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忘年会シーズンを前にして、アルコール摂取の問題点、適量は。
こんばんは。
そろそろ忘年会のシーズンが近づいてきて
読者の糖質セイゲニストの皆さんも、アルコールの適量とか
気になると思いますので、少し考察してみます。

アルコール1gは約7kcalの燃焼エネルギーを有し、
摂取時の利用効率は70%ていどと推定されています。

一方、糖尿病専門医研修ガイドブック 改定第4版 81ページの記載によれば、
アルコールは体重増加作用がないので、
お酒のカロリーは計算しなくてもよいと思います。

世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。

米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)600ml、
ワイン(15%)200ml、
ウイスキー(43%)70mlに相当します。

国際がん研究機構(IARC)における評価では、
アルコール飲料はヒトに対し発がん性があると結論づけられており、
部位別には口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸、乳がんのリスク要因とされています。

それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。

その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
こちらも要注意ですね。

糖質制限食OKの、焼酎やウィスキーなど蒸留酒や、糖質ゼロ発泡酒は
確かに血糖値は上げませんが、過量であれば肝臓や膵臓の負担になります。
急性膵炎の元凶は過度の飲酒ですし、
アルコール性肝障害も、肝硬変や肝がんのもととなります。

私自身のお酒の摂取量ですが、平均的には、糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶、
その後、焼酎の水割りを3~5杯です。
焼酎は25%の濃さで、720mlが3日間で空くくらいのペースです。

あるいは、糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶と赤ワインを1/2本とかです。

外で飲食のときは、焼酎の水割りを5~6杯のこともあります。

25度の焼酎が720mlなら、アルコールそのものは180ml含まれています。

従って、私は毎日60~75ml以上のアルコールを摂取していますので、
世界がん研究基金や米国糖尿病協会の「適量」は、
確実にオーバーしています。( ̄_ ̄|||)

言い訳としては、私は必ず定期的に採血して、
肝機能検査をしています。
今までのところ、幸い、人生で1回も肝機能異常がでたことはありません。
もし、肝機能異常が万一出現すれば、即量を大幅に減らそうと思っています。

上述のようにアルコールには発ガン性や脂肪肝、
はたまた、急性膵炎やアルコール性肝障害のリスクも指摘されていますので、
各自が自己責任で自己管理で、
適量!?の飲酒ということになるでしょうか? (^^)



江部康二
コメント
味の素社
味の素、米国の医療食品会社を完全子会社化
―難治性てんかん患者向け医療食品等をつくっている

https://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2017_11_09.html

具体的には、このような製品を作っている
https://lilsdietary.com/?s=keto&post_type=product
2017/11/09(Thu) 22:11 | URL | 中嶋一雄 | 【編集
栄養と料理 最新号
栄養と料理2017年12月号

50歳からの糖尿病対策

http://www.eiyo21.com/eiyo/detail00129.shtml#s001

「太っていない人こそ要注意 お酒で糖尿病は予防できるか?」に注目!
2017/11/09(Thu) 22:18 | URL | 中嶋一雄 | 【編集
江部先生に質問です。

私は26歳の男性です。

私は、ウエイトトレーニングとランニングを趣味(いずれも週に2〜3回ずつ行っている)にしており、タンパク質多め(一日140g程度)かつ、糖質はやや抑えめ(一日130g以内を目標)とする生活を2年近く続けています。
体つきとしては、身長172cm体重70kg体脂肪率11%程度です。
現在のところは、血液検査や尿検査に異常値が出たことはなく、腎機能や肝機能も正常だと思います。
ただ、長い目で見た場合、ウエイトトレーニングなどの激しい運動は、内臓の病気を引き起こすリスクを高めるのでしょうか?
また、私の場合、糖質を制限しすぎると、あからさまに体重が減少してしまい、筋肉も減ってしまうような感覚がありますが、一日130gであれば、糖質を摂っても問題は無いでしょうか?

先生のご見解をよろしくお願い致します。
2017/11/10(Fri) 12:44 | URL | たけのこ派 | 【編集
http://lite.blogos.com/article/257974/

岩田健太郎先生が近藤誠氏に対してこのようなことを仰っていますね。
2017/11/10(Fri) 13:11 | URL | メルモちゃんの友人 | 【編集
HbA1cとグリコアルブミンについて
先生いつもお世話になりましてありがとうございます。
又教えて頂きたい事が出来ました。
どうぞよろしくお願い致します。

先日「フリースタイルリブレ」につきまして質問をさせて頂きました。高雄病院では入手できないと教えて頂き、早速ネットで調べましたが、本体の価格は安かったのですが、センサーが結構高く維持費が少々重いので諦めました。

それで、通院の度に(2、3ヶ月に1回程度です)グリコアルブミンの検査をお願いしようと思いましたが、HbA1cとGAはどちらかを私費にしても、同じ日には受けられなくなったと言われました。

そこで教えて頂きたいのですが、今までどおり2、3ヶ月に1回HbA1cの検査のみを受けるのが良いのでしょうか、毎月通院してGAの検査のみを受けるのが良いのでしょうか、迷っております。

高雄病院で2型の糖尿病と診断され、その後糖質制限を続けています。自分ではスーパーのつもりです。
ここ2年近くのHbA1cの数値は、⒌4〜⒌1で推移し、直近10月30日は⒌2でした。
病院での空腹時血糖値は大抵120前後です。
自宅でも毎朝起床後に、又時々眠前や糖質を取り過ぎたかと思った時に測っていますが、起床後(大抵5時)は80台から110台、平均105前後です。

ただ、IRIの変動が大きくて心配です。
16年2月1日 ⒉1 血糖値132 A1c⒌4 HOMA-R 0.68 -β 10.96
16年8月15日 ⒋7 血糖値116 A1c ⒌4 HOMA-R ⒈35 -β 31.9 GA13.6
17年2月27日 ⒉8 血糖値122 A1c ⒌3 HOMA-R 0.84 -β 17.08
17年6月19日 ⒋3 血糖値123 A1c ⒌4 HOMA-R ⒈31 -β 25.8
17年10月30日 0.5 血糖値123 A1c ⒌2 HOMA-R 0.15 -β 3.0
今回は特に体調が悪く、診察日の10日ほど前にも持病のクインケの浮腫が出て、ステロイド6錠を1度に飲みました。この日の前後の血糖値は起床後に三日間ほど、142、115、138、と異常でした。

今は平常値に落ち着いています。
お忙しい先生に何度も申し訳けありません。
どうぞご教示をよろしくお願い致します。
2017/11/10(Fri) 13:47 | URL | まちこ | 【編集
糖負荷検査について
妊娠6週目の血液検査で空腹時血糖が99(HbA1c5.5%)だったので、妊娠糖尿病の食事療法を指導されました。2週間ほど分割食をし、その後2週間はスーパー糖質制限をした結果、おかげさまで空腹時血糖が88(HbA1c4.9%)になりました。
ここ数日緩んでいますが、2週間後に糖負荷検査があります。以前どこかで糖負荷検査の3日前から糖質150グラム摂るようにというのを見たことがあるのですが、どのようにこの2週間を過ごしたらいいのかアドバイスを頂けないでしょうか?よろしくお願い致します。


2017/11/10(Fri) 17:32 | URL | こばと | 【編集
Re: 味の素社
中嶋一雄 先生

ありがとうございます。
糖質制限食品もあるようですね。
2017/11/10(Fri) 19:11 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 栄養と料理 最新号
中嶋一雄 先生

ありがとうございます。
佐々木敏先生の連載ですね。


連載 一枚の図からはじめるEBN 佐々木敏がズバリ読む栄養データ

太っていない人こそ要注意
お酒で糖尿病は予防できるか?
2017/11/10(Fri) 19:13 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
たけのこ派 さん

一日130gの糖質摂取量であれば、緩い糖質制限食です。
それで

『身長172cm体重70kg体脂肪率11%程度』

で、体調良好で、検査結果も良好なら、問題ないと思います。

激しい運動で、活性酸素が発生します。
バランスの問題ですが、それをクリアできるだけのSODなどのシステムがあれば、
リスクは少ないです。
しかし活性酸素をクリアできるだけのシステムが、身体内にないと老化や動脈硬化のリスクになる可能性があります。
2017/11/10(Fri) 19:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
メルモちゃんの友人 さん

情報をありがとうございます。
2017/11/10(Fri) 19:25 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: HbA1cとグリコアルブミンについて
まちこ さん

スーパー糖質制限食を実践しておられて、
HbA1cが5.1~5.4%なので、
コントロールは極めて優良です。
起床後(大抵5時)は80台から110台、平均105前後も優良です。

HbA1cの欠点は、食後高血糖を見逃すことですが、
スーパー糖質制限食なら、食後高血糖はないので、大丈夫です。

今のままでいいと思います。

今回の検査は、ステロイド6錠の影響もあるので、あまり気にせずに、
次回に期待しましょう。
2017/11/10(Fri) 19:32 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖負荷検査について
こばと さん

糖負荷試験の前の3日間だけは、150g/日の糖質を摂取しましょう。
それまでも、糖負荷試験のあとも、少々緩くてもいいのでスーパー糖質制限食でOKです。
2017/11/10(Fri) 19:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
早速のご返信ありがとうございます。

運動を長く続けていくためには、身体内の活性酸素を除去する必要があるのですね。

何か、日常生活の中で、活性酸素を除去するために出来る工夫など(食事、サプリ、生活習慣等)はございますでしょうか?

何度も質問をさせていただき恐縮ですが、よろしくお願い致します。
2017/11/10(Fri) 20:11 | URL | たけのこ派 | 【編集
Re: タイトルなし
たけのこ派 さん

体内のSODが活性酸素を除去してくれます。

糖化すると、SODの働きが鈍るので糖質制限がいいです。

それと適度の日常的運動がいいみたいです。


たけしの家庭の医学

https://eyaurban.com/%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E5%8C%BB%E5%AD%A6/heart-sod/

熱海は坂が多い:適度の歩行で日常生活で軽い筋トレとなる。
東京の70代はSOD平均値:3.6
熱海四お70代はSOD平均値:4.4

2017/11/11(Sat) 10:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
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