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「コレステロールのこと」と「たんぱく質と血糖値のこと」
【17/11/16 向芝 初めましてと質問と。
江部康二先生侍史

 この度はこのような突然の書き込みをします非礼をお許しください。私は栃木県の調剤薬局で勤める薬剤師の向芝貴裕と申します。門前クリニックが内分泌代謝専門クリニックでございまして、糖尿病患者様に触れる機会がとても多いです。
 そんな折、先日の日本くすりと糖尿病学会に参加しまして、山田悟先生のランチョンを(たまたま)聴講致しまして、不勉強ながら初めて糖質制限というものを知りました。それ以降、私は糖質制限の傾倒しておりまして、その流れで江部先生を知った次第でございます(第一人者を後から知ったというのは甚だおかしなことではございます)。私も糖質制限とは言えるかどうか微妙なところではございますが、米の量を制限したりと「非常に」緩い制限を始めています。
 さて、今回このような書き込みを致すのには理由がござまして、何点か疑問が浮かんだからです。
 まず、(いきなり糖質の話でなくて申し訳ないのですが)食事由来の脂質で血中コレステロールは上昇しないという点ですが、ではコレステロール値が高い人はどうすれば下がるのでしょうか?健診レベルではLDLがsdLDLなのかどうかまでは分かりかねるので、とりあえずLDLを下げたいとなれば、今までなら食事指導だったかと思います。今後はどう指導していけば良いのか迷っております。スタチンの是非はともかくとして。
 次に、「医と食」に掲載された門脇先生と渡邉先生との鼎談を拝読させていただきました。その中で、たんぱく質は間接的に血糖値を上げることがある、との言及がございましたが、これは誤差と考えていいレベルなのでしょうか?糖質制限を推進している先生方は血糖値を上げるのは糖質だけ、とおっしゃっているので引っかかった次第です。私ども薬剤師が学生時代習ったグラフ、糖質がまず血糖値を上げて、その後にたんぱく質、脂質が血糖値を上げるというグラフは現在、否定されていると言っても過言ではないのでしょうか?宗田先生の著書で、脂質負荷をしても血糖値は全く変動しなかったとも書いておりました。

 お手隙の際に、ご回答頂けましたら幸いでございます。誤解のないよう書いておきますが、私は江部先生のお考えにひどく共感いたしております。最後になりましたが、横浜での講演に参加致します。日々の薬剤師業務に活かせるかと、とても楽しみにしております。では。】



こんばんは。
薬剤師の向芝貴裕さんから、コメント・質問を頂きました。
「コレステロールのこと」と「たんぱく質と血糖値のこと」に関する質問です。
向芝さん、
NHKカルチャー横浜ランドマーク教室講座。糖質制限食のすすめ。12/10(日)。
へのご参加、ありがとうございます。

以下、質問にお答えします。


<食事由来の脂質で血中コレステロールは上昇しない?>

A)
2015年5月1日
日本動脈硬化学会が、
「食事で体内のコレステロール値は大きく変わらない」
との声明を発表しました。

B)
厚生労働省は、5年おきに改定する「食事摂取基準」の2015年版で、
科学的根拠が得られなかったとしてコレステロールの摂取基準を撤廃しました。

C)
米農務省は「コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素ではない」として、
摂取量を1日300ミリグラム未満に抑えていた食事指針を2015年見直す方向です。


このように、日本でも米国でも、食事中のコレステロールが体内のコレステロールに影響を与えることはないということで、コレステロールの摂取基準を撤廃しました。
しかし、「食事のコレステロール量は、肝臓が調整するので、血中ののコレステロールに影響を与えない」というのは、1年~数年以上という長期の話です。

例えば、玄米菜食とかで、食事中のコレステロール量が少なかった場合は、
肝臓で生産するコレステロールの量は多くなっています。
この玄米菜食の人が糖尿病を発症して、糖質制限食に切り替えると
『食事のコレステロール量の増加+肝臓の多い生産量』 となるので
当初の、1ヶ月から1年~数年くらいは、LDLコレステロールが急上昇します。
個人差がありますが、LDL-コレステロール値が120mg/dlくらいだったのが300mg/dlとなることもあります。
ただ、スーパー糖質制限食実践なら、中性脂肪が正常低値となり、HDL-コレステロールが増加するので、LDL-コレステロールも標準の大きさの善玉のもので、
肝臓から末梢組織に細胞膜などの原料であるコレステロールを運んで行くという
大事な役割を果たしています。
中性脂肪が正常低値となり、HDL-コレステロールが増加するので、
悪玉の小粒子LDL-コレステロールはほとんどありませんので安心です。
数年間以上経過してくると肝臓が生産量を低下させて調整するので
元の値に戻ります。


<三大栄養素と血糖値上昇に関する考察>

米国糖尿病学会(ADA)の患者教育用のテキストブックである
Life With Diabetes(2004年版)には、

「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。
炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有しているが、
炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。」


と明記されています。
これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。
1997年版では、
「炭水化物は100%血糖に変わり、たんぱく質が50%血糖に変わり、脂質は10%以下血糖値に変わる」との記載がありましたが、
間違っていたので、2004年から切り替わったわけです。
つまり向芝さんが学んだのは、1997年版の記述であり、
現在では間違っていると言えます。


さて「血糖に直接影響を与えるのは糖質のみ。」

というADA(米国糖尿病学会)の記載に関連する事柄を、
1)~8)まで整理してまとめてみました。

1)「血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみである」

2)「1型糖尿病で内因性インスリンが枯渇している場合や2型糖尿病でも内因性インスリンが枯渇に近いときは、グルカゴン分泌を介してタンパク質が間接的に血糖値を上昇させる」「タンパク質に含まれるアミノ酸がグルカゴンを分泌させるが、インスリンは分泌できない病態だからである」

3)「上記の2)を除く大多数の内因性インスリンが残っている糖尿病患者においては、摂取後血糖値を上昇させるのは糖質のみである。」「摂取したタンパク質によりグルカゴンが分泌されるが、同時にインスリンも分泌され効果が相殺されるからである」

4)「1)2)3)より、大多数の内因性インスリンが残っている糖尿病患者においては、糖質制限食が極めて有効である」

5)「脂質は直接的にも間接的にも血糖値を上昇させない」
  「脂質はインスリンもグルカゴンも分泌させない。」

6)「タンパク質はインスリンとグルカゴンを両方分泌させるので2)のケースを除いては効果は相殺されて、血糖値にほとんど影響を与えない。」

7)「2)のようなケースでも、糖質制限食を導入することで、インスリンの量を大幅に減らすことができる。」

8)「2)のようなケースでは糖質制限に加えてタンパク質のカウントもするとコントロールはさらに良くなる。」


<タンパク質と血糖値上昇に関する考察>


①健常人では、タンパク質摂取で臨床上意味のある血糖値上昇はない。
②ほとんどの2型糖尿人においても、タンパク質摂取で臨床上意味のある血糖値上昇はない。
③1型糖尿人で、内因性インスリンがゼロレベルの場合、臨床上意味のある血糖値上昇がみられる。個人差が大きく、1gのタンパク質がグルカゴンを介して間接的に1~4mg/dlくらい血糖値を上昇させる。
④2型糖尿人でも、罹病期間が長くて、一定レベル以上β細胞が傷害されて、インスリン分泌能力が低下していれば、臨床上意味のある血糖値上昇が見られる。勿論こちらもグルカゴンを介しての間接的な血糖値上昇である。個人差があるので、血糖自己測定器で確かめるのがよい。

*③④の場合の血糖上昇は、インスリン分泌能力が非常に低下しているので、グルカゴンの糖新生による間接的血糖値上昇を、内因性インスリンで相殺できないからである。

*タンパク質と血糖値に関して実験する場合は鳥のササミだけを摂取して、含有タンパク量を計算して、
 食前血糖値、30分後血糖値、1時間後血糖値、2時間後血糖値、3時間後血糖値・・・ と測定すれば、それぞれの個人のデータがわかる。
コメント
小粒子LDLコレステロールとnon-HDLコレステロールについて
江部先生、こんばんは。

先日の「ためしてガッテン」はコレステロールについて特集していました。
番組の冒頭で、心筋梗塞の原因になるのはLDLコレステロールではないということだったので、これは小粒子LDLコレステロールの話になるのかなと期待していたのですが、そういう話ではなかったのです。
心筋梗塞の原因になるのは、レムナントリポタンパク、すなわちnon-HDLコレステロールこそが長悪玉であり、問題だとのことでした。

私は江部先生のブログなどで、超悪玉は小粒子LDLコレステロールであって、中性脂肪が少ない場合は問題ないと認識していましたので、安心していました。

しかし、ここでnon-HDLコレステロールこそが長悪玉となると、「総コレステロール」−「HDLコレステロール」が問題ということになり、糖質制限ではHDLコレステロールは上昇するものの、総コレステロールの上昇の度合いが大きいように思うので、少し心配になります。

コレステロールについては、何に気をつければよいのかわからなくなっています。

non-HDLコレステロールの観点から考えても、糖質制限によるコレステロールの上昇は問題ないと説明出来るのでしょうか?

小粒子LDLコレステロールとnon-HDLコレステロールの関係などを含め、最新の知見などがありましたら教えていただければ幸いです。
2017/11/17(Fri) 20:26 | URL | じょん | 【編集
誠に丁寧なご回答のほど、ありがとうございます。恐縮の限りです。
たんぱく質はインスリンとグルカゴンを分泌させるが、相殺されるのでインスリンゼロレベルの1型糖尿病患者(およびインスリン分泌能の低下している患者)を除いては、臨床上意味のある血糖上昇がないこと、とても理解できました。

コレステロールに関しても整理できました。
では、なんの食事制限をしていない人がコレステロール高値になってしまった場合は、短期的にみれば、食事のコレステロール量を減らせば、『数値上の』改善は見られると考えてもいいのでしょうか?(これはたんに数値上の改善のことで、意義は問わないものとして)。

お忙しい中、ありがとうございました。
2017/11/17(Fri) 20:39 | URL | 向芝 | 【編集
コレステロール削減に悩む方へ

私も以前は菜食中心でしたが、糖質制限を開始し、脂質やたんぱく質摂取が増えたところ、
高コレステロールが続き、3 年経っても回復しないため、悩み、
いろいろ試してきた結果、効果的な方法を見つけましたので、紹介します。

■2011 ~ 2013年
総Chol=204; HDL = 70; LDL = 129; 中性脂肪 = 51 (LH比 = 1.84)

◆2014年 4 月: グリーンスムージー摂取試行 (LDL減)
総Chol=189; HDL = 71; LDL = 111; 中性脂肪 = 57 (LH比 = 1.56)

★2014年 10 月: 糖質制限開始 (LDL減)
総Chol=185; HDL = 71; LDL = 103; 中性脂肪 = 106 (LH比 = 1.45)

★2015年 4 月: 速歩試行 (HDL増)
総Chol=238; HDL = 105; LDL = 142; 中性脂肪 = 30 (LH比 = 1.35)

■2015年 10 月 ~ 2016 月 12 月: 健診で毎回高脂判定
総Chol=252; HDL = 81; LDL = 175; 中性脂肪 = 30 (LH比 = 2.16)
総Chol=240; HDL = 67; LDL = 164; 中性脂肪 = 45 (LH比 = 2.45)

■2017年 4 月 ~ 2017 月 10 月 9 日: 筋力トレーニング開始 (HDL増)
総Chol=283; HDL = 93; LDL = 189; 中性脂肪 = 37 (LH比 = 2.03)

★2017年 11 月 8 日: 青魚と豆腐の摂取開始後 (LDL減)
総Chol=243; HDL = 83; LDL = 144; 中性脂肪 = 29 (LH比 = 1.73)

即効性のあった、青魚と豆腐は10月24日に放送された「たけしの家庭の医学」で
善玉コレステロールの量を増やさなくても、EPA が悪玉回収力をパワーアップさせ、
1 週間程度で速やかに LDL を減らす、とのことで、
10日間ほど毎日青魚 2 切れと豆腐を摂取しました。

参考URL
善玉コレステロールパワーアップのまとめ
http://kininaruthing.com/2377.html

豆腐の栄養素の働き
http://mamiy.jp/life/%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E5%8C%BB%E5%AD%A62017-10-24/

レシピ
https://www.chimchan.com/katei/20171024-1/

ご参考まで。
2017/11/18(Sat) 00:52 | URL | たっちぃ | 【編集
non-HDLコレステロールについて
じょんさん、江部先生こんにちは

11/17深夜「ガッテン」の再放送を視聴しました。
じょんさん情報有難うございます。

番組ではsd LDLコレステロールやその他のコレステロールについては触れませんでした。(non HDLコレステロール≠レムナントコレステロール)

ヤクルトのサイトに
「non HDLコレステロール」、レムナントコレステロールやsd LDLコレステロール(超悪玉LDL)についての論文があります。

帝京大学医学部教授 寺本民生
http://www.yakult.co.jp/healthist/214/img/pdf/p22_25.pdf

一部抜粋します。

「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」は、
新たな研究の成果を反映するため、今年の6月に改定されています。

診断基準は大きく変わっていませんが、変更点のひとつに「non HDLコレステロール」の導入があります。
総コレステロールには、LDL、HDL、その他のコレステロールがすべて含まれています。
ここから善玉のHDLを差し引いたのが、non HDLコレステロールです。
non HDLコレステロールには、先に述べたレムナントの他に、LDLの中でも小さな粒子でより動脈硬化を引き起こしやすいスモールデンスLDL(超悪玉LDLと呼ばれる)などの値を含むことになります。
そのため、動脈硬化を予測するのにnon HDLコレステロールは非常によい因子だと考えられています。


●糖尿病ネットワーク
~動脈硬化性疾患予防GL改訂
診断基準に「境界域高Non-HDLコレステロール血症」「高Non-HDLコレステロール血症」
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2017/027073.php

●Medical Tribune
動脈硬化予防GL5年ぶりに改訂
https://medical-tribune.co.jp/news/2017/0704509285/

2017/11/18(Sat) 02:14 | URL | オスティナート | 【編集
糖質制限について
初めまして🙇
私的な事での質問になってしまうのですが目を通していただければ、幸いです。
現在15歳、糖質制限をしております。
ですが、1日の糖質摂取量5gぐらいと、とても低糖質な生活を送っています。カロリーは1200カロリー取り、栄養のバランスも悪くはないのですが糖質ももっと増やさないと生活に支障が出ますか?
今の生活による支障などがあれば教えてくださるとうれしいです。どうかご回答お願いいたします🙇🙏。
2017/11/18(Sat) 06:48 | URL | 和田珠里 | 【編集
Re: 小粒子LDLコレステロールとnon-HDLコレステロールについて
じょん さん

non-HDLコレステロール=<「総コレステロール」−「HDLコレステロール」>

non-HDLコレステロールの中には、小粒子LDLコレステロールも含まれることとなりますので、
普通に糖質を摂取している人々では、これが多いと問題になるということになります。

しかし、スーパー糖質制限食実践者においては、標準の大きさの善玉LDL-コレステロールが増加し
小粒子LDL-コレステロールは、ほとんどないので、non-HDLコレステロールが多くても問題ないと思います。

①小粒子LDL-コレステロールが多いと、虚血性心疾患リスクが上昇する。
②標準の大きさのLDL-コレステロールが多いと、虚血性性心疾患リスクは低下傾向になる。


という研究報告があります。
2072人の男性を13年間フォローした研究です。
https://doi.org/10.1161/01.ATV.0000154144.73236.f4
2017/11/18(Sat) 07:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
向芝 さん

その通りと思います。
2017/11/18(Sat) 07:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
たっちぃ さん

非常に参考になります。
ありがとうございます。
読者の皆さんとも共有したい情報ですので、記事にしたいと思います。
2017/11/18(Sat) 07:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: non-HDLコレステロールについて
オスティナート さん

情報をありがとうございます。
2017/11/18(Sat) 07:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限について
和田珠里 さん

15歳女性なら、厚生労働省のいう「推定エネルギー必要量」は、身体活動が低い人で<2050kcal/日>です。
まず、摂取エネルギーを、2050kcal/日まで増やしましょう。

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

1日の糖質摂取量が、5gだと、野菜もほとんど食べていないと思います。
ビタミンCはヒトは産生できないので、食物から摂る必要があります。
食物繊維も腸内細菌の餌として摂取する必要があります。
従って、葉野菜、ブロッコリ、ピーマン、ゴーヤなど
糖質が少なくて、ビタミンCと食物線維が豊富な野菜を充分量食べましょう。
2017/11/18(Sat) 07:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re.Re: 小粒子LDLコレステロールとnon-HDLコレステロールについて
江部先生、オスティナートさん、ありがとうございます。

糖質制限では中性脂肪が低下し、HDLコレステロールが上昇するということで、non-HDLコレステロールのなかでも問題となる小粒子LDLコレステロールが減少するため、問題ないということですね。

②標準の大きさのLDL-コレステロールが多いと、虚血性性心疾患リスクは低下傾向になる。

このエビデンスからすると、non-HDLコレステロールが超悪玉というのは少し大雑把すぎる感があります。

私の場合、健康のためにスタンダード糖質制限を続けていますが、やはり中性脂肪は低く、HDLコレステロールとLDLコレステロールが高いです。小粒子LDLコレステロールは少ないと考えています。

どうもありがとうございました。
2017/11/18(Sat) 08:55 | URL | じょん | 【編集
コレステロールについて
以前先生よりアドバイスを頂き今は糖質制限の病院に通っております。
その節はありがとうございました。
今回はコレステロールの治療についてお聞きしたいのです。
今、糖尿の方はエクメットにてヘモグロビンが6.7です。
そしてコレステロールのロスバスタチンの投薬前がLHD138で糖尿病には数値が高く投薬となりました。
先生が仰るには政府のお達しだそうです。
それで約2か月投薬後の結果がTG37、HDL54、LDL60となりました。
3か月後の検査でまだ60なら1日おきの投薬となるそうです。
下がり過ぎですのにまだ3か月も続ける事が不安です。
何かアドバイスを頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。
2017/11/19(Sun) 14:55 | URL | りり | 【編集
Re: Re.Re: 小粒子LDLコレステロールとnon-HDLコレステロールについて
じょん さん

日本動脈硬化学会は「糖質制限食」について、ほぼご存じないか無視と思います。
それで大雑把なのでしょう。

糖質を普通に食べている人においては、
non-HDLコレステロールは、一定の意味があると思います。
2017/11/19(Sun) 17:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: コレステロールについて
りり さん

日本動脈硬化学会のサイトに、
「小粒子LDLを減ずるためにはその原因である耐糖能異常、高トリグリセライド血症を是正することで目的が達成されると考えられます。」
という記述があります。

私は、りりさんのLDLコレステロールは、大粒子の善玉LDLコレステロールの可能性が高いと思います。
従って、他に合併症とか、余病がないなら、私なら経過観察にすると思います。
コレステロール値に関しては、
「低い方がいいという日本動脈硬化学会」と
「高い方がいいという日本脂質栄養学会」が対立しています。

私は日本脂質栄養学会の立場を支持する医師の一人です。
あとは、ご自身で自己責任で判断して頂けば幸いです。
2017/11/19(Sun) 18:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました
こちらの先生自身も下がり過ぎたとか低すぎると癌になると何度も仰ったので不安になりました。
先生に相談してみます。
ありがとうございました。
2017/11/19(Sun) 22:21 | URL | りり | 【編集
抹消の冷えについて
初めまして。約4年前自分の早朝空腹時血糖110に危機感を抱き、江部先生のブログにたどり着き、すぐに書籍購入し日々学ばせて頂いています。その後から糖質制限しています。田舎の米農家さんたちが多く来る薬局ですが、一番目のつくところに先生の書籍を置いて見てもらっています(門前のDrは糖質制限に理解なく日々悩んではいますが…)。
自分は朝昼夕主食抜きのスーパー糖質制限目指してはいますが、妻の理解を得られなく、休日などたまにはつきあいでパスタ、スイーツなど摂る日もあります…。
まず、本題の質問なのですが、気のせいなのかもしれないのですが、糖質制限後から、抹消の冷えが気になるようになりました。
下記がここ3年の健診の結果になります。

            2016.5月  2017.6月   2018.5月
BMI           21.7     21.5    22.7       
早朝空腹時血糖    91      95      105
HDL-C          64      62       61
non-HDL       測定なし  測定なし    119
LDL-C          96      88      111
TG            38      49       51
尿酸値        測定なし    6.5      6.7

今年は油断して体重も約3kgくらい、LDLも増えて、早朝空腹時血糖も105とまた増えてしまっていました…。
先生のブログで拝見したところ、早朝空腹時血糖はけっこう変動あるそうですが。
ちなみにケトン体も先日測ったところ1400(μmol/l)でした。

今回のLDLが増える前から冷えはずっと気にはなっていたのですが、VE不足や食事からのオリーブオイルや魚の油(EPA)など良質の油が足りていないのでしょうか?悪い油の摂りすぎも関係しているでしょうか?揚げ物は好きで肉はけっこうから揚げ、とんかつなども多いです…。
長文で申し訳ありません。
大変お忙しい中だとは思いますが、先生のご意見お聞かせ頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
2018/06/14(Thu) 10:58 | URL | 田舎の薬剤師 | 【編集
Re: 抹消の冷えについて
田舎の薬剤師 さん

体重が増加していますが
ケトン体は1400μmol/lと高値ですので
脂肪は燃えています。

TGも38、49、51なら、小粒子LDL-Cはほとんどないパターンで好ましいです。

普通冷えがあるときは、カロリー不足が多いのですが、体重が増えているので違います。
冷えは不思議ですが、検査データ的には、全く問題ないと思います。

冷えが気になれば漢方薬が有効と思います。
2018/06/14(Thu) 19:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
抹消の冷えについて
お忙しい中、回答ありがとうございます。

自分の糖質制限のやり方に問題があるんじゃないかと少し不安でした。先生からの検査データ問題なしという心強い言葉頂いたのでこのまま突き進みたいと思います。糖質制限開始前から数ヶ月で急激に10kg近く減量になり脂肪の鎧からとかれたせいで寒く感じるようになっただけですね。

門前のDrと相談しながら気長に自分に合う漢方みつけたいと思います。

ありがとうございました。



2018/06/15(Fri) 17:09 | URL | 田舎の薬剤師 | 【編集
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