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ターザン。2018/4/12号。先駆者二人が「過去・現在・未来」を語る。
こんにちは。

ターザン、2018年4月12日号(No.738、p47~p51)に
山田悟医師と私の対談が掲載されました。

中嶋一雄先生、福助さん、迷える子豚さんから
ターザンの記事に関してコメントを頂きました。
ありがとうございます。

対談は、二人ともよく喋るタイプなので、結構内容が濃くて、
予定をオーバーして2時間以上も続いて、帰りの新幹線の時間がギリギリとなりました。
ライターの井上健二さんには、ご苦労をおかけしたと思います。
山田医師の「ロカボ」と
高雄病院の「スーパー糖質制限食」「スタンダード糖質制限食」「プチ糖質制限食」も
対立するものではなく、お互いに相補的なものという位置付けです。

このように対談はかみあったのですが、
一点だけ、エビデンス(EBM)に関しては、見解の相違がありました。
山田悟医師は、EBMを大変重視しておられ、医学界においては
エビデンスがないと医療は語れないという立場です。
つまり根拠となる医学論文がないと信頼できないという見解です。

私は、私はEBMを無視することはないけれど
それだけを重視すれば、真実を見失うことがあるという立場です。
例えば生理学的事実が明確であれば、それを根拠に論理的に展開していけば
科学的真実にたどり着けると思います。
①「糖質だけが直接血糖血をあげる、蛋白質・脂質は上げない」
②「食後高血糖→酸化ストレスリスク増大」
③「平均血糖変動幅増大→酸化ストレスリスク増大」
④「食後高血糖と平均血糖変動幅増大→糖尿病合併症の元凶」
①は生理学的事実です。
②③④は、医学論文によるエビデンスがあります。
スーパー糖質制限食の有効性・安全性について、現在長期的エビデンスはありません。
しかし、スーパ-糖質制限食なら、①に基づき、②③④が発生しないので
理論的には、糖尿病合併症を予防できる可能性が極めて高いのです。

一方従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)にも
有効性・安全性について、現在長期的エビデンスはありません。
しかも、従来の糖尿病食は①に基づき、必ず②③④が発生するので
理論的には、糖尿病合併症を予防することは困難です。
現実に糖尿病腎症からの人工透析が毎年16000人以上、糖尿病網膜症からの失明が毎年3000人以上、
糖尿病足病変からの足切断が毎年3000人以上あります。
このことは、現行の糖尿病治療<従来の糖尿病食+薬物療法>が決して上手くいっていない動かぬ証拠と言えます。
まことに遺憾ながら従来の糖尿病食は「合併症製造食」としか言いようがないのです。


江部康二


☆☆☆
ターザン、2018年1月12日号(No.738、p47~p51)
山田悟医師と私の対談。
以下、要約です。


特別対談
先駆者二人が「過去・現在・未来」を語る。

糖質制限はブームではない。

今や生活に定着しつつある糖質制限。
僕たちはどうつき合うべきか、貴重な対談からヒントをもらおう。


取材・文/井上健二 撮影/谷 尚樹 

高雄病院理事長
江部康二先生

えべ・こうじ 1950年京都府生まれ。京都大学医学部卒業。日本における糖質制限食の牽引者。高雄病院で1300人超の入院患者、3000人超の外来患者を通して糖質制限食の治療効果を証明している。一般社団法人日本糖質制限医療推進協会の理事長を務める。

北里研究所病院
糖尿病センター長
山田悟先生

やまだ・さとる 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。多くの患者に食べる喜びと生活の質を高める治療を行いながら、エビデンスを重視した研究を続ける。一般社団法人食・楽・健康協会を立ち上げ、緩やかな糖質制限食ロカボの普及に尽力。


----まずはお二人が糖質制限に取り組み始めた経緯を教えてください。

江部康二先生(以下、江部) 私が医局長、兄が院長だった高雄病院で、兄が、1999年から始めました。
宇和島で、兄の同級生の釜池豊秋医師も同時に開始していました。最初は信用していなかったのですが、
2001年に私の糖尿病
患者さんに糖質制限食を
試してもらったら、玄米
菜食でウォーキングにい
くら励んでも食後の血糖値
が400mg/㎗を切らない横綱級だったのに、すぐに食後の血糖値が200mg/㎗を超えなくなった。もうびっくりしてそれから病院を挙げて徹底的に取り組みました。

山田悟先生(以下、山田) 僕の場合は02年頃、ある70代の糖尿病患者さんが「家族が自分の喜寿のお祝いをしてくれたのに、私一人だけワンプレートで終わり。みんなと同じフランス料理のコースが食べられなかったのが悔しい」と涙ながらにおっしゃってきたのが、きっかけです。

・・・中略・・・

江部
自分自身で人体実験しながら、糖質制限の基礎を作ってきた。

山田
医学会を変えるよりもまずは
社会を変えることを考えました。



エビデンス不足で
アトキンスは叩かれた。

-----糖質制限の元祖といえるのは、1972年にアメリカのロバート・アトキンス博士が提唱したアトキンス・ダイエットです。なぜアトキンス・ダイエットは70年代から世界的に浸透しなかったのでしょうか?

山田 アトキンス・ダイエットに対して、アメリカ医師会はすぐさま会報誌『JAMA』で次のように批判しました。無作為化比較試験(④⇒P50参照)をやっていない、脂質を控えていない、エネルギー産生栄養素バランス(⑤⇒P50参照)が通常食とかけ離れているので続かない、理論的な根拠がない、ダイエット・レボリューションとキャッチフレーズの割に革命的ではないという5つの理由で公式に叩いたため、70年代はブームになりませんでした。そのためアトキンス・ダイエット、もしくは糖質制限食は民間療法の立ち位置になり、アメリカ糖尿病学会からも異端視され続けたのです。

江部 確かにアトキンス以前でも、21年にインスリンが抽出されるまで糖尿病患者を救うには糖質制限しかなかったから、アトキンス・ダイエットは革命でも何でもない。
 糖尿病学の父と呼ばれる著名な糖尿病専門医であるアメリカのエリオット・ジョスリン医師が記した『ジョスリン糖尿病学』の初版は1916年ですが、そこにはインスリンを出す膵臓の細胞が破壊される1型糖尿病でも、悪しき生活習慣が招く2型糖尿病でも、糖尿病患者は糖質を摂取カロリーの20%にせよと書いてある。血糖値を上げるのは糖質だけだという認識があったからです。
 日本の学会に比べると進歩的とされるアメリカ糖尿病学会でも、97年の患者向けのテキストブックには「糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10%未満が血糖に変わる(ことで血糖値を上げる)」と記されていましたが、04年版では「血糖値に直接影響を与えるのは糖質だけであり、タンパク質と脂質は血糖値に影響を与えない」という記述に変更されました。13年には糖質制限食を糖尿病治療食のオプションとして正式に認めている。40年以上、一貫してカロリー制限食を唯一無二の食事療法として推奨し続けている日本糖尿病学会とはエラい違いや。

・・・中略・・・


糖尿病患者は糖質制限と
薬を併用すればいい。


----お二人は日本における糖質制限の立役者ですが、スタンスには微妙な違いがあります。読者にわかりやすく説明してください。

江部 高雄病院式はスーパー、スタンダード、プチ(⑥⇒P51参照)という3段階から選べるのが特徴。減量目的ならスタンダードでもプチでもいいと思いますが、厳密な血糖コントロールが求められる糖尿病患者さんでは3食ともに糖質を制限するスーパーがおすすめ。
 糖尿病が進むと1gの糖質が血糖値をだいたい3mg/㎗上げるとされている。たとえ空腹時血糖が100mg/㎗と正常範囲内でも、40gの糖質を食べると血糖値が220mg/㎗まで跳ね上がる危険がある。糖尿病の有無で本人が選べばいいのです。

山田 僕らが提唱するロカボ(⑦⇒P51参照)は糖質が1食20〜40g×3食+間食10gで1日70〜130g。ご飯もパンもOKです。それも生活環境次第で実践できない人もいるでしょう。ならば糖尿病患者さんは必要に応じて薬を併用すれば良いというのが僕らのスタンス。何よりも自分の人生を自分らしく楽しむのが、最優先であるべきですから。食事はヒトにとって大きな快楽なので、それを奪うような提案はたとえ論理的に正しくても続くわけがない。

・・・中略・・・

カロリー制限は続かない。
大事な骨と筋肉も削れる。

----カロリー制限にはお二人とも否定的です。一方でカロリー制限で寿命が延びるという主張もあります。

・・・中略・・・

白米をたらふく食べ始め、
日本人に糖尿病が増えた。

----長期のカロリー制限にエビデンスがないというお話ですが、長期の糖質制限にもエビデンスがないという批判もあります。日本人は昔から白いご飯をたくさん食べてきたのに、いまでは世界有数の長寿国です。

山田 日本人は昔から白米をたらふく食べていたというのは誤解。昭和30年代後半、米消費が減って減反に転じる直前まで日本は米を輸入してきた。つまり米不足だったのです。庶民が白米を満足に食べられるようになったのは輸入せずに済むようになり、減反が始まるまでのごく一時期。そこから糖尿病が増えるのです。

江部 九州大学の久山町研究(⑨⇒P51参照)でも白米の摂取が増えるほどアルツハイマー病が増える。日本人の平均寿命が長いのは新生児の死亡率が世界でもっとも低く、公平に医療が受けられる仕組みのお陰。
 糖質制限食にエビデンスがないというけど、血糖に直接的に影響を与えるのは糖質だけであり、食後高血糖が血管にダメージを与えるのは、エビデンス以前の生理的な事実。カロリー制限で1日3回白米をお腹いっぱい食べて、その度に食後高血糖を起こしたら良いことは何もない。

山田 結論は同じですが、僕はやはりエビデンスがないと医学、医療は語れないと思っています。前述のようにアトキンス・ダイエットが叩かれたのもエビデンスがなかったから。それを「ダイレクト研究」や「A to Zスタディ」といった信頼性の高い無作為化比較試験でエビデンスを積み重ね、ようやく糖質制限は受け入れられるようになった。日本でも14年に僕らのグループが無作為化比較試験で糖質制限の治療効果を実証しました。

江部 エビデンスが大事なのはわかるけれど、統計に頼りすぎると大切なものを見失う可能性がある。

山田 おっしゃることはわかります。でも、糖質制限のさらなる普及のためにエビデンスはやはり重要です。

江部 エビデンスは任せた!(笑)



将来の医療費削減、
輸出増大につながる。

----今後、糖質制限はどのような展開を見せるのでしょうか。

江部 先日テレビで管理栄養士さんが「ダイエットブームは長くて半年なのに、糖質制限は何年も続いて不気味」と嘆いていた。不気味でもなんでもなく、生理的事実に基づいた人類本来の食事だから、よりメジャーになって定着する。外食でもコンビニでも糖質制限できる時代だし。

山田 緩やかな糖質制限をしながら、薬を使う人もいるでしょうが、それでも糖尿病とその合併症は減り、医療費も削減できます。

江部 低糖質商品は付加価値が付いている分だけ値段は高めですが、利用者が増えて市場規模が広がれば、値段も下がって普及に弾みがつく。

山田 健保組合あたりが、医療費が削れた分だけ、低糖質商品の購買に力を入れてくれたらいいですね。

江部 食後高血糖を見過ごすメタボ検診は見直し、血糖自己測定器(SMBG)でも配ったらええのに。

山田 血糖値の見える化は重要ですよね。いちいち血を出さなくても血糖がモニタリングできる〈リブレ〉のような商品も現れましたから。

江部 さらなる精度を期待したいね。

山田 日本の農業は高い技術力を持っているのだから、ぜひ低糖質の米を開発してもらいたい。低糖質の米ができたら世界中に輸出できます。

江部 日本の低糖質製品も海外でニーズがある。糖質制限は日本経済に活力を与えるパワーもありそうやね。


糖質制限の歴史
糖質制限は古くて新しい。
19世紀に一大ブームを巻き起こし、
21世紀に再評価されるまでをまとめた。

1863年 糖質制限で20kgの減量に成功したイギリス人実業家ウィリアム・バンティングが『肥満の書』を自費出版。欧米でベストセラーになる。
1921年 カナダのフレデリック・バンティングがインスリンの抽出に成功。ほどなく大量生産されるようになり、糖尿病治療に革命。
1972年 アメリカのロバート・アトキンス医師が低炭水化物ダイエット(アトキンス・ダイエット)を提唱。
1995年 アメリカで『Sugar Busters!』が出版される。カロリーよりも血糖値の上がり具合(GI値)に注目し、のちにベストセラーになる。
1997年 自ら1型糖尿病を患うアメリカのリチャード・K・バースタイン医師が糖質制限食を提唱する『糖尿病の解決』を出版。ベストセラーになる。
1999年 江部洋一郎医師(高雄病院院長・当時)、釜池豊秋医師(アクアクリニック理事長・当時)が日本初の糖質制限食を開始。
2001年 日本で糖質制限食の一種である低インスリンダイエットが話題となり、日本でもGI値に注目が集まる。
2003年 アメリカでアトキンス・ダイエットにスポットが当たり、一大ブームとなる。
2004年 高雄病院の江部康二医師が日本で初めて糖質制限食の有効性について医学雑誌の論文を発表。
2005年 江部康二医師が出版した日本初の糖質制限食の本『主食を抜けば糖尿病は良くなる!−−−糖質制限食のすすめ』(東洋経済新報社)がベストセラーとなり、日本で糖質制限が本格的に普及するきっかけとなる。
2007年 肥満者を対象に4つの方法を比較した「A to Zスタディ」で糖質制限食が最高評価を得る。
2008年 アメリカ糖尿病学会が肥満の糖尿病患者に1年間の期限付きで糖質制限食の有効性を認める。
 糖質制限食の減量効果を科学的に立証したイスラエルのShaiらによるDIRECT研究が公表される。
2013年 緩やかな糖質制限食=ロカボの考えを普及させる目的で北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟医師が一般社団法人食・楽・健康協会を立ち上げる。
2013年 アメリカ糖尿病学会が糖尿病患者の食事療法のオプションの一つとして糖質制限食を正式に認める。
2014年、日経メディカルOnlineの医師会員を対象としたオンラインアンケート(有効回答数2263名)で58.3%の医師が糖質制限を支持するという結果が得られる。
2016年 市場調査会社の富士経済は糖質制限の市場規模が3431億円に達するとの調査結果を公表。

コメント
糖質制限理論、生還、覚醒証明者として、、、。
都内河北 鈴木です。

本日記事の山田悟氏の「糖質40%」の基準に何故こだわるのか疑問有ります!!

現在私の内科担当医も初診時私に発言しました。
生きる為に「糖質は摂取必要ない!!」と。

しかし通院してみますと以前にもコメントしましたが勤務医であることから、
教授とともに「糖質制限理論」肯定論文発表していても指導は指定していません事は伝えておきます。

担当医と私の関係は良好です。

糖尿病発症している患者には、
2004年ADAエビデンス
「血糖値上昇は、糖質のみ!!」

2005年江部先生「糖質制限理論」発表!!
     ジョスリン「糖質40%以下、低いほど良い!!」

上記を知り、インスリン、服用薬投与で「糖質制限理論」実践して、
「翌日に効果自覚しました!!」

山田氏の医療者として「糖質40%摂取」にコダワル意味が理解不能です!!

2014,1、には宗田哲男医師が
「胎児にはケトン体のみ、ブドウ糖の存在は無し!!」を発表!!

2016,3、区役所主催「糖尿病教室」参加の「日本糖尿病学会・公認医」は、
「脳の栄養素はブドウ糖です」と発言しましたので、私は1番に挙手し質問しました。

・脳には2014年1月「ケトン体」発表しましたね?
・自身の「糖尿病・生還デ~タ」を提示して、
「この様な医療生還デ~タを御存知ですか?」
(この医療デ~タはこの日の講演担当医の病院での物です。)
 以降質問して「返答不可」でした。

参加患者に返答不可な糖尿病講習医!!

本日私が言いたいのは、医療者であるなら、
「糖尿病の根本原因・糖質摂取だ」と説明しろ!!
と言いたいです!!

何故なら私は、糖尿病21年間重症化するも、
後半7年間は「日本糖尿病学会・公認担当医」に世界情報を「隠蔽」されていましたが、
垣間見たテレビで江部先生「糖質制限理論」を知り実践して、
2010,10,1、より3か月足らずでインスリン(1日8・6・6)投与が、ヘモグロビン正常化!!
現在7年目に「生還、覚醒」が有るからです!!

江部先生のブログには「理路整然と真理情報満載」で、
私は7年目現在も「生還、覚醒」出来て興奮冷めやらずですが、

2018,3、現在もこの様な「日本医療界」特に「日本糖尿病学会」の
「改善、生還、覚醒者」へ「圧力三昧の現実状況」にある事が、
信じがたいです!!

江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2018/03/25(Sun) 16:48 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: 糖質制限理論、生還、覚醒証明者として、、、。
都内河北 鈴木 さん

糖質摂取比率40%で、境界型や軽症の糖尿病なら、上手くいく可能性もあります。
従って、日本糖尿病学会の言う「糖質摂取比率50~60%」よりはましだと思います。

しかし中等度以上の糖尿病になると、40%の緩やかな糖尿病では、180~200mg/dlを超える食後高血糖を
起こす可能性が高いので、やはり糖質摂取比率12%の「スーパー糖質制限食」が必要だと思います。
2018/03/25(Sun) 18:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
お疲れ様でした
なるほど・・・
糖質摂取量40gの毎食が、やはり怖いですね。
私も、それほど偉そうなことは言えません。
昼には40gを超えることはあると思います。
ですが、朝は15g以下。夜も同じようなものだと思います。
血糖値180オーバーでリアルタイムで血管が痛むという江部先生のエビデンスがありますね。
ただ、エビデンスは完全に観測者と被観測者を分けてみるので、個人差とかタイプは無視されてしまいそうです。
私的には自分で適当に良いところを見つけて落ち着くのが腑に落ちます。
エビデンス=マニュアルくさい匂いがするのがあまり好きではないのですが、まぁないよりはあれば良いに越したことはないという感じです。
何にしても、過ぎたるは及ばざるがごとしと思い、適当に楽しく、身体に負担をかけずに、身体と相談しながら行くのがベターなんじゃないかと思います。
エビデンスといえば、先生の生きた身体の15年もののエビデンスがありますね。
2018/03/25(Sun) 20:02 | URL | クワトロ | 【編集
Re: お疲れ様でした
クワトロ さん

 「糖尿病が進むと1gの糖質が血糖値をだいたい3mg/㎗上げるとされている。たとえ空腹時血糖が100mg/㎗と正常範囲内でも、40gの糖質を食べると血糖値が220mg/㎗まで跳ね上がる危険がある。」


そうですね。
食後高血糖は、酸化ストレスリスクとなるので、要注意です。

私は、2002年(52歳)の時に糖尿病発覚で、以来ずっとスーパー糖質制限食なので
2018年現在、16年間の体験事実があります。
しかし、個人的体験なので、論文によるエビデンスではないですが・・・。
2018/03/25(Sun) 23:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生の分かりやすいご説明に感謝
いつも不思議に思うのですが、糖尿病とか合併症の不安を考えたら、ご飯やパンを止めるぐらい何てことないと思うのですが、大騒ぎするほどのことでしょうか?

世界には飢えた人が山ほどいるし、日本人だって少し前までお腹いっぱい食べられなかった。糖質制限では、美味しいお肉も魚も卵もチーズも(一部をのぞいて)野菜も食べ放題だというのに、それで文句を言う現代日本人ってどれほど病んでるの?と、冷静に考えればそう言う理屈になりますよね?(まあ、現実には誘惑に囲まれているので、我慢が辛いのも理解できますが)

糖質制限は、過剰な物欲や食欲、贅沢病に侵された現代人の新しい生き方の指針になるかもしれませんね。私自身、糖質制限を知ってから、欲を律する力を得たいと思うようになりました。

>①は生理学的事実です。
>②③④は、医学論文によるエビデンスがあります。

これで十分ですよね。
高校時代に科学の試験で7点(100点満点)をとった私でさえ簡単に理解できます。
これで納得できなかったら、我が家の猫レベルです。

だったら、体に悪いものは摂取するのをやめようよ、と言う単純な話だと思います。

江部先生のご説明は、科学7点の私にも理解できるほど分かりやすいので感謝です。また、新たな疑問を感じてもきちんと回答を用意してくださっているので納得できます。だから糖質制限をしない理由が見つかりません。
2018/03/26(Mon) 00:03 | URL | neko | 【編集
生化学と生理学
科学的真実である生化学と生理学を無視して築きあげた医学は、嘘の上の蜃気楼のような代物だと思います。
2018/03/26(Mon) 06:17 | URL | 広島人 | 【編集
Re: 江部先生の分かりやすいご説明に感謝
neko さん

コメントをありがとうございます。
私も、同感です。

>①は生理学的事実です。
>②③④は、医学論文によるエビデンスがあります。


私も、これで、必要充分と思います。
<カロリー制限・高糖質食>を推奨する医師はどう考えておられるのか不思議です。
2018/03/26(Mon) 07:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 生化学と生理学
広島人 さん

そうですね。
生化学や生理学に比べて、
医学は科学的レベルが?のことが多いですね。

日本動脈硬化学会のコレステロールのガイドラインにしても
日本糖尿病学会のガイドラインにしても
科学的根拠は?です。
2018/03/26(Mon) 07:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 生化学と生理学
>医学は科学的レベルが?のことが多い

医学だけでなく,栄養学についてもそう思います.

なぜそうなのかと考えてみたのですが,物理学や化学などでは,過去には定説とされていたことでも,実験1つで簡単にひっくり返されることは珍しくありません.

そのため新説が出てきても,それが正しいのであれば,そちらに乗り換えても,非難されることはありません. 真理を求めるのが科学だからです.

ところが,医学界や栄養学の分野では,『過去にああ言ってしまった以上,今更撤回や訂正はできない』という『面子』が大きく影響しているのではないでしょうか? 真理よりも面子が大事なら,それは科学ではありません.
2018/03/26(Mon) 09:22 | URL | しらねのぞるば | 【編集
とても有意義な記事ですね。ご紹介ありがとうございます。

私自身は山田式から入ってスーパー糖質制限へ、そして現在はほぼケトジェニック(カロリー比で糖質5%未満、脂質70%以上)生活です。

こちらは江部先生のブログなので、山田式(もしくは山田先生のスタンスそのもの)への”批判的”反応もお見受けできますが、両先生の見解の相違は立場や目的(優先順位)の違いも大きいのではないかと思います。

”闘う相手”の違いとも言えるかも知れません。

いずれにしても両先生(や他の先生方、先達の方々)の様々な視点や理論を自分で判断・決断・実行、そしてカスタマイズ・最適化する作業は、誰にも任せられるモノではないと私は考えます。

結局、江部先生ご自身が長年そうされてきたように、自分自身の体で”人体実験”を重ねるしかないように思います。

最大公約数や偏差値50が常に自分に当てはまる保証はどこにもありませんからね。

自分自身の健康維持や改善を、たとえ高名な医師であろうと”丸投げ”することは、最善手を見失う姿勢ではないかと思います。
決して専門家たる医療関係者や栄養士の方々を軽んじるつもりはありませんが、病気になるのも治すのも、結局その主要因は自分次第だと思うのです。


2018/03/26(Mon) 10:45 | URL | ねけ | 【編集
エビデンスに関して言うと、糖質制限ダイエットをしていても、糖質無制限ダイエットをしていても、人は誰でも死ぬのだから、相対的にどうかという観点でのエビデンスが必要でしょうね。

糖質制限が安全だ(あるいは安全ではない)というエビデンスは、あくまでも糖質無制限との比較において提示されるべきものであり、つまり、それまでは、糖質無制限が安全だというエビデンスもない訳です。
2018/03/26(Mon) 11:23 | URL | たにぐち | 【編集
じっくり読みたくてターザン買いました


もともとターザンは以前から愛読していて、今回お二人の対談をじっくり読みたくて購入しました。以前の同誌の内容では、ダイエットの一つとして糖質制限を取り上げることが多く、取り上げているのはいいのですが、どうもダイエットとしてどうかというダイエットの部分が先に出てしまって、私としたら、やはり糖質制限をした結果、ダイエットにつながっているという考え方でとらえるべきではないかと思いながら、これまで読んできましたが、今回の対談ではそういったカラーがなく、非常にシンプルかつわかりやすい対談・内容となっていて、読んでいて、頭にすっと入ってきて良かったです。こうしてより多くの方が糖質制限の必要性とその効果を実感できるようになったらいいなあと思います。

それから、こういった対談は凄くいいと思うのですが、糖質制限に理解のある全国の医療機関、先生のリストみたいなものがあるといいなあと思います。そういったサイトや本は私が知る限りはないと思うのですが、あったら受診する際にとても助かります。特に自分は関西圏で(特に兵庫で)糖質制限に理解のある眼科の先生がおられないか、探しています。先生、もしもご紹介頂ける様でしたら、教えてください。
2018/03/26(Mon) 13:54 | URL | 神戸人 | 【編集
Re:Re: 糖質制限理論、生還、覚醒証明者として、、、。
【しかし中等度以上の糖尿病になると、40%の緩やかな糖尿病では、180~200mg/dlを超える食後高血糖を起こす可能性が高いので、やはり糖質摂取比率12%の「スーパー糖質制限食」が必要だと思います。】について、

糖質の摂取比率(%)と摂取量(g)をまとめてみました。

1日の摂取カロリーを2000kcalとした場合

●門脇孝先生(東大病院、2015/4から)
・摂取比率:40%
・1食当たりの摂取量:不明
・1日の摂取量:200g

●山田悟先生(ロカボ)
・摂取比率:26%以下
・1食当たりの摂取量:40g以下
・1日の摂取量:130g以下(1食40g以下を3食と間食10g)

●江部康二先生(スーパー糖質制限食)
・摂取比率:12%以下
・1食当たりの摂取量:20g以下
・1日の摂取量:60g以下(1食20g以下を3食)
(スーパー糖質制限食2食の場合、摂取比率:8%以下)
2018/03/26(Mon) 16:03 | URL | オスティナート | 【編集
Re: Re: 生化学と生理学
しらねのぞるば

コメントありがとうございます。

そうですね。
医学界では、『面子』にこだわる医師が多いことは実感します。

そのため、糖質制限食に関しては、『面子』にこだわるため、糖尿病専門医が一番認知が遅れていると思います。
循環器、消化器、整形、歯科とか『面子』にこだわる必要がないのですんなり認知のパターンが多いです。
2018/03/27(Tue) 14:29 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ねけ さん

仰る通りと思います。

山田悟先生方式と高雄病院方式は、相補的なものと私も認識しています。
決して対立するものではないです。

一方、自分自身の健康を守るには、自分で考え選択することが必要と私も思います。
例えば、
「糖質40g食べたら、血糖値が120mg上昇」
「糖質10gなら、血糖値が30mg上昇」
あたりは、知識として自分で考え選択することと思います。
2018/03/27(Tue) 14:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
たにぐち さん

糖質摂取比率が多いほど、総死亡率が高まるという信頼度の高いコホート研究は
少なくとも3つあります。

①ランセット誌のオンライン版(2017/8/29)
②上海コホート研究
③NIPPON DATA80

です。
2018/03/27(Tue) 14:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: じっくり読みたくてターザン買いました
神戸人 さん

日本糖質制限医療推進協会の
提携医療機関のリストがあります。
眼科は関西では把握しておりません。

http://www.toushitsuseigen.or.jp/med-institution
2018/03/27(Tue) 14:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
山田医師は、長期のスーパー糖質制限の安全性にエビデンスがないという理由で、一食20g以上にしなければならない、という主張なのでしょうか?
一食40g以下の安全性にはエビデンスはあるのでしょうか?
納得が行きませんね。
っていうか、僕には、山田医師が糖質制限の足を引っ張っているようにしか思えないのです。
ローソンの低糖質商品にしても中途半端なものばかりで、よかれと思い買って食べると、不必要な糖質摂取に後悔するんです。
要するに誘惑の罠になってしまっているんです。
たとえばもし、宗田医師と大手企業が手を組んで、ケトン体という言葉を前面に出しキャンペーンを打てば、即効性はないにしても、減量だけではない健康の真実を世に広めることができるだろうに、などと思うのです。
相補的というのは、釜池医師と江部医師の二人にこそ使うべきもので、江部医師と山田医師にはもっと対立してほしいと僕は思ってます(^-^)。
2018/03/28(Wed) 11:15 | URL | 魚田阿萬 | 【編集
エビデンスに関して。
長期のスーパー糖質制限の安全性を保証するエビデンスがないと言いますが、
論文はなくても、たとえば高雄病院だけでも何百人?何千人?もの患者のデータがあるんじゃないですか?
長期というのがどれくらいなのか分かりませんが・・・、糖尿病が治り、それだけじゃなく花粉症や下痢症や高血圧や鬱病や・・・、あらゆる病が改善したのに、何年か過ぎたある日から深刻な病の落とし穴が待っている、なんてこと考えられるでしょうか?
特別な薬を摂ってるわけでもないのです。
糖質は必須栄養素でもないのです。
糖新生があることも、ケトン体がエネルギーになることも分かっています。
喫煙に肺ガンのリスクがあることは、もはや常識ですが、飽くまでリスクであり、発症するかしないかは決まっていません。
長期のスーパー糖質制限のリスクの場合は、それとは違い、リスクがあるかどうか分からないリスクです。
そんなことを言い出したら悪魔の証明になってしまいませんか?
2018/03/28(Wed) 11:50 | URL | 魚田阿萬 | 【編集
Re:魚田阿萬さんの、リスクへ、、、。
都内河北 鈴木です。

「糖質の栄養素無い事」は、
1880年「脚気」原因気付いた「高木兼寛医師」により解明されています。

江部先生「糖質制限理論」は、
現在までの「医学時代進化解明した理論」だと理解把握可能だと思えませんか?

私は事実確証有る「生還、覚醒」デ~タをもって感謝の意味でコメントしています。

又、知り得たばかりの方々には私達のコメントにより理解把握をより早くして改善を目指していただけないかとの思いもあるのです。

私は「改善目指す患者に医療組織の立場有る権威肩書者の隠蔽をして、
医療理念皆無の確証も所持しています!!」

この事は江部先生にも伝わっているかとも思います。

私は「糖質制限理論で生還し、覚醒して行く事」なども、
現在通院眼科、歯科、脳神経外科、各院長、
そして内科担当医へデ~タを渡してあります。

何故なら、「糖質制限理論の事実だから!!」です。

あなたの言われるリスクですが、
現在の「日本糖尿病学会」のカロリ~制限理論に、
リスクの話をされるべきかと思います。

私は江部先生には、面識無く、利害関係無い、
身で有りながら「生還、覚醒」した事を証言します!!
ありがとうございます。
敬具
2018/03/28(Wed) 13:41 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
糖質の摂取量と摂取エネルギー比率
江部先生こんばんは

●摂取エネルギー比率
エネルギーを持つ栄養素(エネルギー産生栄養素)をエネルギーに換算して、摂取エネルギーとの比率を表したものです。

●糖質の摂取エネルギー比率
糖質(g)をエネルギー(4kcal/1g)に換算して摂取エネルギーとの比率(%)を表したものです。

〇ロカボ

・1日2000kcal摂取した場合
130g×4kcal=520kcal
520kcal÷2000kcal=26%

・1日2600kcal摂取した場合
130g×4kcal=520kcal
520kcal÷2600kcal=20%

〇スーパー糖質制限食

・2000kcal・3食の場合
60g×4kcal=240kcal
240kcal÷2000kcal=12%

・2000kcal・2食の場合
40g×4kcal=160kcal
160kcal÷2000kcal=8%


●エネルギー産生栄養素バランス

「PFC(ピー・エフ・シー)バランス」として表してきたものが、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より、生活習慣病やその重症化を予防する目的で名称が変更されました。



※江部先生がおっしゃるように、1食当たりの糖質摂取量(糖質1g当たり3mg/dlの血糖値上昇がある)が重要だと思います。

※糖質摂取エネルギー比率(%)は糖質制限食の場合、1食の糖質量に制限があるため、摂取カロリーと食事回数により変動します。

※私は、スーパー糖質制限食の1食の糖質20g以下がベストだと思っています。
(私の場合、空腹時血糖値が120mg/dl、食後血糖値いつも180mg/dl以下で収まっています。)
2018/03/28(Wed) 22:52 | URL | オスティナート | 【編集
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