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1型糖尿病。スーパー糖質制限食で8年間インスリンフリー。
こんにちは。

小福さんから『糖質制限スーパーで1型陽性でもHbA1c:5.4%』
という大変嬉しいコメントを頂きました。
貴重な体験報告をありがとうございます。

1)
1型で8年間、インスリンフリーとは素晴らしいです。
しかもHbA1cはずっと5.6~5.9%でコントロール良好であり、
スーパー糖質制限食のポテンシャルはすごいですね。
フリースタイルリブレ装着で血糖値をモニターして、
HbA1c:5.9→5.6% も見事な改善です。

2)
1型糖尿病で、1gの糖質が5mg血糖値を上昇ですが、
コンビニの糖質制限パン(1個糖質2.2g)で30mg血糖値上昇!
これは、他の読者さんのコメントでも時々あります。
表示が最初から間違っているというより、
製品のロットのバラツキによるものと思います。
私の監修する製品は大丈夫とのことで、嬉しい限りです。

3)
IPDがどのていど、抗GAD抗体の減少に有効かは
まだまだ良くわからない段階です。
ただ害もほとんどないので、主治医とよく相談されて許可がでれば、
試してもよいかと思います。
ただ、8年間、内服薬なしでインスリンフリーなので、このままいけそうな気もします。
他にも、スーパー糖質制限食で、1型なのに内服薬なしでインスリンフリーの人はおられます。


江部康二


【17/10/02 小福
糖質制限スーパーで1型陽性でもhba1c5.4
8年前より糖質制限続けています。
先生のブログにたどり着けたおかげで今の自分があると感謝しています。
ありがとうございます。
現在、高雄病院通院中です。
今回お伝えしたいこと、ご教授いただきたいことが3点あります。

1.糖質制限食によりHBA1Cが優秀であったため見過ごした隠れ1型陽性について
  今年4月、心電図の異常値と右目の動揺視で脳のMRIを受けましたが、
脳と目に異常ありませんでした。
 心臓だけ、運動負荷検査から検査が進み、今度RI検査を受ける予定になっています。
 精密検査中に病院で食後高血糖の話をしたところ、
血液検査でGAD抗体の項目まで調べてくださいました。
 GAD抗体が29.7なので、1型陽性だと言われました。
  7年前に炭水化物量×5血糖値があがることを知ったときは1型ではなく、
痩せているからだと思っていたのですが、実は1型糖尿の影響なのだと知りました。
 緩徐進行型の1型です。
 糖質制限食でHBA1Cが5.6以下に抑えられていたために、
健康診断でひっかかることがなく、糖尿病ではないと診断され、
隠れ1型であることを気づかずに過ごしていたのです。
 今回の体調不調により、
今まで知らなかった1型陽性がわかるGAD抗体の存在を知ることができました。
 糖質制限をしているのに、何故かHBA1Cが緩やかに上昇していく中、
「糖質制限が耐糖能を悪化させる」というネット情報に惑わされ
このまま糖質制限を続けていいものか悩んだ時期がありました。
 それでも信じて糖質制限を続けていたおかげで
緩徐進行型の1型陽性であるにも係わらず
薬も注射もせずに済んでいる事実に感謝いっぱいです。
 この事実は、ブログをご覧の方にも知ってもらえたらと思いました。
 2型だと思っていたのが、実は私の様に緩徐進行型の1型の可能性もあります。
 GAD抗体を調べ、
早期に知ることで自分の体を更に労わることができるのではないかと思います。

2.有名な糖質オフ商品で食後高血糖を起こしていたという情報
 今年4月GAD抗体が陽性なことを知り、
糖質制限をしているのにHBA1Cが5.6⇒5.9に推移していく事実を
1型のせいだと諦めかけておりました。
 同時に、24時間血糖値管理ができるフリースタイルリブレを装着することにより
1日の血糖値の変動を調べることにしました。
 装着まで知らなかったのが、朝は何も食べなくても120くらいまであがっていたこと。
 そこから糖質制限食を食べても基本が上げ底なため、振り幅が少なかった事実です。
 それから、もう1つびっくりしたのが、
コンビニで販売されていた糖質2.2gのパンで血糖値が30上昇していたこと。
 2.2gだと思っていたので、今まで2個とサラダやおでん、
スープなどと食べていましたが、2つ食べたら60上昇で、すでにアウト・・・。
 炭水化物量×5上昇しますので、表示が約3分の1の様です。
 それから怖くて5gの方も食べておりません。
 血糖値センサーをつけてから、今までの食事を改めて見直せるようになりました。
 そして先日の血液検査でHBA1C5.9⇒5.4に改善です。
 約4ヶ月実践の結果です。
 こちらも、私の様に糖質オフの表示を信じて食べている方がいらっしゃったらと思い、
個人的なデータですが、こういうこともあると情報として共有させていただきます。
 なお、江部先生の糖質制限の粉で作ったピザは、
表示通りだけでなくとても美味しかったので、お伝えいたします。
 生地を6等分し、伸ばして食べれる状態で、冷凍保存していますが、
トースターでふんわりついつい2枚目に手を伸ばしたくなるお味で、
明日また食べれるのが楽しみでなりません。
 もう少しお値段が・・と、贅沢を言ってはバチが当たりますね(笑)
 大切に食べたいと思います。

3.IPDアレルギー薬を内服するには?
 先生のブログで以前IPDアレルギー薬が
初期の1型糖尿のすい臓保護に有効であるとお見かけし、
私は緩徐進行型の1型なので、
もしかしたら今からでも何か効果があるのではと
高雄病院で主治医へ処方いただくように話をしたら、
ご存知なかったようで、先日は処方していただけませんでした。
 主治医の先生がおっしゃるには、
「あなたはまだ内因性のインスリンが残ってるからそんなに焦らなくてもいいのでは?
また、確認しておきます」とのこと。
 糖質制限のおかげで8年経った現在も1型陽性でありながら
HBA1C5台という結果ですが、
やはり先のことを考えると打てる手は打ちたい。
1日でも早く保護できるならしたいという思いは強くもっております。
 高雄病院まで遠く、なかなか行くことができません。
 まだ私にも望みがあるのであれば、
すぐにでもIPDアレルギー薬を処方いただきたいのですが、
どのように思われますでしょうか?
 また内服することで将来注射をしなくても大丈夫になるのでしょうか?】
コメント
糖質制限を始めて11年になる看護師です。本日町内会婦人部の大会があり仕事を休んで出席してみました。その講演で講師の方が沖縄の男性の寿命が短くなったのはアメリカの食事、肉と脂肪を…とのべられたため、講師の先生が帰ろうとされてい所に脂肪と肉について江部先生のブログを読んでみてくださいと書いて渡しました。どうか読んでくださいますようにm(__)mそして正しい知識を普及してくださいますようにと念じました。
2017/10/04(Wed) 18:05 | URL | kure | 【編集
Re: タイトルなし
kure さん

講師の先生が、「頭が自由な人」だったらいいですね。
2017/10/04(Wed) 20:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限食と創作料理
江部先生こんばんは
「頭の自由な人」オスティナートです。

巷にあふれる創作料理のレストラン。
しかし、アレンジ料理や、アイディア料理がほとんどのようです。
料理雑誌や他の店のパクリも結構あります。

ところが糖質制限料理は別です。

今まで修業したことや経験、既存の調理法そして食材すべてにわたり
ゼロに戻して考え直さなければなりません。
糖質制限料理こそ本当の創作料理でしょう。

創作とは発明の元です。
糖質制限料理は究極の創作料理で、
つまり発明なのです

糖質制限食はこれからどんどん開発(発明)されていくと思います。
糖質セイゲ二ストのみなさんもう少しお待ちください。

食品に関する特許出願に関し、弁理士のアドバイスを受け、
考えさせられ投稿しました。

2017/10/04(Wed) 22:22 | URL | オスティナート | 【編集
Re: 糖質制限食と創作料理
オスティナート さん

「糖質制限料理こそ本当の創作料理でしょう。」


発明創作料理、期待してます。
2017/10/06(Fri) 08:02 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖アルコールと人工甘味料
江部先生こんばんは

食品としての甘味料や、既存添加物としての甘味料、
そして人工甘味料や合成甘味料など、
webサイト上でもあいまいな表現が多く、迷っています。

糖アルコールは、天然に存在する甘味料であり、人工的に合成される場合もある。
について、
こちらのサイトを参考に考えてみました。
<低エネルギー糖質甘味料・エリスリトールの体内代謝と食品への応用
奥 恒行>
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi1941/56/4/56_4_189/_article/-char/ja/

抜粋

【エリスリトールはブドウ糖に酵母を作用させる発酵法で作られる。
エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなどの単糖アルコールは自然界に存在しているが、
二糖のマルチトール、ラクチトール、パラチニットは、現在のところ、天然の食品には見出されていない。
糖アルコールは通常摂取する糖質に水素添加して作るので、アスパルテームやサッカリンなどとは異なり、人工甘味料とはいわない。】


上記を参考に私なりに整理してみました。
間違いないでしょうか。

※人工甘味料とは、天然に存在しない甘味成分を人工的に合成して作った甘味料で合成甘味料ともいう。

※天然甘味料(既存添加物)糖アルコールは、天然に存在する甘味料であり、人工的に合成される場合もある。
例外として、現在のところ、天然の食品には見出されていない糖アルコールで二糖の、マルチトール・ラクチトール・パラチニットは、通常摂取する糖質に水素添加して作るので、アスパルテームやサッカリンなどとは異なり、人工甘味料とはいわない。

先生のお考えをお聞きしたく投稿しました。
よろしくお願いします。
2017/10/08(Sun) 20:12 | URL | オスティナート | 【編集
Re: 糖アルコールと人工甘味料
オスティナートさん

奥 恒行 先生の論文の情報をありがとうございます。
参考になります。

『摂 取 したエ リスリ トールの90%が 未代 謝の まま尿 中へ排 泄 され,10%が 直接代謝 され るとすれば,有 効エネルギー量
は単純計算 で砂糖の10%,つ まり0.4kcal/gに なる。更 に,小 腸で吸収 されなかった10%以 下のエ リスリ トールは大腸 で発酵 を受 けるので,そ のエ ネルギーは約 半分 に減少す る。つ ま り,エ リスリトールの有効エネルギー量 は,約0.2kcal/gと 計算 される。厚 生省は栄養改善法一部改正 に伴って,各 単糖及 びオリゴ糖のエネルギー換算係数 を提示 しているが,エ リスリ トールのエ ネルギー換算係数 は小数点1位 を四捨五入 して0 kcal/gとした。』


奥 恒行先生のご指摘通りと思います。
0.2kcal/gも、腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」なので、極小のエネエルギーはあっても、血糖は上げません。


『マルチ トール,ラクチトールな どの難消化性糖アルコールや オリ
ゴ糖も同様 に,血糖値並 びに血 中インス リン濃度を上昇 させない。』


しかし、こちらは、違うと思います。
マルチトールやラクチトールは砂糖の半分くらい血糖をあげると思います。
フラクトオリゴ糖と乳果オリゴ糖は血糖値を上げませんが、
それ以外のオリゴ糖はあるていど血糖値を上げると思います。


「※人工甘味料とは、天然に存在しない甘味成分を人工的に合成して作った甘味料で合成甘味料ともいう。」

私もそう思います。


「※天然甘味料(既存添加物)糖アルコールは、天然に存在する甘味料であり、人工的に合成される場合もある。
例外として、現在のところ、天然の食品には見出されていない糖アルコールで二糖の、マルチトール・ラクチトール・パラチニットは、通常摂取する糖質に水素添加して作るので、アスパルテームやサッカリンなどとは異なり、人工甘味料とはいわない。」

私もそう思います。
2017/10/09(Mon) 11:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
マルチトール
江部先生コメント有難うございます。

1981年の論文ですが、こちらも参考になります。

マルチトールの分解におよぼすマルトースならびに食餌の影響
奥 恒行, 金 順姫, 細谷 憲

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1949/34/2/34_2_145/_article/-char/ja/
2017/10/09(Mon) 12:48 | URL | オスティナート | 【編集
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