2017年10月14日 (土)
【17/10/13 小福
糖質制限中の虚血性変化
江部先生
極度の糖質制限と虚血性変化の実験はマウス実験だから、
当てはまらないということですね。
ありがとうございます。
虚血性変化で検索するとほとんどが動脈硬化や血管の詰まりが原因だと書かれています。
私の場合、糖質制限食のおかげでHbA1c5.4%、
動脈硬化はなく、血管にも詰まりが見られません。
運動負荷がかかった時に血管が細くなるみたいですが、
糖尿関係ではなく、ストレスなど別の要因だと考えられますか?
日赤循環器医師に「糖質制限をしている」と話したため、
「あなたは1型糖尿だし、運動した時に心臓を動かすのに必要な養分(糖質)を取り込む力がないから虚血性の変化がでているのかもしれない。
糖尿内科を紹介するので、そこで、2ヵ月くらいインスリン注射をして糖を体に少し取り込み、様子を見てはどうか?」と言われています。
1型でもスーパー糖質制限で8年間、薬も注射もなしで生活できていることもあり、
糖質制限に理解のない医師に診ていただくことにも抵抗がありましたが、
私は素人ですので、
インスリンを打ったら虚血性変化がなくなるかもしれない?と心が揺らぎました。
ですが、江部先生に確認してからでないと決断できず、
インスリンを打つかどうかの返事を待っていただいています。
私にはまだ基礎インスリンが残っているので、
インスリン注射して糖質を多く取り込むことは無意味なのかなぁ?と思いますが、
先生はどう思われますか?
人と違ったことをすると異端児の様に見られます。
まだまだ古い考えの人の前では、私の様に他に異常がでた場合にはやっぱりだと、
「糖質制限」のせいにしがたる傾向にあります。
私は、これまで間違っていないと信じて8年も過ごしてきましたので、
貫きたいのですが、実際に他の不調が出ると心配になるものです。
ときどき、先生に質問させていただいて言葉をいただくとすごく安心でき、
糖質制限のモチベーションにつながっております。
今回は心臓の不調ということもあり、先生の言葉をとても必要としております。
糖質制限をしているのに運動時の虚血性変化が現れることについて、
考えられる原因と、インスリン注射を2ヶ月試してみるべきか?と、
長期間の高たんぱく食が運動をしない人には心臓の負担になるか?
についてご教授いただきますようお願いいたします。】
こんにちは。
1型糖尿病の小福さんから、コメント・質問を頂きました。
スーパー糖質制限食で、8年間インスリンフリーで
HbA1c5.4%とコントロール良好とは、素晴らしいです。
小福さんの「虚血性変化」は動脈硬化はなく、血管にも詰まりが見られませんので、
いわゆる「冠攣縮性狭心症」のシンプルなタイプと思われます。
何らかのストレスなどをきっかけに冠動脈が攣縮するために発症します。
喫煙、飲酒、糖尿病、ストレスなどが関与します。
糖尿病はコントロール極めて良好なので、今回は無関係です。
一般に、
・禁煙.
・血圧管理.
・適正体重の維持.
・耐糖能障害の是正.
・脂質異常症の是正.
・過労,精神ストレスの回避.
・節酒.
をこころがけ、予防にはカルシウム拮抗薬が有効です。
ビタミン E 、ビタミンC、漢方薬の経口投与も有効である可能性があります。
生活習慣を注意しても、「冠攣縮性狭心症」の頻度が減少しないなら
まずは、 ビタミン E 、ビタミンCの経口投与を試しては如何でしょう。
それが無効なら、漢方薬を試し、カルシウム拮抗剤の予防内服も選択肢の1つです。
糖質制限をしているのに運動時の虚血性変化が現れることに関しては
まず上記を試みましょう。
さて、インスリン注射ですが、小福さんの場合は全く適応となりません。
そもそも、ハーパー生化学・原書27版(P155、図16-9)によれば
「心臓のような肝外組織では代謝エネルギー源は次の順に好まれて酸化される。
1)ケトン体2)脂肪酸3)グルコース。」
ということです。
従ってスーパー糖質制限食で、ケトン体リッチなら、
心臓のエネルギー不足は全く考えられません。
小福さんのように、1型糖尿病でも内因性インスリンがあるていど保たれていて、
HbA1c5.4%ならば、基礎分泌も追加分泌もしっかりでていると考えられ、
インスリンの不足はありません。
私が常々、言っているように、血糖コントロール良好が保たれている限り、
インスリンは少なければ少ないほど、身体には優しいです。
過剰なインスリンは活性酸素を発生させ、酸化ストレスリスクとなります。
従って、インスリン注射は、役に立たないし、酸化ストレスリスクとなる可能性もありますので、適応となりません。
長期間の高たんぱく食が心臓によいかどうか諸説あります。
ともあれ、信頼度の高い論文(☆)で、
植物性、動物性たんぱく質を多くとっている女性は、そうでない人に比べ心疾患のリスクとなる血圧や血管の硬さの数値が低いことがわかったと発表されました。
たんぱく質に含まれる7種類のアミノ酸が影響しており、その効果は減塩や禁煙、禁酒、運動習慣などに匹敵するとのことです。
(☆)
J Nutr. 2015 Sep;145(9):2130-8. doi: 10.3945/jn.115.214700. Epub 2015 Jul 22.
Amino Acid Intakes Are Inversely Associated with Arterial Stiffness and Central Blood Pressure in Women.
江部康二
糖質制限中の虚血性変化
江部先生
極度の糖質制限と虚血性変化の実験はマウス実験だから、
当てはまらないということですね。
ありがとうございます。
虚血性変化で検索するとほとんどが動脈硬化や血管の詰まりが原因だと書かれています。
私の場合、糖質制限食のおかげでHbA1c5.4%、
動脈硬化はなく、血管にも詰まりが見られません。
運動負荷がかかった時に血管が細くなるみたいですが、
糖尿関係ではなく、ストレスなど別の要因だと考えられますか?
日赤循環器医師に「糖質制限をしている」と話したため、
「あなたは1型糖尿だし、運動した時に心臓を動かすのに必要な養分(糖質)を取り込む力がないから虚血性の変化がでているのかもしれない。
糖尿内科を紹介するので、そこで、2ヵ月くらいインスリン注射をして糖を体に少し取り込み、様子を見てはどうか?」と言われています。
1型でもスーパー糖質制限で8年間、薬も注射もなしで生活できていることもあり、
糖質制限に理解のない医師に診ていただくことにも抵抗がありましたが、
私は素人ですので、
インスリンを打ったら虚血性変化がなくなるかもしれない?と心が揺らぎました。
ですが、江部先生に確認してからでないと決断できず、
インスリンを打つかどうかの返事を待っていただいています。
私にはまだ基礎インスリンが残っているので、
インスリン注射して糖質を多く取り込むことは無意味なのかなぁ?と思いますが、
先生はどう思われますか?
人と違ったことをすると異端児の様に見られます。
まだまだ古い考えの人の前では、私の様に他に異常がでた場合にはやっぱりだと、
「糖質制限」のせいにしがたる傾向にあります。
私は、これまで間違っていないと信じて8年も過ごしてきましたので、
貫きたいのですが、実際に他の不調が出ると心配になるものです。
ときどき、先生に質問させていただいて言葉をいただくとすごく安心でき、
糖質制限のモチベーションにつながっております。
今回は心臓の不調ということもあり、先生の言葉をとても必要としております。
糖質制限をしているのに運動時の虚血性変化が現れることについて、
考えられる原因と、インスリン注射を2ヶ月試してみるべきか?と、
長期間の高たんぱく食が運動をしない人には心臓の負担になるか?
についてご教授いただきますようお願いいたします。】
こんにちは。
1型糖尿病の小福さんから、コメント・質問を頂きました。
スーパー糖質制限食で、8年間インスリンフリーで
HbA1c5.4%とコントロール良好とは、素晴らしいです。
小福さんの「虚血性変化」は動脈硬化はなく、血管にも詰まりが見られませんので、
いわゆる「冠攣縮性狭心症」のシンプルなタイプと思われます。
何らかのストレスなどをきっかけに冠動脈が攣縮するために発症します。
喫煙、飲酒、糖尿病、ストレスなどが関与します。
糖尿病はコントロール極めて良好なので、今回は無関係です。
一般に、
・禁煙.
・血圧管理.
・適正体重の維持.
・耐糖能障害の是正.
・脂質異常症の是正.
・過労,精神ストレスの回避.
・節酒.
をこころがけ、予防にはカルシウム拮抗薬が有効です。
ビタミン E 、ビタミンC、漢方薬の経口投与も有効である可能性があります。
生活習慣を注意しても、「冠攣縮性狭心症」の頻度が減少しないなら
まずは、 ビタミン E 、ビタミンCの経口投与を試しては如何でしょう。
それが無効なら、漢方薬を試し、カルシウム拮抗剤の予防内服も選択肢の1つです。
糖質制限をしているのに運動時の虚血性変化が現れることに関しては
まず上記を試みましょう。
さて、インスリン注射ですが、小福さんの場合は全く適応となりません。
そもそも、ハーパー生化学・原書27版(P155、図16-9)によれば
「心臓のような肝外組織では代謝エネルギー源は次の順に好まれて酸化される。
1)ケトン体2)脂肪酸3)グルコース。」
ということです。
従ってスーパー糖質制限食で、ケトン体リッチなら、
心臓のエネルギー不足は全く考えられません。
小福さんのように、1型糖尿病でも内因性インスリンがあるていど保たれていて、
HbA1c5.4%ならば、基礎分泌も追加分泌もしっかりでていると考えられ、
インスリンの不足はありません。
私が常々、言っているように、血糖コントロール良好が保たれている限り、
インスリンは少なければ少ないほど、身体には優しいです。
過剰なインスリンは活性酸素を発生させ、酸化ストレスリスクとなります。
従って、インスリン注射は、役に立たないし、酸化ストレスリスクとなる可能性もありますので、適応となりません。
長期間の高たんぱく食が心臓によいかどうか諸説あります。
ともあれ、信頼度の高い論文(☆)で、
植物性、動物性たんぱく質を多くとっている女性は、そうでない人に比べ心疾患のリスクとなる血圧や血管の硬さの数値が低いことがわかったと発表されました。
たんぱく質に含まれる7種類のアミノ酸が影響しており、その効果は減塩や禁煙、禁酒、運動習慣などに匹敵するとのことです。
(☆)
J Nutr. 2015 Sep;145(9):2130-8. doi: 10.3945/jn.115.214700. Epub 2015 Jul 22.
Amino Acid Intakes Are Inversely Associated with Arterial Stiffness and Central Blood Pressure in Women.
江部康二
> ハーパー生化学・原書7版(P155、図16-9)によれば
原書7版は40年以上昔ですね
デブリン生化学でしたら原書7版が最新ですから、間違いではありませんか?
原書7版は40年以上昔ですね
デブリン生化学でしたら原書7版が最新ですから、間違いではありませんか?
2017/10/14(Sat) 16:22 | URL | korune | 【編集】
korune さん
ご指摘ありがとうございます。
> ハーパー生化学・原書27版(P155、図16-9
の間違いです。
早速訂正しました。
ご指摘ありがとうございます。
> ハーパー生化学・原書27版(P155、図16-9
の間違いです。
早速訂正しました。
2017/10/14(Sat) 16:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、初めまして。私もI型で、自己免疫は検出されなかったので、分類としては特発型に分類されました。発症したのは7年前の20歳の時です。その時の血糖の最大値は900mg/dl, Hab1cが13ありました、C-ペプタイド値が0.01と一般人の150分の1。その時本当にきつかったです。
本題になるですが、発症して1年ぐらいの間はインスリンを打たないと血糖が運動しても、食事制限してもすぐ上がってしまい、このまま一生インスリンを打たないといけないかなぁと思いました。
二年目になって、インスリンを最小の2単位ぐらいにしても、たびたび低血糖60mg/dlになることもしばしばあって、Hab1cも5.8~5.9%になり、C-ペプタイド値が1.45になり、ほとんど正常にもどりました。自分はこれを奇跡だと信じています。いつも見てもらっている先生にインスリンはもあまり打たないほうがいいかもねと言われ、それから運動と食事療法を頑張ってきました。
食事療法とは言ってもそこまで糖質制限してません。ご飯は一食180~200g食べています。なぜというと、これぐらい食べないと、インスリン打ってなくても、空腹時60mg~70mg/dlになることもしばしあり、低血糖が怖いです。
それから月日が流れ、仕事が忙しくなり、病院に行くのが疎かになり、運動も疎かになり、外食が多くなり、一年ぶりに病院でHab1cやC-ペプタイド値を検査してもらいましたが、C-ペプタイド値は変化してませんが、Hab1cの値が6.3%になり、これはかなり自己警鐘になりました。運動、食事はやはり気を付かないと、このままではⅡ型に発展しそうなので。
外食して食後運動しないと、食後2時間の血糖や三時間後の血糖はだいたい110mg/dl、80~90mg/dlと良い値ですが、一時間後の値は特に昼食後が高くて160~180mg/dl、おそらく、この一時間後の値がこの1年でHab1cの値を0.4%上げた元凶だと思います。外食食後運動すると、一時間後の値が140~150mg/dl。自炊すると、一時間後の値が130~140mg/dl。(ご飯の量はすべて180~200g)です。
これから三か月は厳格に自己管理して、またHab1cを5.8%ぐらいに下げたいと思います。そこで江部先生、私の場合、糖質制限しすぎるとどうしても低血糖になりやすい傾向あるので、基本的に自分に合う健康食を自炊し、運動を適宜することで大丈夫でしょうか。
本題になるですが、発症して1年ぐらいの間はインスリンを打たないと血糖が運動しても、食事制限してもすぐ上がってしまい、このまま一生インスリンを打たないといけないかなぁと思いました。
二年目になって、インスリンを最小の2単位ぐらいにしても、たびたび低血糖60mg/dlになることもしばしばあって、Hab1cも5.8~5.9%になり、C-ペプタイド値が1.45になり、ほとんど正常にもどりました。自分はこれを奇跡だと信じています。いつも見てもらっている先生にインスリンはもあまり打たないほうがいいかもねと言われ、それから運動と食事療法を頑張ってきました。
食事療法とは言ってもそこまで糖質制限してません。ご飯は一食180~200g食べています。なぜというと、これぐらい食べないと、インスリン打ってなくても、空腹時60mg~70mg/dlになることもしばしあり、低血糖が怖いです。
それから月日が流れ、仕事が忙しくなり、病院に行くのが疎かになり、運動も疎かになり、外食が多くなり、一年ぶりに病院でHab1cやC-ペプタイド値を検査してもらいましたが、C-ペプタイド値は変化してませんが、Hab1cの値が6.3%になり、これはかなり自己警鐘になりました。運動、食事はやはり気を付かないと、このままではⅡ型に発展しそうなので。
外食して食後運動しないと、食後2時間の血糖や三時間後の血糖はだいたい110mg/dl、80~90mg/dlと良い値ですが、一時間後の値は特に昼食後が高くて160~180mg/dl、おそらく、この一時間後の値がこの1年でHab1cの値を0.4%上げた元凶だと思います。外食食後運動すると、一時間後の値が140~150mg/dl。自炊すると、一時間後の値が130~140mg/dl。(ご飯の量はすべて180~200g)です。
これから三か月は厳格に自己管理して、またHab1cを5.8%ぐらいに下げたいと思います。そこで江部先生、私の場合、糖質制限しすぎるとどうしても低血糖になりやすい傾向あるので、基本的に自分に合う健康食を自炊し、運動を適宜することで大丈夫でしょうか。
2017/10/14(Sat) 17:08 | URL | firefox | 【編集】
糖質制限でも栄養は重要ですが、断食はやはりまずいのでしょうか?連日の質問申し訳ないのですが、意見をお願い致します。
2017/10/15(Sun) 09:09 | URL | yuki yoshi | 【編集】
firefox さん
特発型1型津尾尿病で、
C-ペプチド:0.01
が、1.45に回復とは、まさに奇蹟と言えます。
素晴らしいことです。
食後1時間値が180mg/dl未満、
食後2時間値が、140mg/dl未満、
なら合併症予防OKとされています。
従いまして、
『基本的に自分に合う健康食を自炊し、運動を適宜することで大丈夫でしょうか。』
これでよろしいと思います。
特発型1型津尾尿病で、
C-ペプチド:0.01
が、1.45に回復とは、まさに奇蹟と言えます。
素晴らしいことです。
食後1時間値が180mg/dl未満、
食後2時間値が、140mg/dl未満、
なら合併症予防OKとされています。
従いまして、
『基本的に自分に合う健康食を自炊し、運動を適宜することで大丈夫でしょうか。』
これでよろしいと思います。
2017/10/15(Sun) 11:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
yuki yoshi さん
断食(絶食療法)には、様々な疾病に対して、改善効果があるとされてきました。
現時点で、理論的には断食によるケトン体高値で、臓器保護作用が期待できると思われます。
私自身、過去10回以上、断食や超少食療法をした経験があります。
一方、スーパー糖質制限食なら、ケトン体も高値になり、臓器保護作用も期待できますので、
今は、私は、断食や超少食療法はしていません。
断食(絶食療法)には、様々な疾病に対して、改善効果があるとされてきました。
現時点で、理論的には断食によるケトン体高値で、臓器保護作用が期待できると思われます。
私自身、過去10回以上、断食や超少食療法をした経験があります。
一方、スーパー糖質制限食なら、ケトン体も高値になり、臓器保護作用も期待できますので、
今は、私は、断食や超少食療法はしていません。
2017/10/15(Sun) 12:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
御忙しい中、ご意見ありがとうございます。
2017/10/15(Sun) 14:42 | URL | yuki yoshi | 【編集】
yukiyoshiさん、納豆はお嫌いですか?朝ではなく晩ご飯の時に納豆食べるといいよですよ。私は糖質制限をしてから晩御飯の時に納豆にめかぶを混ぜて水で戻した高野豆腐のサイコロ切りにかけて食べています。高野豆腐のサイコロ切りは電子レンジで2分間チンします。高野豆腐がご飯粒代わりのものです。納豆には精神を安定させる物質が含まれているようで深い眠りになるみたいです。ただ糖質制限をするとトータルの睡眠時間としては短くなるように思います。しかし決して寝不足のような状態で朝起きるわけでは無いようにも思います。いちどお試しください。
2017/10/15(Sun) 19:44 | URL | ジェームズ中野 | 【編集】
江部先生こんばんは
糖質制限食にとって、「めかぶ」いい食品ですね。
私も10年ほど前から、なるべく食べるようにしています。
めかぶの成分フコイダンが体にいいようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%B3
フコイダンは水溶性食物繊維といわれているようですが、1g当たりのカロリーが
0.32colと少ないので、私は不溶性食物繊維だと思っています。
マグロにかけたり味噌汁に入れてると、粘り気とうま味成分によりグンと美味しくなります。
今度、高野豆腐の上に納豆とめかぶをかけて食べてみたいと思います。
ジェームズ中野さん情報ありがとうございました。
めかぶ100g当たりの食品成分
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
エネルギー 11kcal
水分 94.2g
タンパク質 0.9g
脂質 0.6g
炭水化物 3,4g
食物繊維 3.4g
糖質制限食にとって、「めかぶ」いい食品ですね。
私も10年ほど前から、なるべく食べるようにしています。
めかぶの成分フコイダンが体にいいようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%B3
フコイダンは水溶性食物繊維といわれているようですが、1g当たりのカロリーが
0.32colと少ないので、私は不溶性食物繊維だと思っています。
マグロにかけたり味噌汁に入れてると、粘り気とうま味成分によりグンと美味しくなります。
今度、高野豆腐の上に納豆とめかぶをかけて食べてみたいと思います。
ジェームズ中野さん情報ありがとうございました。
めかぶ100g当たりの食品成分
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
エネルギー 11kcal
水分 94.2g
タンパク質 0.9g
脂質 0.6g
炭水化物 3,4g
食物繊維 3.4g
2017/10/15(Sun) 22:33 | URL | オスティナート | 【編集】
オスティナート さん
めかぶ情報、ありがとうございます。
めかぶ情報、ありがとうございます。
2017/10/16(Mon) 07:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ジェームズ中野 さん
ヘルシーな情報をありがとうございます。
ヘルシーな情報をありがとうございます。
2017/10/16(Mon) 07:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、お忙しい中回答していただきありがとうございます。
昨日と今日急激に冷え込み、熱を測ってみたら37.5℃と微熱あったので
糖尿病のsickdayかわからないですが、この二日血糖が乱高下していると感じています。
具体的な数値は以下です。初めてのsickdayなので、多めに測定しました。インスリンなし、薬なし。
今日の数値です。
すべて食べ始めから食べ終わりまでの時間は25~30分です。
昼食後(松屋カルビ定食ライスミニ160g)
食べ始めから1時間 食べ終わりから1時間
157 142
食べ始めから2時間 食べ終わりから2時間
170 126
食べ始めから3時間 食べ終わりから3時間
110 測定なし
夕食前(食べ始めから5時間)
80
夕食後(自炊,おかず普通、ライス160g)
食べ始めから1時間 食べ終わりから1時間
127 160
食べ始めから2時間 食べ終わりから2時間
168 151
食べ始めから3時間 食べ終わりから3時間
157 118
食べ始めから4時間 食べ終わりから4時間
112 82
食べ始めから5時間 食べ終わりから5時間
83 87
食後は10~15分軽め歩いてます。
食べ始めから2時間に最高値に達します。昼の時はすぐ下がったが、夜は食べ始めから3時間半後にやっと下がりました。4時間~4時間後にはやっと正常にもどりました。
もうすこし糖質減らして、ご飯100g一食にすべきかと考えています。もしくは玄米とブレンドして160g。
発病して7年になってもわからないことだらけです。。。
昨日と今日急激に冷え込み、熱を測ってみたら37.5℃と微熱あったので
糖尿病のsickdayかわからないですが、この二日血糖が乱高下していると感じています。
具体的な数値は以下です。初めてのsickdayなので、多めに測定しました。インスリンなし、薬なし。
今日の数値です。
すべて食べ始めから食べ終わりまでの時間は25~30分です。
昼食後(松屋カルビ定食ライスミニ160g)
食べ始めから1時間 食べ終わりから1時間
157 142
食べ始めから2時間 食べ終わりから2時間
170 126
食べ始めから3時間 食べ終わりから3時間
110 測定なし
夕食前(食べ始めから5時間)
80
夕食後(自炊,おかず普通、ライス160g)
食べ始めから1時間 食べ終わりから1時間
127 160
食べ始めから2時間 食べ終わりから2時間
168 151
食べ始めから3時間 食べ終わりから3時間
157 118
食べ始めから4時間 食べ終わりから4時間
112 82
食べ始めから5時間 食べ終わりから5時間
83 87
食後は10~15分軽め歩いてます。
食べ始めから2時間に最高値に達します。昼の時はすぐ下がったが、夜は食べ始めから3時間半後にやっと下がりました。4時間~4時間後にはやっと正常にもどりました。
もうすこし糖質減らして、ご飯100g一食にすべきかと考えています。もしくは玄米とブレンドして160g。
発病して7年になってもわからないことだらけです。。。
2017/10/16(Mon) 23:53 | URL | firefox | 【編集】
確かに以前までは夕食に納豆を食べていて眠れていた記憶があります。ありがとうございます。
2017/10/17(Tue) 00:23 | URL | yuki yoshi | 【編集】
firefox さん
朝食後、血糖値が上昇しやすい人、
昼食後、血糖値が上昇しやすい人、
雄食後、血糖値が上昇しやすい人、
といろいろあり、個人差があると思います。
ともあれ、食後2時間値が、140mg/dl未満になる糖質量を目指せばいいと思います。
朝食後、血糖値が上昇しやすい人、
昼食後、血糖値が上昇しやすい人、
雄食後、血糖値が上昇しやすい人、
といろいろあり、個人差があると思います。
ともあれ、食後2時間値が、140mg/dl未満になる糖質量を目指せばいいと思います。
2017/10/17(Tue) 09:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いろんな考え方があると思いますがどう思われますか?
https://ameblo.jp/hisayacchi/entry-12319426446.html
https://ameblo.jp/hisayacchi/entry-12319426446.html
にし さん
いろんな見解があるのは、そんなものと思います。
私の記事は、以下のケアネットの記事を参考にして書きました。
ケアネットの記事の見解に私も賛成です。
ケアネット
【炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇/Lancet】
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/44610
いろんな見解があるのは、そんなものと思います。
私の記事は、以下のケアネットの記事を参考にして書きました。
ケアネットの記事の見解に私も賛成です。
ケアネット
【炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇/Lancet】
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/44610
2017/10/18(Wed) 21:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
コメントありがとうございます。
糖質制限をされている皆さん、いろんな記事がありますが、良く読んで良く考えてしっかり自分で判断してください。
健康な人が極端な食事を長期続けると取り返しのつかない事になります。
病気がなければ従来のバランスの取れた食事に運動、これにつきます。
糖質制限をされている皆さん、いろんな記事がありますが、良く読んで良く考えてしっかり自分で判断してください。
健康な人が極端な食事を長期続けると取り返しのつかない事になります。
病気がなければ従来のバランスの取れた食事に運動、これにつきます。
2017/10/21(Sat) 08:41 | URL | にし | 【編集】
にし さん
人類は誕生以来、700万年間穀物は食べていません。
すなわち、狩猟採集時代は、人類皆、糖質制限食です。
それが1万年前の農耕開始後は、いきなり、「穀物食中心に糖質摂取比率50~60%」
という食事が普通となりました。
現代日本の、「糖質60%、脂質25%、タンパク質15%」という食事を、
バランスがいいと言っているのは、厚生労働省と糖尿病学会ですが、その根拠はゼロです。
700万年の人類の進化の歴史を考えると、
「糖質60%、脂質25%、タンパク質15%」という食事こそが、
極端に片寄った食事と言えますね。
人類は誕生以来、700万年間穀物は食べていません。
すなわち、狩猟採集時代は、人類皆、糖質制限食です。
それが1万年前の農耕開始後は、いきなり、「穀物食中心に糖質摂取比率50~60%」
という食事が普通となりました。
現代日本の、「糖質60%、脂質25%、タンパク質15%」という食事を、
バランスがいいと言っているのは、厚生労働省と糖尿病学会ですが、その根拠はゼロです。
700万年の人類の進化の歴史を考えると、
「糖質60%、脂質25%、タンパク質15%」という食事こそが、
極端に片寄った食事と言えますね。
2017/10/21(Sat) 13:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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