した者にすれば、全く根拠のない自信の様に感じられます。
根拠があれば是非お示し頂きたいものです。

私は、近い将来必ず糖質制限の正しさが世間全般で認められる日が来ると信じていますが、その日が来た時、ご自分の発言で多くの糖尿病患者を身体障害者に導き、死に至らしめた事に気付かれた時、何となさるのでしょう。恐ろしい事です。
2018/04/03(Tue) 16:27 | URL | まちこ | 【編集
最近の批判記事
江部先生、こんにちは

じょんさんも批判されてますが
「脳神経外科の先生が脳は糖質しか利用できない・・・」
脳の専門家でしょう?。NOの専門家でしょうか?。驚きです。
自分の患者さんにいうならまだしも、公に発表されているのですから、本来なら訂正してお詫びの記事をのせなければと思いますが。

又、ねけさんも仰られていますが
「つまり、特定の人物、団体、あるいは業界ないしは役所等の利益を代弁しているケースがほとんどではないかと」

これは私も以前からよく感じる事です。
〇代官と越後屋の関係?

代「越後屋、お前もそうとう悪よのう~」

越「とんでもございません、お代官様。
 さっ、それよりこれはお土産のおまんじゅうでござりまする。」

代「おお~、わしの大好物じゃ、越後屋!ずっしりと重いの~」

越「ははあ~、恐れ入りましてござりまする~」

以上、妄想でした。お目汚し失礼致しました。


2018/04/03(Tue) 18:08 | URL | モン吉 | 【編集
Re: 便秘に効きそうなお茶が新発売
yanosono さん

これは、なかなかの優れものですね。
イヌリンは食物繊維であり、血糖値を上昇させません。
食物繊維と腸内細菌の働きで便通が良くなるのでしょう。
イヌリンは甘味料としても用いられます。
2018/04/03(Tue) 18:25 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 非糖尿人のプチ低血糖?
neko さん

機能性低血糖症は、耐糖能が正常な人で生じることも多いです。
御母上の症状は、まさしく「機能性低血糖症」ですので、糖質制限食実践で改善します。


機能性低血糖症が糖質制限食で改善。低体重と推定エネルギー必要量。
2018年01月15日 (月)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4448.html
色付きの文字

をご参照頂けば幸いです。

食品業界では、産業としてすでに¥3000~4000億規模ですので、
「糖質制限食のパラダイムシフト中」という印象です。

医学界はもう少し遅れるのでしょうか。

2018/04/03(Tue) 18:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ねけさん全く同感です❗️
まちこ さん

糖質制限食で、健康体になって、良かったです。

糖質制限食はブームではなく、真実そのものですので、
守旧派がいろいろあがいても、着実にどんどん広がって行くと思います。


2018/04/03(Tue) 18:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
「機能性低血糖症」について
「機能性低血糖症」について、ありがとうございます。記事を拝読いたしました。母に連絡しておきます。私もその症状だったと思います。

会社に入社したての頃、社長が話をしている目の前で寝てしまったのは「精神がたるんでいた」からではなかったのですね。。。
2018/04/03(Tue) 19:24 | URL | neko | 【編集
糖質制限するかどうかは個人の自由ですが…
こんにちは。
糖質制限をするかどうかは個人の自由ですし、糖質制限をしてはいけない病気の方もいらっしゃいますね。

でも「脳の唯一のエネルギーはブドウだけ」などと明らかに間違ったことを堂々と書かれても本当に困ってしまいますよね。まぁ自分の頭で考えることのできる方は大丈夫だと思いますけど…

私は総合病院の糖尿病内科に通っていますが、経過が良いので主治医は糖質制限にまったく反対しません。反対する理由がないですからね。これからも続けていきます。いつも情報発信していただいてありがとうございます。

2018/04/03(Tue) 20:06 | URL | よっしー | 【編集
脳内でブドウ糖を取り込むのは、実は神経細胞ではない
『体内年齢がよみがえる科学 ケトン体革命―究極のアンチエイジング理論― / 著者:佐藤拓巳』より

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脳内でブドウ糖を取り込むのは、実は神経細胞ではない。
その周囲に数多くあるグリア細胞である。

グリア細胞はブドウ糖を取り込んで、乳酸という最も代謝しやすい分子に変換し、神経細胞に渡す。
この過程は鳥の親がヒナに、半分消化した食物を吐き出して与えるのとよく似ている。
神経細胞は、鳥のヒナと同じように大変に世話のかかる細胞なのである。

実は成人の脳では神経細胞の10倍の数ほどのグリア細胞があり、脳は神経細胞の臓器ではなく、グリア細胞の臓器なのだ。
しかも、乳酸が神経細胞のエネルギー基質となる。

グリア細胞で行なわれる「ブドウ糖から乳酸への転換」はゆっくりとしか進まない。
従って血中のブドウ糖を増やしても、神経細胞に渡される乳酸の量は殆ど変わらない。

だから頭脳労働するからといって糖質を体内に投入しても、神経活動はまず増加しない。それどころか、低血糖症が起こり、神経活動が抑制されるのである。意図とは逆の結果が表れることになる。

これに対してケトン体は、グリア細胞における化学変換が必要ない。
ケトン体は直接神経細胞のミトコンドリアに取り込まれて、神経細胞の働きを上げることができる。

絶食の経験のある人ならわかるが、絶食をして3日後くらいから、頭がさえて、アイディアがどんどん生まれるようになることがある。
これは肝臓で大量のケトン体が生産されて、脳にある神経細胞のミトコンドリアに直接作用するからである。

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2018/04/04(Wed) 10:16 | URL | 福助 | 【編集
Re: 脳内でブドウ糖を取り込むのは、実は神経細胞ではない
福助 さん

興味深い情報をありがとうございます。
読んでみようと思います。
2018/04/05(Thu) 20:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
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