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スーパー糖質制限16年、江部康二の2018年1月の検査データです。
こんばんは。

糖質制限食実践により、血液・尿検査のデータが変化します。

例えば、血糖値や中性脂肪やHDLコレステロール値など、さまざまな数値が改善します。

ただ、これらの検査データは、はっきり一定の傾向が出るものと、そうでないものがありますので、
まずはその変化を示します。

最後に、私自身の検査データを示します。


<スーパー糖質制限食実践時の血液・尿検査データの推移>

①血糖値は糖質制限食実践時にリアルタイムに改善します。
②スーパー糖質制限食なら、HbA1cは月に1~2%改善します。
③中性脂肪も速やかに改善します。
④HDLコレステロールは増加しますが、増加の程度と速度に個人差があります。
⑤LDLコレステロールは低下・不変・上昇と個人差があります。
 上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
 個人差があります。
⑥総コレステロールは、低下・不変・上昇と個人差があります。
 上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
個人差があります。
⑦尿酸も低下・不変・上昇と個人差があります。
 上昇した場合は、ほとんどが摂取エネルギー不足が原因です。
⑧尿素窒素はやや増加傾向になる人が多いですが、そのうち落ちつくことが多いです。
⑨クレアチニンは不変です。
⑩血清シスタチンCも不変です。
⑪血清カリウムも不変です。
⑫血中ケトン体は基準値より高値となりますが、生理的なもので心配ありません。
⑬尿中ケトン体は当初3カ月〜半年は陽性になりますが、その後陰性になることが多いです。
⑭脂肪肝に付随するGPTやγGTP値も改善します。
⑮TSH、FT4、FT3も不変です。


上記に記載していない血液検査や尿検査については、糖質制限食開始前後で差はありません。

TSH、FT4が正常でFT3だけ低下している場合「低T3症候群」といい、
ほとんどの場合は摂取エネルギー不足が原因です。
これは甲状腺機能低下症ではありませんので注意が必要です。
例えば「神経性食欲不振症」などでも「低T3症候群」を呈します。


LDLコレステロール・総コレステロールに関して「低下・不変・上昇」と個人差があるのですが、
糖質制限食開始前に菜食中心で食材のコレステロールが少ない場合、
肝臓でコレステロールをつくる能力が高まっています。
そういう場合糖質制限食で肉や卵などコレステロールの多い食材を摂取すると、
一過性にLDL-コレステロール値が高くなりますが、半年~1年~2年~3年~数年くらいで落ち着くことが多いです。

私自身は、HDLコレステロールはかなり増加し、
LDLコレステロールは少し低下しました。

尿酸値が上昇した場合、摂取エネルギー不足のことが多いので注意が必要です。

私は2002年発覚の糖尿人で、その数年前から、
早朝空腹時血糖値が109~111~112mg/dlとか、ギリギリ~境界型でした。

2002年に糖尿病が発覚していらい、スーパー糖質制限食を実践しています。
食事は朝食抜きで、1984年、34才のときから昼と夕の2回です。
身長:167cm 体重:67kg からスーパー糖質制限食を開始して半年で56~57kgとなりました。
その後ずっと体重は維持しており、2018年現在56~57kgくらいです。

2018年1月8日で68才となりました。


さて、スーパー糖質制限食を16年間実践中の、
江部康二の2018年1月の検査データです。

甲状腺機能
TSH:1.38(0.34~3.88)
F-T4:1.2(0.8~1.8)
F-T3:2.6(2.1~4.0)


空腹時血糖値:106mg/dl(110未満)
IRI:3.0U/ml(3~15)→ 少ないインスリンで、血糖値が正常なので好ましい。
HbA1c:5.9% (6.2未満)  
GA:14.3% (11.6~16.0)
総ケトン体:597.0μM/L(26~122) 糖質制限食中は生理的で正常値
血中βヒドロキシ酪酸:524.0μM/L(76以下)
アセト酢酸:72.4
尿酸:2.9mg/dl(3.4~7.0)
TG:46mg/dl(50~149)
総コレステロール:268
HDL-C:109mg/dl(40~98)
LDL-C:149 mg/dl(140未満)→ 善玉のLDL-コレステロールなのでOK。
クレアチニン:0.62mg/dl(0.6~1.1) eGFR:97.9/min./1.73m2(60以上はOK)
BUN:18.4
血清シスタチンC:0.58
GOT:23
GPT:21
γGTP:42
総蛋白:6.9
アルブミン:4.5
血色素量:15.5(13~17)
白血球数:8000(3900~9800)
赤血球数:474(400~560)

尿アルブミン定量精密・クレアチニン補正値:8.3
尿中アセトン体:陰性 心筋・骨格筋でケトン体をよく利用し腎再吸収増加

2002年糖尿病発症、メタボの基準も満たしていた。
2002年からスーパー糖質制限食を開始し、全ての検査データは正常となり、
半年で10kg減量に成功し、16年間実践中。


甲状腺機能検査は、スーパー糖質制限食実践16年間、常に正常です。

他の検査も、基本的に基準値内です。
HbA1cも正常範囲内ですがやや高めのほうです。
空腹時血糖値が、正常範囲内でやや高め(正常高値)であることを反映しています。
まあ、糖尿病歴、16年ですから仕方ありませんね。

一方、GAは正常範囲内で、真ん中あたりです。
これは、スーパー糖質制限食により食後高血糖がほとんどないためと思われます。
即ち「糖化」は正常人並みあるいはそれ以上に予防できていると考えられます。

総コレステロール値は、心血管疾患との関連性は無く、
脂質異常症の2007年以降のガイドラインから外れているので特に問題はありません。
HDLコレステロールは高めで、
LDLコレステロールも少し高めですがOKです。
中性脂肪値が低く、HDL-Cが多いので、
LDLコレステロ-ルも小粒子LDL-Cはほとんどない良好なパターンです。

スーパー糖質制限食なので、高タンパク・高脂質食なのですが、尿酸はやや低いですね。
尿酸も食べ物由来は2割程度であとは個人の体質ですのでこんなものでしょう。

高タンパク食ですが、BUNもクレアチニンも正常です。

焼酎などよく飲む割には肝機能も全く正常です。 (^_^)

インスリンは、基礎分泌が正常範囲内でやや少なめですが、
空腹時血糖値が基準値なので問題ないです。

総ケトン体:597μM/L(26~122)と、
一般的基準値に比べればかなり高値ですが、
尿中のアセトン体(ケトン体の一種)は陰性です。

これは、スーパー糖質制限食実践で、心筋・骨格筋などの体細胞が、
日常的に効率良くケトン体をエネルギー源として利用するようになったため、
尿中に排泄されないのだと考えられます。

即ち、わたしの血中ケトン体値は、あくまで生理的範囲のもので、
インスリン作用は一定確保されていて、血糖値も106mgと正常です。

見方を変えれば、農耕以前の人類皆糖質制限食だった頃は、
私のような血中ケトン体値のデータが当たり前で、
人類の標準だったと考えられます。

糖質制限食実践中の人の血中βヒドロキシ酪酸の標準値は、
200~800~1200μMくらいと考えられます。

ケトン食レベルの人達の、血中βヒドロキシ酪酸は、
3000~5000レベルですが、
ここまで高値だと尿中ケトン体は、陽性となります。

なお、糖質制限食開始直後は、血中ケトン体の上昇に伴い、
尿中のケトン体も陽性となり、どんどん体重が減少していきます。
徐々にケトン体の利用効率が良くなるに従い、
尿中ケトン体は減っていき、やがて陰性となります。
体重も、ほとんどの場合は適正体重で落ち着きます。


江部康二

コメント
お元気に過ごしていらっしゃる先生のデータを見せていただくと、こちらも糖質制限で大丈夫ですよと保護者に勧められます。ありがとうございます。
2018/02/27(Tue) 11:52 | URL | じぇみんまま | 【編集
数値の開示、まことにありがとうございます。また考察につきましてはとても参考になります。私は糖質制限ライフを送り出して6年が経過しました。年一回受検する人間ドックでの血液検査などの結果を見て一人でほくそえんでおります。恐縮ながら私自身は健常者ですが、それでも今から考えると糖質制限を開始するまでは、かなり酷い食生活を送ってきましたので、その影響から当時のデータは散々なものでした。ユルユルながらも続けられ、大きな改善を得られたことは、江部先生の提唱されるスーパー・レギュラー・プチという許容範囲の広い糖質制限のお陰だと理解しております。唯一LDL-Cの値だけがずっと高値で考え込んでいたのですが、最近とある医師のブログにだとりつき、これだな!と強く感じましたので、僭越ながらご紹介させていただきます。今後とも善きお導きをお願い申し上げます。 ありがとうございます。 http://promea2014.com/blog/?p=2571
2018/02/27(Tue) 12:56 | URL | 西村晃 | 【編集
江部先生
初めてコメントさせて頂きます、松尾と申します。

先日の大阪セミナーに参加させて頂き、
「甘酒」の糖質問題、ナッツ食べすぎで太った問題を発言させて頂いた者です。

質問に対して回答して頂き、ありがとうございました。
アンケートにも書いたのですが、私が行ったファスティング内容の甘酒が、どれくらい血糖値を上げるのかを調べて報告したいと思い実践しました。

ちなみに、以前も甘酒を飲んで60分後を測定した時は、空腹時血糖値を測定しなかったため上昇率がわからないのですが、食後60分値は160mg/dlでした。

今回は15分毎に血糖値の上昇を見てみようと、食後120分値まで調べています。

実践結果は下記の通りです。


◼︎血糖測定器 TERUMO MEDISAFE Fitsmile

◼︎「4日間で脂肪だけをキレイに落とす本」
著者 坂田剛士 Gakken
《オプティマムファスティングドリンク》
プロテイン25g〜30g
無調整豆乳300ml
米麹使用の甘酒(砂糖不使用)100ml
を朝昼夕と食事の置き換えとしてやるというもの。
※詳細は省略

◼︎測定者情報
女性/32歳/158cm/60kg/看護師
現病歴なし/運動週3回ランニング、筋トレ等
糖質制限食歴3ヶ月

◼︎摂取食材
有機甘酒 100g 原材料名 有機米のみ 糖質37.9g
有機無調整豆乳 300ml 炭水化物 5.1g
ホエイプロテイン タンパク質22g 糖質5g
→総炭水化物量48g

前日2/26の21時に上記同飲料を飲んで以降、水以外は飲んでいません。

測定指は15分毎に測るため、皮膚が厚い足指で測りました(測定はどこで測っても大丈夫なんですかね?笑)。

11:55 空腹時血糖値94mg/dl
12:10 食後15分値106mg/dl
12:25 食後30分値100mg/dl
12:40 食後45分値146mg/dl
12:55 食後60分値143mg/dl
13:25 食後90分値140mg/dl
13:55 食後120分値149mg/dl

の結果となりました。
血糖上昇値55mg/dl
摂取した糖質分上昇している事がわかりました。

ちなみに、以前も同様に測定したことがあるのですが、スーパー糖質制限食での食後120分までの値はこのようになりました。

◼︎測定日2017年12月8日
夕食 スーパー糖質制限食

食前血糖値102mg/dl
食後15分値93mg/dl
食後60分値125mg/dl
食後90分値103mg/dl
食後120分値102mg/dl

食後2時間30分値92mg/dl
食後3時間値91mg/dl
食後4時間値92mg/dl
食後5時間値93mg/dl


とりあえず、ファスティングは今回でやめます(笑)
体重や体脂肪の増減は別として、食事内容の見直しをしていきながら適正体重まで落としたいです(もちろんナッツはほどほどに(^_^;)

4月に開催されます鹿児島でのセミナーにも参加予定なので、また学びが出来ること楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2018/02/27(Tue) 13:47 | URL | 松尾 春奈 | 【編集
Re: タイトルなし
西村晃 さん

http://promea2014.com/blog/?p=2571
糖質制限マラソンドクター
清水先生のサイトですね。

清水先生は高雄病院に見学に来られたこともあり、知り合いです。
とても信頼できる医師です。


2018/02/27(Tue) 14:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
松尾 春奈 さん

2/25日曜日は、お疲れ様でした。

『総炭水化物量48gで、ピーク55mgの血糖上昇・・・1gの糖質が約1.15mg血糖値上昇』


一応、正常型と思いますが、32歳の若さなら、少し境界型2歩手前くらいなので
今から、緩やかな糖質制限食くらいを実践で将来の糖尿病発症を予防しましょう。


境界型で1gの糖質が約1.5mg血糖値上昇です
糖尿病型で1gの糖質が約3mg血糖値上昇です。

完全正常型は、1gの糖質が約0.5mg~1mg未満、血糖値上昇です。
2018/02/27(Tue) 14:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生のお考えによれば、スーパー糖質制限を実践することにより、糖尿病がどんどん良くなるそうですが、ブログ開始当初に比べて空腹時血糖やHbA1cが上昇してきているのは何故なのでしょうか?
2018/02/27(Tue) 17:18 | URL | westman | 【編集
江部先生のようにいろいろ数値を公開してる糖質制限系の医師や関係者があまりいないように思います。
江部先生からも公開するように促してもらえませんか?
せいぜい簡易測定器の血糖値がいいところ…。
一般人の方が病院の検査用紙を公開したりしています。
2018/02/27(Tue) 18:02 | URL | カリン | 【編集
Re: タイトルなし
westman さん

糖質制限食で耐糖能がよくなる人もいます。

一方、一旦糖尿病を発症して、既に壊れたβ細胞は元には戻りませんん。

私も糖尿病を発症した時点で、既にβ細胞が2~3割は壊れています。
これらは、糖質制限食でも回復しません。

私の空腹時血糖値も、100未満のこともあれば、100以上110未満のこともあります。
また110~125の境界型のこともあります。
これはこの16年間、こんなものです。

HbA1cも5.5~5.9%をいったりきたりしていますが、これも16年間あまり変化はないです。

ただ、いくら糖質制限食をしていても、
年齢と共に、β細胞機能がすこしずつ落ちていくのは、やむを得ないと思います。


2018/02/27(Tue) 20:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
カリン さん

私はそのような立場にありません。
2018/02/27(Tue) 20:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
最近は体重が減らなくて
身長171cm 年齢47才 男
もともと33才の頃より高血糖の診断で、糖の吸収を遅らせる薬のみで13年ほど過ごし
昨年夏より、高血糖が顕著に見られるようになりました
ジャデシアンスも処方されましたが、大きく効果を見ることがなかったところ、
糖質制限食を昨年10月より実施

年末までは、尿中ケトンも2+だったり、3+だったりしましたが、今では0です

ところが、体重が94kgから86kgまで落ちた後は、殆ど変化しなくなってしまいました
最近では85.5~87くらいを日々彷徨っています
個人的にはBMIで27くらいまで行きたいのですが・・
幼少より肥満だったということが要因にあるのかとも思いますが・・

ただ、朝方の空腹時血糖値は、1月には140前後の日もあったりしましたが、最近では120前後で安定しており、HbA1cも5.9と下がってきているので
このまま糖質制限は続けます

この先も体重は減っていくといいんですが・・
2018/02/28(Wed) 08:06 | URL | Hiroshi | 【編集
情報について
糖質制限へ認知が確実に広がっているらしいことは、選択肢という視点からも非常に好ましいと思います。

ただ、江部先生を筆頭に、理論や情報を提供下さっている医師・個人の方々は基本的にあくまでも”ボランティア”です。

何でも尋ねればいいという訳ではないと思います。

こちらのブログでもわざわざカテゴリー分けをして過去の情報を見つけやすくしていただいています。
最低限、これらを閲覧し、自分で情報収集をした上で(さらには自分で理解しようと努めた上で)先達あるいは専門家の意見を仰ぐべきではないでしょうか。

それに、健康にまつわることは履歴や環境による個人差が途轍もなく大きいと想像されます。

先人の示してくれる貴重なデータでさえ、大まかな傾向や事例として捉える方が良いのではないかと思います。

最終的には自分の(あるいは大事な人の)個体にとって相応の対応を見つけることが目的ではないでしょうか。

それには自分で考え、自分を見つめ(体調の自覚や検査等)、自分で判断し、自分で実行した結果をもとに、さらなる効率化や最適化を目指す(負担可能な経済的・環境的・心理的コストの範囲で)というのが基本姿勢ではないかと私は考えます。

各人それぞれに相応しい方法や数値があるはずですが、それは教えてもらうと言うよりも自分でたどり着くという意志が、何よりも重要ではないかと思います。

自分の健康は誰かが与えてくれる物ではないと思います。

こういう場を提供して下さっている江部先生を始めとした有志の方々の負担と努力に最大限の敬意を表したいと思います。


2018/02/28(Wed) 10:41 | URL | ねけ | 【編集
Re: 最近は体重が減らなくて
Hiroshi さん

糖質制限食で、血糖値とHbA1cの改善、良かったです。

体重もある程度は減少しています。

体重が減り止まる原因として、
私の仮説ですが、
脂肪細胞の大きさは、速やかに小さくなって正常の大きさになるけれど
脂肪細胞の数は減らないということがあると思います。
2018/02/28(Wed) 11:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 情報について
ねけ さん

ありがとうございます。

『自分で考え、自分を見つめ(体調の自覚や検査等)、自分で判断し、自分で実行した結果をもとに、さらなる効率化や最適化を目指す(負担可能な経済的・環境的・心理的コストの範囲で)というのが基本姿勢ではないかと私は考えます。』

私も同感です。
2018/02/28(Wed) 11:07 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re;情報について、ねけさんへ
都内河北 鈴木です。

ねけさんと同等の思考力になりますね!!

私が「生還、覚醒」出来たのは、
ネット活用したからです。

ネット活用可能なら、
医療者の「指導・発言の真意判断が可能だからです。」

ネットグロ~バル時代です、
取りあえずは病院で検査などしても、
その組織・医療者の程度もあります。

自身の「健康」を、「日本医療界の権威肩書」を鵜呑みにして、
そのままゆだねるべきかの判断は、
ネット活用して可能性求め納得に近い答えが出てくる可能性大かもです。

私は江部先生「糖質制限理論」を知り、
実践翌日より効果有り、
7年経過して「生還、覚醒」して行く現在があります。

しかし、この私の事実は現在の
「日本糖尿病学会・信者」には耐えられない現実の様です。

「程度低い圧力には要注意です!!!」

江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2018/02/28(Wed) 17:44 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
先生のお声掛けで渋々でも幾人かは公開してくれる糖質制限系の医師や関係者達がいると思うのですが…。
そういえば、あらてつさんも江部先生のような詳細なデータを公開してない気がします。糖尿病ではないのでOGTTもお願いしてみたいですね。江部先生指導の元で高雄病院で検査できるのでは?


2018/02/28(Wed) 20:22 | URL | カリン | 【編集
Re: タイトルなし
カリン さん

このお話しは、私が上から目線でどうこう言うことではありません。
皆さん、個人の自由と思います。
2018/03/01(Thu) 07:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re;情報について、ねけさんへ
都内河北 鈴木さん

ご返信ありがとうざいます。

健康は自分のためであり自己責任が基本ではあると思いますが、このような場で貴重な情報を得られる(交換できる)ことはとても有難いことですよね。

情報提供下さる方の負担やその価値を慮ることは、受け手として最低限のマナーのように思います。

まかり間違っても、江部先生や他のドクター、実践者の方々が情報提供下さることが当然だと考えるべきではないと思います。

自立した意志はイコール感謝の意識ではないかと考えます。
私もこのような場で何かを提供できるようになれれば、それも一つの恩返しになるかもしれません。

もしそのようなことがあれば、もしかするとかえって先生のお手を煩わせることになるかも知れませんが(笑)

2018/03/01(Thu) 09:20 | URL | ねけ | 【編集
境界型なためブログを参考にさせて頂きながら糖質制限を行なっています。
糖質制限始めた当初、BUNが高値となり、その後落ち着いたのですが、最近また25と基準値を超えました。また、総蛋白は初めて基準値を下回り、6.4となりました。
クレアチンは0.61、Ha A1cは糖質制限はずっと5.6前後です。
今回はAST.ALTが共に40前後と上昇していました。腎機能の悪化であったら糖質制限をやめた方がいいのか、と悩んでおります。アドバイスを頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
2018/03/02(Fri) 07:42 | URL | ゆみこ | 【編集
Re: タイトルなし
ゆみこ さん

クレアチンが0.61なら、BUNが25でも、腎機能は問題ないと思います。

蛋白質に関しては、総蛋白よりも、血清アルブミン値のほうが重要です。

「AST.ALTが共に40前後と上昇」
こちらも糖質制限食とは無関係と思います。
2018/03/02(Fri) 08:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
β細胞について
大変尊敬している江部先生に質問させて頂きます。

β細胞が2~3割は壊れています。

と発言を良くされますが、β細胞か壊れている、壊れていないは血液検査のどの項目を見れば書いてあるのでしょうか?

それと健常者の膵臓と糖尿病の人の膵臓を摘出して見比べた場合、β細胞の壊れ具合は目視で確認でしるのでしょうか?
2018/03/14(Wed) 10:39 | URL | まさる | 【編集
Re: β細胞について
まさる さん

β細胞が壊れているか否かは、血液検査ではわかりません。

インスリン作用の全体として、
早朝空腹時IRI、インスリンインデックス、HOMA-β、一日尿中Aペプチドなどの検査で
どのくらい機能が残っているかを推測します。

病理解剖的データでは、「β細胞量が60%減少すると糖尿病が発症する」
という論文もあります。
2018/03/14(Wed) 12:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
返信ありがとうございます。

早朝空腹時IRI、インスリンインデックス、HOMA-β、一日尿中Aペプチドなどの検査からβ細胞の状態を知るというのは一般的な手法なのでしょうか?
75gogttの検査がありますがあれではわからないのでしょうか?




2018/03/14(Wed) 17:30 | URL | まさる | 【編集
Re: タイトルなし
まさる さん

75gOGTTの検査で、「早朝空腹時IRI、インスリンインデックス、HOMA-β」は、わかります。


「一日尿中、Cペプチド」の検査は、蓄尿が必要です。

2018/03/15(Thu) 08:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
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