2017年10月29日 (日)
こんばんは。
アジア太平洋心臓病学会 市民講座
非感染性疾患(NDCs)シンポジウム2017
心臓病,脳卒中,がん,肺疾患,糖尿病の予防を目指して
2017年10月29日(日)
https://kenkochoju.kyoto/event/?act=detail&id=972
セミナー京都市後援
イベント開催場所 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール
のご報告です。
台風の雨の中で、参加人数が心配でしたが、
100人も来て頂いて、嬉しい限りでした。
患者さんやブログ読者の皆さんも来て頂いていて、ありがたいことでした。
講演会、錚々たるメンバーの講師陣なので、
私もやや緊張気味でした。
講演会のあと、日本料亭で懇親会でしたが、私も参加しました。
料亭には、アジア太平洋心臓病学会事務局から、糖質制限食のことは
一応説明して貰ったのですが、残念ながら無理とのことでした。( ̄_ ̄|||)
それで、食べていいものとそうで無いものを峻別して自衛しながら、食べました。
刺身など糖質制限OK食材もありましたが、
煮物、田楽、焼き物、和え物・・・砂糖がやや心配でしたがまあ仕方ないので食べました。(*_*)
エビの天ぷらは目をつぶって食べましたが、カボチャの天ぷらはパスです。
デザートの和菓子とご飯は、勿論パスです。
隣の松森先生も、糖質制限な食べ方で、私もにっこりでした。
結果は、帰宅して食後2時間半の血糖値が152mg/dlで、ギリギリでした。
会席料理の砂糖、恐るべしだったのですが、
食後3時間半の血糖値は108mg/dlでなんとか無事でした。(^^)
ともあれ、懇親会では、
松森先生、河合先生、稲本先生、島田先生などなど素晴らしい業績をあげておられる
先生方と、親しくいろんな話題で会話できて、とても楽しかったです。
そうそう、島田先生と稲本先生の奥様は糖質セイゲニストとのことで嬉しく思いました。
江部康二
講演 3. 糖質制限食による糖尿病の治療と予防 江部康二
抄録
糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会の患者用テキストブック(2004年)には「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。」と記載されています。これらは含有エネルギーとは無関係な生理学的事実です。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、糖尿病合併症の予防は困難です。現実に日本では、毎年新たに、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人と糖尿病合併症は減っていません。米国糖尿病学会は、2013年10月、5年ぶりに「栄養療法に関する声明」を発表し、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH 食を受容しました。このことは糖質制限食に大きな追い風となりました。
プログラム
13:00 開場
13:30 ご挨拶 松森 昭 (NPO法人アジア太平洋心臓病学会 理事長)
13:35 開会の辞 河合 忠一 (京都大学名誉教授、元世界心臓連合 理事長)
13:40
講演1 高齢者診療20年を通じて学んだ「老化の予防」
山本 章 (尼崎老人保健施設ブルーベリー 施設長)
座長 : 細田 瑳一 (日本心臓血圧研究振興会 理事長)
14:30 休憩
14:40 講演2 乳がんの予防・治療
稲本 俊 (天理よろづ相談所学園天理医療大学 医療学部 学部長)
座長 : 宮崎 俊一 (近畿大学医学部 循環器内科 主任教授)
15:30 休憩
15:40 講演 3. 糖質制限食による糖尿病の治療と予防
江部 康二 (一般財団法人高雄病院 理事長)
座長 : 島田 俊夫 (静岡県立総合病院 臨床医学研究センター 部長)
16:30 閉会の辞 長谷川 浩二 (京都医療センター 展開医療研究部長)
イベント開催日 2017年10月29日(日)
13:30~16:30/開場13:00
イベント開催場所 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール
住所:〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町36
料金 無料
定員 300名
主催者 特定非営利活動法人アジア太平洋心臓病学会
お申し込み方法 当ホームページの申し込みフォームより http://npo-apsc-ncd.jp/form/mpmail/
お問い合わせ先 特定非営利活動法人アジア太平洋心臓病学会
E-MAIL ncd@npo-apsc.jp
URL: http://npo-apsc.jp/
当NPO法人は世界心臓連合と協力し、アジア太平洋地域において、がんや心臓血管病、糖尿病などの非感染性疾患(NCDs)の撲滅に向けた啓発活動を展開しております。本シンポジウムはその活動の一環として行うことを目的としております。 本年のシンポジウムは昨年と同様に、それぞれの分野の専門家による講演会を一般の方々にも参加いただく市民講座として開催いたします。ご後援いただければ、本シンポジウムをより多くの一般市民の皆様へお知らせすることが出来るようになります。また、これらの活動を通じて、市民のNCDsの撲滅・健康増進に貢献できることを願っております。
アジア太平洋心臓病学会 市民講座
非感染性疾患(NDCs)シンポジウム2017
心臓病,脳卒中,がん,肺疾患,糖尿病の予防を目指して
2017年10月29日(日)
https://kenkochoju.kyoto/event/?act=detail&id=972
セミナー京都市後援
イベント開催場所 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール
のご報告です。
台風の雨の中で、参加人数が心配でしたが、
100人も来て頂いて、嬉しい限りでした。
患者さんやブログ読者の皆さんも来て頂いていて、ありがたいことでした。
講演会、錚々たるメンバーの講師陣なので、
私もやや緊張気味でした。
講演会のあと、日本料亭で懇親会でしたが、私も参加しました。
料亭には、アジア太平洋心臓病学会事務局から、糖質制限食のことは
一応説明して貰ったのですが、残念ながら無理とのことでした。( ̄_ ̄|||)
それで、食べていいものとそうで無いものを峻別して自衛しながら、食べました。
刺身など糖質制限OK食材もありましたが、
煮物、田楽、焼き物、和え物・・・砂糖がやや心配でしたがまあ仕方ないので食べました。(*_*)
エビの天ぷらは目をつぶって食べましたが、カボチャの天ぷらはパスです。
デザートの和菓子とご飯は、勿論パスです。
隣の松森先生も、糖質制限な食べ方で、私もにっこりでした。
結果は、帰宅して食後2時間半の血糖値が152mg/dlで、ギリギリでした。
会席料理の砂糖、恐るべしだったのですが、
食後3時間半の血糖値は108mg/dlでなんとか無事でした。(^^)
ともあれ、懇親会では、
松森先生、河合先生、稲本先生、島田先生などなど素晴らしい業績をあげておられる
先生方と、親しくいろんな話題で会話できて、とても楽しかったです。
そうそう、島田先生と稲本先生の奥様は糖質セイゲニストとのことで嬉しく思いました。
江部康二
講演 3. 糖質制限食による糖尿病の治療と予防 江部康二
抄録
糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院において糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。米国糖尿病学会の患者用テキストブック(2004年)には「摂取後直接、血糖に影響を与えるのは糖質のみである。蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。」と記載されています。これらは含有エネルギーとは無関係な生理学的事実です。食後高血糖と一日平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症の最大のリスクとなりますが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、必ずそれらを生じるので、糖尿病合併症の予防は困難です。現実に日本では、毎年新たに、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人と糖尿病合併症は減っていません。米国糖尿病学会は、2013年10月、5年ぶりに「栄養療法に関する声明」を発表し、糖質制限食、地中海食、ベジタリアン食、低脂質食、DASH 食を受容しました。このことは糖質制限食に大きな追い風となりました。
プログラム
13:00 開場
13:30 ご挨拶 松森 昭 (NPO法人アジア太平洋心臓病学会 理事長)
13:35 開会の辞 河合 忠一 (京都大学名誉教授、元世界心臓連合 理事長)
13:40
講演1 高齢者診療20年を通じて学んだ「老化の予防」
山本 章 (尼崎老人保健施設ブルーベリー 施設長)
座長 : 細田 瑳一 (日本心臓血圧研究振興会 理事長)
14:30 休憩
14:40 講演2 乳がんの予防・治療
稲本 俊 (天理よろづ相談所学園天理医療大学 医療学部 学部長)
座長 : 宮崎 俊一 (近畿大学医学部 循環器内科 主任教授)
15:30 休憩
15:40 講演 3. 糖質制限食による糖尿病の治療と予防
江部 康二 (一般財団法人高雄病院 理事長)
座長 : 島田 俊夫 (静岡県立総合病院 臨床医学研究センター 部長)
16:30 閉会の辞 長谷川 浩二 (京都医療センター 展開医療研究部長)
イベント開催日 2017年10月29日(日)
13:30~16:30/開場13:00
イベント開催場所 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール
住所:〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町36
料金 無料
定員 300名
主催者 特定非営利活動法人アジア太平洋心臓病学会
お申し込み方法 当ホームページの申し込みフォームより http://npo-apsc-ncd.jp/form/mpmail/
お問い合わせ先 特定非営利活動法人アジア太平洋心臓病学会
E-MAIL ncd@npo-apsc.jp
URL: http://npo-apsc.jp/
当NPO法人は世界心臓連合と協力し、アジア太平洋地域において、がんや心臓血管病、糖尿病などの非感染性疾患(NCDs)の撲滅に向けた啓発活動を展開しております。本シンポジウムはその活動の一環として行うことを目的としております。 本年のシンポジウムは昨年と同様に、それぞれの分野の専門家による講演会を一般の方々にも参加いただく市民講座として開催いたします。ご後援いただければ、本シンポジウムをより多くの一般市民の皆様へお知らせすることが出来るようになります。また、これらの活動を通じて、市民のNCDsの撲滅・健康増進に貢献できることを願っております。
南山堂「治療」2012年増刊
糖質制限食の効果はいまどのように認められているのでしようか?
江部康二
https://yahoo.jp/box/cTDOfE
食 事療法・有酸素運動・筋トレをどう生活習慣に 取り入れればよいでしょうか?
坂東 浩
https://yahoo.jp/box/LNXcuA
糖質制限に理解無い医師に印刷して読んでもらって下さい
糖質制限食の効果はいまどのように認められているのでしようか?
江部康二
https://yahoo.jp/box/cTDOfE
食 事療法・有酸素運動・筋トレをどう生活習慣に 取り入れればよいでしょうか?
坂東 浩
https://yahoo.jp/box/LNXcuA
糖質制限に理解無い医師に印刷して読んでもらって下さい
2017/10/29(Sun) 22:18 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
中嶋一雄 先生
ありがとうございます。
ありがとうございます。
2017/10/29(Sun) 23:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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