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ヒトや動物は、水だけでどのくらい生存可能なのか?
こんばんは。

ヒトや動物は、水だけでどのくらい生存可能なのか?
これは、興味深い問題です。
「断食研究」という有名な本が手元にあったので読んでみました。

「断食研究」(高比良英雄著、岩波書店、昭和五年、151,152ページ)によれば

『水だけの断食で、犬で21~117日の生存日数記録がある。

種々の学者によって報告されているものを総括すれば、
平均生存日数は、犬は38日、豚34日、猫30日、家兎15日、
モルモット8日、白鼠3日である。

鳥類では、鶏14日、鳩11日、鷲35日である。

鮭、カメレオン、山椒魚は12ヶ月、亀は18ヶ月耐える。

蝸牛は殆ど2年間の断食に耐える。
蠍は368日間、蜘蛛は17ヶ月間耐える。


人間では64日間断食して死亡した英国囚人の例がある。』


以上は断食研究より。


冷血動物や昆虫は、非常に長く断食に耐えるようです。

ヒトでは、
断食382日という記録があり、イギリスの文献に載ってたようです。
これがおそらくヒトの断食世界記録であり、ちゃんと生存していたと思われます。
高度肥満の人の断食記録です。


あとIRA(アイルランド共和国軍)の方々が英国の刑務所で、
ハンガーストライキをしてます。
アイルランド歴史資料室 によれば6名の男性がハンガーストライキで亡くなっています。
59~73日間で死亡しています。
結局、当然ですが、
体脂肪がどのくらいの備蓄があるかにより、生存日数が決まると思います。
体脂肪が燃え尽くして、たんぱく質が燃え始めると生命の危険があると思われます。


<アイルランド共和国軍、ハンガーストライキの記録>
27歳。
1981年3月1日のハンガーストライキを開始し、
66日後の5月5日に亡くなった。

25歳。
1981年3月15日にハンガーストライキを開始し、
59日後の5月12日に亡くなった。

24歳。
3月22日にハンガーストライキを開始し、
61日後の1981年5月21日に亡くなった。

24歳。
3月22日にハンガーストライキを開始し、
61日後の1981年5月21日に亡くなった。

30歳。
5月9日にハンガーストライキを開始し、
61日後の1981年7月8日に亡くなった。

25歳。
5月22日にハンガーストライキを開始し、
73日後の1981年8月2日に亡くなった。



江部康二



☆☆☆
オスティナートさんから
スライヤー生化学の記述についてコメント頂きました。
ありがとうございます。

17/12/02 オスティナート
生存可能な飢餓の期間
過去に投稿したコメントがあります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3703.html

抜粋
生存可能な飢餓の期間は、主としてヒトのトリアシルグリセロール貯蔵量によって決まる。

貯蔵したトリアシルグリセロールが使い果たされた時にはどうなるのだろう。
残された唯一の燃料源はタンパク質である。
タンパク質の分解が加速し、心臓、肝臓、腎臓の機能が失われて否応なく死に至る。

参考にしていただけたら幸いです。
コメント
年末年始の糖質摂取について
先生、皆さま、こんにちは。先生に、お聞きしたい事があり書き込みさせていただいております。11月24日の先生のブログで、スーパー糖質制限していながら、いきなりパスタを食べると...と、ありましたので、確認のためにもお聞きしたいのですが、例えば年末年始に1日か2日程、親族との付合いで糖質を多く摂取する事が事前に解っている場合は、OGTTと同じ感覚で3日前から150グラム程の糖質摂取で急激な血糖値上昇は防げると考えてよろしいでしょうか?

私は、スーパー糖質制限4年目になりましたが、糖質の感受性が高くなった感覚があり、気を付けられる事は気を付けたいと思っております。お返事いただけたら幸いです。

話は別になりますが、過去に高インスリン血症とインスリン抵抗性でしたが、スーパー糖質制限でそれらは良くなったと思っていますが、自分の血糖の管理と把握がしたくて、近所の調剤薬局に検査機や針の購入の相談をしたのですが、鼻で笑われました。その方が言うのは、かかりつけの内科などで血糖値に問題がないのであれば、自分で測る必要はないと。最近、なんの流行りか血糖値に問題のない人が同じ事を相談してくる。と言っておりました。

私としては、血圧を測るのと同じ感覚で血糖値を把握したかったです。考えすぎかもしれませんが、このような対応が自分の体調や健康管理をしたい人達の弊害になっていないかと思いました。今は、自分は糖尿ではなくても親族に糖尿患者が多ければ、気になる方はいらっしゃると思いました。色んな事情で、血糖値管理をしたい方に冷たいなと思いました。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。早いもので、もう師走ですね。先生、皆さま、お忙しいとは思いますが、お身体に気をつけてお過ごし下さい。
2017/12/03(Sun) 17:18 | URL | かんたん | 【編集
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