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日本人腎臓弱い「塩分とりすぎ、肥満注意」 日豪チーム。
こんばんは

ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000006-asahi-soci

にとても興味深い記事が掲載されました。

日本人腎臓弱い「塩分とりすぎ、肥満注意」 日豪チーム


という記事です。

血液中の老廃物を濾過(ろか)して尿を作る組織「ネフロン」の数が、
欧米人の平均90万個に対して、日本人は平均64万個しかないということです。
このようなことは、私は、全く知らなかったので、
びっくりしましたし、おおいに参考になりました。

こうなると、日本の糖尿人は、欧米の糖尿人に比べると
かなりキッチリ糖質制限食を実践しないと
将来糖尿病腎症になりやすいということになりますね。

ブログ読者の糖尿人の皆さん、くれぐれもご用心、ご用心。

肥満も腎臓に負担になるので、こちらも糖質制限食で減量がいいです。


江部康二


☆☆☆
以下はヤフーニュースに掲載された朝日新聞デジタルの記事の要約です。

【10/6(金) 1:39 配信 朝日新聞デジタル
日本人腎臓弱い「塩分とりすぎ、肥満注意」 日豪チーム

 日本人は欧米人より腎臓の機能が弱く、
慢性腎臓病になりやすいとする研究結果を日豪などのチームがまとめ、
2017年10月5日付の米科学誌に発表しました。

塩分の取り過ぎや肥満に注意ということです。

 血液中の老廃物を濾過(ろか)して尿を作る組織「ネフロン」の数が、
研究チームによると、
その数は20万~200万個と人種などで差が大きいとのことです。

チームは、国内の
①健康人、②高血圧患者、③慢性腎臓病患者
を、それぞれ9人ずつ、腎臓を調べました。
合計27名です。

推計すると、健康人は平均64万個、
高血圧患者は39万個、慢性腎臓病患者は27万個でした。

欧米人の平均90万個と比べると日本人は健康人でも
「ネフロン」の数が大幅に少なかったのです。

 日本人の腎機能が弱いのは、体格、腎臓ともに小さいためとみられます。
塩分の多い食事でより負担がかかるそうです。

チームの神崎剛・東京慈恵会医科大助教は
「ネフロンの数は出生時に決まっている。近年増加傾向の低体重で生まれる赤ちゃんが特に心配だ。
生活習慣に気をつけ、腎機能を継続的に調べる必要がある」
と述べています。 】
コメント
Dr.江部の提唱する栄養知識を学ぼう
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/hotnews/int/201710/553062.html
高志昌宏=シニアエディター
順天堂大学の岩田洋氏
 虚血性心疾患で経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)を行った糖尿病患者のその後の心血管死亡リスクは、ベースライン(PCI施行時)のHbA1cが6.5~7.5%だった患者が最も低く、5.5%未満の患者は9.5%以上の患者と同等のリスクだったと、第65回日本心臓病学会学術集会(9月29日~10月1日、開催地:大阪市)で順天堂大学循環器内科の岩田洋氏らが発表した。

 順天堂大学循環器内科では1984年から、PCI施行患者を前向きに登録するレジストリーであるJ-PACTを立ち上げている。この中から糖尿病合併症例を抽出し、予後に影響を与える因子の検索および予後とHbA1cの関連を検討した。

 対象は、2001年1月~2013年12月にPCIを施行した全3553例。追跡期間の中央値は6.29年だった。エンドポイントは、脳卒中を含めた心血管疾患による死亡とした。なお、経口ブドウ糖負荷試験を行っていない症例もあるため、糖尿病との定義は、インスリンを含めた糖尿病治療薬の投与、HbA1c 6.5%以上、随時血糖が200mg/dL以上のいずれかに該当した場合とした。

 糖尿病合併群(1329例)のベースラインの患者特性は28.1%が急性冠症候群で、高血圧合併74.1%、脂質異常症合併73.2%、喫煙26.8%、冠動脈多枝病変65.5%、複雑性(タイプC)病変54.6%などで、併用薬としてCa拮抗薬が39.1%、ACE阻害薬/ARBが55.0%、スタチンが58.5%で投与されていた。

 Kaplan-Meier法で推定した心血管死亡のリスクは、糖尿病非合併群に比べ合併群で有意に高率だった。HbA1cについて7.0%を境界とする層別解析を行ったが、7.0%以上の集団(1058例)と7.0%未満の集団(485例)で心血管死亡のリスクに差は見られなかった。

 またHbA1cを連続変数として、1標準偏差の上昇に伴う心血管死亡のリスク上昇をCox比例ハザードモデルを用いて評価したが、それでも有意な関連は認められなかった。これは、HbA1cの値と心血管死亡リスクが直線的な関係にないことを示唆する。そこで、HbA1cを1%刻みの集団に層別して、心血管死亡のハザード比(HR)を求めた。

 その結果、5.5%未満の集団に対して、5.5%以上6.5%未満ではHR 0.52(95%信頼区間:0.25-1.07、P=0.076、以下同様)、6.5%以上7.5%未満ではHR 0.34(0.16-0.73、P=0.005)、7.5%以上8.5%未満ではHR 0.63(0.29-1.38、P=0.248)、8.5%以上ではHR 0.71(0.33-1.54、P=0.384)と、HbA1c6.5~7.5%で最もリスクが低くなるJカーブ様を呈し、5.5%未満に比べて6.5%以上7.5%未満では有意なリスク低下となっていた。

 HbA1cの低い群で栄養状態が悪く、これが予後に影響を与えている可能性があることから、各群の体重やBMIを比較したところ、HbA1cが低い群の方が体重およびBMIは低値だったが、有意な群間差はなかった。ただし、高齢者の栄養状態の評価指標として提案され、血清アルブミンと身長、体重から算出されるGNRIは、5.5%未満群が他の群に比べ有意に低値だった。

 さらにヘモグロビン(Hb)値による層別解析では、糖尿病合併群でHb 12.4g/dL未満の集団では、心血管死亡のリスクがかなり高くなっていた。

 これらの検討から岩田氏は、「HbA1cだけを標的とした糖尿病のコントロールは心血管死亡を減少させない可能性があり、その要因の1つとしてHbA1c低下を目指した厳格な介入に伴う低栄養が考えられる。糖尿病患者の予後改善を目指した管理にあっては、血糖だけでない包括的な介入が必要だ」と指摘した。
2017/10/06(Fri) 18:16 | URL | sasak | 【編集
日豪チ~ムにグットですね!!
都内河北 鈴木です。

日増しに「糖質制限理論」が肯定されて行きますね!!

以前にもコメントして同感読者コメントもあったかと思いますが、
私の「糖質制限理論」食生活実践で即日理解できる事は、
「味付けが薄くなる」でしょうね。

この事からも本日記事内容には納得です!!

私も「糖質制限理論」食生活6年目に入り、気付けばストレスなくしていることが理解します!!

江部先生には、感謝つきません!!
ありがとうございます。
敬具
2017/10/06(Fri) 19:20 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: Dr.江部の提唱する栄養知識を学ぼう
sasak

日経メディカルの記事ですね。
ありがとうございます。


岩田氏は、「HbA1cだけを標的とした糖尿病のコントロールは心血管死亡を減少させない可能性があり、その要因の1つとしてHbA1c低下を目指した厳格な介入に伴う低栄養が考えられる。糖尿病患者の予後改善を目指した管理にあっては、血糖だけでない包括的な介入が必要だ」と指摘した。

岩田氏の指摘以外にも、
「ACCORD」で示されたように、糖質を摂取しての厳格管理群では、低血糖などにより、総死亡率が上昇したという事実があります。
2017/10/07(Sat) 15:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
味覚に敏感
糖質制限すると味覚に敏感になりますね。
薄味にしないと食べられなくなってしまいました。
お米に合わせた味付けって、濃い味になるんですね。
2017/10/08(Sun) 06:56 | URL | タビ猫 | 【編集
Re: 味覚に敏感
タビ猫 さん

同感です。
自然に薄味になり、素材の味覚を堪能できるようになる気がします。
2017/10/08(Sun) 08:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
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