糖質制限食とマヨネーズ。
こんばんは。
私はマヨネーズが大好きです。

調味料の中で、マヨネーズは糖質制限食OK食品です。
私は、家でも外食でもよく使います。

サラダを注文したときなど、レストランの砂糖たっぷりの甘いドレッシングは断って、
マヨネーズを持ってきてもらいます。

マヨネーズは、日本食品標準成分表で見ると、
卵黄型だと100g中1.7g、全卵型で4.5gの糖質含有量です。
当然卵黄型がいいですね。

その中で、例えば、キューピーマヨネーズは、卵黄型で通常のものは砂糖ゼロ、
糖質は100g中に0.7g程度です。
日本食品標準成分表の一般的マヨネーズより糖質が少なくて好ましいです。
脂質は100gあたり74.7g、タンパク質が2.7gです。

キューピーマヨネーズの脂肪酸組成は、

・約53%がオレイン酸
・約27%がリノール酸
・約7.64%がα-リノレン酸


で、「リノール酸型食品」ではなく、「オレイン酸型食品」でお奨め食品です。

さてマヨネーズの歴史を紐解いて、ルーツをたどってみると、
とても興味深いです。

以下は、キューピーマヨネーズのホームページから一部引用です。

https://www.kewpie.co.jp/mayo/about/birth-story/
<キューピー マヨネーズワールド>
18世紀半ば、メノルカ島(スペイン)での出来事です。当時イギリス
領だったこの島にフランス軍が攻撃をしかけました。その指揮をと
っていたのがリシュリュー公爵。戦火の中、公爵は港町マオンで料
理屋に入り、お肉に添えられたあるソースに出会いました。

そのソースを気に入った公爵は、後にパリでそのソースを「マオン
のソース」として紹介しました。それが「Mahonnaise(マオンネー
ズ)」と呼ばれ、その後「Mayonnaise(マヨネーズ)」となりました。
これがマヨネーズの最も有力な起源説といわれています。


マヨネーズの主原料である卵は、コレステロールを含む食品です。

マヨネーズを1日15gずつ、12週間食べてもらったところ、
血中のコレステロール値は健康な人では正常に保たれ、
また高脂血症患者では低下した、という実験結果もあります。

これはマヨネーズにたっぷり含まれるオレイン酸の効果だろうと報告されています。
(東儀宣哲・上嶋稔子「新薬と臨床」第48巻第3号)

我が家ではキューピーマヨネーズをもっぱら使用していますが、
単純に糖質含有量が少ないし砂糖も含まれていないからです。

さらに追い風として、
<ワイル博士の医食同源、アンドルー・ワイル、角川書店>の135ページに、

「1976年から長期におこなわれているハーバード大学看護部の研究で、
マヨネーズと油ベースのサラダドレッシングをよく使う女性は、
それらをめったに使用しない女性に比べて
冠動脈疾患のリスクがいちじるしく低いことが判明した」

との記載があります。

糖質制限食は、相対的に高脂肪・高タンパク食となります。
その中でマヨネーズは、高脂肪食の王様のようなものです。

「オレイン酸型食品」の雄、マヨネーズは 糖質制限食の優等生です。


江部康二
コメント
質問です
血液検査の腎臓の数値が不安になったのでお聞きしたいです。
糖質制限は11月時点で開始1か月です。
去年11月 クレアチニン0.66 尿素窒素15.6
今年 2月 クレアチニン0.73 尿素窒素11.9
腎臓の数値的にはクレアチニンは悪化 尿素窒素は改善に見えるのですがどう受け取ればいいのでしょうか?クロールは101から105になっています。

また糖質制限による低栄養性脂肪肝の可能性はどうお考えでしょうか?
2018/02/20(Tue) 00:09 | URL | 予備軍 | 【編集
脳の乳酸利用について
いつもブログを楽しみにしております。
最近、東大のコンテンツで、脳での乳酸利用について解説している動画を見つけました。
参考情報になればと思い、投稿しました。
※ 動画の37:30あたり
2018/02/20(Tue) 01:29 | URL | 読者 | 【編集
どのくらいいただいてもOK?
何事も過ぎたるは・・・と言いますが、気にせずいくらでも摂取しても良いのでしょうか?
もしそうならカロリーおぎなえるので、嬉しいのですが?
2018/02/20(Tue) 07:56 | URL | TAKASHI MIYAMOTO | 【編集
糖質制限カロリー補填問題
キューピーのスタンダードな製品ですね。とても参考になりました。ありがとうございます。

で、

糖質制限を本格的に取り組むとどうしてもカロリーを出来るだけ手軽に、低コストで、高品質でというバランスにとても苦慮します^^;

日々此実験といった感じです(笑)

先日(2/14付け記事)コメントいたしましたが、うちではココナッツオイルと大豆粉を中心にした”パンもどき”を主食扱いにしておりますが、これとて依存しすぎる(食べ過ぎる)とあっという間に逆流性食道炎的な症状(ひどい胸焼け)に陥ることが確認されております(爆)

原因は恐らくおからパウダーおよび高野豆腐(粉)です。つまりは大豆粉です。
私には冷や奴の継続的過食(一日一丁400-500g程度)により重症の逆流性食道炎が発覚した前科があります(笑)

カロリーを肉や魚で確保しようとすると結構な分量(やコスト)になり何かと困ることがあります。

しかし上記のように重宝する大豆製品も過度に摂取すると簡単に不調の原因になり得ます。

本日の記事のようにマヨネーズや良質の油(ココナッツ・オリーブ・MCT・亜麻仁・荏胡麻オイルなど)を意識して上手く取り入れることが大事なのかなと最近意識しています。

でも、、、。

良い油って結構なお値段なんですよね^^;

2018/02/20(Tue) 09:37 | URL | ねけ | 【編集
Re:糖質制限カロリー補填問題
都内河北 鈴木です。

ねけさんへ、疑問の参考までに申します。

私は糖尿病重症化
(右目、血糖値高騰で眼圧破裂失明、同時緑内障発症、脳梗塞発症)
21年が、「糖質制限理論」食生活実践で、
2005年転院時より
「日本糖尿病学会公認・信者」担当医に7年間隠蔽されていましたが、垣間見たテレビで理論を知りネット駆使し、実践した訳です。

・「カロリ~ですが」
江部先生著書等では、
「日本労働省発表を参考に」とあります。

私はBMIを理解して、自身の医療デ~タに健康害する事なければOKとしています。
現在身長176センチ
      体重80キロ
      BMI25,82
で筋肉体形です。

・「大豆製品の体調不良、、、」
私は味噌汁・補足の1品として食していますが何等異常はないのですが、
合わないなら停止してみるべきかと思います。

・「良い油は、高価?」
ですが、私は7年目に入りましたが名の有るオリ~ブオイルとかどや胡麻油だ
 けです。

私は外食はしませんが、食費は月4万円強ですね。

私は現在7年目の食生活に関して、
江部先生に、感謝尽きないと申していますが、
日増しに私の「生還、覚醒」して行く事が楽しみでなりません!!

私が「生還、覚醒」して行く事を考えても、
最大の理由は「和食調理師」をしていましたが、
糖尿病発症しても2005以降は隠蔽され、間違った
「時代進化解明対応しない食理論・カロリー制限食理論」を指導されていたからだと思います!!

そして「白米=糖質の栄養価無い事を証明した」
1880年「脚気」高木兼寛医師をネットで検索し、

「糖質害毒を時代進化解明した」
江部先生「糖質制限理論」を理解把握してほしいです!!

私は江部先生「糖質制限理論」で「生還、覚醒」証明者だとデ~タ提示して申しています。

江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2018/02/20(Tue) 17:46 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: 脳の乳酸利用について
読者 さん

東大の教養学部報
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/booklet-gazette/bulletin/568/open/K-4-2.html

北岡祐助教は「乳酸はアスリートにとって敵? それとも味方?」と題して講演を行った。乳酸は運動パフォーマンスに悪影響を及ぼす疲労物質であると考えられてきたが、必ずしもそれは正しくなく、乳酸が運動時の重要なエネルギー源となっていること、また最新の研究成果として、運動時に乳酸が脳で取り込まれている可能性があることを報告した。


にこんな記載がありました。
2018/02/20(Tue) 19:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: どのくらいいただいてもOK?
TAKASHI MIYAMOTO さん

マヨネーズは、たっぷり使用してよいと思います。

まあ、しかし調味料であって、主食ではありませんので・・・。
2018/02/20(Tue) 19:07 | URL | ドクター江部 | 【編集
アマニ油マヨネーズ
江部先生

昔々からマヨラーだった私も、糖質制限開始以降のマヨネーズ解禁が、今も続けられている理由の一つかなと思います。

最近はキューピーの『アマニ油マヨネーズ』を愛用しています。
ω3のα-リノレン酸は体内でEPA、DHAに変換されるそうですので健康的かなと。

少しお高めなのが難点ですがお勧めの一品です。(^^)b

https://www.kewpie.co.jp/amani/
2018/02/21(Wed) 12:46 | URL | 福助 | 【編集
Re: アマニ油マヨネーズ
福助 さん

αリノレン酸はいいですね。

ただ、厚生労働省によれば、アマニ油については、安全性については以下です。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail951.html
・アマニ、アマニ油ともに食品中に含まれる量を摂取する場合はおそらく安全であるが、外用で使用した場合の安全性については十分なデータがない。
・アマニ油の妊娠中の経口摂取は危険性が示唆されている。授乳中の安全性についても十分なデータがないため避ける。
・アマニ油摂取によるアナフィラキシー反応が報告されている。
2018/02/21(Wed) 14:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
コーヒーの糖質とカフェイン
先生質問の返信大変お世話になっております。コーヒーについてですが、コーヒーは100mL0.7ぐらいなんですが、わたしはコーヒーが大好きで900mlの無糖のボトルコーヒーを1日で飲んでしまいます。1本で6.3gramなんですが、やはり気をつけなければいけないのでしょうか?カフェインもいけないなと思いつつやめられないです。
2018/02/21(Wed) 18:56 | URL | ギー | 【編集
Re: コーヒーの糖質とカフェイン
ギー さん

900ml中に、糖質が6.3gですが、
カフェインは540mgあります。

WHO(世界保健機関)は、1日300mgまでを推奨です。

欧州食品安全機構(EFSA)が、健康な成人が摂取しても安全とみなしたカフェインの量は
成人:1日に5.7mg/kgまでです。
2018/02/21(Wed) 23:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
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