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奇跡的耐糖能回復と糖質制限食
こんばんは。

6月1日、日曜日、東京・中野・糖質制限食講演会、100人定員で95名の参加者があり、満員の盛況で熱気あふれる会となりました。

ブログを見て参加していただいた方がたくさんきておられました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

講演終了後も質問が後を絶たず、参加していただいた皆さんの熱い思いを感じました。糖質制限食の普及、この勢いだとそろそろ夜明けかもしれませんね。

さて今回は、みらさんから奇跡的耐糖能回復のコメント・質問をいただきました。


『こんにちわ。こちらの糖質制限を知ってから、本当に奇跡のような 体験をさせていただいてます。
旦那が4ヶ月前、HbA1c10、5%とすごい数値を たたき出してしまい、見事2型糖尿病と診断されてしまいました。

カロリー制限しつつ投薬するという矛盾が気にかかり、こちらを 見つけ実践してきたわけですが、先日の検査で 見事、HbA1c5.2%までさがり、先生ともども本当にビックリ したそうです。糖質制限開始1週間では、早朝空腹時血糖140もあり、かなりβ細胞がやられてるんだな~・・とショックでしたが、
5ヶ月経った今では早朝空腹時90~100くらいまでに なっています。(ただし、寝る前にかならず焼酎を3杯ほど飲んでいますが)

体調もかなりよくなり、たまには・・ということで、 今月2回ほど、寿司と、蕎麦を食べに行きました。
ちょっと調子に乗りすぎた感はいなめませんが、 1回目の寿司の時、(たっぷり食べました)
食後1時間後??さだかじゃなくてすみません; にはかると、137でした。その後2時間ほどで100まで自動的に落ちました。蕎麦の場合も同じで、糖質を食べても140超えることはありませんでした。

これは、β細胞が思いのほか破壊されていなくて、すい臓を充分に 休ませたことから、治りつつある・・?と思ってもいいのでしょうか??
糖質をとると、糖尿病の人の場合、やはり血糖値はぐーんと上がると 思ってましたので、この数値だとかなり正常な数値に思えるのですが・・
こういうケースは結構あるのでしょうか??
返事をいただけたらうれしいです。

2008/05/23(金) 19:33:42 | URL | みら 』


みらさん。嬉しいコメントありがとうございます。

「1月、HbA1c10、5% 糖質制限食実践で、5月、HbA1c5.2%」

そうですね。通常のカロリー制限食ではありえない劇的改善ですから、担当医もさぞかしビックリされたことでしょう。w(゚o゚)w

「糖質制限開始1週間では、早朝空腹時血糖140mg、 5ヶ月経った今では早朝空腹時90~100mg」

早朝空腹時血糖値は、糖質制限食開始1週間ではさすがに、正常にはなりませんでしたね。でも五ヶ月継続して90~100mg/dlなら、完全に正常値です。

仰る通り、膵臓のβ細胞が5ヶ月間の糖質制限食でかなり回復して、正常な量のインスリン基礎分泌が確保できたのでしょう。

「5月に寿司をたっぷり食べて、約1時間後137mg、2時間で100mg、蕎麦の場合も同じで、糖質を食べても140mgを超えることはありませんでした。」

この事実は、インスリンの追加分泌も正常に近く確保されている証拠ですね。素晴らしいことです。(^o^)v

糖尿病は、インスリンの分泌不足とインスリン抵抗性インスリンの効きが悪くなる)が合わさって発症します。

もし、1月時点ではかなりの肥満があって、糖質制限食で減量に成功しておられるなら、肥満改善によるインスリン抵抗性の減少も寄与しているかもしれません。

一旦HbA1c:10.5%までになっておられますので、β細胞が100%残っているとは考えにくいのですが、9割以上のβ細胞が元気に回復しているのでしょう。

いずれにせよ、現時点では、インスリン分泌能力もインスリン抵抗性も、限りなく正常ということは確かです。

江部康二の場合は、HbA1c:5.2%ていどで、糖質制限食を実践する限りは血糖値も正常人です。しかし、普通に主食を食べれば食後血糖値は200mgを超え糖尿人です。多くの2型糖尿人が、私と同様のパターンだと思います。

みらさんの旦那さんほどのインスリン分泌能、そして耐糖能の回復がみられる糖尿人はありえますが、さすがにそんなに多くはないと思います。

糖尿病の罹患期間が比較的短くて、回復不能のダメージを被ったβ細胞が少なかったのが、これだけの好結果になったのでしょう。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
本日
江部先生に,やっとご挨拶できました
ありがとう御座います.大変感激でした
HITも,ご存じでしたので ありがとう御座います
実は,2005年8月15日 健康診断
早朝値血糖値 263
血圧 170-98
HDL 53
総コレステロール 248
中性脂肪 294
クレアチニン 0.5(L)
現在 H20/5/26
(医者には行きましたが 薬等は無く食事のみ(糖質))
早朝値血糖値 144(やはり朝はダメ)
血圧 130-80
HDL 93
中性脂肪 82
クレアチニン 0.62
γ-GTP 21
A1C 5.3
-------------------------
6/1の朝日新聞にクレアチニンについての記事がありました小生は
低い値なのですが
糖質制限食との 関係は有るのでしょうか
-------------------------
本日,江部先生と挨拶でき,お話ししたいことが,
いっぱい 有りましたが,HITをご存じが感動 そのもので
次の言葉がでませんでした.ありがとう御座います
今後とも宜しく御願いいたします
その後,個人的な宴会が有りました 糖質制限を心掛けながら,飲み食いしました
血糖値 21:00 で 128 でした
(測定器を持参いたしました)
食後の.飲酒としては皆驚いていました
(最近は 測定値はご存じのようで)
小生,皆に薬を使いませんので,かなり重いメタボと言っております
飲酒の量からも皆 小生が,糖尿病と,信じていません
(3年前 A1C 7.9)
2008/06/01(Sun) 23:22 | URL | HIT | 【編集
奇跡的回復のお返事、ありがとうございました。

先日、病院にて旦那の回復があまりにも著しいので担当医が変わりました。
薬を使わず、どうやってここまでの回復があったのかが
非常に興味があるらしく、いろいろ聞かれたそうです。
糖質制限については、半信半疑、というカンジだそうです。
5ヶ月前は入院寸前でしたのに、現在は
数値を見る限り、ほぼ正常人であると言われています。

先生がおっしゃる通り、5ヶ月前はかなり肥満で
あまり食べない性質なのに、
身長165で、体重が72キロありました。
現在5ヶ月で11キロ減に成功、60~61キロの間をさまよっています。
糖尿病を患ってる期間がどれだけあったのかは
さだかではありませんが、もう、3,4年前からかなり
具合が悪いと言ってました。病院に行ったのは、
物凄い喉の渇きと、夜中の尿の回数が半端じゃなかった
ことです。
母も糖尿ですので、遺伝的要素も強そうです。
どちらにせよ、β細胞の回復を信じてもいいかもとの
ことで、本当にうれしいです(´ω`。)

スーパー糖質制限食を続けてきましたが、
これからは、月1,2回は糖質の食事をストレス改善のために
取ろうと話しています。
本当にありがとうございました。

2008/06/02(Mon) 03:15 | URL | みら | 【編集
ありがとうございました。
江部先生、東京講演会、ありがとうございました。主催者の私・曽我部 ゆかりも、有意義なお話を伺えて、さらにいっそう勉強になりました。また、講演会にご参加くださった皆様にも、深く感謝いたします。今回は、講演会の時間をたっぷりとったので、先生にもゆったりお話ししていただけたのではないかしら。アンケートも、ほとんどの方がご記載くださっていました。また、12時までに全員で退出しなければならないという私の呼びかけに応じてくださり、会場の後かたづけもスムーズにできました。皆様のご協力に感謝です。
次回は、秋頃予定していますので、お知らせをお送りしますね。また、皆様にお会いできること、たのしみにしております。(シープシペッタ)曽我部 ゆかり

2008/06/02(Mon) 06:55 | URL | シープシペッタ | 【編集
ありがとぅござぃました!!!
昨日の講演会。参加することができて 本当に良かったです♪

当初 同行してもらえるはずだった友人が行けなくなり、実に上京は約1年振りだったので 多少 心細さも感じていましたが、講演会に行き 先生とお話させてもらったら、帰りの電車の中では いつの間にか そんな気持ちは吹っ飛んでて(笑)なんとも言い表しようのない感動と満足感に浸って帰ってきました。

自分にとって 本とブログの中だけのお方とお会いし 講演を聞けただけでも感動モノなのに、講演前・講演後と 2度も直接お話させていただくことができ、本当に本当に嬉しくて涙が出そうでした。

講演会の内容は勿論、自分の名を言って すぐにわかってもらえたこと、糖尿病健康手帳を見ながら 先生からの見解が聞けたこと、うまく続けるコツ…など、アドバイスいただいたことを 帰ってから早速 自分のノートにまとめました。自分にとって一生の財産になりました。先生のサインも 宝物にします♪

早速、講演会レポートとして 自分のブログにアップしました。レポートというより、低レベルな感想文ですけど(笑)お時間のあるときにでも 覗いてみてください。

これからも糖質制限食で頑張って、次に お会いするときまでに また状態を良くしていきたいと思います。秋にも講演会の予定があるとの事、大変嬉しいです。今度も必ず行きたいと思います☆


糖質制限食に引き合わせてくれた、江部先生 ならびに 曽我部さんに 深く感謝いたします☆
本当にありがとぅござぃました。

<(_ _)>
2008/06/02(Mon) 08:03 | URL | みやび | 【編集
ありがとうございました
以前、ゴーヤの質問に回答をいただきましたGUMIと申します。後援会は1列目の真ん中で主人と一緒に拝聴させていただきました。お礼を一言、直に申し上げたかったのですが、講演会終了後はたくさんの方が並んでらっしゃったので、お礼だけでお時間を奪っては申し訳ないと思い、そのまま帰りました。
昨年12月に血糖値260、HbA1c9.8で糖尿人化していることが発覚した主人ですが、2月から糖質制限及び糖質管理を始めて、5月初めにはA1c5.7になりました。そのほかHDL↑、LDL↓、中性脂肪値↓など全て正常です。(^^)v 
後援会、読書はぼちぼちな主人(-_-;)は生のお話をとても楽しんだ&お話が身に沁みこんだようで「2時間、あっと言う間だった」とのことで、そして先生の著書を何度も読み返している私も楽しく伺いました。
糖尿人化発覚後の最初の2ヶ月、カロリー制限で食事していて血糖値が上がる一方で焦燥感にかられていたことを思い出すと、早い段階で糖質制限に出会えて本当に運がよかったと思います。
次のレシピ本も楽しみにしておりますので頑張ってください。楽しみにしております(^^)
2008/06/02(Mon) 08:17 | URL | GUMI | 【編集
GUMI さん、みやびさん、HITさん。

東京・中野・糖質制限食講演会ご参加ありがとうございます。
お陰様で熱気のあふれるとても有意義な講演会となりました。

それからHITさん。
糖質制限食を実践すると、相対的に高蛋白食となりますので
血清クレアチニン値が基準値より高値で、腎機能障害の場合は原則として適応となりません。
しかし糖質制限食を実践して正常な腎機能が悪化することはありません。正常な腎機能の人においては糖質制限食はクレアチニン値に関しては中立と思っていただけばよろしいです。
2008/06/02(Mon) 17:23 | URL | 江部康二 | 【編集
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