2017年12月16日 (土)
【日付
17/12/16 Lily
HbA1c 改善
私、アメリカ在住、50歳の女性です。
このほどHbA1cを改善することができましたので、ご報告させて頂きます。
家系に高血圧の者が多いため、私も血圧が高めで、主治医の勧めもあり数年前から投薬している関係で、半年に一度は血液検査をしています。
ここ数年、血糖値がじわじわ上がってきているのは指摘されておりましたが、両親も80歳近くになるまで血糖値も全く問題なかったので、大して気にせず、大好きなお酒(ビールとワイン)も普通に飲み続けていたところ、今年9月10日の定期健診で、HbA1c 6.3%という結果となり、驚きました。
アメリカの主治医から、栄養士の栄養指導を受けるように言われ、早速予約を取り、話を聞きましたが、その内容は私が100%納得できるものではありませんでした。
アメリカの食事と言うのは、日本の食事のように小皿やお椀でなく、一枚のディナープレートにメイン、サラダ、付けあわせを盛るのが一般的で、その栄養指導も、Portion Control Plate(ポーション コントロール プレート)という、ディナープレートの半分に野菜、残りに、たんぱく質、炭水化物を4分の1づつ盛り付ける、というものでした。
炭水化物には、全粒粉を使用した製品や、ジャガイモなどが推奨され、全体的な量も少なく、等言われました。
その場は、聞いて帰ってきましたが、どうしてもすっきりせず、ネットで調べていたところ、江部先生のブログに行き着きました。
拝読し、勉強させて頂き、自分なりに、ここアメリカで実践できる糖質制限の方法が描けて来ました。
私は、江部先生を信じてとにかく3ヶ月間、スーパー糖質制限を実践しようと決めました。
一時帰国の際に、おからパウダーや、ふすまパンのミックス粉等を購入、会社にはお弁当を持参し、ビールやワインも、蒸留酒に変えました。
途中、全く下がってなかったらどうしよう、と不安になることもありましたが、信じて貫きました。
そして、3ヶ月後の12月12日、再度血液検査を受けたところ、翌日朝に主治医からHbA1cが5.3%に下がっている、と興奮気味に電話がありました。とても褒められました。
ただ、あの栄養士が言った通りの方法で下がったのではないことは説明しました。
3ヶ月で正常域まで持ってこれたのは、本当に江部先生のブログのお陰です。
本当にありがとうございました。
そして、これからも糖質制限を続けていくつもりです。
今回の検査で、唯一引っかかったのが、空腹時血糖の113mg/dlです。
今後、スーパー糖質制限を続けていくことにより、空腹時血糖も改善されていくでしょうか。
あと、3ヶ月でHbA1cが6.3%→5.3%と改善されたにもかかわらず、体重が1キロも減ってなかったのには、愕然としました。笑 】
こんにちは。
アメリカ在住のLily さん(50歳女性)から
糖質制限食でHbA1c改善というとても嬉しいコメントを頂きました。
1)
Lily さんも私も大好きなお酒ですが、
一番危険なのはビールです。
ビールはアルコール濃度は約5%ていどで、
糖質は、100mlあたり3~4gていど、です。
しかし、ビールは500ml(糖質15~20g)や
1000ml(糖質30~40g)は簡単に飲めますので
結果として結構大量の糖質を摂取し、血糖値が上昇することとなります。
ワインは辛口なら、常用量は許容範囲です。
蒸留酒は勿論、糖質制限OK食材です。
2)
2017年9月10日の定期健診で、HbA1c 6.3%
3)米国栄養士の栄養指導
「アメリカの主治医から、栄養士の栄養指導を受けるように言われ、
早速予約を取り、話を聞きましたが、
その内容は私が100%納得できるものではありませんでした。
アメリカの食事と言うのは、日本の食事のように小皿やお椀でなく、
一枚のディナープレートにメイン、サラダ、付けあわせを盛るのが一般的で、
その栄養指導も、Portion Control Plate(ポーション コントロール プレート)という、
ディナープレートの半分に野菜、残りに、
たんぱく質、炭水化物を4分の1づつ盛り付ける、というものでした。
炭水化物には、全粒粉を使用した製品や、ジャガイモなどが推奨され、
全体的な量も少なく、等言われました。」
日本とは違い、欧米では炭水化物は必ず未精製穀物が指導されます。
ディナープレートの半分が野菜で、
たんぱく質が1/4、炭水化物が1/4。
そうすると日本の栄養指導のように、
炭水化物摂取比率60%という大量ではないですね。
Lily さん、アメリカの栄養指導で、炭水化物摂取比率は何%とか言われましたか?
あるいは、炭水化物の一日摂取量は何gとか言われましたか?
4)
「江部先生のブログに行き着きました。
拝読し、勉強させて頂き、自分なりに、
ここアメリカで実践できる糖質制限の方法が描けて来ました。
私は、江部先生を信じてとにかく3ヶ月間、スーパー糖質制限を実践しようと決めました。
一時帰国の際に、おからパウダーや、ふすまパンのミックス粉等を購入、会社にはお弁当を持参し、ビールやワインも、蒸留酒に変えました。」
Lily さんが、自分でネットで検索して、
私のブログの辿り着いたのはとても良かったです。
そして、自分で考えて、糖質制限食を選択し、実践されたのも素晴らしいです。
糖尿病の食事療法は自己管理しかありませんので
医師や栄養士任せにせずに、自分で調べ糖質制限食を選択されたのは大正解です。
5)
「そして、3ヶ月後の12月12日、再度血液検査を受けたところ、翌日朝に主治医からHbA1cが5.3%に下がっている、と興奮気味に電話がありました。とても褒められました。
ただ、あの栄養士が言った通りの方法で下がったのではないことは説明しました。」
HbA1cが 6.3% → 5.3% 糖質制限食実践で見事な改善です。
主治医も喜んで頂けたのなら良かったです。
糖質制限食のことを説明されたとき、米国主治医の反応は如何でしたか?
6)
「今回の検査で、唯一引っかかったのが、空腹時血糖の113mg/dlです。
今後、スーパー糖質制限を続けていくことにより、
空腹時血糖も改善されていくでしょうか。」
糖質制限を継続すれば、早朝空腹時血糖値も改善していくと思います。
7)
「あと、3ヶ月でHbA1cが6.3%→5.3%と改善されたにもかかわらず、
体重が1キロも減ってなかったのには、愕然としました。笑」
糖質制限食実践で、肥満の人は減量できて
痩せすぎの人は体重が増えて、その人の適正体重になります。
BMIが20以上25未満で、体調が良いなら、
それがその人の適正体重です。
一人一人適正体重のBMIは違っても良いということです。
Lily さんが、既に適正体重なら、もう体重減少はないと思います。
これからも美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けいただけば幸いです。
江部康二
なお、米国では血糖自己測定器が、器機もセンサーも日本の1/3くらいで安価です。
Lily さんも是非、活用されることをお奨めします。
17/12/16 Lily
HbA1c 改善
私、アメリカ在住、50歳の女性です。
このほどHbA1cを改善することができましたので、ご報告させて頂きます。
家系に高血圧の者が多いため、私も血圧が高めで、主治医の勧めもあり数年前から投薬している関係で、半年に一度は血液検査をしています。
ここ数年、血糖値がじわじわ上がってきているのは指摘されておりましたが、両親も80歳近くになるまで血糖値も全く問題なかったので、大して気にせず、大好きなお酒(ビールとワイン)も普通に飲み続けていたところ、今年9月10日の定期健診で、HbA1c 6.3%という結果となり、驚きました。
アメリカの主治医から、栄養士の栄養指導を受けるように言われ、早速予約を取り、話を聞きましたが、その内容は私が100%納得できるものではありませんでした。
アメリカの食事と言うのは、日本の食事のように小皿やお椀でなく、一枚のディナープレートにメイン、サラダ、付けあわせを盛るのが一般的で、その栄養指導も、Portion Control Plate(ポーション コントロール プレート)という、ディナープレートの半分に野菜、残りに、たんぱく質、炭水化物を4分の1づつ盛り付ける、というものでした。
炭水化物には、全粒粉を使用した製品や、ジャガイモなどが推奨され、全体的な量も少なく、等言われました。
その場は、聞いて帰ってきましたが、どうしてもすっきりせず、ネットで調べていたところ、江部先生のブログに行き着きました。
拝読し、勉強させて頂き、自分なりに、ここアメリカで実践できる糖質制限の方法が描けて来ました。
私は、江部先生を信じてとにかく3ヶ月間、スーパー糖質制限を実践しようと決めました。
一時帰国の際に、おからパウダーや、ふすまパンのミックス粉等を購入、会社にはお弁当を持参し、ビールやワインも、蒸留酒に変えました。
途中、全く下がってなかったらどうしよう、と不安になることもありましたが、信じて貫きました。
そして、3ヶ月後の12月12日、再度血液検査を受けたところ、翌日朝に主治医からHbA1cが5.3%に下がっている、と興奮気味に電話がありました。とても褒められました。
ただ、あの栄養士が言った通りの方法で下がったのではないことは説明しました。
3ヶ月で正常域まで持ってこれたのは、本当に江部先生のブログのお陰です。
本当にありがとうございました。
そして、これからも糖質制限を続けていくつもりです。
今回の検査で、唯一引っかかったのが、空腹時血糖の113mg/dlです。
今後、スーパー糖質制限を続けていくことにより、空腹時血糖も改善されていくでしょうか。
あと、3ヶ月でHbA1cが6.3%→5.3%と改善されたにもかかわらず、体重が1キロも減ってなかったのには、愕然としました。笑 】
こんにちは。
アメリカ在住のLily さん(50歳女性)から
糖質制限食でHbA1c改善というとても嬉しいコメントを頂きました。
1)
Lily さんも私も大好きなお酒ですが、
一番危険なのはビールです。
ビールはアルコール濃度は約5%ていどで、
糖質は、100mlあたり3~4gていど、です。
しかし、ビールは500ml(糖質15~20g)や
1000ml(糖質30~40g)は簡単に飲めますので
結果として結構大量の糖質を摂取し、血糖値が上昇することとなります。
ワインは辛口なら、常用量は許容範囲です。
蒸留酒は勿論、糖質制限OK食材です。
2)
2017年9月10日の定期健診で、HbA1c 6.3%
3)米国栄養士の栄養指導
「アメリカの主治医から、栄養士の栄養指導を受けるように言われ、
早速予約を取り、話を聞きましたが、
その内容は私が100%納得できるものではありませんでした。
アメリカの食事と言うのは、日本の食事のように小皿やお椀でなく、
一枚のディナープレートにメイン、サラダ、付けあわせを盛るのが一般的で、
その栄養指導も、Portion Control Plate(ポーション コントロール プレート)という、
ディナープレートの半分に野菜、残りに、
たんぱく質、炭水化物を4分の1づつ盛り付ける、というものでした。
炭水化物には、全粒粉を使用した製品や、ジャガイモなどが推奨され、
全体的な量も少なく、等言われました。」
日本とは違い、欧米では炭水化物は必ず未精製穀物が指導されます。
ディナープレートの半分が野菜で、
たんぱく質が1/4、炭水化物が1/4。
そうすると日本の栄養指導のように、
炭水化物摂取比率60%という大量ではないですね。
Lily さん、アメリカの栄養指導で、炭水化物摂取比率は何%とか言われましたか?
あるいは、炭水化物の一日摂取量は何gとか言われましたか?
4)
「江部先生のブログに行き着きました。
拝読し、勉強させて頂き、自分なりに、
ここアメリカで実践できる糖質制限の方法が描けて来ました。
私は、江部先生を信じてとにかく3ヶ月間、スーパー糖質制限を実践しようと決めました。
一時帰国の際に、おからパウダーや、ふすまパンのミックス粉等を購入、会社にはお弁当を持参し、ビールやワインも、蒸留酒に変えました。」
Lily さんが、自分でネットで検索して、
私のブログの辿り着いたのはとても良かったです。
そして、自分で考えて、糖質制限食を選択し、実践されたのも素晴らしいです。
糖尿病の食事療法は自己管理しかありませんので
医師や栄養士任せにせずに、自分で調べ糖質制限食を選択されたのは大正解です。
5)
「そして、3ヶ月後の12月12日、再度血液検査を受けたところ、翌日朝に主治医からHbA1cが5.3%に下がっている、と興奮気味に電話がありました。とても褒められました。
ただ、あの栄養士が言った通りの方法で下がったのではないことは説明しました。」
HbA1cが 6.3% → 5.3% 糖質制限食実践で見事な改善です。
主治医も喜んで頂けたのなら良かったです。
糖質制限食のことを説明されたとき、米国主治医の反応は如何でしたか?
6)
「今回の検査で、唯一引っかかったのが、空腹時血糖の113mg/dlです。
今後、スーパー糖質制限を続けていくことにより、
空腹時血糖も改善されていくでしょうか。」
糖質制限を継続すれば、早朝空腹時血糖値も改善していくと思います。
7)
「あと、3ヶ月でHbA1cが6.3%→5.3%と改善されたにもかかわらず、
体重が1キロも減ってなかったのには、愕然としました。笑」
糖質制限食実践で、肥満の人は減量できて
痩せすぎの人は体重が増えて、その人の適正体重になります。
BMIが20以上25未満で、体調が良いなら、
それがその人の適正体重です。
一人一人適正体重のBMIは違っても良いということです。
Lily さんが、既に適正体重なら、もう体重減少はないと思います。
これからも美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けいただけば幸いです。
江部康二
なお、米国では血糖自己測定器が、器機もセンサーも日本の1/3くらいで安価です。
Lily さんも是非、活用されることをお奨めします。
先生、
世界一受けたい授業 今年分かった新常識
ってゆう番組で
糖質制限食の事を取り上げていて
糖質制限食をやりすぎると逆に糖尿病になる。とやってました
その理由として、糖質を制限すると筋肉から無理やり糖質を作り出して、それが血液に流れる。
糖質制限をすると筋肉も減る。
と言ってました
ポカン、、、としてしまいました。
糖質制限食をすると糖尿病になるなんて、ありえませんよね?!
今まで見た糖質制限食批判の中で一番酷いと思いました
ゴールデンの時間帯に放送していたので
誤解される方がとっても増えたと思います。
なにか、米業界や砂糖業界からの陰謀?を感じてしまいました、、、
こんな間違った事民放テレビで放送してしまうのは日本くらいではないでしょうか?涙
なんか、情けないというか、ガッカリしてしまいました
世界一受けたい授業 今年分かった新常識
ってゆう番組で
糖質制限食の事を取り上げていて
糖質制限食をやりすぎると逆に糖尿病になる。とやってました
その理由として、糖質を制限すると筋肉から無理やり糖質を作り出して、それが血液に流れる。
糖質制限をすると筋肉も減る。
と言ってました
ポカン、、、としてしまいました。
糖質制限食をすると糖尿病になるなんて、ありえませんよね?!
今まで見た糖質制限食批判の中で一番酷いと思いました
ゴールデンの時間帯に放送していたので
誤解される方がとっても増えたと思います。
なにか、米業界や砂糖業界からの陰謀?を感じてしまいました、、、
こんな間違った事民放テレビで放送してしまうのは日本くらいではないでしょうか?涙
なんか、情けないというか、ガッカリしてしまいました
2017/12/16(Sat) 21:13 | URL | マリマリ | 【編集】
マリマリ さん
『糖質を制限すると筋肉から無理やり糖質を作り出して、それが血液に流れる。
糖質制限をすると筋肉も減る。』
これは「糖新生」についての誤解ですね。
糖新生は、普通に糖質を摂取している人でも、 睡眠時などの長時間の空腹時は、誰でも糖新生しています。
すなわち、全ての人類は、700万年間、赤ちゃんも小児も大人も、誰でも毎日普通に糖新生しているのです。
糖質制限食実践中の人は、糖新生が、さらに活発になるというだけのことです。
カロリー制限をすると筋肉が減る可能性がありますが、
糖質制限は「高タンパク食」になるので、筋肉は減りません。
そして、糖質制限食で将来の糖尿病発症が予防できます。
『糖質を制限すると筋肉から無理やり糖質を作り出して、それが血液に流れる。
糖質制限をすると筋肉も減る。』
これは「糖新生」についての誤解ですね。
糖新生は、普通に糖質を摂取している人でも、 睡眠時などの長時間の空腹時は、誰でも糖新生しています。
すなわち、全ての人類は、700万年間、赤ちゃんも小児も大人も、誰でも毎日普通に糖新生しているのです。
糖質制限食実践中の人は、糖新生が、さらに活発になるというだけのことです。
カロリー制限をすると筋肉が減る可能性がありますが、
糖質制限は「高タンパク食」になるので、筋肉は減りません。
そして、糖質制限食で将来の糖尿病発症が予防できます。
2017/12/17(Sun) 08:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ある程度のカロリー制限をして筋トレしていて、糖質制限をやり始め筋トレはやめても筋肉は減らないんですかね?
「糖質制限していれば」どんな場合でも筋肉は減らないのでしょうか?
タンパク質を摂っていれば筋肉は減らないのならば寝たきりの老人にはタンパク質を与え続けていれば筋肉は減ることはないということでいいんでしょうか?
江部先生の回答だとそう感じます。
江部先生はタンパク質さえ摂取していれば筋肉は減らないと。
「糖質制限していれば」どんな場合でも筋肉は減らないのでしょうか?
タンパク質を摂っていれば筋肉は減らないのならば寝たきりの老人にはタンパク質を与え続けていれば筋肉は減ることはないということでいいんでしょうか?
江部先生の回答だとそう感じます。
江部先生はタンパク質さえ摂取していれば筋肉は減らないと。
2017/12/17(Sun) 09:09 | URL | 浜 | 【編集】
浜 さん
筋肉量を増やすには筋トレが必要と思います。
筋肉量を健常なレベルに維持するには、充分な量のたんぱく質摂取と、運動が必要と思います。
運動量は、
男性で「8000歩/日、その内速歩20分」、
女性で「7000歩/日、その内速歩15分」、が目安です。
筋肉量を増やすには筋トレが必要と思います。
筋肉量を健常なレベルに維持するには、充分な量のたんぱく質摂取と、運動が必要と思います。
運動量は、
男性で「8000歩/日、その内速歩20分」、
女性で「7000歩/日、その内速歩15分」、が目安です。
2017/12/17(Sun) 09:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私も世界一受けたい授業の今年わかった16の新常識SPを見ました。
糖質ダイエットをすると糖尿病になるらしいです。
でも糖質ダイエットは糖尿病患者の為の食事療法なんだそうです。
自分もびっくりしたのですが、これはどこの世界で今年分かった新常識なのかご存知ですか。
学会で発表された新事実なのでしょうか。
もしそうでないならば公共の電波を使って流しても良いものなのか疑問に思います。
糖質ダイエットをすると糖尿病になるらしいです。
でも糖質ダイエットは糖尿病患者の為の食事療法なんだそうです。
自分もびっくりしたのですが、これはどこの世界で今年分かった新常識なのかご存知ですか。
学会で発表された新事実なのでしょうか。
もしそうでないならば公共の電波を使って流しても良いものなのか疑問に思います。
2017/12/17(Sun) 11:35 | URL | 田中 | 【編集】
田中 さん
「糖質ダイエットをすると糖尿病になる」
無根拠であり、エビデンスはありません。
「糖質ダイエットをすると糖尿病になる」
無根拠であり、エビデンスはありません。
2017/12/17(Sun) 12:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
早速お返事を頂きまして、ありがとうございました。
アメリカでポーションコントロールという方法が栄養士の糖尿病栄養指導に用いられているのは、細かなカロリーや糖質計算が不要で、比較的誰にでも続けられる簡単な方法である、という事が大きいと思われます。
私が栄養士の指導を受けた時も、決められた割合通りの盛り付け方とその量の説明、そして糖質は適量摂取するように言われましたが、具体的な摂取量の目安などは言われませんでした。
Portion Controlで盛り付ける事により、バランスの取れた食事、また食事の量をコントロールする事が目的であると思われます。
米国糖尿病学会も現在のところ、“糖質摂取量は個人差があり”と具体的な糖質摂取量については明言していないのが現状の様です。
いろいろなサイトによると、一回の食事の糖質量を30~60gに抑えましょう、というのが一般的なようです。
私が受けた栄養指導は次のようなものでした。
9インチ(22.86㎝)のディナープレートを使いましょう。
• 1/2に、でんぷん質でない野菜を盛り付けましょう。
ディナープレートの半分は、ブロッコリ、キャベツ、にんじん、カリフラワー、いんげん、サラダ、ズッキーニ等のでんぷん質のない野菜を盛り付けましょう。
• 1/4に、穀物/でんぷん質の食べ物を盛り付けましょう。
ディナープレートの1/4は、ブラウンライス、グリーンピース、さつまいも、全粒粉のパンなど、でんぷん質の食べ物を盛り付けましょう。
豆類は、たんぱく質、食物繊維が豊富に含まれています。
• 1/4に、低脂肪なたんぱく質を盛り付けましょう。
ディナープレートの1/4は、魚、とり肉、卵、低脂肪の豚肉、牛肉、豆腐などの大豆製品を盛り付けましょう。
フルーツや、低脂肪の乳製品も摂りましょう。
オリーブオイル、ナッツ、種類、アボカド等を料理に使いましょう。
備考:糖尿病患者にはこれ、という確立された方法はありません。資格を持つ栄養士と相談し、あなたに合った食事方法を見つけましょう。
といったものでした。
前回のコメントに記載しました通り、私は江部先生のブログに出会い効率的にHbA1cを改善することができ、本当に良かったと思っております。
また、血糖値のコントロールに悩む人々の為に、糖質制限が広く浸透していくことを願っております。
早速お返事を頂きまして、ありがとうございました。
アメリカでポーションコントロールという方法が栄養士の糖尿病栄養指導に用いられているのは、細かなカロリーや糖質計算が不要で、比較的誰にでも続けられる簡単な方法である、という事が大きいと思われます。
私が栄養士の指導を受けた時も、決められた割合通りの盛り付け方とその量の説明、そして糖質は適量摂取するように言われましたが、具体的な摂取量の目安などは言われませんでした。
Portion Controlで盛り付ける事により、バランスの取れた食事、また食事の量をコントロールする事が目的であると思われます。
米国糖尿病学会も現在のところ、“糖質摂取量は個人差があり”と具体的な糖質摂取量については明言していないのが現状の様です。
いろいろなサイトによると、一回の食事の糖質量を30~60gに抑えましょう、というのが一般的なようです。
私が受けた栄養指導は次のようなものでした。
9インチ(22.86㎝)のディナープレートを使いましょう。
• 1/2に、でんぷん質でない野菜を盛り付けましょう。
ディナープレートの半分は、ブロッコリ、キャベツ、にんじん、カリフラワー、いんげん、サラダ、ズッキーニ等のでんぷん質のない野菜を盛り付けましょう。
• 1/4に、穀物/でんぷん質の食べ物を盛り付けましょう。
ディナープレートの1/4は、ブラウンライス、グリーンピース、さつまいも、全粒粉のパンなど、でんぷん質の食べ物を盛り付けましょう。
豆類は、たんぱく質、食物繊維が豊富に含まれています。
• 1/4に、低脂肪なたんぱく質を盛り付けましょう。
ディナープレートの1/4は、魚、とり肉、卵、低脂肪の豚肉、牛肉、豆腐などの大豆製品を盛り付けましょう。
フルーツや、低脂肪の乳製品も摂りましょう。
オリーブオイル、ナッツ、種類、アボカド等を料理に使いましょう。
備考:糖尿病患者にはこれ、という確立された方法はありません。資格を持つ栄養士と相談し、あなたに合った食事方法を見つけましょう。
といったものでした。
前回のコメントに記載しました通り、私は江部先生のブログに出会い効率的にHbA1cを改善することができ、本当に良かったと思っております。
また、血糖値のコントロールに悩む人々の為に、糖質制限が広く浸透していくことを願っております。
Lily さん
米国の一般的な「栄養指導」の様子がわかり
とても参考になります。
ありがとうございます。
米国の一般的な「栄養指導」の様子がわかり
とても参考になります。
ありがとうございます。
2017/12/18(Mon) 17:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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