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日野原重明先生の食生活。100歳の時の随筆から。糖質制限は?
こんばんは。

日野原重明先生の食生活を、
100歳の時の随筆から考察させて頂きました。

胃を切った人・胃腸のリハビリ情報誌 1月号 第355号
平成24年(2012年)1月15日発行
ALPHA CLUB 掲載の
聖路加国際病院理事長時代の日野原重明先生100歳時の随筆「健康で輝いて生きるコツ」


上記から、一部を抜粋して記事にさせて頂きました。

100歳の時に日野原重明先生は、
毎週、聖路加国際病院で、研修医などの教育回診を行い、
また、500名以上の聴衆が集まる講演会を全国で1年に130回以上行っておられました。
そして、小学生に「いのちの授業」を10日に1回、実施しておられました。
そして、それらができる秘訣は、
食事、睡眠、運動、脳の活性化であると述べておられます。



食事としては、毎日1300lkcalに制限する。内容は、たん白質は60歳代の人並みにとる。
朝はオリーブオイル15ccをアップルジュースに混ぜて飲む。
牛乳カップ1杯に大豆から採ったレシチンを茶さじ3杯混ぜて飲む。
それにバナナ1本。
あとは砂糖なしのコーヒーを1杯。
昼食は牛乳1杯、クッキーを3枚のみ。
クッキーは甘くないクッキーだそうです。
夕食は800kcalとする。脂肪のない牛肉ステーキ90gを週2回、魚を週5回、
緑黄色野菜を大皿1杯、特に長寿のビタミンBといわれるブロッコリーを3個とる。
これにオリーブオイルのドレッシングをかける。
ご飯、または糖質は制限し、ご飯は3分の1杯に止める。
食後の果物は、カロリーの低い物をとる。

朝食:バナナ1本は約20gの糖質。牛乳は約5g。アップルジュースは約糖質12g。
昼食:牛乳の糖質が5g。クッキー3枚が糖質約17g。
夕食:ご飯1/3杯は、約18gの糖質。カロリーの低い果物で、5gくらいの糖質。
   緑黄色野菜サラダの糖質約5g。


1日合計87g(348kcal)の糖質摂取となります。
1日に合計1300kcalですので、糖質の摂取比率は約26.8%です。
クッキーは甘くないものなので砂糖使用が少ないものと考えられ、
もう少し糖質は少ない可能性があります。
ともあれ、1日130g以下の糖質摂取量であり、摂取エネルギー比率も26.8%なので
定義的にも、ご本人の仰っておられた通りで、糖質制限食と言えますね。


睡眠は、午前0時半までに床に就き、午前6時半起床。腹臥位で眠る。


運動は、ジムなどに行く時間がないので、2回へのエスカレーターには乗らず、
階段を上る。
万歩計を付け、1日の歩数を2000歩以上、できれば5000歩以上にする。
体重は毎日測定し、30歳のときの体重を保ち、腹囲は85cmにとどめる。


脳の活性化については、
世界的な哲学者マルチン・ブーバーは
「老いることも、また楽しからずや、創(はじ)めることを忘れなければ」
という言葉を残している。
ということで、常に新しい何かを始めようという姿勢を持ち続けることを
モットーとしておられました。



日野原重明先生は、2017年7月18日、105歳で逝去されました。
心からご冥福をお祈り致します。


江部康二
コメント
お疲れ様です
お疲れ様ですといって、疲れてないぞと返ってきそうですが、日野原先生の「老いてはじめる」というモットーはとても良い言葉ですね。しかも、創めるという漢字が良いなぁと思って、そこら辺の本を読んで思ったものです。
老いて終わりを考えず、はじめを意識してみた方が良い結果が付いてくるのでしょうね。
私たちもはじめとして、死出の旅路の準備もある程度の年齢になれば考えてみるのも、よりよく生きることになるのだろうと思います。
2017/11/04(Sat) 21:16 | URL | クワトロ | 【編集
Re: お疲れ様です
クワトロ さん

コメントありがとうございます。
同感です。
2017/11/05(Sun) 11:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
牛乳カップ一杯は糖質5gどころか糖質ハンドブックでは9.6とありますが、カップ半分ということでしょうか?
2017/11/07(Tue) 15:42 | URL | ココア | 【編集
Re: タイトルなし
ココア さん

牛乳は、100g中に4.8gの糖質です。

カップ1杯が200mlで200gくらいでしょうか。
2017/11/07(Tue) 20:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
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